2年次総合的な学習の時間(FTⅡ・PSⅠ)全体発表会:3/23(木)

 2年次総合的な学習の時間で1年間取り組んできた研究の、全体発表会を行いました。今年度は普通科各分野の代表班8班と、総合学科の代表3名がPSⅡに向けての中間発表を行い、とても見ごたえのあるものになりました。また、国立教育政策研究所国際研究・協力部総括研究官の沼野太郎先生から全体の講評を頂きました。1年次は次年度の授業に、2年次は進路探究に向けて、よい刺激になったのではないでしょうか。

国立教育政策研究所 国際研究・協力部 総括研究官 沼野 太郎 先生からご講評をいただきました。

 講評では,今回の発表ではユニークな切り口の発表が多かったとの感想をいただいた上で,予測可能な研究からは新しい成果を得ることが難しいので,失敗を恐れず,失敗を楽しんで研究に挑んで欲しいとのご助言をいただきました。
 また,一般的な社会科学系の研究の進め方についてわかりやすくご説明いただきました。
 以下が,その概要です。
 1 自らが面白いと感じたテーマを見つけること
 2 先行研究の有無についてリサーチすること
 3 仮説を立てたうえで文献調査,聞き取り調査など調査研究を行うこと
 4 研究結果を基に仮説の検証を行うこと
 さらに,研究をまとめる際には,他者が理解しやすい資料をつくることや,インターネットの情報を参考文献として使用する場合は、記載されている情報をきちんと検証した上で、最後にアクセスした日も明記することなどのご助言もいただきました。
 沼野先生,お忙しい中,ご来校いただき本当に有り難うございました。

発表を行って(FTⅡ:物理班)

 私たちは、太陽系の惑星、生命の生存条件、生命が存在可能な惑星に着目し、近隣惑星、主に火星と金星への移住シミュレーションについて研究しました。同じ太陽系の惑星でも、比べてみると相違点が多々あり、生命生存条件が不可能に近いものから可能性のあるものまで、様々な考察ができました。1年間課題研究を行い、今まで知らなかった事柄も学ぶことができ、とても良い経験になりました。また、情報収集の難しさをあらためて感じ、まとめ、発表やレポートの作成などの経験は将来の役に立つと思いました。
 全体発表では参観に来た中学生の皆さんからたくさんの質問をしていただき、研究不足をあらためて実感すると同時に、新たな課題も見つけることができました。多くの人の前での発表はとても緊張しましたが、とても良い経験になりました。

発表を聞いて(1年次:総合学科)

 今回の発表を聞いて、それぞれのグループの発表は、これまでの先輩方の努力が感じられました。生徒や教員、見学に来た田子中学校の方々からも積極的な質問があり、特に中学生の方々には宮城野高校の魅力が伝わったのではないかと思います。最後に講評をいただいた、沼野先生のお話は、私たちがこれから研究を進めていくうえで、今すぐ参考にしたいものばかりでした。特に、ネットから引用する場合は日付まで記載するというアドバイスは初めて聞いたもので、驚きました。私たちも新年度の研究に向けて先輩方を目標に頑張っていきたいと思います。

2年次総合的な学習の時間(FTⅡ・PSⅠ)全体発表会