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2018年10月の記事一覧

生徒総会・・・ワクワクしました。

 昨日月曜日は、夕方県庁へ用事があり、お休みしました。すみません。この時期は締切に追われることがいろいろと入ってきます。ついつい私は締切間際にならないとエンジンがかからず、バタバタしてしまいます。何事も計画的でないといけませんね。もろもろの大学の推薦入試の出願が11/1から本格化します。同じ11/1には、仙台市の職員採用試験もあります。該当のみなさんは志願理由書や小論文、面接の練習等の追い込みで忙しいところだと思います。この時期は朝夕と日中の寒暖差が大きいです。くれぐれも健康に注意して、頑張って欲しいと思います。

 さて、今日は6~7校時に「平成30年度 定例生徒総会」が開催されました。すごかったですね。正直、どんな意見が出るのかというよりも、意見が出ないままに終わるのかと心配していたのですが、それも杞憂に終わりました。活発に意見が飛び交い、終わったのは16:30過ぎ。予定時間をオーバーしました。宮城野の生徒は、本当にすごいですね。久しぶりにワクワクしました。特に滑らかに言葉が出る人も、訥々としてしゃべる人も、みんな平気で手を挙げて、生徒同士で議論するというのが良いですね。また上級生と下級生間で、議論が普通に始まるというのも、もしかしたら部活動がないゆえんかもしれません。お互いに遠慮せずに議論できるのは、本当に良いことです。

 議題1 生徒企画体育的行事について

 議題2 生徒企画文化的行事について

 議題3 空気清浄機の設置及び購入について

 議題4 実力養成講座について

 議題5 文化的行事の後夜祭開催について

 議題6 あいさつについて

 

以上の6つが議題でした。どれもとても興味あるものだったのですが、特に最後の「あいさつについて」のところで、ある生徒の言葉が大変印象的でした。彼曰く「あいさつをするのは、社会的ルールとしてあたりまえのことであり、返してもらうことが目的ではない」。明日からがとても楽しみです。でも、明日から青森出張。2泊3日です。

今日は、このへんで。

PS

今日は、二華高校でSGHの公開研究会があり、本校から総合学科の生徒が招待されて発表してきました。先日のPSでの発表を行ったと思います。見に行った教頭先生の話によると、本校生徒の発表はとても人気を博したらしく、大好評だったようです。お疲れ様でした。

 

 

 

 

「宮盲祭」&青陵

  本日未明の大きな地震。びっくりしました。みんなも目が覚めましたよね。幸い被害情報は入っていませんが、生徒のみなさんのところは、大丈夫でしたか? くれぐれも気をつけて。枕元に防災グッズの確認を忘れずに。

 さて、今日は3月まで勤務した宮城県立視覚支援学校の文化祭「宮盲祭」の校内発表リハーサルのところにお邪魔してきました。本来、一般公開は明日土曜日なのですが、明日はちょっと都合がつかないため、リハの最中にそっと応援をしてきました。みんな半年見ないうちにとても大きくなっていました。みんな成長期だから、そうなんですね。小学部や中学部のみなさんは、あっという間に大きくなります。小学部のみなさんのお芝居は、とてもりっぱでしたよ。もちろん中学部や高等部のみなさんの歌も素敵でした。明日、頑張ってくださいね。

 午後からは、仙台青陵中等教育学校の創立10周年記念式典に参加してきました。普通の学校でいうと中学生に相当する生徒から高校に相当する生徒まで。すごいですね。高校生(青陵さんでは4~6年生)に混じるので、1~3年生(中学1~3年生)がとても大人に見えました。10周年というと、宮城野高校も、確か10周年を盛大にやりました。今でも覚えていますよ。今度は25周年です。これから本格的な準備です。よろしく!

