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2022年9月の記事一覧

令和4年度 探究発表会を行いました

8月31日(水)令和4年度 探究発表会が行なわれました。

 総合的な探究の時間に1年間の個人研究を行ってきた3年次総合学科生,プレゼミナールとして4系統7分野に分かれて活動してきた2年次生の代表者,そして仙台第一高等学校など県内5つの高校からも代表発表者の方々にご参加いただき,ポスターセッションを行いました。

 生徒による司会で開会行事が行われたあと,パネルに貼られた50枚のポスターによる発表が一斉に始まりました。最初は緊張でうまく発表できずにいた生徒も,2回目,3回目と繰り返すうちにうまく話せるようになり,自信を掴んでいく様子が見られました。そして,発表を見る側として参加していた1・2年次生や,講師として来校されていた大学の先生方などの質疑応答を受けて,研究に対する新たな課題を見いだすことができました。

 ポスターセッションのあとには,体育館ステージにて2年次生の「表現・芸術プレゼミナール」によるミュージカルの発表が行われました。ダンスや歌・演奏による表現だけでなく,脚本や舞台衣装,大道具の作成など生徒一人ひとりの個性が生かされた発表に,鑑賞者は感動を覚えていました。

生徒の感想をいくつか紹介します。

 

・今回の探究発表会を通して,自分の研究をどう伝えれば,初めてこの内容に触れた人に詳しく理解してもらえるのかを考えながら発表することができた。他の人の発表を聞くことで,どのような内容、ポスターが人の目を引くのかなど,今後大学に進学した時や,社会に出た時にも活かせるような知識を身に付けることができた。(3年次)

・緊張で死ぬかと思いましたが,発表を重ねていくうちにだんだん上手く喋れるようになっていったように感じました。私の発表に合わせて,頷いたり,表情を変えたり反応してくれる人や,発表が終わってから声をかけてくれる人がいたりして嬉しかったです。聞き手の態度も大事だなと思いました。(3年次)

・自分の研究テーマと近いものからあまり近くないものまで,色々な発表を聞いて自分が発表する際に活かせそうな事が多々あったためとても有意義な時間だった。(2年次)

・「表現・芸術プレゼミナール」として今回発表でき,中間発表のときよりもっとまとまりのある舞台を作り上げるところまで行けたことが何よりも良かった。次回の発表では1年生も引っ張っていけるようにもっとスキルアップしていきたいと思う。(2年次)

・最後の「表現・芸術プレゼミナール」の発表が,全員が協力し合って1つの大きな作品をつくりあげていて,とても感動した。(1年次)