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「素朴・率直・雄大」&『イメージの世界を描く』

  昨日の続きです。昨日、紹介した万葉集の歌の訳はこうです。

 

   下野の安蘇の河原を、石を踏まないで、空を飛ぶようにして来たのですよ。だからあなたの本心をはっきり聞かせておくれ。

「素朴・率直・雄大」。万葉集というと、そのような特徴、歌風。これもまたその三つの言葉がぴったりの、いかにも万葉らしい和歌だと思います。

 

 ところで、校長室前の廊下には、今、卒展校内展示の第二弾と同時に、美術科1年 構成 デザイン分野の『イメージの世界を描く』作品展が開催中です。もしかしたらまだまだ初々しい1年次生の作品ですが、才能のきらめきが感じられる作品がずらりと並んでいます。

  ちなみに、紹介文がとても気に入ったので、ここに再掲します。

 

    自分が普段考えていることや、夢、性格などを客観的に考えながら詩を作りました。その詩をもとに、絵として視覚的に表現する課題です。自画像を取り込     みながら、現実ではありえない風景や、自分の理想とする世界などが描かれています。

    どうぞご鑑賞ください。

気になった作品がありましたら、備え付けの付箋に感想などをご記入いただき、作品わきに貼ってください。

 

 せっかくなので、二つばかり紹介します。本来ならば卒展校内展示の第二弾の紹介ですが、すみません。下級生にも少し活躍してもらいます。

 

 

 

 

 

 

「自分が普段考えていることや、夢、性格などを客観的に考えながら詩を作りました。その詩をもとに、絵として視覚的に表現する課題です」とありますが、いったいどんな詩を作ったのか、ぜひ見せてほしいなと思ったのでした。

 今日は、このへんで。(『みやぎの白書』の原稿が書けなくて悩んでいます。)