 

国語の秋季大会から・・・満月の夜に

 昨日は、県高校国語教育研究会の秋季大会が古川高校で開催され、そこで大会運営に携わったため、この通信は一日お休みでした。その秋季大会での講演会の様子をレポートします。

 秋季大会には県下の高校国語の先生方102名が参加しました。午後からは、詩人の田原氏のご講演がありました。詩人として活躍する田原氏は、母国の中国はもちろんのこと、日本でも詩人として活躍し、詩集「石の記憶」でH氏賞を受賞された方です。また詩人の谷川俊太郎氏の詩の翻訳や研究でも有名な方です。仙台にも長く住んでおられ、東北大学でも教鞭をとっておられたということで、東日本大震災の際には、たくさんのご支援をいただきました。ご講演の中で田原氏からは、谷川俊太郎をはじめとして日本文学がすばらしい作品を生み出してきたことを熱く語っていただきました。心強い味方、応援団として田原氏のような方がいらっしゃることに改めて心を熱くしました。また日本文学の現状は、安泰と言えるものではない、しっかり後の世代に伝えていく必要があると思った次第です。田原先生、ありがとうございました。

 今日は、満月ですね。先ほど、夕方からプロ野球のドラフト会議があり、一喜一憂する関係者をテレビで見ながら、一方で東の空に浮かぶ満月に見とれていました。

 今日は、このへんで。

 

防災避難訓練と「芸術の秋」・・・ヴァイオリン体験&四季重箱

  本日7校時目の防災避難訓練、お疲れ様でした。今日の避難訓練は、大雨特別警報、七北田川の洪水を想定し、そこから安全に避難できるよう行ったものです。実際に本県では、近年洪水による被害が発生しています。日本各地で台風や大雨による甚大な被害が頻発しています。あらゆる機会を通じて防災意識を高めていきたいものです。

さて芸術の秋を迎えた本校では、今日の放課後16:15~から、放課後講座の一環で「ヴァイオリン体験教室」が開催されました。谷口貴子先生と門司尚美先生が企画されたものですが、本校では、放課後に先生方がこのような講座を企画して生徒・保護者に参加を呼びかけます。それぞれの持ち味が発揮できて、先生方と生徒との距離がまたぐっと近くなりますよね。今日は、講師として校外から阿部佐登子氏と小野寺純氏をお迎えしました。お二人ともヴァイオリンの達人で、初心者の参加者にとてもやさしく、丁寧に教えていただきました。参加者は、PTA6名、本校職員3名、生徒13名の合計22名。後半から吉田教頭が飛び入り参加しました。途中で受講者にプレゼントしていただいた講師の阿部先生と小野寺先生、本校の谷口先生と門司先生のアヴェマリアは、深まりゆく秋にふさわしいミニコンサートのようでした。

芸術の秋を思わせるものは、音楽のみならず、「美術・工芸」でも。こちらは、校長室に展示です。2018信州総文祭での美術・工芸部門(長野県上田市で開催)で展示された遠藤未菜さんの「四季重箱」が、なんと校長室にやってきました。未菜さん。お許しいただき、本当にありがとうございます。昨日、放課後に本人の手で写真のように展示していただきました。先日は、「こもれびの降る丘 遊学館」で開催された「第25回宮城県高等学校総合文化祭」においても、信州総文祭の出品作品ということで、会場に絵画作品等と一緒に展示されたものです。どうぞ実物をご覧になりたい方は、校長室へ。お月様がきれいですね。

 今日は、このへんで。

 

 

 

「第25回宮城県高等学校総合文化祭 総合開会式」・「第1回東部支部総合文化祭」

 「天高く馬肥ゆる秋」。どこでこの言葉を使おうかなとタイミングをはかっていたのですが、まさに昨日、今日がぴったりですね。昨日に続き、今朝もきれいに晴れ渡り、朝のテレビでは、蔵王のゴンドラに乗ったアナウンサーからの実況生中継。きれいに紅葉した蔵王の山々が本当にきれいでした。私も、この週末は、「こもれびの降る丘 遊学館」で開催された「第25回宮城県高等学校総合文化祭 総合開会式」・「第1回東部支部総合文化祭」に出席してきました。去年のみやぎ総文2017の財産をしっかりと継承して、今年度の県総文祭が盛大に開催されたこと、また今年発足した東部支部の第1回総合文化祭が生徒のチームワークよく開催されたこと、本当にうれしく思います。生徒実行委員長の石巻工業高校の生徒さんが力強く挨拶してくれたのも、とても印象的でした。石巻工業高校さんは工業高校らしく、最新のロボットを展示していて、私も少しばかりおしゃべりしてきました。私のほうがずっと舞い上がってしまい、ロボットさんを困らせてしまいました。すみません。

