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2019年8月の記事一覧

「美術科 夏季スケッチ合宿」&「虹のアートプロジェクト」

仙台七夕の中日、二日目です。昨日は、ジンクスどおり、14時30分過ぎ頃に、雨が降ってきました。すぐ降り止んだのですが、7月後半の梅雨明け以来の雨になりました。その雨もほとんど納涼の効果なく、今日も暑い日が続いています。

 ところで、美術科1年次のみなさんと2年次美術科と総合学科の希望者、計50名が昨日から2泊3日の予定で、花山青少年自然の家において「美術科 夏季スケッチ合宿」を行っています。暑いところ、お疲れ様です。今日は恒例の沢活動があるようで、冷たい沢の水に足をひたして、涼しくなってほしいです。山のほうも厳しい暑さが続いているようです。くれぐれも熱中症等に注意してください。

 また、京都の銅駝美術工芸高校から3名の生徒と引率の先生1名、そして宮一高の美術部3名、それに加えて本校美術科の3名がいっしょになって、「虹のアートプロジェクト」に取り組みました。例年、美田園の仮設住宅の集会所などを利用して実施していたものを、今年は、仮設住宅が閉じられたので、今年は新築なった「閖上公民館」に場所を移して行いました。準備不足がたたって、思い通りに参加者を集めることはできませんでしたが、それでも参加してくれた小さな女の子たちは、ランプシェード作りに夢中になっていました。またキッズ教室の帰りにたくさんのママとキッズに立ち寄っていただき、絵画やコップ等の作品を差し上げることができました。なんと立ち寄っていただいたママさんに、本校卒業生の方がいらっしゃいました。びっくりです。いろいろなところで応援団と遭遇するのが、これまたおもしろいところです。本校の某先生と同級生だったとか・・・。話がとても弾みました。来年も継続できたら、うれしいです。閖上小中学校の八森校長先生、閖上公民館長の及川様、事務長の境様をはじめ、たくさんの方々にお世話になりました。もちろん京都市立銅駝美術工芸高校の倉本先生はじめ、3名の生徒さんには、遠いところお越しいただき、感謝です。閖上のカツ丼の味はいかがでしたか? 来年も、もしよかったらどうぞ。

 今日は、このへんで。

 

「珊瑚」

昨日の夜、19時23分頃、福島県沖を震源とする大きな地震がありました。県内では石巻と亘理で震度5弱を記録、宮城野区を含む県内の広い範囲で震度4を記録しました。実は私は昨夜、ある教育フォーラムに出席して、その後お茶をしている最中の地震でした。東京は震度3だったのですが、かなり揺れました。それも長い時間。怖かったですね。一瞬、東京でも・・・と思いました。隣席の方は、相当びっくりしたようです。やはり地震の備えは大事ですね。高いビルやホテルに入ったときや、地下街を歩いているときもそうですが、非常口はどこなのかというのを常に意識して行動する必要があると改めて思いました。慣れない場所に行く時などは、要注意です。余震にも注意してほしいです。3.11の東日本大震災のときは、3.9にやや強い地震がありました。これから本震が来るかもしれません。怖いことですが、改めて家庭でも防災体制をチェックしてほしいです。

さて、今日は仙台七夕の前夜祭。今頃は、仙台の広瀬川河畔の夜空をきれいな花火が彩っていると思います。今日は、心のうちできれいな花火を思い描いて帰るとします。

国語の小齋先生から、作家のよしもとばなな氏の「珊瑚」というエッセイを教えていただきました。ばななさんは、本当に優れた書き手ですね。お父様の吉本隆明氏も大好きですが。奄美大島の海岸で拾った珊瑚のかけらから、彼女はとても豊穣な時間を過ごすことになります。「ゆったりとした時間」「むだな時間」「むだな時間こそが創造性をつくるんだな」「豊かな時間」「人生には無限の過ごし方の可能性がある」等々。

 今日は、このへんで。