概要

生徒一人ひとりが輝くために-主役は生徒-

①進路目標の実現を達成できるお手伝いをします
個性尊重と自立の精神を掲げており、生徒一人ひとりにゆだねられる責任は大きいです。見方を変えれば、ここ宮城野での主人公は生徒一人ひとりになります。学校はその一人ひとりの夢や希望を叶えられるよう親身になって進路相談や学習指導を行っています。また、実力養成講座、小論文・志望理由書の書き方、難関大学指導(宮城野進学会)、公務員模擬試験・講座などを実施し、丁寧に支援しています。
②将来を見据えた進路をともに考えていきます
具体的には10年後を見据え、高い志を持ち、社会との関わり方を意識した生徒自身の主体的な進路選択を一緒に考えていきます。未だに知らない自分の可能性を求めることで「自分らしい生き方」を一緒に考えて行きましょう。そのために本校では、「学問の世界」「探究学習による様々な企画」「進路講話」「東京宿泊研修(2年次普通科)」や日本美術研修旅行(2年次美術科)など生徒達が大いに興味引かれる企画を用意しています。
③進路を通した人間力の形成を目指します
当たり前のことを当たり前に。基本的な生活がままならないのでは進路実現はもとより、進路目標を持つことすらできません。そこで人間力を形成し、社会に貢献できる人材育成に取り組んでいきます。そのことが学力自己点検し、自ら学習に取り組めるようになると考えています。

1.方針

(1) 10年後を見据えた進路設計
  高い志を持ち,社会との関わり方を意識した主体的な進路選択を促す。
(2) 「学ぶ主体」の形成(学力の把握,向上)
  学力を自己点検し,主体的かつ計画的に学習に取り組めるように促す。
(3) 受験の多様化に対応(「面接」「小論文」「総合問題」指導の推進)
  大学入学共通テスト,国公立大学個別試験等に対応できる指導方法を蓄積する。
(4) 生徒一人ひとりの能力と適性に見合った希望進路の達成
  興味,関心,適性を踏まえた進路目標の設定を促す。

2.重点目標

(1) 全年次
国公立大学を中心とする四年制大学への進学等希望進路達成のために積極的に努力する姿勢を養い,自己実現できるよう支援する。
(2) 1年次
[1] 進路実現の基盤となる基礎学力を養う。そのために授業の予習・復習を徹底し,家庭学習時間を確保する.。計画的に学習に取り組むなど学習習慣を身につけるよう指導する。
[2] 自己理解や職業観を深め,将来実現すべき自身の生き方を探るとともに,興味ある学問について自ら調査・研究する姿勢を育成し,主体的な進路選択を促す。そのために,研究企画部主導のもと,普通科・美術科においては「フロンティア・タイムⅠ」,総合学科においては「産業社会と人間」の時間等を活用し指導する。
(3) 2年次
[1] 1年次から継続して,進路実現の基盤となる基礎学力を養う。そのために授業の予習・復習を徹底し,家庭学習時間を確保する。計画的に学習に取り組むなど学習習慣を身につけるよう指導する。
[2] 進路探求的な体験学習と課題研究をもとに,自己理解や職業観をさらに深め,主体的な進路選択と具体的構想を促す。そのために,研究企画部主導のもと,普通科・美術科においては「フロンティア・タイムⅡ」,総合学科においては「プロジェクト・スタディⅠ」の時間等を活用し指導する。
(4) 3年次
[1] 大学入学共通テスト,国公立大学個別試験等に対応できる学力を身につける。そのために授業を軸として,家庭学習や課外等を利用した学習計画を組み立て実行できるよう指導する。
[2] あらためて自己の進む道,将来の姿を明確にし,早期に志望校を決定する。そのために,必要となる情報を自ら収集できるよう指導する。なお研究企画部主導のもと,美術科においては「フロンティア・タイムⅢ」の時間,総合学科においては「プロジェクト・スタディⅡ」の時間等も活用する。 

過年度進路実績
TOPICS

進路行事

令和5年度 合格者に話を聞く

 3月22日(金)、国公立大学の一般選抜・前期日程で合格した先輩方から受験についての体験談を話してもらう、「合格者に話を聞く」会を開催いたしました。今年度は千葉大学、北海道大学、宮城教育大学、宮城大学に合格した4人の先輩方が来校し、受験に向けた取り組みや心構えなどについてお話ししてくれました。

 

 お話の中では、何の教材を使ってどのような勉強を行っていたか、各教科の対策方法についての詳しい説明や、毎日学校に来て友達と勉強することで気持ちを切らさずに取り組むことができるといったおすすめの勉強スタイルの紹介もありました。

 また、自分の中で1つ他の受験生の誰にも負けない武器をもっておくことや、判定が悪くても最後まで希望を捨てないこと、本番では自分が一番だと思い込むようにし焦らないようにすることなど、受験に対する心構えについてのアドバイスも多くありました。

 

 在校生からは、推薦入試と一般選抜の両方を受けるときのバランスや、勉強中に眠くなってしまったときの対策、苦手科目への取り組み方などについての質問もあり、積極的に先輩方からのアドバイスを自分の中に取り入れようとする姿勢が見られました。

 今回を機に、在校生が受験に向けてより一層力を入れて取り組んでくれることを期待しています。

【速報】令和5年度卒業生 大学受験結果(R6,3,11 現在)

令和5年度卒業生 大学受験結果(R6,3,11現在)

旧帝大学6名の合格!

