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丁寧に生きる

 今朝は、若林区で豪雨と洪水注意報がでました。7時前後でしょうか。短い時間でしたが、たたきつけるような、すごい雨でした。みなさん、大丈夫だったでしょうか?

さて、雨さえなければ、この季節は、朝夕のひんやりした空気がなんとも気持ちがいいですね。暦を調べたら、10月8日は「寒露」でした。辞書にはこんなふうに出ています。

  

 寒露とは、10月8日頃。秋分から数えて15日目ごろ。晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。秋の長雨が終わり、本格的な秋の始まりになりま       す。この頃は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。夜には月も美しく輝いて見えます。寒露の頃になったら、空を見上げてみてはいかがでしょう。これまでと違った、秋の清々しさと趣を感じる空に出会えるはずです。

 

 いかがでしょうか? 残念ながら今夜から県内は雨模様ですが、週末はまた天気が回復しそうです。日一日と秋の深まりを感じる季節。私は食いしん坊なので、梨や柿やリンゴが食べられる秋が大好きです。ブドウもおいしいですね。栗ご飯も大好きです。はらこ飯もいいですね。今日は、なぜか食べ物の話になってしまいました。すみません。

 さて、毎日新聞では毎週日曜日に「日曜くらぶ」という8Pほどの第2朝刊を入れてきます。なかなか面白い連載記事があって楽しみにしているのですが、10/7(日)には、読み応えのある記事が並びました。ひとつに海原純子氏の「新・心のサプリ」。タイトルは「死を見つめ 丁寧に生きる」。先日、亡くなった樹木希林さんのことが書かれています。少しばかり、参考になるかもしれない箇所を紹介します。

 

 〆切がある時、私たちは無駄なことをしなくなる。まず無駄な時間をなくそうとする。自分の場合はどうだろう、と思いめぐらしてみると、最も無駄なこと       は、後悔と不安と人の悪口を言うこと、嫉妬や他者との比較、見えや体裁のおつきあいだと思うので、生活の中からそれらを一掃し、やりたいことに集中する。

             中略

 残された時間が少なくなった時、その事実から逃げず、はっきりと〆切をみすえ、自分を活かし、他者のために何かができるという勇気を見せてくれた希林さん、素敵な生き方が心に残った。

 

 今度の休みは、映画の中の樹木希林さんに会いに行きたいと思います。合掌

 

今日は、このへんで。