学校行事

京都市立堀川高等学校主催「探究道場サミット」に参加してきました!

 中学生向けに探究活動の面白さを伝えるワークショップ「探究道場」を実施する全国の連携校9校が京都に一堂に会し、フィールドワーク・ワークショップを行うイベント「探究道場サミット」に、8月1日~3日の日程で本校生徒21名が参加してきました。

 「第2回探究道場のテーマ設定を行う」ことを目的としたイベントであり、どのように探究のタネを見つけるのか、ということを意識した活動となりました。

 初日(8月2日)は同志社大学野口範子先生の基調講演を受けたのち、京都市内5コースに分かれてのフィールドワークを行いました。行き先は「京都大学総合博物館」「西本願寺・京都鉄道博物館」「花山天文台と蹴上インクライン」「黄桜・城南宮」「島津製作所」で、歴史・文学・技術・化学・物理学・地学といった多様な分野についてそれぞれが学びを深めてきました。

 夕方からは堀川高校を会場に立食形式の交流会が開催され、生徒たちは他校の生徒と交流を深めながら、思い思いの時間を過ごしていました。

 2日目(8月3日)はフィールドワークの内容を踏まえた「テーマ設定」と「ポスター・スライド作成」を行いました。文系分野、理系分野のテーマを1つずつ挙げることを目標に5コースそれぞれのメンバーで話し合いを行い、まとまったものを「ワールドカフェ方式」で紹介・意見交換を行い、テーマ候補を絞り込んでいきました。

 午後は、コースごとの代表生徒がパワーポイントを使用してプレゼンテーションを行い、探究道場全体としての文系・理系テーマを決定しました。生徒同士の熱い議論がそこかしこで行われ、自分たちの思い・熱意を少しでも伝えようと工夫を凝らした発表を行っておりました。

 京都から仙台に戻ったのは3日の21:30頃でしたが、参加生徒21名皆、疲れは見せつつも充実した表情を浮かべており、学びの多い、実りある3日間となりました。

 今後は、12月に本校で開催予定の第2回探究道場に向けて、決定したテーマをブラッシュアップし、中学生の皆さんに探究活動の面白さを伝えられるよう、準備を進めていきます。