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☆卒業生の活躍☆012_三保野 達也(みほの たつや)さん(総合学科10回生) 公務員(宮城県高校教諭)

○現在の職業について

 現在は高校の教員として働いています。

 宮城野高校を卒業後、立教大学文学部(日本文学専修)に進学しました。その後は宮城県に戻り、国語の講師として勤めた後に高校教諭として正式に採用されました。現在は蔵王町にある蔵王高校で進路キャリア形成部長を務めています。

 国語教師として教壇に立ちながら、就職・進学を目指す生徒たちの進路指導を担当しています。人生の重大な選択に立ち会う仕事であり、常に責任を感じていますが、日々成長していく生徒たちの姿がやりがいとなっています。

 

○宮城野高校の後輩に伝えたいこと

 ありきたりなメッセージですが、やってみたいと感じたことに思うまま挑戦してみてはどうでしょうか。

 高校時代を思い返すと、住み慣れた地元から生活圏が離れ、初めて関わる人や場所から多彩な刺激を受けた時期でした。触れるもの全てを新鮮に感じていた当時の感覚は、大人になった現在の私からは失われてしまった一過性のものです。ぜひ今のうちに、多種多様な体験を自分にさせてあげてください。

高校生のうちに熱中したことは、きっとその後の人生を形成していく大きな要素になります。「これがやりたい」、「これが好き」という気持ちは、生き方や職業の選択に大きな影響を与えるからです。そこまで大げさではなくとも、長く続けられるような趣味が一つ見つかるだけで日々の生活は豊かになります。皆さんが宮城野で過ごす日々が、自分の「好き」と出会える時間であることを願っています。