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2019年9月の記事一覧

中学校での学習ボランティアの感想

秋晴れの、気持ちよい一日。ここ三日連続で、「天高く、馬肥ゆる秋」が続いています。敷地内の萩も見頃を過ぎてしまうような、お天気です。今日、久しぶりにその萩を見に出てみたら、正門脇の、ちょっと見えにくい角度のところに、白い萩を発見。気づかないでいたのが、うかつでした。実は、自宅にも鉢植えの白い萩があるのですが、こちらはまもなく開花です。楽しみにしていたら、実は学校にもあったのでした。グランドでは、4校時の体育の授業。ソフトボール場では、女子生徒がソフトボールの試合の真っ最中。秋晴れの、お天道様の下で、本当に楽しそうでした。

さて、夏休み中に終了したものですが、お隣の田子中学校での学習ボランティア。その感想文が回ってきました。みんな、とても良い体験をしたようです。ひとつ紹介したいと思います。

 

 素直な感想としましては「人に物を教えるということは決して簡単なことではない」ということを実感したことです。正直なところ、高校生の自分からすれば中学生レベルの問題など簡単に教えてあげられると思っていたのですが、実際には自分の伝えたいことと相手に伝わっていることに相違が生まれてしまい、上手に教えてあげることができませんでした。

 将来に教員を目指している私としては、大変貴重な体験をさせていただき、感謝しています。次回もこのような機会があれば、この経験を活かしていきたいと思っています。本当に有り難うございました。

 

中学校の生徒に一言

 勉強は大変かもしれませんが、負けずに頑張って下さい。必ず将来に実を結びます! 頑張れ!

 

 

以上のような感想がありました。あなたも、教員を目指して、頑張れ!

 

今日は、このへんで。

 

進路室で

本校駐車場で車から降りて階段を上がると、正面には教室棟1Fの真ん中に位置する進路室があります。進路室隣には生徒が利用できる資料室。その資料室には生徒が進路資料を閲覧したり、勉強したりできるように長机が置いてあります。学校創設時には、ここでガンガン勉強する生徒がたくさんいました。その生徒たちとのやりとりも楽しい思い出です。今朝、階段を上がって進路室隣の資料室を覗くと、一生懸命勉強に励む生徒の姿がありました。進路室の先生方に聞くと、毎日来て頑張っていますよとのこと。私が気づかなかっただけかもしれません。すみません。でも、定期考査終了後であっても気を抜かず、大きな進路目標に向かって生徒が勉学に励んでいるのは、とてもいいことです。今朝は、おはようと挨拶すると、顔を上げて、こちらに笑顔でおはようございますと挨拶を返してくれました。こんな調子で、今朝はとても気持ちよくスタートを切れました。

 午後は、県図書館で開催中の「読書感想画コンクール」の入賞作品展を見に行きました。今春、本校卒業した岩渕さんの作品も真ん中にしっかりと展示されていました。原画と対面するのは、本当に久しぶりのことです。改めて見ると本当にすばらしい作品です。岩渕さん、おめでとうございます。

 今日は、このへんで。

 

How dare you

定期考査最終日。一・二年次は、12時まで、三年次は、選択によって13時45分まで。みんなが一生懸命試験問題に向き合う姿がとてもまぶしかったです。今日は、朝から快晴の、とても気持ちのよい一日。テレビでは、「楽天ファンにとって、こんなに気持ちの良い朝を迎えられるなんて、最高!」と叫んでいました。そうです。昨日、楽天イーグルスは、ソフトバンクに勝って、二年ぶりのCS進出を決めました。おめでとうございます。今年は、上位2球団と相性が良さそうなので、CSが楽しみです。楽天の下克上を期待しましょう。

さて、昨日のニュースでびっくりし、感心したのは、やはりスウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさん(16)の「How dare you」。 アメリカ・ニューヨークの国連本部で23日(2019年9月)に開かれた気候行動サミットで、各国が温暖化対策に真摯に取り組まず、結果として若い世代を裏切っていると強い口調で非難したとのこと。環境問題という難問に対して、敢然と挑戦しようという姿勢に感服しました。後に続く世代に課題解決を押しつけるのは、絶対よくない。今やるべきことにしっかりと取り組むべき。我々一人一人にこの重点課題が突きつけられた日として、この少女の鋭い目を忘れてはならないと思います。

今日は、このへんで。

 

定期考査&「東北大学・宮城教育大学・宮城大学 3大学入試説明会」

9/15日以来の通信です。10日ほど間が空いたので、外はどんどん秋色に変化。今日は、秋晴れとなり、少し気温が上がりましたが、からっとした秋らしいお天気でした。

 本日で定期考査の三日目が終了し、いよいよ明日が最終日です。みなさん、調子はいかがですが?試験終了後の食堂では、友達同士で、教科書やノートを広げる光景がとてもナイスでした。最後まで、みなさんの頑張りを期待したいです。

