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第28回美術科卒業制作展「White hole」

 令和6年11月12日(火)から17日(日)まで、仙台市宮城野区文化センターを会場に「第28回美術科卒業制作展」が開催されました。美術科3年次生が、自ら実行委員を立ち上げ、企画・構想から計画・実践まで行います。
 28回展のテーマは「White hole(ホワイトホール)」とし、「あるか無いか分からない宇宙へのワクワクは、やりたいことをやりたいようにやってしまえる制作活動と似ているように感じます。ホワイトホールは未だ観測されていない天体であり、物質を放出するとされています。アイデアや作品を0から生み出す過程は既知の枠組みを超えて未知の領域に踏み込むことです。この「White hole」というテーマに、「0から1を創造する」ことをそれぞれが成し遂げる卒展にしたいという思いを込めました。私たちの無限の可能性を感じていただきたいです。」という意味が込められています。
 仙台市宮城野区文化センターの1階から3階までの全てのフロアと外会場を使い、各主専攻(洋画、日本画、彫刻、クラフトデザイン、ビジュアルデザイン)でこれまで取り組んできたバラエティに富んだ作品を集大成として展示・発表しました。
 16日(土)には、仙台市宮城野区文化センターのパトナホール(コンサートホール)にて、武蔵野美術大学 教授 諏訪 敦 先生をお迎えして、記念講演・作品講評会・パネルディスカッションをして頂きました。また、美術科2年次生が主体となって、会場の一部を用いて、ワークショップを開催しました
 最終日となる17日(日)には、みんなの前で作品のプレゼンテーションを実施し、作品への思いを発表しました。
来場して下さった多くの方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。