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「未知なる自分」

  今日は、七五三の日です。と言っても平日のお参りは、なかなか難しいですね。今度の日曜日は友引なので、神社は大混雑するかもしれません。くれぐれも気をつけて。というのは、生徒のみなさんよりは、うちの職員の、比較的若いほうの方々ですかね。小生も、二人の子供に、それらしきことをやってあげたような・・・。

 さて、今日は卒展三日目です。今日の紹介は「彫刻」です。【輓獣】・【囲い】・【「台」団円】・【生まれる】・【 mingle 】・【家】。以上の6名です。昨日の「クラフトデザイン」専攻と同じく、少数派の「彫刻」ですが、こちらは「さわらないで下さい」です。でも「ぜひ近くに寄ってご覧下さい」です。「内側も外側も楽しんで下さい」です。「なにが生まれるのか考えてみてください」です。そして「大切なものは失ってから気付く」です。気付けたらOKです。ゆっくりご覧ください。

 さてさて、昨日『本を贈る』という本の一節を紹介しました。今日もその中の執筆者の一人、小生のお気に入りの書き手である若松英輔氏がその本に書いた一節を紹介します。

 

    書くとは、思ったことを言葉にすることではない。

    そのとき私たちはメモしているに過ぎない。

    真の意味で書くとは、記された言葉に導かれて、未知なる自分に出会うことにほかならない。

 

美術科のみなさんも、もしかしたら未知なる自分に出会えましたか?

美術科のみなさんのみならず、本校生みんなに訴えたいです。

未知なる自分に出会う努力を続けていますか?

 

今日は、このへんで。