昨夜は十三夜。中空にきれいに見えていましたね。「萩の葉でお月様を半分隠して遊びたい」と先日書き込みましたが、それを実現できたことで私は寝心地がとてもよかったです。今日から教科面談がスタート。私は、二年次の生徒と約1時間。とても楽しい語らいでした。

今日は、このへんで。

 

 

遠足と「夏目漱石」

 今日10/19は、各年次HR単位の遠足の日。朝から各HR、貸し切りバスで目的地に出発しました。先ほど、各HR無事終了し、解散したとの報告を受けました。一年美術科の宿泊研修も無事に仙台駅前バスプールに戻ってきたようです。雨の心配もありましたが、仙台は、ほとんどぱらつくこともなく、みなさんのお祈りが通じたようで、セーフでした。福島や山形に出かけたクラスは、どうだったでしょうか? 福島のアクアマリン見学を1時間ちょっとで組んだところなどは、すごいハードスケジュールだったのでは? あとでぜひ土産話を聞かせてください。

 私は、みなさんが遠足に行っている隙に、東京エレクトローンホール宮城で開催された「宮城県高等学校総合文化祭 文芸専門部」に出かけてきました。文芸部を置いている各学校の部員が一同に会し、午前中に講演会、午後に研修会を行いました。私は昨年度の「みやぎ総文2017」の文芸専門部を見学できたのですが、各学校の部誌のレベルの高さにビックリしました。私も一応国語の教員ですが、とてもかなわないようなすばらしい作品群に圧倒されました。その記憶があったので、私は午前中だけでしたが、興味津々で参加しました。午前の部は、東京大学の小森陽一先生をお迎えしての講演会。先生は、夏目漱石の研究等で、すばらしい業績をあげている方です。今日も、漱石を論じていただきました。すごかったですね。やはり読みの深さが違います。我々高校現場の国語の教員が日頃教えているレベルのはるか先を行っています。漱石の同時代の読者が、どんな気持ちで漱石の新聞連載小説を読んでいたか、実にわかりやすく教えていただきました。「こころ」を読む切り口も、なるほど、こんな読み方ができるんだと目からウロコが落ちるような気持ちでした。やはり私たちは、少し倫理的に読み過ぎかもしれません。小森先生、ありがとうございました。

 ということで、明日は「第25回宮城県高等学校総合文化祭 総合開会式」・「第1回東部支部総合文化祭」出席のため、「こもれびの降る丘 遊学館」に出かけてきます。昨年度の「みやぎ総文2017」で花開いた宮城の高校生の文化の華が、また東部地区で大きく花開くことになります。楽しみです。お天気になることを祈りましょう。

明日は、土用の入りです。立冬前の18日間です。次の季節へ移行する準備期間。秋から冬へ。流行する前にインフルエンザの予防接種もやっておきたいものです。くれぐれも風邪などひかないように注意しましょう。

今日は、このへんで。

 

 

 

「河合隼雄」

  大気が安定してきました。最高気温が20度前後の秋晴れの日は、本当に気持ちがいいですね。今朝は、きれいに晴れ上がった分、シャキッと身が引き締まるような、冷え込みでした。ところで通勤の途中、ラジオで聴いたのですが、仙台市内では、未明に火事があり、6人が亡くなったとか。怖いです。この季節、暖房器具の使い始めだと思います。まずは、火の用心です。くれぐれも気をつけて。

さて、本日は美術科1年次のみなさんが宿泊研修に出かけました。1泊2日で岩手、秋田をまわってくるようです。この時期の岩手・秋田は、紅葉がきれいですね。中尊寺や毛越寺、岩手県立美術館、秋田ふるさと村、秋田県立美術館と、1年次美術科のみなさんは、大いに目を養ってくるはずです。みなさんにとって、充実した研修になることと、仲間と一層絆が深まってくることを期待しています。

