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2020年1月の記事一覧

県高校美術展・・・『校内展』開催中

昨日は一日中大雨。一転して今日は、最高気温10度を超える暖かさ。午前中、グランドでは、生徒が体育の授業でサッカーにいそしんでいました。1月もまもなく終わりですが、今年はやはりなかなか雪にならないです。

 さて、外ではサッカー。校舎の中では、美術展。実は先週、県高校美術展が開催されていましたが、そこに出品された作品も含めて、県高校美術展用に制作された作品の『校内展』が始まっています。1F昇降口前から校長室前の廊下、食堂前のスペースに、所狭しとたくさんの作品が展示されております。圧巻ですね。すごいです。下記はその一部です。2/25まで開催中です。保護者の方々もぜひご覧下さい。

 また、昨日1/29に大学入試センターから、2021年1月が初回の大学入学共通テストの『国語』と『数学Ⅰ、Ⅰ・A』の試験時間と大問数の公表がありました。『国語』は、80分の大問4題構成。『数学Ⅰ、Ⅰ・A』は、70分に落ち着きました。問題作成方針については、「昨年6月に公表した大枠を維持」とあります。「思考力、判断力、表現力を重視した出題を行う」とのこと。今の3年次の生徒が受験した最後のセンター試験でも、数学に相当その新傾向が強かったと、様々なニュースで言われています。2年次、1年次の生徒のみなさんは、そのあたりを意識して勉学に励んでほしいと思います。

今日は、このへんで。

 

進路講演会を実施!

1月も早いもので、最終週に入りました。昨日の月曜日からは国公立大の出願が始まっています。締切が2/5なので、まだ様子見の段階かもしれませんが、週末には3年次の生徒と保護者が何組も来校し、出願先の相談を担任等としていました。ぜひとも志を高くもって前期・後期の個別入試に臨んでほしいと思います。

3年次生に続いて、2年次の生徒は来年、初めての共通テストに臨みます。今日のLHRは、駿台仙台校の校舎長の小田川晃一さんに来ていただいて、進路講演会をしていただきました。『大学受験に向けての最新情報  ~ 新時代入試の課題とその対策 ~ 』というタイトルです。パワポにして68枚の資料が圧巻です。たとえば、

 

これからの取組で大切なこと!

基礎・基本(=授業)を大切に!

  入試で問われる内容は、高校の授業の中にある。授業(基礎基本事項)の理解度が合否を分ける。難関大に合格する生徒は、特別な知識を持っているわけではない。基礎・標準的な問題で失点をしない、わからない箇所(穴)が少ない人である。大学入試は、高校の授業・学習の延長上にある。

 

 と、ありました。私も気合いを入れ直します。日々の授業が命。みなさんのますますの精進を期待します。小田川様、ありがとうございました。

 

今日は、このへんで。

 

P3団体合同役員会開催・・・ご出席、ありがとうございました

今日1/25(土)は、P3団体(PTA・教育振興会・放課後活動後援会)の合同役員会がありました。3団体の役員の方々には、お休みのところ、ご出席いただき、ありがとうございました。それぞれの会長様からご挨拶があり、その後、参与の私から下記のような挨拶をさせていただきました。

令和2年1月25日 PTA・教育振興会・放課後活動後援会 合同役員会 挨拶 (概要)


みなさん、改めましてこんにちは。今年もよろしくお願いします。
本日は、週末のお休みのところ、(P三団体合同役員会)ご出席いただき、ありがとうございます。また日頃から本校教育に深いご理解とご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
今週になり、うれしいニュースが二つありました。本校のPTA会報「もえぎ」について、仙塩地区で優秀校に選ばれ、県審査にあがっていたものですが、見事に県審査を突破し、東北地区の審査にあがったと聞きました。会報委員会の方々をはじめ、P3団体のみなさんの日頃の活発な活動が実ってのものと思っております。おめでとうございます。
また、一本化された高校入試の出願希望調査において、本校普通科の倍率が県内で一番高かったという記事も出ておりました。これも生徒の活躍はもちろんのこと、みなさんの活動の成果が反映しているものと考えております。本出願においては、もちろん変動があると思いますが、そういうふうに選ばれていることを良い意味での緊張感に変え、本校教育の一層の充実に努めてまいりたいと思います。
ところで、3年次のたくさんの生徒が1/18~1/19にセ試験を受験してきました。英語ベースで去年と同じ199名が受験しております。良かったもの、思い通りにいかなかった者、それぞれだと思います。特に苦戦している者に、現在、逆転に向けて檄を飛ばしているところです。受験生をお持ちのご家庭におかれましては、ぜひとも温かい励ましをお願いしたいと思います。
大学共通テストについては、英語の民間試験や国数の記述問題について、延期見直しの決定がなされました。これについても、今後きちんとした情報を出していきたいと思っています。そして、生徒には情報に右往左往せず、基礎学力をきちんと身につけてほしいと思います。
また現在、県美術館で県高校美術展が開催中ですが、本校美術科からは10名が入賞(昨年7名)いたしました。明日までですので、ぜひともご覧いただければと思います。
なお、2/1には25周年実行委員会が予定されています。その中でまたうれしいニュースをお伝えできると思います。お待ち願えればと思います。

