学科紹介

総合学科

未来の扉を開こう

皆さんは総合学科と聞いてどのようなイメージを持ちますか?普通科・美術科と並び設置される進学型の総合学科は全国でも珍しく,本校は開校当時から「課題探究」を核とした総合的な学びに取り組んできました。現在でも,自ら掲げた高い目標を持った生徒が集う学科として,県内外から注目されています。また昨年度からは,総合学科の独自性をさらに強め,「未来デザインプロジェクト」と称する新たな取り組みを始めたところです。
 中学校と高校の大きな違いは,学ぶ内容の量と質が一気に高まることにあります。しかし宮城野高校では,そのような与えられる学びに加え,自分たちで求め解決する力を伸ばします。例えば,多くの皆さんが訪れる文化祭(例年2,000人超!)。とても人気があり,クオリティの高さにも定評がありますが,その秘密は企画から運営に至るまで,すべてを生徒自身が行うことにあります。200名もの生徒が協力して作り上げる祭りは,中学校では得られない面白さとエネルギーに充ち満ちています。実は勉学も同じです。総合学科の2年~3年次にかけて取り組む課題研究は,80名の生徒一人ひとりが,自分で見つけ出したテーマを探究して生み出します。皆さんもぜひその成果物をご覧になってみてください。
 グローバル化が急速に進展し,世界の問題が国内の課題と直接的に結び付いてくる現代社会においては,さまざまな問題の解決に向けて,積極的かつ創造的に未来を切り拓く人材が求められます。宮城野高校の総合学科では,3年間の学びを通して,教科的な学力にとどまらず,課題探究力や発信力,そしてコミュニケーション力などを身に付けることで,さまざまな課題に立ち向かい,未来の社会に貢献できる人材を育てています。
 あなたは,自ら疑問を持ち,調べ,そして自信を持って語れるような高校生にあこがれませんか?そんな力を持ちたいと願う中学生の皆さん,「宮城野高校総合学科」でともに学び,未来の扉を開きましょう。

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美術科

「美術が好き・・・」すべては、ここから始まります。

 創作活動が大好きで、もっともっと色々なことにチャレンジしたい!という人に、宮城野美術科では充実した環境が用意されています。
 それだけではなく「私は何のために作るのか?」という美術に向かう根本的な姿勢も学んでもらいます。技術的に優れた、いわゆる上手な作品を作り出すことだけが、美術の目的ではありません。作品制作を通して、現代社会における様々な諸課題に向き合う姿勢や想像力を身につけることも大切にしています。
 美術を志す県内各地から集まった仲間とともに、様々なことを体験できる宮城野美術科で、夢中になって創作活動に取り組む充実した高校生活を送ってみませんか!

美術科ホームページ

ブログ

学校行事

令和5年度 第2回探究道場を実施しました

 12月23日(土)に本校にて第2回探究道場を実施しました。

 探究道場とは、本校生徒がスタッフとなり、探究活動に興味を持つ中学生のみなさんが意見を出し合いながら課題解決に取り組むという活動です。探究活動を通じた交流の場を構築することを目的に講義や実習を行うもので、昨年度からスタートし、今年度は今回が2回目の開催となります。

 今回は「転がしプロジェクト」と題し、タイヤを素材や形を工夫して制作することで、そのタイヤを取り付けた車の模型をできるかぎりゆっくりと坂を下らせることに挑みました。

 摩擦力や空気抵抗といった難しい内容が探究テーマでしたが、活動終了時間まで夢中で活動を続ける中学生が見られ、大変盛況でした。

 参加してくださった中学生のみなさん、保護者の方に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 探究道場は来年度も開催する予定です。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

 

学校部活動の地域移行に関する意見交換会

学校部活動の地域移行に関する意見交換会

東北放送ニュースリンクはこちら

11月30日(木)学校部活動の地域移行に関する意見交換会が、宮城県庁開催されました。

宮城県高等学校文化連盟会長である、早坂重行校長先生が出席されました。教員の働き方改革の一環として捉えることができる第一歩です。

本校には部活動はありませんが、宮城県高等学校文化連盟事務局として今後の展開に注目していきます。

令和5年度「第2回探究道場」のご案内

今年度第2回目の「探究道場」のご案内です。

本校の生徒がみなさんと一緒に探究テーマに取り組みます。
中学生のみなさん,ふるってご参加ください。
詳細はこちら(第2回 探究道場案内.pdf)をご覧ください。

開催日時:令和5年12月23日(土) 9:45~12:15(予定)

場所:宮城県宮城野高等学校

探究テーマ:「 転がしプロジェクト」

申し込み受付期間:令和5年12月1日(金)~12月15日(金)まで

申込み方法:下記申込ページからお申し込みください。

      https://forms.office.com/r/61fDE6itiN

 