新潮社のPR誌の「波」10月号を読んでいたら、特集で「新潮社社員が選ぶ『新潮文庫 わたしの5冊』」というページがありました。「古本屋に売ったらあかん、この5冊」。その中に「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」がありました。懐かしい本です。村上さんはもちろんですが、河合さんを知りたかったら、早く読みましょう。

今日はこのへんで。

 

 

「雨降り」

 4-3で日本チームの勝ち。すごいですね。昨夜行われたサッカーの対ウルグアイ戦。相手国はFIFAランキング5位。対して日本は54位。日本は、前回の大会からチームの若返りをはかっています。もしかしたらうまくチームが活性化するかもしれない。そう予感させるようなゲームでした。いつの時代も、組織を長い期間にわたって一定のレベルで維持発展させることは難しいもの。一歩間違えると、一気にどん底にたたき落とされ、しばらく這い上がってくることができなくなるかも。そういう危険性が潜んでいるからこそ、若返りをはかるのは難しく、時に安全策をとってベテランにいつまでも頼ってしまうこともある。この世代交代のタイミングを見極めるのは、本当に難しいと思います。今後のサッカー日本代表チームの活躍を祈りたいと思います。

 さて、今日は確か上弦の月。まもなく「十三夜」を迎えます。「十三夜とは?」と首をかしげる人は、辞書を引いてください。中秋の名月が今年は雲で隠れていたので、今度はこちらに期待したいと思います。露にしっとり濡れた萩の葉に十三夜。薄(すすき)ももちろん「趣あり」の世界ですが、私はなぜか今年は萩の葉でお月様を半分隠して遊びたいと思います。

 今日は、久しぶりに南木佳士氏の「ふいに吹く風」を読み返しました。南木さんは、敬愛する作家の一人です。このエッセイ集の最後のほうに出てくる「雨降り」。原稿用紙にしたら数枚のエッセイですが、小論指導をするときに、よくお世話になる文章です。「雨降り」という唱歌に歌われている情景から、みなさんは、どういうものを感じ取るでしょうか? ここには、立場や発想をひっくり返すヒントが隠されています。いずれ時間のあるときに、一部を紹介したいと思います。

今日は、このへんで。

 

音楽祭

  今日は、高文連の仕事で、若林文化センターで開催された「第41回宮城県高等学校音楽祭」に行ってきました。宮城県の高校の音楽教育研究会と高文連の器楽・管弦楽専門部が主催です。長く音研主催でやってきたものに、器楽・管弦楽部門が入りました。すごかったですね。マンドリンあり、ギターあり、ハンドベルあり、合唱あり、ジャズバンドあり、弦楽合奏あり、管弦楽あり。すごかったのは、某高校の一年生のあるクラスが出演し、自分の高校の校歌を合唱したんです。これには、まいりました。うちの学校もできるんじゃないかと思いました。来年に向けて、前向きに検討しましょう。

 午後から、25周年事業の校内委員会がありました。来月、いよいよ実行委員会設立です。そこに向けて、最後の詰めです。講演会をどうするか、楽しみですね。生徒のみなさん、ご協力、お願いしますね。

 今日は、このへんで。

 

欲しいのは「具体性」

  早いもので、10月も半ば。日中はお天道様が出ると暖かくなりますが、朝夕はさすがに、薄着はもうだめですね。おととい、自宅では今秋初めてこたつにスイッチが入りました。あったかいです。こうなると、こたつから出るのが嫌になるんです。そこで寝てはダメですよ。受験生は、しっかり勉学に励んでください。今日、学校では調査書作成委員会・推薦選考委員会がありました。三年次の生徒で、推薦やAOで進学を考えている人は、可否の連絡を受けたと思います。これから志願(志望)理由書も本番ですね。11月初旬の出願が多いと思います。今日、志願理由書を持ってきた人は、何が不足していたか。ポイントは「具体性に欠ける」です。「〇〇になるために必要な能力や視点を貴学の実習を通して身につけられると思ったからです」と書いただけでは、ダメです。「その〇〇に必要な能力や視点とは、何だと思いますか?」に答えられるような書き方をしていないとアウトです。「直接援助する際に必要となるコミュニケーション能力を養いたい」と書いたときに、どのようなコミュニケーション能力をよしとするのか、書き切れていないとアウトです。そこを一生懸命考えてください。ここからが汗のかきどころ。みなさんは、PSやFTでとても良いことを学んでいます。大丈夫ですよ。

