1. 省エネ政策提案型パブリックディベートコンテスト優勝

投稿日時: 2020/01/16 管理者04

 1月12日(日)に東北大学(川内北キャンパス)で開催された「省エネ政策提案型パブリックディベートコンテスト」(主催:東北経済産業局)において、本校(ディベート・サークル)が、決勝戦で仙台一高を破って、優勝しました。

 この大会は、「省エネルギーと豊かな生活を両立するライフスタイルの普及を実現する政策」を、対戦する2チームがそれぞれ提案し、意見交換を経て、よりよい政策にしていく討論です。東北地方では今回初めて開催されました。青森・岩手・宮城・山形・福島の東北5県から中学校6校と高校8校のチームが集まり、中学生の部・高校生の部それぞれで、トーナメント方式で試合が進められました。

 本校は、1年生2名と2年生1名の計3名のチームで試合に臨みました。「一般家庭における使用電力の6%を占めるとされる待機電力を半減するため、部屋ごとの使用電力量・料金・過去との比較を表示できるパネルを1軒に1台設置するとともに、今後の新築家屋には、どうしても待機電力が必要な家電専用のコンセントXの新設を義務づけ、外出時にはコンセントXを除いて全通電を簡単に切断できる仕組みを導入する」という政策を提案しました。節電の意欲を全国民に喚起できるメリットなどが評価されて、連勝しました。

 今回のディベートは、対戦する両チームが互いに問題点を指摘しあい、よりよい政策に高める姿勢で取り組む点で、従来の典型的なディベート試合とは異なっており、そのためか、いずれの試合も和やかな雰囲気で行われました。決勝戦の勝敗は会場に集まった聴衆による投票で決まり、宮城野高校チームは6割の票を集めました。

 全試合が終了した後は、省エネの専門家も交えてオープンな談話の時間が設けられ、中・高の垣根を越えた建設的な意見交流が活発に行われて、たいへん実り多いイベントとなりました。

 応援していただいた皆様、ありがとうございました。

※1月13日(月)河北新報朝刊にも記事掲載あり
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202001/20200113_13022.html