ブログ

防災避難訓練が実施されました!

 

こんにちは。本校HPへ、ようこそ。小生は、校長の遠藤吉夫と申します。この4月に本校10代目の校長として着任しました。本校は、小生にとって、開校当初の平成7年から平成10年まで教諭として勤務し、第1回生とともに汗を流した思い出深い学校です。小生は、4月の着任当初の職員会議において、「見える化」を積極的に推進しますと、教職員に向かって宣言しました。以来、2か月余りが経過しました。ちょっと出遅れてしまいましたが、いよいよ学校HPで「校長通信」をスタートさせます。ここでは、本校が展開するたくさんの特色ある取り組みを、いろいろな角度から紹介したいと思います。また、授業を担当できない分、生徒に伝えようと思っても伝えきれない思いも、ここで少しでも伝えることができればと思います。本校では、とても情熱的に活動を展開しているPTA・教育振興会・放後活動後援会のみなさんがいます。学校の良き応援団です。元気なお母さん、お父さんに少しでも追いつきたく、小生も微力ながらこの通信の発行を続けていきたいと思います。よろしくお願いします。

 さて、今日6月12日は県民防災の日。本校でも7校時に防災避難訓練が実施されました。ふだんあんなに元気な生徒たちが「無駄な私語」をなくして、「安全確保→避難→整列→点呼」まで、どういった動きを見せるか、ちょっと不安なところも正直ありました。しかし、それも杞憂でした。観察している中では、無駄な私語等、避難に際してこちらから注意したくなるような気配はほとんどなく、きちんと避難、整列、点呼までをやってのけました。この子たちは、すごいなと思いました。すごい集中力を持っているなと思いました。

今後は、教頭先生が講評で話したように、「備えあれば憂いなし」です。いざという時の備えを、万全に。東日本大震災を経験した私たちの大きな課題です。思い返せば、宮城県沖地震は、ちょうど40年前の1978年。今の生徒たちはもちろん生まれていません。小生は、高校2年の時でした。それから30年余り経って発生したのが、あの東日本大震災。(実は、宮城県沖地震と東日本大震災の間にも、本県は大きな地震に2度見舞われています)生徒には、自分が生きているうちに、再び大きな地震に遭う可能性が大きい、だからこそ、いざというその時にどう対応するか、常に防災意識を高くして、備えをしっかりして生活してほしい、強くそう思います。

 本日の県民防災の日、そして本校の防災避難訓練を機に紹介したいのが、今月初旬に河北新報出版センターから出た「生かされて生きる」。著者は、元石巻西高等学校長の齋藤幸雄先生。震災を語り継ぐ上で、貴重な証言がいっぱい詰まった本です。本校図書館にも置いてもらいます。ぜひ手に取って読んでみてください。

 まもなく第1回目の定期考査。朝早くから下校時まで、一生懸命勉学に励む本校生徒の姿がまぶしいです。校地内のヤマボウシもきれいに咲きそろいました。一回目はこのへんで。