今日は、このへんで。

 

ニューフェイス

  夕方、出張から戻って車から降りると、三年次の教室では、真剣なまなざしで問題に取り組む生徒がたくさん・・・。記述模試の真っ最中でした。今日は数学ですか。たいへんです。今回の記述と9月のマークのドッキング判定で、夏休み以降の伸び具合が、ある程度は見える訳ですが、これはあくまで仮定の話で、大方の現役の受験生は、まだまだこれからぐんぐん伸びてきます。今日、解けなかったから、自分は「志望変更」というのはナンセンスです。ガマンガマン。これから寒くなるまで辛抱に辛抱を重ねた者に栄冠が輝きます。まずは明日も、捻りはちまきでがんばりましょう。

 さて、今日は、午後から小牛田農林高校さんの130周年記念式典に参列してきました。すごいですね。100年を軽く超えています。本校は来年25年目。式典は再来年実施となります。その本校の何倍もの歴史と伝統を積み重ねてきた学校です。宮城県は、というより、全国的に見てみると、学校のスタートは、農学校が多いのです。米どころの宮城の農業を支えてきた学校です。剣道部や相撲部の活躍もすごいですね。本校とはだいぶ校風が違うのですが、実は共通項が一つ。小牛田農林高校も総合学科があるのです。だから県内の総合学科設置校の研究大会では、肩を並べることになります。参考にできることがあれば、どんどん吸収したいです。今日は、記念誌もいただいてきたので、本校が25周年記念誌を作成する際に、大いに参考にしたいと思います。

 ところで、今日、本校では新しい先生をお迎えしました。二年次の英語を担当する鈴木幸恵先生が産休のお休みに入ったので、そのお休みの期間、川田悠希(かわた ゆうき)先生に教えていただくことになります。ニューフェイスです。みなさん、よろしくお願いします。

 今日は、このへんで。

 

 

 

エール!

  夕方になって、係の伊勢先生からうれしいニュースがもたらされました。本校では10/22(月)~10/26(金)の期間、教科面談週間と称して、自分の興味関心に応じて、ふだん相談できない先生方と面談ができます。先生方は、自分の得意分野や対応可能な分野をあらかじめ生徒に提示し、それを一覧にした資料から生徒が自由に選択し、その先生方と面談を行うというものです。おもしろい企画ですね。自分が高校時代には確かに「あの先生に進路相談などをしてみたい」という気持ちがありました。それは、自分が進みたい専門分野に関連するところで、おもしろい知識を持っていそうな先生でした。授業内容とは違うところでいろいろな先生に話を聞けるのは、多角的に物事を考えられるようにする上で、絶対必要なことだと思います。

 さて、その教科面談週間の、生徒の希望調査がまとまったようで、その中に私を指名する者が1名、たった1名ですが、いたらしいのです。うれしいですね。楽しくなりそうですね。どんな質問がくるのでしょう。ワクワクします。

 さて、明日は成績会議。三年次にとっては、今度の推薦AO会議で審議されるときの仮評定がここで確定します。もちろん最終的には、年度末に出るものが「評定」です。そこまで少しでもアップできるように頑張ってほしいと思います。

 三年次生にとっては、明日金曜日と明後日の土曜日は、記述模試です。毎週のように模試が続きます。たいへんですが、チーム宮城野が試されるときです。みんなで支え合ってほしいです。9月のマーク模試の結果も拝見しました。みんなは、これからもっともっと伸びます。夏休みの勉学の成果が出始めるのは、これからです。明日、県警の二次試験を受験する生徒もいます。頑張って!

今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

丁寧に生きる

 今朝は、若林区で豪雨と洪水注意報がでました。7時前後でしょうか。短い時間でしたが、たたきつけるような、すごい雨でした。みなさん、大丈夫だったでしょうか?

