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定期考査終了/小論文個人指導説明会が行われました

 今日、6月19日で第1回目の定期考査が終了しました。生徒のみなさん、今年度最初の定期考査は、どうだったでしょうか? 今日も合間に校舎を巡回しましたが、みんなが真剣に考査問題に取り組む姿がとても頼もしく見えました。1年次生にとっては、高校生活初めての定期考査。強い緊張を強いられる4日間だったと思います。ゆっくり休んでと言いたいところですが、これからひと月も経たないうちに、文化祭ですね。今朝は梅雨らしく霧雨も降っていましたが、定期考査が終了する頃には、晴れ間ものぞき、校舎内やグランドでは、早くもサークル活動に励む姿も見られました。そう言えば、生徒昇降口を上がったところに、文化祭のポスターが掲示されました。レトロな雰囲気で、とてもナイスですね。他校では、絶対まねができないワザです。しかし、教えられて気づいたのですが、右下隅に変な男が・・・こういうのを「肖像権の侵害」と言います。

 ところで3年次生は、本日、定期考査終了後に「小論文個人指導説明会」が開催されました。既に各自が進路実現に向けて本格的に始動していると思いますが、定期考査終了後の節目です。グットタイミングです。大会議室が満員でした。若い頃、少しばかり小論文の指導に熱くなった自分にとって、懐かしい、そしてびっくりする光景です。みんなには、小論文を勉強することにより、ぜひとも「小論文を超えるもの」を学び取ってほしい、強くそう思います。

 先日、梅雨の合間に、うちの小庭で「ほたるぶくろ」の花を見つけました。敬愛する杉本秀太郎氏が著書「みちの辺の花」で、このように紹介しています。

 

 「 ~ 一抹の幼なごころをよみがえらせ、ほんの一時にせよ、人をいわば詩人に変える魔法が、ほたるぶくろという呼び名にはひそんでいる。この花に出会ったのが梅雨晴れの昼下がりであっても、ほたるのとぶ夜のやみがあたりを領しているような気分をうながす。」

 

 昨日、地震で倒れてきたブロック塀の下敷きになり、痛ましくも亡くなってしまった小学生の女の子に、このほたるぶくろを手向けたいと思います。合掌。(6/19記)