※卒業生の活躍です。中央大学の学生募集パンフです。本校卒業生がモデルになっております。回覧しますので、ご覧ください。

本日は、本年度の事業報告や会計中間報告、次年度の事業計画案等、重要議題がございます。ご協議、よろしくお願いします。

以上です。

出席の役員のみなさん、ご出席いただき、ありがとうございました。

今日は、このへんで。明日、県高校美術展を見てきます。

県高校美術展、開幕!

県高校美術展が今日からスタート。宮城県美術館において、今日1/22(水)から1/26(日)までの開催となります。つい先日、卒展が終わったと思ったら、今度は県高校美術展。今回の美術展にはもちろん3年次の生徒は参加していませんが、美術科の生徒は、年がら年中、作品制作に大忙しです。

 美術科の先生方によると優秀賞4名奨励賞6名の入選があったとのことです。おめでとうございます。各校から出品できる作品数が限られているそうで、本校美術科の生徒みんなが出品できているわけではありません。校内選考で漏れた方々の作品にも、すばらしい作品が残っているそうです。その点を考えると、美術科の1年次・2年次全員に対して、お疲れ様と言葉をかけてやりたいです。みなさんのますますの精進を期待します。今度は、河北展に向けてぜひ力作を!

 今日は、このへんで。

 

さあ、やろうぜ!

  今日は、二十四節気の大寒。文字通り1年のうちで最も寒さが厳しくなる頃ですが、夕刊によると仙台では最高気温が9.8度まで上昇。市内の神社ではロウバイが見頃と出ていました。このまま寒さが緩むのか、はたまた厳しい寒さと雪がドカーンと来るのか。できたら、ゆっくりと寒さが緩んできて、春の兆しを感じたいのですが、さて?

 三年次のみなさんは、昨日までたくさんの生徒がセンター試験を受験。さて、どうだったでしょうか? 話によると数学ⅠAが相当難しくなったとか。数学の難しさは、毎年言われることです。自分がちょっとふだんより得点できなかった時は、みんなが同じように苦しんでいると考えて、まずこれからが勝負だと思って、心機一転、これからの個別試験で頑張ろうと気合いを入れ直しましょう。

 小生は、国語の問題を昨日解いてみましたが、どうでしょうか。比較的素直な解きやすい問題が並んでいたと思います。でも、本番会場に行くと、なかなか平常心で解けないもの。だからややこしいのです。人間のやることにはエラーがつきもの。そのエラーをどうやって挽回するか、マイナスを最小限にとどめるか、このへんが勝負の分かれ目です。みなさんの、これからの根性と気合いに期待します。成功した者も、ちょっとつまずいた者も、ここからが勝負です。さあ、やろうぜ!

 

今日は、このへんで。

 

セ試初日・・・粘りに粘って粘り勝ち

 今日から、センター試験スタート。関東では、雪や雨だったようですが、こちらは曇り空。上から降らなかった分、まだ良いほうです。雨男は、みなさんの力で、相当晴れ男に変身しました。明日も、まずまずの天気のようです。

 さて、みなさん初日の手応えは? と言っても、まだ初日の真っ最中。本当にセンター試験は、体力勝負ですね。みなさんの気力と根性も大事。昨日の激励会でも伝えましたが、粘りに粘って粘り勝ち。最後の一秒まで、目を凝らして、ミスのないように仕上げてください。