「リラックスマインドフルネス~集中力アップ講座」が行われました。

11/10(金)宮城野高校放課後講座として「リラックスマインドフルネス~集中力アップ講座」を行いました。

秋田を拠点にマルチな活動をされている栗林聡子さんをお招きし、事前申し込みのあった生徒30名ほどを対象に実施されました。

受講した生徒からは、

「心の整え方について、実際体験しながら、知ることができた。自分なりに気持ちが整う方法を考えることもしてみようと感じた。ボディスキャンは是非ともやりたいと思った。」

「共テ前に聞けてよかったです。マインドフルネスで乗り越えます!!」

「今回のお話を聞いて少し目が潤んでしまいました…『自分が一番味方にならなきゃいけないんだな…』と感じました。」

などの感想が寄せられました。

栗林聡子さん、お忙しい中ありがとうございました。

 

   

  

公開授業研究会が開催されました

 宮城野高校では、11月8日(水)に「公開授業研究会」が開催され、他校からの参加者を含めて約80名の教職員が集まり、研鑽を深めました。

 研究授業は、「ICTを活用した学び」、「探究的な学び」、「教科・領域横断的な学び」の3系統で計9件でした。いずれの研究授業も入念に工夫されており、生徒たちが生き生きとした表情で学ぶ様子が見られました。

 午後は、元花巻北高校長・下町壽男先生をお招きしての基調講演と、午前中の研究授業に関する分科会が行われました。基調講演で下町先生は、①コンピテンシーとは何か~育てたい生徒像を共有する~、➁学校教育におけるウェルビーイング、③評価について、④主体的・対話的で深い学び、の大きく4つの柱でお話をされました。「教育のミッションは幸福度をあげること。生徒が主体的に学ぶためには対話の時間や、他者へのやさしさ(共感)を持つことが必要」という言葉が印象的でした。

 分科会は、研究授業の3系統に分散して実施されました。どの分科会でも活発な意見交換が行われました。

 

第27回宮城県宮城野高等学校卒業制作美術展「BOUQUET」

毎年恒例の卒業制作展が始まりました!

今年のテーマは「BOUQUET」。

「一人ひとりが一輪の花であり、私たちの個性を表しています。入学以来、日々積み重ねてきた努力がつぼみになり、ついに花開きました。そしてここ宮城野美術科でともに励ましあった仲間たちは大きくて華やかな花束になったのです。このテーマには今まで支えあってくださった方々にプレゼントできるようにという意味が込められています。」(テーマについて)

11月7日(火)~11月12日(日)(最終日は17:00まで)仙台市宮城野区文化センターにて、開催しています。ぜひご覧ください!!

令和5年秋の火災予防運動 宮城野高校×宮城野消防署 トリックアート「救出せよ」

11月9日(木)から15日(水)まで、秋の火災予防運動を行います。

 その取り組みとして、宮城野消防署と連携し、トリックアートパネルを制作しました。テーマは「救出せよ」。

 火災が発生した高層ビルを想定して、はしご車のバスケットから救助を行うシーンを描きました。実際に左側のバスケットに立ち手を伸ばすと、火災現場さながらのイメージが再現します。写真を撮影すると、炎や煙のリアルさがさらに臨場感を引き立てます。ぜひ皆さんも体験してみてください!

会場:仙台市宮城野区文化センター

期日:10月25日(水)~11月19日(日)

※KHB東日本放送の取材を受けました!

 映像はこちら!

 

株式会社グリーンハウザー50周年記念事業 宮城県宮城野高等学校PTA主催壁画アート制作

4月1日(土)から開始した壁画アート制作ですが、11月4日(土)に完成しました!

天候不良等で中止する場面もありましたが、全10回で完成することができました。

これまで参加継続してきた生徒ボランティアの皆さん、昼食等のお世話をしてくださったPTA役員の皆さん、全体サポートをいただいたグリーンハウザー社員の皆さん、本当にありがとうございました。

この壁画作品は、仙石線中野栄駅から多賀城駅の間、車窓よりご覧いただけます。

(株)グリーンハウザーのホームページ

 

探究発表会(ゼミフェス)が開催されました

<探究発表会(ゼミフェス)>

 本校では、昨年度10月に「未来構想ゼミナール」(以降ゼミ)を開講しました。生徒一人一人の興味・関心に添えるように4系統12分野に分かれ、各々が主体的に活動できるように講座が開設されています。そしてこの度、8月30日に、活動の集大成となる探究発表会(通称ゼミフェス)を開催しました。私たちが「ゼミフェス」と呼ぶように、発表の形態はそれぞれのゼミが工夫を凝らして特色を出せるように、極力縛りを外すようにしました。ポスター発表をするゼミ、パワーポイントで発表するゼミ、作品を展示して解説するゼミ、模擬授業を展開するゼミ、音楽を演奏するゼミ、演劇を披露するゼミというように、様々なスタイルで自分たちが探究活動を通して得た学びを視聴者に伝えようと努めていました。そして、他校5校を招待して発表をしていただき、視聴した生徒たちは刺激を得ていました。これからもお互いに切磋琢磨して、より高いレベルの探究学習を目指してもらいたいと思います。

今回のゼミフェスには、外部からお招きした6名の講師の他、これまでの活動でお世話になった方々、県内高等学校の先生方、保護者など多くの方々に参観していただきました。これからも多様な観点からご意見を承り、より一層本校の教育活動を発展させていければと思います。

文化祭が開催されました!

