1月22日 総合学科1年次 「地域未来デザインプロジェクト発表会」

 総合学科1年次生(80名)は、「地域の未来をデザインする」というテーマで9月からグループ別に調査・研究をしてきました。その成果を発表する「地域未来デザインプロジェクト発表会」が、1月22日(水)午後に開催されました。

 地域の問題を具体的にとらえ、その問題に取り組んでいる人々を訪ねて取材する活動(フィールドワーク)を交えながら、高校生らしい視点からの解決提言をするものです。

 昨年度までと違って研究分野ごとの予選を経ずに、全24グループが一堂に会し、8グループずつ3セッション(1セッションは発表5分+質疑1分)で発表を行いました。

 発表会には、9月に「地域課題講習会」の講師をしていただいた宮城野区中央市民センターの社会教育主事の先生を再び招き、発表の参観後に講評をいただきました。先生からは、「地域に密着する問題を的確にとらえ、具体的な解決提言がたくさん出されていて感心した。1つの問題を解決しようとすると他の多くの問題が次々と出てくることが実感できたと思う。逆に見ると1つの問題解決が他の多くの問題解決につながるということでもある。これからも頑張ってください」とお話されました。

 なお今回も、司会進行や開会・閉会の挨拶を生徒自身が務めたことで、「与えられたもの」としてではなく、「自分たちから求めるもの」としての講習会になったと思います。