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日曜日は、福島市内にある「とうほう・みんなの文化センター」で開催された「第37回福島県高等学校総合文化祭 活動優秀校公演」を視察してきました。普通列車で往復の、ちょっとしたミニ旅行です。電車の中でゆったりと読書するのがとても好きな性分なので、仙台~福島間は、全然苦になりません。1時間と少しの、自分にとってとても貴重な本読みの時間です。昨日は松村圭一郎氏の「うしろめたさの人類学」を読みました。今をときめくミシマ社の出版です。第72回毎日出版文化賞<特別賞>を受賞したとあります。人類学専攻の著者がエチオピアでのフィールドワークから気付いた「おかしな人」不在の日本。「おかしな人」不在の日本というのは、やはりどこかおかしいのです。といってもわからない人は、どうぞ本書を。狭い日本に住む、おかしな日本人としての「私」を読み解くには、すごく便利な本です。最初のほうに書いてある「商品」と「贈り物」の違いについて、すごく勉強になりました。本当に私たちは、無意識のうちに巧みに「商品」と「贈り物」を使い分けていますよね。   ということで、福島県の高校生の総合文化祭。総合文化祭自体は、5月から各専門部、県...
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12/14
校長通信
 今日から定禅寺通りでは、恒例となった「光のページェント」。仙台の冬の風物詩としてすっかり定着しました。例の大混雑がまた始まると思うと、憂鬱でもあるのですが、きれいなものはきれいなものとして残してほしいですね。  さて、今日も午前中に雪が舞う寒い一日ですが、グランドでは体育の授業で元気な男子連中がサッカーに興じています。いいですね。若いというのは。たぶん、私が今サッカーをやったら、3分ぐらいで息があがり、あげくにどっか捻挫をしそうです。小学生の頃は、サッカーに夢中で頑張ったのですが・・・。年には勝てません。  でも、スポーツ関係でうれしいことがひとつ。来年の「仙台国際ハーフマラソン」ですが、先日12/10に一般ハーフの部が申し込み開始となり、今年も無事ネットで申し込みができました。新聞によると29分で締切になったとか。ラッキーです。マラソンブームは、まだまだ続きそうです。これからの5ヶ月、しっかりトレーニング(?)に励みます。(怪我をしない程度に)  さて、卒展の校内展示パート2の様子を紹介します。遅くなり、申し訳ありません。食堂前の空間は、幻想的な明かり+雰囲気のある音楽。今日は、一...
  昨日の続きです。昨日、紹介した万葉集の歌の訳はこうです。      下野の安蘇の河原を、石を踏まないで、空を飛ぶようにして来たのですよ。だからあなたの本心をはっきり聞かせておくれ。 「素朴・率直・雄大」。万葉集というと、そのような特徴、歌風。これもまたその三つの言葉がぴったりの、いかにも万葉らしい和歌だと思います。    ところで、校長室前の廊下には、今、卒展校内展示の第二弾と同時に、美術科1年 構成 デザイン分野の『イメージの世界を描く』作品展が開催中です。もしかしたらまだまだ初々しい1年次生の作品ですが、才能のきらめきが感じられる作品がずらりと並んでいます。   ちなみに、紹介文がとても気に入ったので、ここに再掲します。       自分が普段考えていることや、夢、性格などを客観的に考えながら詩を作りました。その詩をもとに、絵として視覚的に表現する課題です。自画像を取り込     みながら、現実ではありえない風景や、自分の理想とする世界などが描かれています。     どうぞご鑑賞ください。 気になった作品がありましたら、備え付けの付箋に感想などをご記入いただき、作品わきに貼ってください。  ...
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12/12
校長通信
  昨夜遅くから雪になって、早朝まで降り続きました。みぞれになったところもあるようですが、雪の重みで倒れた木で、不通になった区間も発生。今朝方は、電車の遅れで、始業時間を遅らせました。大きな混乱もなく、よかったです。これからの季節、しんどいところですが、まずは安全確保に気をつけてほしいです。  さて、一昨日栃木県の高文連会長様から、郵便物が届きました。中には『栃木の文学』が入っていました。ありがとうございます。実は、熊本での全国高文連研究大会で、席が隣同士となり、話が弾む中で、同じ国語科であることがわかり、県の国語研究会で『栃木の文学』を編集発行しているのであれば、本県の『みやぎの文学』と交換できませんかとお願いしていたのでした。こちらが送る前に、届いてしまいました。中には、栃木高文連40周年記念に作製された「間々田ひも」製のストラップが入っていました。絹糸を材料にした、とても味わいのあるストラップです。栃木高文連のみなさん、ありがとうございます。  せっかくですから、『栃木の文学』からひとつ紹介します。編年体で編集されているので、最初は万葉集。栃木にちなんだ歌です。          ...
