2024年11月の記事一覧
美術科2年次(29回生)日本美術研修旅行
美術科2年次生は、10月に三泊四日で「日本美術研修旅行」に行ってきました。
日本古来の伝統文化や優れた美術作品に直接触れ、その体験を通して豊かな創造力の育成と美意識の向上を図る事が目的です。
春から事前学習に取り組み、美術科の授業である「美術史」や「鑑賞研究」にて班別研修のテーマ設定や研修場所の設定など、調査・研究と話し合いを進めてきました。また、5月には東北工業大学 建築学科 中村琢巳先生の「和の伝統美をさぐる」の授業で、日本建築の構造を学び、9月には女子美術大学 楢山満照先生の「仏像というフィギュアのデザイン」の授業で、仏像の鑑賞方法も学びました。10月には東北芸術工科大学 杉山恵助先生の「装潢文化財について」では、掛け軸の構造や保存・修復について学びました。
旅行全日程とも天候に恵まれ、奈良や京都を巡り、また「京都市立美術工芸高校」の作品展を鑑賞し、交流会も行いました。毎日がとても充実した研修旅行となりました。
美術科1年次(30回生)東京研修旅行
美術科1年次生は、10月に一泊二日で「東京研修旅行」に行ってきました。
目的は、東京の美術大学を見学し、進路研究を進めるとともに、自身の興味・関心のある分野を探る事。また、班別研修では、優れた美術作品に触れ、豊かな創造力の育成と美意識の向上を図る事としています。
「多摩美術大学」や「武蔵野美術大学」、「東京藝術大学」を見学し、東京周辺の美術館などを班別研修しました。
実物の名作に触れることで、作品鑑賞の質を高め、よりよい作品制作活動につながります。さらに宿泊を伴った研修を通して、級友たちとの関係を深め、宮城野美術科生としての成長と学校生活の活性化につながりました。