平成28年度総合学科活動報告

総合学科1年次生によるフィールドワーク:10/21(金)・26(水)・28(金)

 総合学科1年次生80名が,20のグループに分かれて,地域の課題を調査し,解決策を模索する「地域未来デザインプロジェクト」の一環として仙台市内各所でフィールドワークを実施しました。今回は「うみの杜水族館」「宮城野区役所」「THE6」「仙台市民活動サポートセンター」の4か所と,「石巻かぎかっこプロジェクト」さんによる講話をいただきました。それぞれ8月下旬より調査してきた地域の課題に関して質問を行ったり,自分たちの考えた企画を見てもらったりと,有意義な時間を過ごすことができました。

総合学科1年次生によるフィールドワーク01  総合学科1年次生によるフィールドワーク02

プロジェクト・スタディ 全体発表会 :10/7(金)

総合学科3年次生が2月より取り組んできた個人研究の内容を,パワーポイント形式のスライドにまとめて発表する全体発表会を行いました。代表に選出された8名の生徒が身振り手振りを交えながら,熱心に研究内容を報告しました。また当日は宮城大学学長の西垣克先生にお越しいただき,発表後に御講評をいただきました。発表者だけではなく,発表を参観していた生徒たちに対しても熱いメッセージをいただき,事後アンケートの結果,「これで終わりではなく,自分の研究を今後さらに深めていこう」と決意した生徒が多数みられました。また,本校総合学科卒業生である宮城大学4年生の中山詩織さんからも宮城野高校在学時の研究の苦労や現在の学びに繋がっている点などをお話いただきました。

プロジェクト・スタディ 全体発表会01  プロジェクト・スタディ 全体発表会02

プロジェクト・スタディ ポスターセッション :9/10(土)

 9月10日の学校公開にあわせて,本校体育館を会場として総合学科3年次生78名がポスターセッションを実施しました。A1サイズのカラーポスターを用いて,これまで個人で研究してきた内容を5分で聴衆に発表するという取り組みでしたが,多くの生徒が様々な工夫を凝らして,聴衆に研究内容をより魅力的に伝えられるように発表をしておりました。

課題解決に関するワークショップ:8/31(水)

総合学科1年次生80名を対象に,「地域の『困った』や『もったいない』を考えよう」をテーマとしたワークショップを,THE6のディレクターである岩本忠健さん・桃生和成さんに本校を会場として行っていただきました。前半は地域の課題解決に取り組む「大人」の活動例を紹介していただき,後半は自分たちの身近にある「困った」や「もったいない」を付箋に書き出し,模造紙に張り出していくというブレインストーミングを行いました。たくさんの付箋に身近にある問題が書き出され,それをグループや全体で共有することで,改めて地域が様々な課題を抱えていること,それに対して自分たちは何ができるのかを考えるきっかけとなりました。
課題解決に関するワークショップ01 課題解決に関するワークショップ02

2年次宿泊研修:7/31(日)・8/1(月)

2年次の宿泊研修を2日間の日程で行いました。この研修は関東方面の大学や企業等への訪問を通して,現代日本の先端を行く研究活動や社会活動の生きた姿に触れ,各自の学問研究を深め,進路意欲を高めることを目的としています。

株式会社野村総合研究所訪問:8/1(月)

 本校普通科・総合学科2年次生を対象に夏に実施している宿泊研修で,総合学科生77名が株式会社野村総合研究所を訪問しました。訪問先では「コンサル一日体験プログラム」(起業・まちづくり分野)・「IT戦略体験プログラム」(ものづくり・環境分野)の2つのグループに分かれての体験を行いました。この訪問は初めての試みでしたが,歓待を受けて非常に和やかなムードの中,「人気のないある企業のサッカーチームの観客動員数を増やすために」や,「コンビニの売り上げを上げるために」といったテーマについて,データ等の資料をもとにディスカッションや発表を行いました。

2年次宿泊研修


校外活動