さて、雨さえなければ、この季節は、朝夕のひんやりした空気がなんとも気持ちがいいですね。暦を調べたら、10月8日は「寒露」でした。辞書にはこんなふうに出ています。

  

 寒露とは、10月8日頃。秋分から数えて15日目ごろ。晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。秋の長雨が終わり、本格的な秋の始まりになりま       す。この頃は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。夜には月も美しく輝いて見えます。寒露の頃になったら、空を見上げてみてはいかがでしょう。これまでと違った、秋の清々しさと趣を感じる空に出会えるはずです。

 

 いかがでしょうか? 残念ながら今夜から県内は雨模様ですが、週末はまた天気が回復しそうです。日一日と秋の深まりを感じる季節。私は食いしん坊なので、梨や柿やリンゴが食べられる秋が大好きです。ブドウもおいしいですね。栗ご飯も大好きです。はらこ飯もいいですね。今日は、なぜか食べ物の話になってしまいました。すみません。

 さて、毎日新聞では毎週日曜日に「日曜くらぶ」という8Pほどの第2朝刊を入れてきます。なかなか面白い連載記事があって楽しみにしているのですが、10/7(日)には、読み応えのある記事が並びました。ひとつに海原純子氏の「新・心のサプリ」。タイトルは「死を見つめ 丁寧に生きる」。先日、亡くなった樹木希林さんのことが書かれています。少しばかり、参考になるかもしれない箇所を紹介します。

 

 〆切がある時、私たちは無駄なことをしなくなる。まず無駄な時間をなくそうとする。自分の場合はどうだろう、と思いめぐらしてみると、最も無駄なこと       は、後悔と不安と人の悪口を言うこと、嫉妬や他者との比較、見えや体裁のおつきあいだと思うので、生活の中からそれらを一掃し、やりたいことに集中する。

             中略

 残された時間が少なくなった時、その事実から逃げず、はっきりと〆切をみすえ、自分を活かし、他者のために何かができるという勇気を見せてくれた希林さん、素敵な生き方が心に残った。

 

 今度の休みは、映画の中の樹木希林さんに会いに行きたいと思います。合掌

 

今日は、このへんで。

 

 

不思議な縁

  今日は、三連休明けの火曜日。連休2日目の日曜日は、台風25号の動きが心配でしたが、幸い直撃は免れました。強風により盛岡以北の新幹線がストップするなどの影響がありましたが、本校の美術科のみなさんの乗車する新幹線はほぼダイヤ通りに運転し、無事参加者全員が元気な笑顔で仙台駅に戻ってきました。在来線のダイヤに乱れが生じたのですが、みなさん無事帰宅できたものと推察します。みなさん、お疲れ様でした。日本の古都、奈良・京都の研修旅行は、いかがでしたでしょうか? 向こうは、もちろん紅葉には早いのですが、真夏の一番暑い時分を過ぎ、比較的活動しやすいお天気に恵まれたのではないでしょうか? 京都市立銅駝工芸高校の生徒のみなさんとの交流も、とても感動的であったと聞いています。銅駝工芸高校の校長先生も、来年ぜひ宮城を訪問したいとおっしゃっていました。私も、京都に行く機会があれば、ぜひ銅駝工芸高校訪問を実現したいと思っております。そのときは、よろしくお願いします。

 さて、三連休初日の土曜日10時から、PTA三団体臨時役員会が開催されました。私は、他に出張が入っていたので出席できなかったのですが、本校の創立25周年記念事業について、役員のみなさんに協議をしていただき、ほぼ原案どおりに認めていただきました。同窓会に続いてPTA三団体のみなさんにも了承をいただいたことで、次はいよいよ実行委員会を立ち上げることになります。関係のみなさんには、お忙しいところ、いろいろとご支援ご協力をいただくことになります。よろしくお願いします。

 もちろん生徒のみなさんにもご協力をいただきます。具体的には、改めて関係する校内の分掌の先生方から打診があると思います。特に現在の一年次生は、式典の時の三年次生になります。自分たちが主役です。宮城野のボランティアの精神で、よろしくお願いします。

