ブログ

2020年12月の記事一覧

化学の研究授業・・・ICTはごく自然に

 朝刊には、大きく「GoToトラベル停止」の見出しが躍り、天気はまさに冬将軍到来。夜中に起き出して、ああこれは積もるなと予感はしていましたが、案の定、仙台では初積雪4センチ。一日中、雪が断続的に降り続き、凍えるような寒い一日でした。みなさん、風邪をひかないように、くれぐれも注意です。(昼休みに元気な女の子たちが、外に出て雪遊びに興じていました)

さて、今日は、化学の山田先生(今年度、新採用の新人王候補です)が初任研で課せられている研究授業を13Hの「化学基礎」で実施しました。なんとなく「あ・うん」の呼吸があっているなと思ったら、山田先生が担任しているホームでありました。(名前を呼ぶことなく、アイコンタクトで授業が成立していたので、すごいなあと改めて感心した次第です。これも新人王候補の要素)授業では、「酸と塩基」の単元で、『中和滴定実験技能の習得』を主なねらいとして展開、「ホールピペット」の特徴と正しい扱い方を理解し、その正しい扱い方を習得するところまで踏み込んでおりました。びっくりしたのは、やはり、そのホールピペットの扱い方を説明するところで、これまでなら、おそらく実際に教師のほうが口頭で説明しながら実演するのだと思うのですが、最近は、これを「自作の動画」でやってしまうのです。iPadを巧みに扱ってスクリーンに自分が巧みに器具を扱う場面を映し出すのを見て、たしかに今はこれができるんだなと実感した次第です。また、生徒はもちろんマスクとフェイスシールドを着用していましたが、お互いにiPadで器具を操作している相手を動画に撮り、互いに確認しあうなど、なるほどと思った次第です。

さて、明日は道路凍結。くれぐれも気をつけて。自戒を込めて。

今日は、このへんで。