週明け、月曜日にみなさんが晴れやかな笑顔で登校するのを楽しみにしています。

 一方、1年次と2年次の生徒は、今日は学校で模擬試験です。これまたしんどいところですが、センター本番を受験している三年次の先輩と比べたら、実はやさしいものですよ。みなさんの時は、共通テストと模様替え。これからますますハードになってきます。これまたみっちり精進を期待します。

ところで、昨日は田子中学校区の区長さん、民生委員の方々、郵便局長さんをはじめ、小中の先生方やPTAのみなさんと集まりがあり、有意義な情報交換ができました。防災対策をはじめ、地域全体に関わる諸問題の解決には、地域の方々と常日頃から情報交換を密に行っておく必要があります。田子中学校区のみなさん、これからもよろしくお願いします。

今日は、このへんで。

 

2020年センター試験檄文・・・山口和士先生から

いよいよ明後日からセンター試験です。天気予報を見る限り、大雪とか大雨は、なさそうです。しかし、会場まではゆとりをもって到着するよう、気をつけてください。本番でバタバタするのは禁物です。

 さて、そのセンター試験受験の三年次生に向けて、小生にとって大先輩にあたる先生から檄文を頂戴しました。群馬県で国語の先生として、また進路指導担当として長くご活躍された先生です。今は全国の進路指導の先生方のネットワーク作りに奔走され、講演会等を続けている先生です。大学進学を目指す若者の指導もまだまだなさっています。本校生徒のために、すばらしい檄文をいただきました。先生のお許しをいただきましたので、紹介します。下記のとおりです。ぜひ山口先生の熱い思いを胸にして、明後日からのセンター試験に臨んでほしいと思います。山口先生、ありがとうございました。

2020年センター試験檄文「未来は万里一空の下にある。百川学海、不撓不屈の思いを胸に、いざ天に挑まん.docx

今日は、このへんで。

 

プロジェクトスタディーの活動がVOGUEにアップ

昨日は、どんと祭。みなさんの中には、無病息災を祈って近くの神社へという人もいたのでは。自然災害の多かった去年です。そういう災害の少ない年であってほしいと心から祈ります。

さて、今日1/15は、小正月。女正月とも言いました。確か向田邦子と久世光彦からの受け売りです。早いものです。新年を迎えたと思ったら、あっという間に半月が過ぎました。うかうかしていられません。

 さて、昨日はディベート大会での活躍の様子を紹介しましたが、今日は本校プロジェクトスタディー(PS)における生徒の活躍のことを紹介したいと思います。

 ネットで「VOGUE JAPAN編集部×高校生――多様性をめぐる、ティーンとの対話」と検索してみてください。2020年1月7日付けの記事です。冒頭には「ある日、宮城県宮城野高等学校の高校生2人が『VOGUE JAPAN』編集部を訪れた。ダイバーシティーやLGBTQ+コミュニティについて研究する中で、こうしたテーマのメディアでの取り上げられ方について疑問を抱き、話を聞きたいということだった。こうして、多様性とは何か、多様化する社会におけるファッションの役割とは何かについての、ティーンとVOGUEとの対話が始まった。 ~  」とあります。すごいですね。VOGUE編集部に訪問取材を試みること自体、小生などパニックになりますが、本校の総合学科2年次の2人は、果敢に訪問取材を試みます。ここまで書くと、では、どういう機会を利用して訪問できたのかという疑問・・・。

実はこれは、昨年10/17~10/18に実施された東京宿泊研修初日でのことです。生徒たちは、初日には自分たちのプロジェクトスタディー(PS)やフロンティアタイム(FT)の研究活動のために、それぞれ自分の訪問先を自分たちで選定し、交渉し、取材をすることになります。その1つとして総合学科のお二人の『VOGUE JAPAN』編集部訪問があったわけです。編集部の方々も、二人の問題視意識の高さに驚嘆し、取り上げてくれたと思います。すごいですね。本校女子職員に聞いたら、『VOGUE』訪問なんて、とても私には・・・とのコメントでした。

記事の中身、インタビューの様子も、その問題意識の高さにびっくりです。ぜひ二人には三年次でのプレゼンで、この成果を発表してほしいと思います。

 ということで、小生も横文字やカタカナ語にひるまず、『森羅万象に貪欲たれ』の精神を保持してファッション系にも興味関心を示していきたいと思います。すみません。小生も勉強不足で「LGBT」までしか理解していませんでした。やはり、守備範囲が狭いですね。反省するしかありません。ということで、みなさんも、引き出しをたくさん持つようにしましょう。

 今日は、このへんで。

 

「省エネ政策提案型パブリックディベートコンテスト」・・・見事優勝!