令和5年7月14日(金)、15日(土)に文化祭が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?年ぶりの宮城野祭一般公開!悪天候にも関わらず、来場者2000人超えの大盛況でした!!一般公開開始数分後には、1階廊下が沢山の人で賑わっていて、雨に負けないくらいの活気で溢れていました。各ホームの出し物、ステージ発表など、どれも面白いものばかりで、来場者も生徒も皆、疲れるほど楽しみました。

来年の宮城野祭も絶対最高の文化祭になること間違いなしです!!!最高!!

(26H 情報ボラ) ※以下「ボラ」とはボランティアの略です。

 

 

 

 

 

 

今年は一般公開が無事行われたので、他校の友達を呼んで一緒にまわったり、家族が総出で見に来たりと楽しい文化祭となりました。食品模擬店の売れ行きが非常に好調で、早くも1時間足らずで売り切れになった店もありました。

写真はファッションショーを行ったspiceという団体です。文化祭のファッションショーは宮城野高校の伝統となっています。服に興味のある方は是非、宮城野高校のspiceに入って一緒に文化祭を盛り上げませんか?

(24H 情報ボラ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度は四年ぶりの一般公開である上、飲食も可能でありとても賑わいのある文化祭となりました。

クラスやサークルなどのお店は生徒主体で営業されたため、アイディアが素晴らしい店や、ユニークで面白い店がたくさんありました。

開会式・閉会式は思わぬサプライズがあったり、ダイジェストで文化祭の振り返りを見れたりと、充実したものとなりました。楽しく終われた文化祭ですが、来年度はこれをもっと超えるくらい良い文化祭を創れるといいなと思いました。(23H 情報ボラ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年惜しくも叶わなかった一般公開を、ついに実現できたことが最も大きなことだと思います。食品関係の模擬店も出され、文化祭で食べ物を買って食べている事実をしみじみと感じました。私は文化祭ボランティアチーフという立場でしたが、文化祭はあっという間で、本番の2日間に限らず準備からとても濃い時間を過ごすことができました。仕事上、体育館から出ることができた時間は短かったですが、ダンスや歌唱などのステージ発表も感動するものばかりで、この文化祭をみんなで作り上げることができたのがとても嬉しかったです。(22H 情報ボラ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通科

 普通科へようこそ

 皆さんは、高校で学ぶことの意味を考えたことがありますか?多くの場合、その先の道を見つけるため、と答えるかもしれませんね。
 普通科の「普」は、「あまねく」や「広く」の意味を持ちます。文字通り、あらゆる進路に対する自由度が大きいコースです。普通科生徒の多くは、四年制大学進学を希望しますが、憧れの仕事に就くために専門学校を選ぶ生徒、公務員等の就職を選ぶ生徒もいます。その意味では、誰にでもあてはまる一般コースと言えるでしょう。
 学校生活においては、生徒が中心となって企画・運営する「運動祭」や「文化祭」の中心的役割を担うのも普通科の特色です。生徒どうしでコミュニケーションをとりながら、苦しみや喜びを分かち合い、大きな行事を成功させる体験は、何物にも代えがたい本人の財産となります。また、入学までに打ち込んできた習い事を続ける生徒も少なくありません。2年次までの放課後は、自由裁量の自分自身の時間にあてることができます。自分たちでサークルを立ち上げ、仲間と楽しく放課後の活動をしている姿もあちこちで見られます。加えて、外部講師を招いた幾つかの講座、教員による放課後講座、ボランティア活動など、自分の進路を見つけるヒントがあふれている学校なのです。
 高校時代というのは一生を左右するような出会いがある時代です。それは一人の友人か、一冊の本か、一人の教員かもしれません。大切なのは、自分の道を見つけようとする意欲と行動力です。本校の教育目標にある「個性重視と自己管理」がこれにあたります。なりたい自分になるためのサポートを、本校では皆さんとじっくり話し合いながら進めていきます。
 仙台にゆかりのある文豪、魯迅は次の言葉を遺しました。
  「後ろを振り向く必要はない。あなたの前にはいくらでも道がある。」
 本校普通科で、自分だけの道を見つけてみませんか。意欲あふれる皆さんの入学を心からお待ちしています。