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美術科の卒業制作展スタート

   今日から美術科の卒業制作展。22回目。今年が24年目なので、妙に納得。1回生が卒業時に開催したのが第1回目ということですね。あの時、いったいどこでどういうふうに開催したのだろうと、考え込んでしまいました。1回生美術科の卒業生のみなさん、後で教えてください。

 さて、「とめ・はね・はらい」です。同じ美術科といっても、「洋画」「日本画」「彫刻」「クラフトデザイン」「ヴィジュアルデザイン」の5専攻があります。すごいですね。10時スタートに間に合うように会場に駆けつけ、次の予定もあったので、今日の見学は1時間だけにしていたのですが、結局2時間になってしまいました。あっという間の2時間でした。飽きないですね。見ていてワクワクします。こんな感覚、久しぶりです。みなさん、本当にりっぱです。みなさんの汗と涙の結晶に拍手です。今日は、ヴィジュアルデザインを紹介します。

 【生活に活用できるパッケージ】・【和柄レターセット「mu su bu」】・【「本日、えど日和。」】・【フリ×カケル】・【親子のためのデザイン「小熊のバルーン」】・【手書きフォント「あやとり」】・【魔法×天使×星座】・【5SD】以上8名です。作品名だけで、本当にキラキラ輝いています。

 写真を撮ってきたので、後日、アップしますね。

 

   話は変わって、小論文の話です。仮にネットの時代を批判的に捉える論調で書くとして、「ネットの時代は、答えをすぐ求めたがる傾向が強くなり、困難な状況に辛抱できなくなった若者に、モラルの低下という問題点が見られるようになった」と書いたとします。そう書いたとして、それを裏付ける具体例を書けるかどうかが、小論文の善し悪しを分けます。その例もできればホットな話題、そして広く採点官もすぐわかるような例がほしいです。単純に「今は〇〇だ」と書くのではなく、たとえば「今は〇〇だ。それは〇〇の例をあげれば、誰でも納得できよう。」というような書き方です。相手を説得するためには証拠。そういう手をうまく使えるようにしてください。

 今日は、このへんで。