 ところで、昨日10/8は体育の日でした。みなさん、何かスポーツに関することで、からだに良いことをしましたか? 私は、前日10/7の日曜日に開催された「松島マラソン大会」10キロの部に出場してきました。日頃の運動不足解消に少しばかり走ってきたわけです。この松島の大会には初めて出場。10キロですが、アップダウンが激しく、しんどかったです。でもなんとか無事1時間とちょっとの制限時間内にゴールすることができました。それで、自宅に戻ってから大会のホームページを開き、大会記録を眺めてビックリ。自分より30秒くらい早くゴールした人に、所属「宮城野高校」の選手がいたんです。私も所属「宮城野高校」と登録していたので、10人くらいの間隔で、「宮城野高校」が並んでいました。完走者数1200名ほどの中にです。不思議な縁ですね。全然気づきませんでした。でも、同じ宮城野高校にいっしょに走った人がいて、ほぼ同じくらいにゴールしていたと思うと、改めてビックリです。1年次の男子生徒でした。お疲れ様でした。来年、また走りましょう!

今日は、このへんで。

 

 

京都市立銅駝工芸高校

  台風がまたまた近づいています。今度の25号は、直撃は免れるようですが、大型で強風の範囲が広いとのこと。三連休が心配です。京都へ研修旅行中の二年次美術科のみなさんの旅程に影響が出ないことを祈っています。今日の定時連絡では、みなさん元気で、無事京都市立銅駝工芸高校との交流もうまくいったようです。銅駝工芸高校のみなさん、ありがとうございました。

 今日は、午後から学校評議員会が開催されました。実際に授業を見学していただき、評議員のみなさんに貴重なご意見を頂戴しました。お忙しいところ、これまた、ありがとうございました。

 東京で、フェルメール展がスタートしました。見にいきたいですね。すごい混雑だと思いますが。今日は、このへんで。短いですが、失礼します。

 

 

日本美術研修旅行/PTA朝の一声運動

  今日10/4から10/7まで、本校美術科二年次生は「日本美術研修旅行」。今朝仙台駅8:05発の新幹線で40名が無事出発しました。お見送りに行ったのですが、みんなかしこまって、とても行儀がよかったです。あれだと、添乗員さんも楽でいいですね。今回は、古き良き「日本美術」の本物を堪能する旅。美術科在籍のみなさんが、今回の研修旅行で自分の美的センスに一層磨きをかけ、もっともっとすばらしい作品を制作できるようになることを期待しています。今日は、確か奈良に行って、法隆寺と唐招提寺ですね。将来、この二つのお寺の間を自分の足で歩けるようになったらビッグになれます。挑戦してみてください。また、今回は時間の都合で見ることはできませんが、法隆寺のお隣にある中宮寺。ここは、ぜひ一人か少人数で見学するのをオススメします。堂内に安置されている半跏思惟像が有名ですね。みなさんは、広隆寺の半跏思惟像と中宮寺のそれと、どちらが好きですか? 案外、好みが二つに分かれて面白いかもしれません。

   さて、10/2と10/3の二日間、PTAのみなさんによる朝の一声運動が行われました。昇降口の前で、ピンクのユニフォームに身を包んだPTAの方々に、大きな声で「おはようございます」の声をかけていただきました。気持ちいいですね。PTAのみなさん、お忙しいところ、どうもありがとうございました。なお、今週は本校生徒職員による秋の交通安全・あいさつ運動も同時に行われています。こちらは明日の金曜日までですね。よろしくお願いします。

  今日の放課後は、三年次生にとって3回目の小論文模試も行われました。だんだんレベルもアップしてきました。みなさん、大丈夫ですか? みなさん、文章力は間違いなくあると思います。構成に注意して書けば、点数アップ間違いなし。最後まで粘り強くしがみついた人が栄冠に輝きます。頑張って!!