 先週末から厳しい寒さが続いています。今朝、車のエンジンをかけたら、車の表示計にはマイナス3度と出ました。先週末は、仙台でも少しばかり雪が積もりました。根雪にならなくてよかったです。でも、日本海側や北東北では、かなりの積雪量。この秋、青森には二度お邪魔したので、青森で降雪量がニュースになるとドキッとします。雪国では、これから除雪がたいへんなのです。しかしながら雪が少なくて困っていたスキー場には、よかったかもしれません。これから本格的な冬。くれぐれも体調管理に注意を。  さて、先週12/8の土曜日に、恒例の「土曜ゼミナール」が開催されました。今年は21講座が開講。特に外部からお招きした講師の先生方には、師走のお忙しいところ、本校生徒のためにお越しいただき、深く感謝申し上げます。各ゼミナールの様子は、下の写真をご覧ください。小生も、できるだけ各ゼミの様子を拝見したく、カメラを持って走り回りました。(カメラといえば、写真の専門家である東陽写場の後藤社長にも講師としてお越しいただきました。ありがとうございました。)  講師の先生方とゼミナール名、内容については、下記のとおりです。講師の皆様に、...
  田尻久子さんの『猫はしっぽでしゃべる』については、先日書いたばかりですが、続きを読んでいたら、「橙書店・田尻久子さんに寄せて」という栞が挟んでありました。伊藤比呂美さん、川内倫子さん、坂口恭平さん、渡辺京二さんが、心温まるお祝いの言葉を連ねています。せっかくですから、密かに敬愛する詩人伊藤さんの「祝電ひとつ」をそのまま引用します。伊藤さん、勝手に引用することをお許しください。        祝電ひとつ      橙書店 田尻久子様      一書店、一カフェとして、    アルテリの編集局として、    熊本文学隊の本部として、    熊本で、    ひらき、すすめ、つづけ、つなげた、    つなげてきてくれた。    人と人を、人と本を。    そこに入れば、久子さんとお店が、    わたしたちの背中をおしてくれる。    あるいはそっと椅子をひいて、    立っていないですわれとうながしてくれる。    尋ねれば、わたしたちの心に    飛びこんでくるような本をすすめてくれる。    お城の石垣が壊れても、    阿蘇の山が崩れても、    橙書店は、場所を変え、姿を変えながら、    わたしたちのそば...
  昨日までの暖かい天気から、今日は一転して冬本番のような寒さ。冷たい雨が降り続き、雪にならないのが不思議なほど凍えるような寒さの一日でした。  さて、朝の打合せ後に、国語の郷右近先生が校長室に現れ、3年現代文の「舞姫」の授業が佳境に入るので、ぜひ参観してほしいとのこと。渡されたのは、生徒が書いた感想文。「印象に残ったフレーズ」を抜き出して、書いたもの。それがクラス毎にまとめられています。生徒は、そのクラスの友達が書いたものを読んで、印象に残ったものを選び、グループで発表し合うもの。友達の意見を聞いて、自分の考えが深められるとすれば、一歩前進。お誘いを受けた1校時、37Hの授業を参観しました。  なつかしいですね。鷗外の「舞姫」です。私も力が入りました。今の生徒は、どんな感想を持つんだろう? 興味津々のぞいてみると、まあ、すごいですね。感心です。   引用フレーズ 「我が母は余を生きたる辞書となさむとし、我が官長は余を生きたる法律となさむとやしけむ」 感想 “生きた辞書”や“生きた法律”のような言葉が私の中には今まで存在していなかったので、衝撃を受けたフレーズだった。自分の意志で学問に専念したり...
  夜明け方、小雨がぱらついたのでしょうか? 庭先が雨に濡れていました。気温が高い分、凍結もせず、乾燥していた空気に、ほどよい湿り気が加わって、過ごしやすい一日でした。明日まで平年よりも気温の高い日が続くようですが、週末にかけてまた寒さが戻ってくるようです。体調管理に気をつけて過ごしましょう。  さて、出張先の熊本の小さな本屋さんで素敵な本を見つけてきました。 『猫はしっぽでしゃべる』 田尻久子さんの本です。 帯にはこう書かれています。   熊本の〈小さくて不便な本屋〉橙書店。 看板猫と共に日々店に立ち、人と人、人と本をつないできた店主による 本と猫と記憶にまつわる初めてのエッセイ集。   「人と人、人と本をつないできた店主による ~」とあります。おそらく私がお店にお邪魔した時間にカウンターにいらっしゃった、凜とした素敵な女性は、田尻さんであったろうなと、勝手に想像しています。話しかけてもよかっのですが、そのときは羞恥心が勝りました。すみません。    本を開くと、目次の前に、「開店のお知らせ」が書いてありました。心をこめて書かれた文章だと思います。気がひけますが、自分が授業を持っていたら、たぶん明...
11月14日(水)に宮城県庁の教育長室にて、美術科3年次 澤野 茜さんの絵画作品「おさげ」の展示を行いました。この作品は宮城県高等学校美術展で優秀賞を受賞した作品で、普段から親しくしているクラスメートを描いたそうです。作品はしばらくの間、教育長室に展示されます。