 さて、本日は「東北大学・宮城教育大学・宮城大学 3大学入試説明会」が本校で開催されました。各高校の進路指導担当の先生方が集まり、3大学の入試担当者の先生方から現3年生が受験する大学入試と現2年生が受験する令和3年度入試の説明を聞きました。新しい入試制度がスタートする令和3年度入試に関する質問がやはり多かったですね。実際のところ、詳細な内容がこれからのところもありますが、こちらとしては、早く発表してほしいところです。しかし、焦りは禁物。まずはしっかりと基礎学力をつけること。明日の定期考査もしっかり勉強してきてください。

 今日は、このへんで。

 

同窓会総会と懇親会・・・ご参加、ありがとうございました

9/13(金)は、中秋の名月でした。みなさんは、ちゃんとお月見をしましたか。市内は残念ながら月が地平線から上がってくる頃は、厚い雲がかかり、上がってくるお月様を見ることはできませんでした。本当は、晴れていると学校の校長室あたりから上がってくる大きなお月様が見えるはず。今年は残念でした。でも時間が経つにつれて雲が切れるようになり、その金曜日、学校から帰る頃には、きれいに東の空にかかる名月が顔を覗かせたのでした。ついうれしくなり、帰りにさつまいもを買って、ふかして食べました。おいしかったです。昨日(実は満月は昨日14日)もきれいなお月様が見えていましたね。

 さて、その昨日は恒例の同窓会総会と懇親会がホテル白萩で開催されました。同窓生のみなさん(今年、教育実習に来たみなさんも参加)、旧職員の先生方、そして本校教職員と、今年は昨年と比べてちょっと参加者が少ないのが残念でしたが、来年の25周年記念式典と記念事業に向けて、大いに盛り上がった次第です。参加されたみなさん、本当にありがとうございました。元気な1回生の参加者からは、1回生の同期会を今年12月29日(日)に開催しますとか、1回生のみならず、新会長となった上野さんの回期である10回生やその他、希望があれば誰でも参加可能の、拡大版同期会にしますとか、とてもパワフルな話で盛り上がりました。1回生は本気でやると思います。ぜひ、同窓生のみなさん、来年に向けて景気づけにご参加のほどを。

 明日は、三連休最後の日、敬老の日です。ずっと元気でいてもらえるように、肩たたきひとつでも、おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、どんな薬よりも効果抜群です。

 今日は、このへんで。

 

秋の花・・・萩

爽やかな秋風が吹いてくる一日。立て続けにお客様がいらっしゃいましたが、合間を縫って、グランド手前の植え込みへ。忙しいのにまぎれて、気づいていなかったのですが、日当たりの良いところでは、萩の花がもう咲き乱れていました。写真のとおりです。

 さて、午前中に福島大学の先生方がお越しになりました。福島大学では、今度の入試からネット出願へ。時代はどんどん進んでいきます。確かに先日の新聞には、「東北6国立大学 ネット出願に 20年度入試から」と出ていました。便利になった反面、「画面の読み間違いをする恐れもあるので、募集要項をよく確認してほしい」とある大学で語っているとおり、くれぐれも気をつけてほしいです。今日は、その福島大学さんの大学案内「FUKUSHIMA UNIVERSITY GUIDE 2020」も拝見しました。表紙のイラストが斬新です。マスコットキャラクターの「めばえちゃん」です。これも福島大学さんの思い切った戦略ですね。地の色合いが、本校の今年の学校案内と同じイエローなのも、親しみがわきます。やっぱり他との違いをつけようとしたら、このイエローは目立ちますね。本校の美術科の先生も、あえてこのイエローを選んだと語っていました。また、本校の25周年ロゴマークもどんどん活用したいものです。

 さて、昨日紹介した故池内紀氏。その弟さんが宇宙物理学者の池内了(いけうち さとる)氏です。今度10月に1年普通科のFTでは、読書会があります。赤城先生が、さすが物理の先生らしく、この池内了先生の「科学の落とし穴 ウソではないがホントでもない」を推薦しています。小生も図書館にあるのを見てみましたが、おもしろそうな本です。ぜひたくさんの生徒に選んでほしいなと思います。

 今日は、このへんで。

 

