校長通信
行ってきました・・・卒業制作展
行ってきました。美術科の卒業制作展。今年もすごかったです。自分で言うのも、ちょっと恥ずかしいですが、生徒の個性と才能がキラキラと輝いています。
こんなふうに自分は、宮城野の美術科でやってきました、歩いてきました、時々走ってみました。ころんじゃったこともあります。でもまた走り出しました、そしたらこんなものをつかみました。どうですか、こんな作品。
そんなメッセージを生徒それぞれの作品から感じてきました。
ドーンと大作というのは、もしかしたら少なめかもしれません。でも大きなものを作れば、それでいいわけではありません。抑制したものに、たくさんのコトバが詰まっているんです。そういうのを感じる人は感じます。
スペースをゆったり使わせてもらっているのも、みなさんは、とてもしあわせものですね。ひとつひとつの作品が独立して自分の世界を形成していますが、でも、距離をおいて、とおくから複数の作品を眺めてみると、それぞれが共鳴して、単独では作りえなかった、異なる世界が現出します。そういう世界の音を感じ取るのもおもしろいかと思います。
今日は、お昼の時間でした。次は暗くなってから、別世界を味わってみたいと思います。
学校に戻って、昇降口前で気づいたこと。昇降口前の大きなタブの木の根元に、「ムラサキシキブ」が植えてあります。紫色になりかけの、控えめな実を発見しました。ドウダンツツジの燃えるような色と対照的です。
今日は、このへんで。