 今日は、このへんで。

 

新書

  今日、いつもの本屋さんがやってきて、注文していた本と一緒に出版各社のPR誌も置いていきました。ふと見ると「はじめての新書」という大きなタイトル。いつもの「図書」というPR誌名が小さくなり、そのタイトル名が赤で大きく目立つようにレイアウトされています。もちろん岩波ですが、岩波も大胆なことをやるようになりました。実は「はじめての新書」というタイトル以上に、もう一つこの表紙には、小粋な工夫がされています。うまいですね。パチパチです。思わずもう一冊、注文してしまいました。もちろんもう一冊は保存用です。

 さて、「はじめての新書」。生徒のみなさんにとって、「新書」はどんな存在でしょうか。高校生です。もしかしたらまだ新書の一冊も読んだことのない人がいるかもしれません。いや、本校は、PSやFTという探究を重視する時間があるから、自分の研究テーマを掘り下げる中で、新書を何冊か読破したという人がいるかも。いずれにしても、読みたくなったら、ぜひどうぞ。昔と比べて、今はたくさんの出版社から新書が出ています。まさに玉石混淆という状況です。迷ったら、やっぱり先生方の「オススメ」を大事にしてほしいなと思います。

ちょうど今月22日からは、教科面談週間が始まります。ホームを超えて、自分の好きな先生のところに行って、面談ができるという企画。とってもうらやましいです。先生方は、とてもオモシロイアピールをしていますよね。ああ、あの先生は、こんなことをやっているんだ、こんな専門性を持っているんだ。そんなふうに興味を持ったらぜひこの企画をどんどん活用を。

私の岩波新書。みなさんに「はじめての新書」にしてほしい岩波新書(敬意を表して)

  詩への架橋  大岡信著

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後期始業式

昨日は、台風24号のため臨時休業になりました。予定されていた始業式は本日10/2に放送で実施、午後の文化講演会は中止となりました。以下に本日、放送で生徒のみなさんに話した概要を紹介します。

 

  みなさん、改めましておはようございます。本来は昨日、始業式の予定でしたが、台風のため臨時休業。今日は放送で始業式となりました。私から少しお話をさせていただきます。

まず、昨日の台風によりみなさんのところで人的、物的に被害はなかったでしょうか? 被害がありましたら担任の先生に伝えてください。今年は台風の当たり年のようです。くれぐれも防災対策をしっかりたててください。

さて、10月に入りました。3年次の生徒のみなさんは、それぞれに進路実現に向けてまっしぐらです。私からお願いひとつ。進学であれ、就職であれ、みなさんが今いろいろな資料を参考にできるのは、先輩方のおかげです。また勉強に集中できるのは、ご家族のみなさんのおかげです。ぜひとも「つなぐ」意識を持ち、また感謝の心をもって勉学にあたってほしいと思います。みなさんが残す資料がまた後輩にとって貴重な情報となります。受験が終わったら、報告書の提出を必ずお願いします。また一・二年次の生徒に訴えたいことですが、昨日、日本でのビッグニュースは、なんといっても本庶佑先生のノーベル医学・生理学賞受賞のニュースでした。すごかったですね。先生のお話の中で、強烈だったのが、これからの研究者や若者に期待したいことに、「知りたいと思う心」、「不思議に思う心」を大切にしてほしいというのがありました。これは言い換えると「知的好奇心」と言ってもいいかなと思います。一・二年次の生徒はもちろんのこと、三年次の生徒もぜひこの知的好奇心を大事にして勉学に励んでほしいと思います。

さて本題です。二つあります。

一つ目は、本校は来年創立25周年を迎えます。その記念事業を平成32年度に実視する予定です。記念事業の中で記念式典、記念講演を予定しています。その記念講演の講師をどなたにお願いするか選ぶときに、ぜひみなさんに協力をお願いしたいのです。10周年の際には、ノーベル文学賞を受賞された大江健三郎先生をお招きしました。みなさんにもアイデアを出してもらい、25周年もすばらしい記念講演にしたいと思います。協力、よろしくお願いします。

二つ目です。始業式の場で、凡事徹底をお願いしました。挨拶、身なり、清掃です。この中の特に、挨拶についてです。みなさんは、相手側から挨拶されると、きちんと挨拶を返すことができます。しかし、先に挨拶することがまだなかなかできません。この点について、ぜひみんなで考えてほしいのです。幸い、今月生徒総会があります。その場でこの課題について、話題にしてほしいと思います。

以上です。後期も健康に気をつけて、それぞれに輝く学校生活を送ってほしいと思います。