『二百二十日』

 今日9/11は「二百二十日」(にひゃくはつか)。辞書をひくと「立春から数えて220 日目、9月11日ごろにあたり、昔から二百十日とともに農家の厄日とされる」とあります。つまり台風シーズンです。先日の台風15号ですが、千葉県では、まだ多くの地域で停電が続いているとか。生活に大きな支障が出ています。一日も早く復旧できるよう、祈りたいと思います。私たちは、東日本大震災の経験から、普通の生活のありがたさを身にしみてわかっています。改めて自然災害の恐ろしさを実感させられました。停電が長く続いたときの対応についても、もう一度チェックしておきましょう。

さて来週19日からは、今年度2回目の定期考査です。職員室前の質問コーナーでは、先生方に質問に来る生徒が多くなってきました。3年次生にとっては、調査書の評定が気になるところだと思います。一つでも数字をアップできるよう、万全の準備をして臨んでほしいです。

さて、先日新聞を見ていたら、ドイツ文学者の池内紀(いけうちおさむ)さんが亡くなられたという記事が掲載されていました。ショックでした。宮城県高等学校国語教育研究会の2年前の秋季大会では、お忙しいところ、ご講演にお越しいただきました。著書から感じ取るのとほぼ変わらない、博学かつ自由闊達なお人柄に感動したのをつい昨日のように覚えています。

今朝の河北新報に松永美穂さんが追悼記事を掲載しています。その一部を紹介します。

『 ~ 池内さんのエッセーは、単に読んでいて楽しい、おもしろい、というだけではなかった。世の矛盾に切り込み、人の屈折を浮かび上がらせる、批評的なまなざしが常に潜んでいた。一昨年話題になった「すごいトシヨリBOOK」では、老いを真正面から見つめつつ、体の衰えや気持ちの変化を飄々と、爽やかに論じてみせた。湿っぽくならない、無理に力んだりもしない。池内流の人生術がそこにあった。~ 』 合 掌 

今日はこのへんで。

 

プロジェクトスタディー プレゼンテーション2019

  昨日は「白露」。二十四節気の一つで、暦の上では朝晩の気温が低くなり、草花に朝露が付くなど秋の気配が感じられる頃とのことです。しかし、それは暦の上でのこと。残暑が厳しい季節ですよね。週末は厳しい残暑で、30度を超えるところで仙台の街中では、恒例のジャズフェス。出かけた方も多かったのでは。でも、金曜・土曜と3年生は、マーク模試に一生懸命取り組んでいました。私も土曜日に見にきましたが、真剣に取り組む姿に入試シーズン真っ只中という感じがしました。進路実現まで、まだまだ続く長い坂。みんなでスクラム組んで、頑張ってほしいです。

さて、心配なのは台風15号の進路。なんとか宮城県を直撃は免れそうですが、これからまだまだ雨風が強くなるところです。みなさんの下校時間は、まだまだ影響が残ります。くれぐれも気をつけて。

ところで、先週9/5(金)には、総合学科のみなさんの学びの集大成、「プロジェクトスタディープレゼンテーション2019」が宮城野区文化センターで開催されました。みなさんのこれまでの努力に敬意を表したいと思います。

代表生徒のテーマは、下記のとおり。

 

◇音楽・・・「音楽が人に与える影響と効果について」

◇家庭・・・「必要とされる子育て環境とは」

◇理科・・・「豆苗の再生栽培の可能性について」

◇保健体育・・・「高齢者福祉と現代舞踊」

◇外国語・・・「日本人における自己肯定感」

◇美術・・・「映える弁当」

◇数学・情報・・・「安全かつ簡単なネットセキュリティについて」

◇国語・・・「教育×地域文化の実現とそれが子供たちに与える影響について」

◇地歴公民・・・「ジュニアリーダーの課題解決と普及」

 

各分野の代表となっているので、テーマがとてもバラエティーに富んだ内容となっています。私ももちろん聞きたかったのですが、別な会議出張が入ったので、申し訳ありません、最初の挨拶だけで中座させていただきました。1番目の発表者に質問が複数入ったところだけですが、ロビーで拝見しました。ああ、これだったら今日は活発な質疑応答ができるなと思って、会場を後にしたわけです。みなさん、どうだったですか。講師の先生方からは、どんな講評をいただきましたか? 実は、始まる前、講師である東北芸術工科大学の山縣弘忠先生(今回、初めてお越しいただきました)に、とびっきりの辛口でご講評をお願いしますと頼んだのでした。また、宮城大学からは石田祐先生もいらっしゃいました。なんと石田先生には本校で二日連続のお願いです。お二人は、本当に温かい心持ちの先生方ですよね。もっともっと先生方と親しく本校の生徒について、おしゃべりしたかったです。また冒頭の挨拶や司会進行、タイムキーパー等の運営スタッフのみなさんも、すごく上手で感心しました。ご来場の保護者のみなさん、いかがだったでしょうか? 実は、いつもだと代表生徒の発表が終わると、次はポスターセッションであり、そこで全員の研究成果の発表となるわけですが、今年度は総合学科の東北大会が10/3にあるので、それまで持ち越しです。保護者のみなさん、東北大会の発表が本校体育館で10/3にあります。ぜひそれをご覧いただければと思います。

