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2019年11月の記事一覧

野見山暁治氏を読む

 時折、日が差すこともありましたが、気温はあまり上がらず、日が暮れると気温はどんどん下がって・・・明日は、相当寒い一日になるようです。今朝方の打ち合わせで、インフルエンザ予防とスリップ事故防止を呼びかけましたが、いよいよ本格的な寒さ到来。ストーブが恋しくなってきました。

 昨日、卒展に行ってきたので、美術家の本が欲しくなり、本校の図書館で新規購入の本を見ていたら、野見山暁治氏の『みんな忘れた  記憶のなかの人』を見つけました。野見山さん、すばらしい方ですね。中に「哭く人」というタイトルの文章がありました。水上勉氏のことを書いた一節です。水上氏といえば、窪島さんとのことです。こういう文章を一日の終わりに読めることをよしとして、今日は帰ります。

 今日は、このへんで。

 

行ってきました・・・卒業制作展

行ってきました。美術科の卒業制作展。今年もすごかったです。自分で言うのも、ちょっと恥ずかしいですが、生徒の個性と才能がキラキラと輝いています。

こんなふうに自分は、宮城野の美術科でやってきました、歩いてきました、時々走ってみました。ころんじゃったこともあります。でもまた走り出しました、そしたらこんなものをつかみました。どうですか、こんな作品。

そんなメッセージを生徒それぞれの作品から感じてきました。

 

ドーンと大作というのは、もしかしたら少なめかもしれません。でも大きなものを作れば、それでいいわけではありません。抑制したものに、たくさんのコトバが詰まっているんです。そういうのを感じる人は感じます。

スペースをゆったり使わせてもらっているのも、みなさんは、とてもしあわせものですね。ひとつひとつの作品が独立して自分の世界を形成していますが、でも、距離をおいて、とおくから複数の作品を眺めてみると、それぞれが共鳴して、単独では作りえなかった、異なる世界が現出します。そういう世界の音を感じ取るのもおもしろいかと思います。

今日は、お昼の時間でした。次は暗くなってから、別世界を味わってみたいと思います。

学校に戻って、昇降口前で気づいたこと。昇降口前の大きなタブの木の根元に、「ムラサキシキブ」が植えてあります。紫色になりかけの、控えめな実を発見しました。ドウダンツツジの燃えるような色と対照的です。

今日は、このへんで。

 

卒業制作展、スタート!

夕刊に、「台風19号  被災1ヵ月 丸森で黙とう」とありました。あの台風から1ヵ月。まだまだ大勢の方々が避難所での生活を余儀なくされています。改めて命を落とされた方々のご冥福を祈りたいと思います。本校生徒も、お昼休みに、被災地域への支援のために、校内で募金活動を始めました。協力をお願いしたいと思います。

さて、今日から本校美術科の卒業制作展が宮城野区文化センターでスタートしました。私も今日見に行きたかったのですが、バタバタしてしまいました。すみません。明日、ちゃんと見に行きたいと思います。放課後には、受付のバトンタッチの生徒が笑顔で行ってきますと出発しました。気をつけてくださいね。明日が楽しみです。

今日はこのへんで。

 

授業公開最終日⇒ICT機器活用&明日から卒展

昨日は十三夜。日暮れがめっきり早くなり、早い時間で東の空から昇る月がきれいに見えていました。

本校の授業公開は今日が最終日。小生も、1・2年次の授業を中心に見て回りました。実は本校では、10/19・10/20・10/22の三日間で、県立学校ICT機器整備推進事業の推進に伴い、教室天井に液晶プロジェクタ27台が設置され、指導者用のタブレットも新規で25台(既存40台)入り、黒板は映写兼用の黒板に張り替えられました。すごいですね。先に工事が進んでいた他校で見ていたので、なるほどと思いましたが、やはりびっくりです。若手もベテランも、もうみなさんどんどん活用しています。授業でちょっと黒板に映し出したいところをデータで取り込んで黒板に写し出し、その上にチョークで書き加えられる時代です。教科書の本文はもちろんのこと、生徒がノートに書いた答案をさっと黒板に写しだして、黒板上で添削することができるわけです。こんなことを書いていると、何を時代遅れなと言われるかもしれませんが、小生にとってはやはり驚異です。数学の先生が廊下でせっせと添削していたのですが、それを次の時間には黒板に映して、解説していました。便利な世の中になりました。私は、二度と教壇に立てないような気がします。それとも私にも使えるような日がくるのでしょうか?

と、そんなふうに嘆いてばかりいたらダメですね。技術は日進月歩。精神は不易。生徒の学力向上のために、がんばりましょう。

さて、昨日11/10(日)、県庁・勾当台公園では、『さんフェア2019』が開催されました。専門学科のある県内各高校が一同に会して、今年度の研究成果を展示発表したり、作品や特産品の販売等を行ったり、ファッションショーをやったりと大賑わいでした。また、同じく昨日の日曜日には、県内特別支援学校の合同文化祭が、中心会場を藤崎にして開催されました。これは「みやぎ総文2017」の時に、特別支援学校部門として藤崎で開催したものが大成功となり、これはぜひ継続をということで、開催されているものです。キャッチフレーズは『挑戦、それは笑顔を重ねること』。そのキャッチフレーズにふさわしく、藤崎本館サンモール一番町側特設会場で実施された発表の部は、笑顔でいっぱいのダンスや和太鼓などの発表があり、大勢のお客様で賑わいました。

 昨日の日曜日には、田子地区の防災避難訓練も開催されました。本校からも田子地区の生徒7名が参加しました。ここ田子地区も浸水の被害の可能性が高いところとなっています。先日の台風19号のような大きな台風がまた来るかもしれません。しっかり防災意識を高めていきたいと思います。

 

 さて、明日からいよいよ美術科の卒業制作展です。昇降口にも、ご覧のとおり。1日前の掲示。楽しみです。テーマは『PASSPORT』。どんな作品が展示されるのでしょう。ワクワクします。みなさんのご来場をお願いします。

 今日は、このへんで。

 

PTA三団体合同役員会&「ヴァイオリン体験」が開催されました

 昨日の放課後、16:00から本校恒例の放課後講座のひとつ「ヴァイオリン体験」が開催されました。30名ほどでしょうか。生徒に交じって先生方も初めてのヴァイオリンに夢中になっておりました。この「ヴァイオリン体験」については、講師の先生のご協力により、今日11/9(土)の10:00から、三年次PTA研修会でも開催されました。講師の先生、そして、参加された3年次PTAの方々、ありがとうございました。

今日は、引き続き午後からPTA三団体合同役員会及び各種委員会役員会(中間報告会)が開催されました。休日のところ、たくさんの役員の方々にお集まりいただきました。ありがとうございます。

この役員会では、10月までのPTA三団体の諸活動を振り返り、また予算の執行状況の報告もあり、さらには今後の活動等について、改めて確認がされました。来年度は、オリンピック開催と25周年記念事業・式典が重なり、例年より窮屈な年間計画となりそうですが、みなさんのご協力もいただき、なんとか乗り切っていきたいと思います。よろしくお願いします。

明日は、勾当台・県庁周辺で「さんフェア2019」が開催されます。専門学科を設置している高校の特産物等が展示、販売されると思います。ぜひ足を運んでいただければと存じます。

今日は、このへんで。