 三連休明けの火曜日です。連休中にうれしいニュースが飛び込んできました。1/12に東北大川内キャンパスで開催された「省エネ政策提案型パブリックディベートコンテスト」において、本校から出場した2年次1名と1年次2名の計3名のチームが見事優勝を飾りました。これは、若者のエネルギー問題への関心を高めようと東北経済産業局と実行委員会が初めて開催した記念すべき大会です。東北各県から集まった精鋭を破って見事優勝。おめでとうございます。大会の様子は、翌日13日の河北にも掲載されました。

 今日は、このへんで。

美術科卒展感想・・・インタビュー原稿

 明日から三連休。正月休み明けから走り続けて、ちょっと息切れしたところで三連休というのも、すごいプレゼントですね。でも三年次のみなさんは、それどころではありません。セ試がいよいよ来週に迫っています。この三日間に何をやるのか、きちんと計画を立てて過ごしてほしいです。また夜型の頭脳を昼型に戻すことも忘れずに。体調を整えながらの三日間です。頑張って!

さて、と思い悩むところに、美術科3年次の面々が昨日、校長室へ。11月に開催した卒展の感想をインタビュー形式でまとめるので、協力をお願いしますとのこと。うーん、もの忘れが激しいこの頃ですが、パンフや写真を見返しながらまとめてみました。今日、放課後にビデオカメラに向かっておしゃべりした内容です。DVDになるまでに少し時間がかかると思うので、参考までに掲載します。 

 

020110  美術科卒展に寄せて

 

 パスポートというテーマで開催された今年度の卒業制作展。感想を少しばかり申し上げます。

 

昨年同様、みなさんの個性と才能がキラキラと輝く、すばらしい卒展でした。

こんなふうに自分は、宮城野の美術科でやってきました、歩いてきました。時々走ってみました。ころんじゃったこともあります。グランドで寝転んでいる写真もありました。でもまた走り出しました。そしたらこんなものをつかみました。どうでしょうか、こんな作品。そんなメッセージを生徒それぞれの作品から感じてきました。

美術に限らず、芸術というと一般に強弱の違いはあるにせよ、自我の表現だと思います。今年はもしかしたら全体的にその自我の表現が幾分抑制されているのかなと思いました。私は、どちらかというと自我が奔放に表現されている作品よりは、自我が抑制された作品が大好きです。抑制の仕方、程度にその作者の個性が表れると思います。

時々人を押しのけて自らの美を誇ろうとする、そういう作品、ありますよね。でも私は、自己の存在に対する含羞、これは、「はじらい」とか「はにかみ」と言い換えることもできますが、そういう含羞を含んだ作品が好きです。また100%自分を表現しようとすることに対するためらい、そういうものがにじんでいる作品が好きです。今年は全体的にそういう傾向が強く、おそらく23回生のみなさんは、心優しい方々が多いのだろうな、そして「含羞の人」がたくさんいるのだなと思いました。

 

 

みなさんの書いたもので、「含羞」がのぞく例

・ちょっとした子供の頃図鑑、ちょっとした野望図鑑

・たくさんの方々に寒い冬の日の中でもほっこりとした感じを与えられたらうれしいです

・ぼんやりした共感、人の面白さ、自分の尊さ、身の回りへのありがたさ

・作者の制作・・・それが存在することを許す、この世界に対するささやかな賞賛と祝福が、謙虚な態度で寄せてある・・・この寄せるという行為のひかえめなあたたかさを感じてもらう。

・雨の尾・・・「天泣」、これは私の卒展制作の内容を決めるきっかけとなった雨の名前です。雨という文字が入っていないにもかかわらず、そのようすを想像できる古人の表現力の豊かさに感動・・・

 

最後に、文化センターの広いスペースをゆったり使わせてもらっているのも、みなさんは、とてもしあわせものですね。ご支援とご協力をいただいたみなさんに感謝してくださいね。みなさんの未来がもっともっと輝くことを祈っています。以上です

 

今日は、このへんで

明日は令和2年最初の満月です。