平成29年度総合学科活動報告

2年次宿泊研修:8月4日(金)・5日(土)

 2017年8月4日・5日の1泊2日で、2年次普通科・総合学科で東京方面の宿泊研修を行いました。総合学科は、初日は、東京都木場にある、野村総合研究所を訪問し、「コンサル一日体験」というプログラムを受講させてもらいました。以下にいくつかの生徒たちの感想を掲載させていただきます。

受講した生徒の感想・今日の研修は、今後の個人研究に役立ちそうだと思いました。解決策の考え方の、「ゴールを明確化する→原因になりうるものをすべて検証→原因を見つける→具体的な解決策を見つける→解決策の効果の推定」この流れを具体例や、実際に自分たちで考えることができて、理解を深められました。

・昔からアイディアを出すのが苦手で今日のグループワークも良いアイディアがなかなかでませんでした。それはこれまで色々な経験や本を読んだりしていなかったからなのかなと思いました。これから様々な知識をインプットして、いつでもアウトプットできるようにしたいと思います。

・将来の夢にも多く通ずるところがあって、とてもためになったし、自分の考え方の幅が広がった気がする。

2年次後期からスタートする個人課題研究に向けて、よい時間とすることができました。

2年次宿泊研修

総合学科1年次 産業社会と人間「わくわく社会発表会」:7月21日(金)

 総合学科1年次生80名が、「現代社会の課題を捉える」というテーマで5月からグループで調査してきた内容についてポスターセッション形式で発表する「わくわく社会」発表会を行いました。1グループ5分以内の発表でしたが、工夫を凝らした発表が数多く見られました。当日は発表内容等について,宮城大学准教授 石田 祐 先生や,宮城野区中央市民センター社会教育主事 千葉 完 先生に講評をいただきました。

総合学科1年次 産業社会と人間「わくわく社会発表会」

社会課題解決コンペ:7月11日(火)

 総合学科2年次生が、1年次の2月より研究を進めてきた、地域や社会の課題に関する解決策を提案する、「社会課題解決コンペ」に取り組みました。当日は、3つの教室に分かれて、東北芸術工科大学のデザイン選手権大会で使用される企画書を用いながら、5分間で、自分たちの発見した課題や、課題の解決策について提案を行いました。どのグループもわかりやすく、自分たちの企画書を説明しており、実りのある会となりました。

社会課題解決コンペ01 社会課題解決コンペ02

総合学科2年次特別企画 「大学生とともに考える」:6月24日(土)

 総合学科2年次生77名が、「総合的な学習の時間(PSⅠ)」の授業の一環で、東北芸術工科大学の企画構想学科のボブ田中教授と、教授のゼミ生8名に来校いただき、「企画書作成」に関するワークショップに参加しました。
 当日は、前半はボブ先生のレクチャーの後、ゼミ生の方の一人から「企画のプレゼンテーション」の実演を見せていただき、後半はグループごとに分かれて、授業で作成している企画書に関して、ゼミ生の方々より助言をもらうという活動を行いました。
 年齢の近い学生さんとの活動を通して、生徒たちは、自分たちの企画のウリの売り出し方や、プレゼンテーションの方法、より見やすい企画書の体裁についてなど、様々なことを学ぶことができました。

総合学科2年次特別企画 「大学生とともに考える」

総合学科2年次生による宮城野区役所・宮城野区文化センター訪問:5月22日(月)

 総合学科2年次生3名が、「総合的な学習の時間」(PSⅠ)の授業の一環で、宮城野区役所まちづくり推進課と、宮城野区文化センターを訪問し、グループで作成した企画書を見ていただきました。まちづくり推進課や文化センターの方々からは、企画書の目的や内容、方法について様々な助言や質問をいただき、企画書の内容を深めることができました。
今後、企画をさらに練り上げ、実現に向けて動けるように準備を進めていきたいと、生徒たちは志を新たにしていました。

総合学科2年次生による宮城野区役所・宮城野区文化センター訪問