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1年次生243名対象の、「未来構想学概論」において、「デザイン思考」体験を行いました。「デザイン思考」とは、ユーザーやクライアントのニーズを基盤に、「共感」「定義」「概念化」「試作」「検証」のステップを踏みながらアイデアを創出する方法で、宮城野の探究のベースとなるものです。 先週と今週の2回に渡って、「理想の小学校について考える」というテーマで、班ごとに課題となる部分を挙げ、隣の班に「共感」してもらえるように伝え、隣の班の「しあわせ」のための解決策を考え、プレゼンするという、「デザイン思考」のサイクルを体験する活動を行いました。 生徒の声としては、「隣の班の困りに対して具体的な解決案を提案することができた。世の人の幸せを叶えられそうです。」「現実的なものからユニークなものまで、考えを共有することができ、自分の中の視野が広がった。」などといった声がありました。 世の中の様々なことに対して、デザイン思考のフィルターを通して考えていけたらと思います。
【国際協働学習】宮城野高校で「外務大臣賞」の表彰式が行われました ★①こちらのリンクからは表彰式の様子が ★②こちらのリンクからは表彰の生徒と先生の声が紹介されています 今後も宮城野の生徒は世界に目を向けて羽ばたきます! 多くの応援とご協力を今後ともよろしくお願いします。
令和5年度 学校長挨拶   撮影 小島美樹(おだじま写真事務所代表・宮城野高美術科5回生)   早坂重行 校長 プロフィール宮城県宮城野高等学校長。宮城県高等学校文化連盟会長。宮城県高等学校体育連盟副会長。宮城県仙台市生まれ。東北大学教育学部,筑波大学大学院修士課程,東北大学大学院教育情報学教育部博士後期課程修了。博士(教育情報学)。研究領域は,言葉,教育情報,教師教育,教師の働き方,国語教育など。 自身の母校でもある宮城県仙台第二高等学校教諭,岐阜県立多治見北高等学校教諭(人事交流)等における現場の経験,および宮城県教育委員会教職員課課長補佐(管理主事)等の教育行政経験を経て,宮城県蔵王高等学校校長(令和3年度~令和4年度)を勤め,令和5年度より現職。その間,文部省(現文部科学省)の海外派遣研修,教職員等中央研修等を通して得た国内外の教育事情に関する視座をもとに,東北大学大学院博士課程後期三年の課程に編入し,博士論文を執筆。現在も研究を継続している。最新の研究成果は,「教師の自発的なメンタリングはどのようにして実現し,促されるか?」『質的心理学研究』2023年22巻1号(日本質的心理学会編)。   令...
    1年次生243名を対象に、本校の探究の礎を為す「未来構想学概論」のガイダンスを行いました。 前半は本校の探究のキーワードとなる「自他の『しあわせ』」を考えるにあたって、各自の「しあわせ」観を比較し、視野を広げました。後半は本校の校風である「創造的『自由』」についてKJ法を用いて理解を深め、グループで話し合い明文化する活動を行いました。 生徒からは、宮城野の自由について、 「自分の幸せのために、まわりの人の幸せを保障するもの」 「『人に迷惑をかけない』という最低限の常識を持った上で、それぞれの個性を尊重し自分も幸せになること。」 「常識や秩序の上で成り立っていて、互いに個性を認め合い、責任を持って行動すること。」といった表現が出されました。 本日得た気付きとツールをもとに、探究のサイクルを回すことに挑戦していきたいと思います。
令和7年度(2025年度)教育実習を希望する方へ                             実習期間:令和7年6月中旬~7月上旬(予定) 申込方法:以下の手順で受付期間内に申し込んで下さい。 ①教務部教育実習担当まで電話で問い合わせて下さい。教育実習申込書を配布いたします。 ②教育実習申込書に必要事項を記入し、提出して下さい。 ③受け入れの可否についてご連絡いたします。申込み多数の場合には、受け入れ可能な人数に限りがあるため、受け入れをお断りする場合があります。また、受け入れについては原則として本校卒業生に限らせていただきます。 申込締切:令和6年6月19日(水)17:00
 3月27日(水)、仙台地方裁判所を会場に、仙台弁護士会主催の「模擬裁判大会」が開催されました。本校「法学ゼミ」所属の生徒6名が2チームに分かれて参加、どちらも「弁護側」で法廷に臨み、いずれも「無罪」判決を獲得しました。   準備作業は今年1月から始まっていました。宮城野高校担当の計4名の弁護士さんによる事前指導を受けながら、2ヶ月かけて事件資料を読み込み証人尋問・被告人質問・弁論を作成しました。   大会当日は、育英学園高校・古川学園高校(いずれも検察側)との間で、コーヒー粉の万引き容疑での「窃盗罪」の成立を争いました。いずれの高校も、証人尋問・被告人質問では鋭い質問を次々と繰り出し、最終の論告・弁論の内容も高い水準でした。熱戦の結果、裁判官(本職の裁判官・検察官・弁護士が務めた)による「判決」は、いずれも「無罪」でした。   閉廷後の検討会では、裁判官役をつとめた諸先生方から貴重なアドバイスをたくさん頂戴しました。生徒たちにとって、とても有意義な深い学びの機会となりました。  
○現在の職業について  現在は高校の教員として働いています。  宮城野高校を卒業後、立教大学文学部(日本文学専修)に進学しました。その後は宮城県に戻り、国語の講師として勤めた後に高校教諭として正式に採用されました。現在は蔵王町にある蔵王高校で進路キャリア形成部長を務めています。  国語教師として教壇に立ちながら、就職・進学を目指す生徒たちの進路指導を担当しています。人生の重大な選択に立ち会う仕事であり、常に責任を感じていますが、日々成長していく生徒たちの姿がやりがいとなっています。   ○宮城野高校の後輩に伝えたいこと  ありきたりなメッセージですが、やってみたいと感じたことに思うまま挑戦してみてはどうでしょうか。  高校時代を思い返すと、住み慣れた地元から生活圏が離れ、初めて関わる人や場所から多彩な刺激を受けた時期でした。触れるもの全てを新鮮に感じていた当時の感覚は、大人になった現在の私からは失われてしまった一過性のものです。ぜひ今のうちに、多種多様な体験を自分にさせてあげてください。 高校生のうちに熱中したことは、きっとその後の人生を形成していく大きな要素になります。「これがやりたい」、...