令和7年度 学校長挨拶

令和7年度 の学校長挨拶 アカデミック、ART、デザイン、そしてデジタル・エンターテイメントで「さらに自由な学び」を加速していきます

宮城県宮城野高等学校  校長
宮城県高等学校文化連盟 会長
         田渕 龍二

本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 平成7年4月に開校した本校は創立31年目を迎えました。開校時には「教育改革のパイロット的役割を果たす学校」として注目を集め、それ以来、常に時代の変化を先取りする教育改革の推進を意識してまいりました。そのような本校では「宮城野・・・ここでは一人ひとりが輝きます」というテーマのもとに、「自他のしあわせ」の実現を目指し、個性と自由を尊重する生徒たちが自律した学習に励んでいます。

 本校の大きな特色は「自由」であることと「未来志向」であることです。創立以来の「自由な学び」をバックグラウンドとして、「未来構想ゼミナール」という探究活動を重視して学習しています(令和6年3月にはこのゼミナールの一分野である「国際・語学ゼミ」における学習成果が高く評価され、アートマイル国際協働学習プロジェクトにて外務大臣賞を受賞しています)。

 そのほかに、STEAM教育、教育DX(「DXハイスクール」「リーディングDXスクール」)などを加えながら、さらなる「自由な学び」を推進しています。

 その一端として、昨年度、デジタルハリウッド大学を経営するデジタルハリウッド株式会社と連携協定を結び、デジタルクリエイティブの学習活動を進めているところです。更に今年度は、株式会社ネットアドバンスが提供するジャパンナレッジSchool(学習に役立つ辞書事典、参考書、新書、文庫、雑誌、統計資料、地図などを一括検索・閲覧できるインターネットサービス)を本格的に導入し、信頼できる情報をいつでもどこでもオンラインで利用できるようになりました。また、アニメーション制作会社の株式会社MAPPA仙台スタジオのクリエーターの方々に、アニメ制作にまつわる特別講義をしていただいております。

 東北大学、東北生活文化大学、宮城教育大学等との高大連携に加え、このような企業との連携も活用し、アカデミック、ART、デザイン、そしてデジタル・エンターテイメントの分野を充実させ、宮城野高校のさらなる「自由な学び」を加速してまいります。