生徒の活躍
国際・語学ゼミナールで、サウジアラビアに壁画を発送しました
国際・語学ゼミナールで取り組んでいる「アートマイル国際協働学習プロジェクト」で、今年はサウジアラビアと気候変動について議論を深めてきました。
サウジアラビアの石油のリサイクル、砂漠における都市化による動物の生態系の危機、植林などの議論から、ニューエネルギーとしての植物発電への関心、サボテン等のCAM植物が持つ独特な光合成について関心が高まり、それを1.5m×3.6mの壁画に表現しました。
半分まで日本で描いたものをサウジアラビアに送り、サウジアラビアで半分を仕上げることになっています。壁画の題名は、”The symbiosis of human and nature” (人と自然の共生)です。
全国英語ディベート大会に出場しました!
12月21~22日、岡山大学で行われた全国英語ディベート大会に生徒有志6名が初出場しました。「日本政府は原子力発電を止めるべきである」というトピックで、全国の高校生と2日間で6試合(1試合40分程度)を戦ってきました。
初めての挑戦に果敢に取り組んだ6人の皆さん、お疲れ様でした。
『国際開発ジャーナル』誌に本校生が出場した全国国際理解教育研究大会(8月)の様子が掲載されました
国際協力、ODAに関する専門誌である『国際開発ジャーナル』誌に、全国国際理解教育研究大会(8月)で発表した3年生泉さんの記事が掲載されました。
本校で2022年から始まった国際・語学ゼミナールの活動の経緯、その中から生まれた泉さんの問い、その深まりについて書かれています。雑誌は書店で販売されているほか、本校図書館にも展示しましたので、宮城野生は是非読んでみて下さい。
掲載紙表紙はこちら⇒ 国際ジャーナル表紙.pdf
インドネシアの高校生と「英雄像」について比較する授業を行いました
11月8日に行われた公開授業で、美術科1年生とインドネシアの高校生が古典の「平家物語」を題材に互いの国の「英雄像」について比較する授業を行いました。
日本から「平家物語」の『木曽の最期』の場面をスキットにして表現し、その後、互いの国の英雄像について英語で発表し合いました。授業の様子は、河北新報(11月14日付)にも掲載されました。
DXで社会とつながる学びへ(株式会社データアシスト×宮城野高校)
12月10日(火)に文部科学省高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール事業)の一環として、3Dプリンター使用のデモストレーションを株式会社データアシスト(宮城野区日の出町)様の協力の下、聴衆者延べ50人を集めて実施しました。
データアシスト様からは「宮城野高校のグラウンドに自由の女神を建ててみた」として、写真のように本校構内を国土交通省のオープンデータである「PLATEAU(プラトー)」から地形や建物データを取り込み、誰でも簡単に加工し、3Dプリンターでジオラマを作成することができることを教えていただきました。
この技術を用いれば、理想の街づくりや災害に強い建物の場所など課題研究にも活用できそうです。生徒のみなさんは3Dプリンターが稼働すると食い入るように動作を観察していました。今後、このプリンターを活用して創造的な発想でプロトタイプを作成し、イノベーションを起こす人が多く出現することを期待しています。
田子小学生×データサイエンスゼミ生徒のプログラミング教室開催
12月11日(水)総合的な探究の時間を利用して、学問探究理系データサイエンスゼミ10名が田子小学校映像クラブの児童20名のみなさんにプログラミング教室を行いました。文部科学省DXハイスクール事業で購入した「SPACEBLOCK」という教材で「好きな絵や文字を描いて光らせてみよう」が目標です。
初めての機材やプログラミングにドキドキの児童の皆さんを本校生徒が丁寧に教え、一緒にプログラミングを楽しみました。子どもたちからは「やったー」「光ったー」など歓喜の声が上がり、と
ても充実した時間となりました。以下は生徒の感想です。
◎私は今回の活動を通してプログラミングだけではなく人とのつながりを学びました。小学生のみなさんは私たちのことを受け入れてくれ、とても嬉しかったです。また、質問したり、褒め合ったり、協力したり、私たちにとって当たり前のことは小学生には難しいと思いますが、一生懸命に活動していたところがとても感動しました。この活動は小学生に大きなインパクトを与えると思います。またこのような機会があれば是非積極的に参加したいです。(1年次)
「しおがまお絵かき水族館」ボランティア参加!
