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☆卒業生の活躍☆002_櫻井 拓(さくらい たく)さん(美術科16回生)  会社員(鍛金職人)

○現在の職業について

 現在、私は仙台市にあります『タゼン』という会社で働いております。そこでは製造係として銅製品の製作や販売、企画立ち上げなど、銅に関わる様々な仕事を行なっております。高校を卒業し、山形県にございます「東北芸術工科大学・工芸コース」へ入学いたしました。修士課程を含む6年間を東北芸術工科大学で過ごした後、タゼンに入社、現在に至ります。

○宮城野高校の後輩に伝えたいこと

 宮城野高校の校風でもある「自由」について考えたことはありますでしょうか。勿論、大学や社会人になっても「自由」ってなんだろ?と考えることはあります。しかし、今こうして身を投じていることも、その「自由」について宮城野高校の3年間で考えることができたからだと思っております。

 絶妙に大人ではなく、子供扱いもされにくい高校生は、何かに挑戦しようとする時、自らに責任を課せられる場面が増えてくると思います。その「自己責任」こそ、自由を楽しむために向き合うことが大事になってきます。在学生の方々は是非一度、考えてみてはいかがでしょうか。