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成人式つれづれ&2年次PTA研修会『出前!陶芸教室』

 

 

 三連休明けの火曜日です。天気予報どおり、未明から雪が降り始め、通学通勤時間帯は本格的な雪となり、気温が上がらないこともあって、相当積もりました。夕刊によると仙台で積雪8センチ。古川ではなんと20センチ。今冬は、とにかくここ10年分くらいの雪が降り続きます。今週は、いよいよ共通テスト。もうこのへんでやめてほしいのですが、幸い週末は気温が上がるようです。ここまで来たら神頼み。感染症対策で例年よりも何倍もの緊張感を強いられているのに、雪が重なって交通機関が混乱するともうたいへんです。みんなの願い事がかない、穏やかな週末になることを祈ります。

さて、三連休中は、各地で成人式。でも日本全体で見ると、感染症対策で延期や中止になったところもあるようです。宮城県は、どうだったのでしょうか? 私は、開催の良否というよりも、やはり、藤井貴彦アナウンサーのコメントがよかったです。藤井アナは、「今回、成人式が中止になって、多くの人が残念に思っていることと思います」、「話を聞きますと、人によっては、時間をかけて髪を伸ばし、友人と振り袖が重ならないように準備を進めるんだといいます」、「決して安くないお金を親に出してもらったという人もいるでしょう。一生に一度のことですから、残念という言葉では足りないかもしれません。ただ、この新型ウイルスに苦しんだ経験は、人の気持ちを理解する上でとても重要だったと思います」、「世の中、思い通りにいかなくても誰かを批判するのではなく、誰かのために力を発揮できる強い大人でいてください。成人おめでとうございます」と、成人を迎えた若者にエールを贈りました。

すばらしいコメントですね。特にこの部分。「思い通りにいかない時に、それを誰かのせいにして批判めいたことを口にする」のではなく、「誰かのために力を発揮できる強い大人になること」。この前半と後半。ここには大きな飛躍があります。「思い通りにいかない時に、だれかのせいにして文句を言う」。よくありがちなことです。楽しみにしてきたこと。親も、家族も、自分も楽しみにしてきたことが全部だめになる。こんな悲しいこと、なかなかありません。いっそ、他人のせいにして文句を思いっきり吐き出して、スカッとしたい、どうしてもそうなりがちです。でも、そういうときに、ありがちなことをポーンとひっくり返して、「次の人たちのために、自分がやれることを探す、見つける、気づく、そうして、その人たちが笑顔になれるよう、自分なりに全力を尽くす」。そういうスタンス。強い心の持ちよう。そういう強い大人、若くたくましい大人が増えることを期待しています。ちなみに、私は、自分の成人式のときに、親にもふるさとの昔の友だちにも顔を見せず、大学の先輩にしごかれておりました。本当に親不孝な息子でした。

 さて、本校では三連休初日1/9(土)に、2年次のPTA研修会が開催されました。利府町の「アトリエ 陶の泉」の須田聡宏先生を講師としてお招きし、『出前!陶芸教室』を開催しました。私も一度須田先生の陶芸教室に出たことがあり、そのとき、須田先生の心優しいお人柄とその優れた指導力に深く感銘を受けたので、とても楽しみにしておりました。当日、須田先生は、三密にならないように注意しながら、やはり変わらぬ優しい笑顔でPTAの方々を指導なさっていました。私はますます須田先生のファンになりました。ありがとうございました。PTAの方々が一生懸命こねて作ったものは、後日できあがってくると思います。本当に楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日(1/12 火曜日)は、このへんで。