令和6年10月5日に塩竈市港町公園で行われたイベント「しおがまお絵かき水族館」
本校生徒16名がボランティアとして参加してきました!
公園のアスファルトを巨大な水槽に見立て、チョークを使って思い思いのアートを描くのがこのイベント。
当日は天候にも恵まれ、参加者や児童クラブの子どもたちの支援をしました。
デッキブラシ等を駆使して思い思いの海の生き物を描き、生徒たちも楽しく参加してきました!
仙台市立田子中学校「宮城野学習室」に学習支援ボランティアとして参加しました
仙台市立田子中学校で、1年次14名、2年次17名、3年次1名(うち教育ゼミナール生徒11名)が学習支援ボランティア(7月30日~8月2日)を行ってきました。
「宮城野学習室」は田子中学校の1年生から3年生の生徒の皆さんが13:30~15:00まで学習に取り組み、本校生がわからないところを支援するというボランティア活動です。
本校生徒は、勉強に取り組む中学生の様子を見守りながら声がけなどをして、中学生を支援しようと積極的かつ熱心に活動に取り組みました。
閉講式では代表の生徒さんからお礼の言葉を頂き、本校の代表生徒からも「貴重な体験となりました。ありがとうございました。」とお礼の言葉を述べました。お互いにとって有意義な4日間となりました。
第61回全国国際教育研究大会 国際理解・国際協力奨励賞を受賞!
令和6年8月2日、トークネットホール仙台で行われた第61回全国国際教育研究大会で、国際・語学ゼミナールの泉さんが「空気を‟読む”から‟作る”へ」という題目で研究発表し、国際理解・国際協力奨励賞を受賞しました。
日本人はコミュニケーションをとる際、互いに空気を読む傾向があるハイコンテクスト文化だが、今後グローバル化する社会では空気を“作る”ことを意識しようという主張でした。
全国からの代表6団体の中、トップバッターで個人で堂々とした発表でした。泉さん、おめでとうございます!
泉さんの発表概要も是非、読んでみて下さい。ダウンロードはこちら→ 発表要旨.pdf
ボランティアで参加した皆さんもお疲れ様でした。
法学ゼミ「第17回高校生模擬裁判選手権大会」参加
8月3日(土)、日本弁護士連合会主催の「第17回高校生模擬裁判選手権大会」がオンラインで開催されました。本校「法学ゼミ」(生徒8名)は昨年度に続いて参加を認められ、検察側・弁護側2チームで敢闘しました。
今回の事件は殺人事件でした。被告人が真犯人かどうか微妙で、難しい事件でした。
準備作業は今年6月から始まっていました。担当の2名の弁護士さんによる事前指導を受けながら、2ヶ月かけて事件資料を読み込み、証人尋問・被告人質問・論告・弁論を作成しました。
大会当日は、岡山県の創志学園高校、福岡県の福岡女学院高校、福島県の県立福島高校の4校間で、午前・午後に2試合ずつ計4試合が実施されました。本校は、午前に福岡女学院高校(弁護側)を相手に検察側で参加、午後は福島高校(検察側)を相手に弁護側で参加しました。
いずれの高校も、証人尋問・被告人質問では鋭い質問を次々と繰り出し、最終の論告・弁論の内容も高い水準でした。
試合後の検討会では、裁判官役をつとめた諸先生方から貴重なアドバイスをたくさん頂戴しました。生徒たちにとって、とても有意義な深い学びの機会となりました。
【写真:午後の試合風景(弁護側チームの状況を検察側チームがモニターしています】