ブログ

未来構想ゼミナールの活動

模擬裁判大会に参加しました

 3月29日(水)、仙台地方裁判所を会場に、仙台弁護士会主催の「模擬裁判大会」が開催されました。本校「法学ゼミ」所属の生徒3名が参加し、「検察官」の立場で法廷に臨みました。

 準備作業は今年1月から始まっていました。担当の2名の弁護士さんによる指導を受けながら、2ヶ月かけて事件資料を読み込みました。当日は、聖ウルスラ英智高校チーム(弁護側)との間で、通貨偽造罪と同行使罪の成立を争いました。両校とも、証人尋問・被告人質問では鋭い質問を次々と繰り出し、最終論告/弁論の内容も高い水準でした。裁判官(本職の裁判官・検察官・弁護士が務めた)による「判決」では、通貨偽造罪で有罪を獲得しました(同行使罪については無罪)。

 閉廷後の検討会では、裁判官役の諸先生方から「大学や司法修習に匹敵する」と言われるほど水準の高いアドバイスを頂戴し、活発な質疑応答が行われました。生徒たちにとってとても有意義な深い学びの機会となりました。

 

学習支援ボランティアを行いました

8月1日~5日の5日間,仙台市立田子中学校にて学習支援ボランティアによる「宮城野学習室」が3年ぶりに行われました。 この2年間は感染症の影響で実施することができませんでしたが,感染症対策を徹底し,本校のボランティア生徒45名が田子中学校1・2年生の学習を支援しました。
夏休みの課題などへの学習に取り組み,そこで生まれた疑問点をマンツーマンで支援する活動を通して,相手に合わせてどうアドバイスを送るのがよいのか,解き方を教えるのではなく解き方を考えてもらうためにはどうしたらよいか,とボランティア生徒たちも様々なことを学び,そして工夫していました。また,中学生のときに活用していた参考書を紹介したり,高校受験の思い出や高校生活の実際を伝えたりするなど,学習支援以外のことでも交流が生まれ,お互いにとって有意義な時間となりました。

【生徒感想】
・自分では分かっていても,表現を考えながら伝えないと理解してもえないこともあって,教えるのは難しかったですが,そういうことを考えながら活動できる機会ができて勉強になりました。
・初めて教える側として中学生と接することができた貴重な機会でした。中学生と一緒に問題に悩んだり,解けたら「ありがとうございます!」と元気に言ってくれたり,とても嬉しかったです。今後も機会があればさらに生徒さん達にとって良い取り組みが行えればと思います。本当にありがとうございました。