東北大学5名 北海道大学文学部1名 現役合格

東北大学内訳 経済学部2名(AOⅢ1名)、文学部2名(AOⅡ1名)、医学部保健学科1名

その他大学については後日掲載予定

今年の卒業生も大健闘中

11月14日(火)、1年次進路講演会を実施しました。

1年次を対象に、本校卒業生の宮城県立がんセンター 主任薬剤師 土屋 雅美氏(6回生)と塩竈市杉村惇美術館 学芸員 松山 隼氏(6回生)をお招きして、将来の進路選択をする上で、この時期に考えておくべきことを、お話していただきました。

 土屋氏は、コミュニケーション能力が生きていく中でとても大切であ、特にキャリアアップのために欠くことのできないものであるということを、ご自身の体験談を交えてお話ししていただきました。さらに、人生では予期せぬことが突然起きることがあり、それに向けてしっかり準備をすることが必要で、そういった準備を怠らない人がチャンスをつかむことができるということ(これを計画的偶発性理論というそうです)も、ユーモアを交えて熱く語っていただきました。

 松山氏は、今自分の夢や方針が決まっていなくて悩んでいる人も、その時に興味を持ったことに全力で取り組めば、おのずと次に進む道が見えてくること、そして自分の夢のために大きな投資できる人ほど大きな成果を得ることができるということを、ご自身の経験談を交えてお話ししていただきました。

 お二人のお話は、これからの進路選択へ向けた心構えを持てる良いきっかけとなりました。土屋雅美先輩、松山隼先輩 ありがとうございました。                                                                                   

10月17日(火)、2年次進路講演会を実施しました。

2年次を対象に、河合塾 東北営業部 部長 高橋 章 氏をお招きして、大学受験へ向けた心構えや、入試や共通テストに関する情報についてお話をいただきました。

2025年度からの新課程入試について、その仕組みや合格率の変化など、丁寧に分かりやすく解説していただきました。これからの入試は、知識だけでなく、それを応用し活用する力と、コミュニケーション力が求められることが分かりました。講演終了後に集計した感想シートには、「受験準備はいつでも始めることができるため、2年次から努力を 継続してそれを習慣化させることが大切である」と、多くの生徒が書き記していました。今すべきことは何か、生徒なりに考え、志望大学合格へ向けた心構えを持てる良いきっかけとなりました。高橋章先生、ありがとうございました。

    

 

「共通テスト100日前」と題して、3年次進路講演会を実施しました。

10月3日(火)に3年次大学・短大等進学希望者対象に、河合塾東北営業部 部長 高橋 章 氏をお招きして、大学受験に関する最新の情報提供やこれからの受験生がやるべきことや心構えのお話しをいただきました。特に、企業が求める人材はいろいろな教科に対して粘り強く取り組み、幅広い知識や視野の広さを求めていることがわかりました。そのことを踏まえた上で、第一志望校を諦めず、粘り強く受験に立ち向かってほしいと思います。また、専門学校・就職希望者には(株)ファンダフル 渡辺智浩 氏をお招きして、個々に応じたこれからの進路について深く考えさせるお話しをいただきました。特に就職者には社会人としての心構えや専門学校希望者には入学してからの生活などをわかりやすく講義していただきました。両名の先生方、ありがとうございました。

    

1・2年次生徒希望者対象及び保護者対象進路講演会を実施しました。

10月6日(金)に1・2年次生徒希望者対象、10月7日(土)に1・2年次保護者対象進路講演会を行いました。6日は強風が吹き荒れるなか、山口先生には群馬県から足を運んでいただきました。強風のため急遽、帰らなければならない生徒もおり、参加者は約30人となりましたが、夢を持つことの大事さや人生の生きがい、これからの高校生活に対する志についてユーモアを交えながらお話しをいただきました。

7日は保護者、約120名の参加となり大盛況でした。「親として子供を支える10の条件」は大変好評で「子供を伸ばす親の姿勢と鉄則」などを具体的に、先生の体験談を交えながらお話しをされ、保護者からは感動して涙がこぼれそうになったいう感想等をいただきました。生徒・保護者・教師ともによい機会となりました。山口先生本当にありがとうございました。

宮城大学ミニオープンキャンパスin宮城野高校

 7月20日(木)、本校大講義室において「宮城大学ミニオープンキャンパスin宮城野高校」を開催いたしました。

 宮城大学の笠原 紳 氏(食産業学群 教授/アドミッションセンター センター長)、高山 純人 氏(事業構想学群 講師)、中木 亨 氏(事務局企画入試課 企画広報グループ 主査)の3名の先生方をお招きし、宮城大学の概要、入試情報、今後の進路選択における心構えなどについてお話しいただきました。

当日は1年次から3年次まで40名の生徒が参加し、熱心にお話を聴いていました。大学に行く意味とは何か、その大学に行く自分を想像してわくわくできるか、といったお話もあり、生徒が自身の将来について深く考えるきっかけとなりました。