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2018年8月の記事一覧

夏休み最終日

  本日8/22で長い夏休みが終了。明日からまた学校が再開です。3期制時代は、2学期のスタートでもあるので、明日は「始業式」でしたが、2期制の今は、始業式ではありません。本校では「夏休み明け集会」となります。明日の集会で、どんなことを話すか、自宅で今夜じっくり考えたいと思います。

 さて、夏休みが終わろうとしている今日、みんなはどんな思いで今を過ごしているでしょうか? やるべきことをやったという人。やるべきことをやれなかったという人。いろいろかなと思います。いずれにしても時はどんどん過ぎていきます。あなたを待ってはくれません。無我夢中で過ごす一日一日。ただし、一日のうち、何分かでもいいから、あるいは30秒でもいいから、振り返りの時間を持ってほしいなと思います。高校時代、自分にとって、振り返りの時間は、石川啄木様の短歌と向き合う時間でもありました。自宅と学校との往復の時間。片道一時間半ほどの、バスと電車を乗り継ぐ中で、新潮文庫の「一握の砂・悲しき玩具」は、自分にとってバイブルでした。確か、今夏の中学生対象の学校説明会の中で、美術科のAさん(名前を失念してしまいました。ごめんなさい)は、仙南のかなり遠いところから通っているけれども、その往復の時間がとても貴重だと中学生に向かって語ってくれました。当然眠い時には眠るけれども、自分一人で、いろいろなことを集中してできる貴重な時間だと教えてくれました。休み前の集会で、「自分ひとりになる勇気を持て」と話したと思います。それはとても大切な「雌伏」の時間。未来の「飛躍」のための貴重な準備時間。そういう時間を一人一人が少しずつ持つことができたと信じて、明日を迎えます。明日は二十四節気の一つ、「処暑」。季節の小さな節目が少しずつ新しい季節に導いてくれます。今日はこのへんで。