生徒の活躍
塩竈市杉村惇美術館「こども探偵事務所」にボランティアとして参加しました
5月11日(日)
塩竈市杉村惇美術館にて、「こども探偵事務所」をサポートするボランティアを行いました。
「こども探偵事務所」とは、小学生を対象にしており「こどもたちの視点で美術館を巡り、作品や対象物を観察、知性や感性に響かせる機会をつくる、こどものための美術館体験」です。今回は、「ざくろ」をテーマにざくろが描かれた世界の名画をカードにしてカードゲームをして遊んだり、中庭にあるざくろの木を観察したり、杉村惇氏の描きかけのざくろの絵
を鑑賞するなどして、多くの作品に描かれたざくろの謎に迫りました。
生徒たちは、カードゲームの見守りや記録撮影や、こどもたちの様子を観察する仕事を与えられて、意欲的に活動していました。
【生徒感想】
・こどもたちから活発な発言が出ていてすごいと思った。
・自分では想像もしない発言が、こどもたちから出ていて学びになった。感心した。
・こどもたちが自由に発言できる雰囲気を作っている学芸員の方がすごいと思った。
・こどもたちとコミュニケーションをとれて楽しかった。
法学ゼミで「檻とライオン」の講義を聴きました
法学ゼミでは、4月16日(水)午後に、広島の楾大樹(はんどう・たいき)弁護士さんを招いて、「檻とライオン」の講義を聴講しました。この講義は、中学校の教科書にも掲載されるほど著名な、憲法に関する楽しいお話です。80分の短縮バージョンのため急ぎ足でのお話になりましたが、生徒たちは憲法の存在意義などについて大いに学びを深めることができました。
法学ゼミが模擬裁判大会に参加しました
3月27日(木)、仙台地方裁判所を会場に、仙台弁護士会主催の「模擬裁判大会」が開催されました。本校「法学ゼミ」所属の生徒7名が参加、「検察側」で法廷に臨みました。
準備作業は今年1月から始まっていました。宮城野高校担当の2名の弁護士さんによる事前指導を受けながら、2ヶ月かけて事件資料を読み込み証人尋問・被告人質問・論告を作成しました。
大会当日は、仙台第三高校(弁護側)との間で、彫刻刀で同僚を切りつけた事件について「傷害罪」の成立を争いました。両校とも、証人尋問・被告人質問では鋭い質問を次々と繰り出し、最終の論告・弁論の内容も高い水準でした。
熱戦の結果、裁判官(本職の裁判官・検察官・弁護士・研究者が務めた)による「判決」は、残念ながら「無罪」でしたが、閉廷後の検討会で裁判官役をつとめた諸先生方から貴重なアドバイスをたくさん頂戴し、とても有意義な学びの機会となりました。
国際・語学ゼミナールで、サウジアラビアに壁画を発送しました
国際・語学ゼミナールで取り組んでいる「アートマイル国際協働学習プロジェクト」で、今年はサウジアラビアと気候変動について議論を深めてきました。
サウジアラビアの石油のリサイクル、砂漠における都市化による動物の生態系の危機、植林などの議論から、ニューエネルギーとしての植物発電への関心、サボテン等のCAM植物が持つ独特な光合成について関心が高まり、それを1.5m×3.6mの壁画に表現しました。
半分まで日本で描いたものをサウジアラビアに送り、サウジアラビアで半分を仕上げることになっています。壁画の題名は、”The symbiosis of human and nature” (人と自然の共生)です。
全国英語ディベート大会に出場しました!
12月21~22日、岡山大学で行われた全国英語ディベート大会に生徒有志6名が初出場しました。「日本政府は原子力発電を止めるべきである」というトピックで、全国の高校生と2日間で6試合(1試合40分程度)を戦ってきました。
初めての挑戦に果敢に取り組んだ6人の皆さん、お疲れ様でした。
『国際開発ジャーナル』誌に本校生が出場した全国国際理解教育研究大会(8月)の様子が掲載されました
国際協力、ODAに関する専門誌である『国際開発ジャーナル』誌に、全国国際理解教育研究大会(8月)で発表した3年生泉さんの記事が掲載されました。
本校で2022年から始まった国際・語学ゼミナールの活動の経緯、その中から生まれた泉さんの問い、その深まりについて書かれています。雑誌は書店で販売されているほか、本校図書館にも展示しましたので、宮城野生は是非読んでみて下さい。
掲載紙表紙はこちら⇒ 国際ジャーナル表紙.pdf
インドネシアの高校生と「英雄像」について比較する授業を行いました
11月8日に行われた公開授業で、美術科1年生とインドネシアの高校生が古典の「平家物語」を題材に互いの国の「英雄像」について比較する授業を行いました。
日本から「平家物語」の『木曽の最期』の場面をスキットにして表現し、その後、互いの国の英雄像について英語で発表し合いました。授業の様子は、河北新報(11月14日付)にも掲載されました。
DXで社会とつながる学びへ(株式会社データアシスト×宮城野高校)
12月10日(火)に文部科学省高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール事業)の一環として、3Dプリンター使用のデモストレーションを株式会社データアシスト(宮城野区日の出町)様の協力の下、聴衆者延べ50人を集めて実施しました。
データアシスト様からは「宮城野高校のグラウンドに自由の女神を建ててみた」として、写真のように本校構内を国土交通省のオープンデータである「PLATEAU(プラトー)」から地形や建物データを取り込み、誰でも簡単に加工し、3Dプリンターでジオラマを作成することができることを教えていただきました。
この技術を用いれば、理想の街づくりや災害に強い建物の場所など課題研究にも活用できそうです。生徒のみなさんは3Dプリンターが稼働すると食い入るように動作を観察していました。今後、このプリンターを活用して創造的な発想でプロトタイプを作成し、イノベーションを起こす人が多く出現することを期待しています。
田子小学生×データサイエンスゼミ生徒のプログラミング教室開催
12月11日(水)総合的な探究の時間を利用して、学問探究理系データサイエンスゼミ10名が田子小学校映像クラブの児童20名のみなさんにプログラミング教室を行いました。文部科学省DXハイスクール事業で購入した「SPACEBLOCK」という教材で「好きな絵や文字を描いて光らせてみよう」が目標です。
初めての機材やプログラミングにドキドキの児童の皆さんを本校生徒が丁寧に教え、一緒にプログラミングを楽しみました。子どもたちからは「やったー」「光ったー」など歓喜の声が上がり、と
ても充実した時間となりました。以下は生徒の感想です。
◎私は今回の活動を通してプログラミングだけではなく人とのつながりを学びました。小学生のみなさんは私たちのことを受け入れてくれ、とても嬉しかったです。また、質問したり、褒め合ったり、協力したり、私たちにとって当たり前のことは小学生には難しいと思いますが、一生懸命に活動していたところがとても感動しました。この活動は小学生に大きなインパクトを与えると思います。またこのような機会があれば是非積極的に参加したいです。(1年次)
「しおがまお絵かき水族館」ボランティア参加!
令和6年10月5日に塩竈市港町公園で行われたイベント「しおがまお絵かき水族館」
本校生徒16名がボランティアとして参加してきました!
公園のアスファルトを巨大な水槽に見立て、チョークを使って思い思いのアートを描くのがこのイベント。
当日は天候にも恵まれ、参加者や児童クラブの子どもたちの支援をしました。
デッキブラシ等を駆使して思い思いの海の生き物を描き、生徒たちも楽しく参加してきました!