さて、台風15号はなんとか夕方には太平洋へ抜けてくれたようです。県内も交通機関が乱れたようですが、大きな被害が出なかったようで一安心です。明日は台風がもたらした暑い空気で、またまた夏に戻ってしまうようです。熱中症に注意。さわやかな秋風が待ち遠しいです。

今日は、このへんで。

 

1年次総合学科「課題解決ワークショップ」

昨日は終日出張のため、この通信はお休み。今日9/4は、1年次総合学科ならではの「産業社会と人間」の時間に、「課題解決ワークショップ」がありました。これから「地域の未来をデザインする」活動を行うにあたり、グループで課題の把握や解決策を考える上で、ワークショップ形式で理解を深め、地域課題を考えるきっかけづくりとして実施したものです。講師として、本校がいつも協力をお願いしている宮城大学の石田祐先生をお迎えしました。お忙しいところ、本当にありがとうございます。

 今年は司会進行も全部生徒自身にやってもらいました。とてもスムーズに進行できていたと思います。高校生らしく、というより宮城野高生らしく、自分たちで外部の講師の先生方をお迎えし、司会進行等の運営をする、そういうスタイルを徹底していきたいと思います。よろしくお願いします。

 さて、私も最初のほうを拝見しましたが、石田先生の話は、とても示唆に富んでいました。「地域の未来を考えるとは、どういうことか」、これは一見とても抽象的なことですが、一歩外に出てみると、外とは実は日本を外国との対比で考えるということなのですが、私にとってもすごく勉強になりました。スライドで見せていただいたのは、オランダは、アムステルダムの町並み。人と自転車と自動車がなんでもないように走っている光景。でも何か異質。日本と違う。そう、優先順位が全然違う。アムステルダムでは、赤ん坊を乗せるための大きな乳母車(?)のようなものを連結した、幅の広い自転車が普通に走っている。日本では、絶対見ることのない大きな自転車。そういう自転車が普通に走っている。日本では、車道と歩道を比較すれば、断然車道が広い。それが常識。それを逆転させる発想が、アムステルダムという異国の町並みを観察することで、生じてくる。地域の課題を解決するヒントがそこにある。「車と人と、どちらが大事なの?」、そういう発想が自然に出てくる。とても刺激的なスライドでした。石田先生、ありがとうございました。1年次の総合学科のみなさん、これからの「産業社会と人間」、期待していますよ。頑張って。これが上級生になると、本校独自のPS(プロジェクトスタディー)につながっていきます。

そういえば、3年次生の、そのPSの発表会は、明日です。宮城野区文化センターであります。保護者の皆様、ご家族の皆様もぜひご覧ください。生徒がこれまでにまとめあげたものを発表します。楽しみです。

 今日は、このへんで。

 

 

9月スタート・・・ライバルとの切磋琢磨

  今日から9月最初の週がスタート。涼しくなってほしい9/2の今日は、最高気温が25度前後と、本当に涼しい一日でした。でも土曜、日曜と暑かったですね。我が家の裏では、晩夏のエース、つくつく法師さんが、一生懸命例の鳴き声で鳴いておりました。文化祭があった学校さんは、天気に恵まれ過ぎて、大変だったと思いますが、さて、どうだったでしょうか?

さて、今朝のラジオを聞いていたら、テニスの大坂なおみさんですが、彼女が試合で神対応をしたことがニュースになっていました。試合相手に、ライバルがいるからこそ自分は強くなれた、あなたというライバルがいたからこそ、自分は強くなれた、今回はたまたま自分のほうが勝てたけれども、あなたはこれからもっともっと強くなれる、良いライバルと競い合って、さらに上を目指して、と相手を励ます様子がニュースになっていました。

超えたいライバルがいる、超えたい壁がある、そういうことって案外大事なことですよね。そこであきらめたり、後退したりするのではなく、自分の能力にさらに磨きをかけ、何度も何度も挑戦する、そうして少しずつ少しずつ前へ進む、いつか目の前に新しい展望が開けてくる、そういう精神をいろいろなところで大事にしたいものです。

さて、今日から、私は重点的に授業見学をスタート。みなさん、近づく定期考査に向けて頑張っています。いよいよ9月。みなさんの奮起を期待したいです。

今日は、このへんで。