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『我々はなぜ我々だけなのか』

 朝からどんよりとした曇り空。午後からは霧雨模様。こういうのを小糠雨(こぬかあめ)というのでしょうか。まちがっていたらごめんなさい。季節に限定されない言葉だと思うのですが。今日、火曜日の7時間目は、LHR。クラスによっては、BBQというのがありました。7時間目が始まる頃に、キャーと叫んで、体育館裏に駆け込む生徒がいたようなので、決行したのかも。天気が良くなくて、残念でしたね。味は、どうでしたか? ところで、倉庫に保管されていたバーベキュー用のドラムセットは、私が20年ちょっと前に、やはりクラスのBBQのために購入したものであるとは、この「校長通信」のどっかで書いたような・・・。天気が良ければ、この季節のBBQは最高ですよね。来週もいくつかのクラスで予定されているようです。みなさん、楽しみに。

 さて、講談社のPR誌「本」の11月号に、川端裕人氏が「『人類学の先』のビッグヒストリーへ」というタイトルでとても興味深い記事を書いています。内容は、氏の『我々はなぜ我々だけなのか』(講談社のブルーバックス)という本が講談社の科学出版賞を受賞されたということで、その本の内容紹介になっています。我々とは、つまりホモ・サピエンスとしての我々です。人類史を大きな視点でとらえれば、多様なヒトがかつては存在していた。その多様なヒトの中で、なぜ我々ホモ・サピエンスだけが生き残ったのか・・・。オモシロイですね。身長わずか110センチの「フローレンス原人」のことも書かれています。わずか4ページの記事ですが、久しぶりにワクワクして読みました。これから学問の世界に入っていけるみなさんがうらやましいです。

 今日は、このへんで。