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校長通信

全面芝のグランドと校舎玄関・昇降口

昨夜から大気の状態が不安定で、今朝まで雨が降ったりやんだりのお天気でしたが、午前中の早い時間に天気が回復し、今お昼休みになったところですが、青空も見えていて、4校時には生徒のみんなが、きれいに刈られた芝のグランドで体育の授業をやっていました。気持ちよさそうな汗をかいているみなさんがうらやましいです。ということで、せっかくなので、グランドの写真を公開することにします。もちろん、また数週間後には、雑草が生えてくるのですが、本校の全面芝のグランドをご覧ください。今日は、このへんで。

 

 

 

 

夏休み明け初日・・・全校集会講話

  本日、夏休みが明けて初日。大掃除後に全校集会。その後1・2年次は課題テスト、3年次は実力テストです。全校集会では、生徒の元気な顔を見ることができてよかったです。その場で少しばかり話をさせていただきました。夏休みの振り返りと今年度後半への期待です。概要ですが、紹介します。

      令和元年度 夏休み明け 全校集会  校長講話 概要

 

  改めまして、おはようございます。休み中に、大きな事故の報告もなく、こうしてみんなの元気な顔を見ることができたこと、本当にうれしく思います。夏休み明けの全校集会にあたり、少し話をさせていただきます。

まず、夏季実力養成講座ですが、暑いところ、よくがんばってくれました。1・2年次は少し短くなりましたが、3年次は、予定通り実施することができました。3年次生は、様々な外部模試も受験したと思います。これから涼しくなる秋が正念場。少しずつ実力の伸びが実感できるようになります。あるいはしんどい成績が返ってくるかもしれません。でも、ロマンを最後まで追究してほしい、やせ細った、ちっぽけなリアリストにならないでほしいです。しかしながら、足元を全然見ようとしないロマンチストもダメ。だからリアリズム。冷静なリアリズムに裏付けられた、自分にとって一生一度のロマン。これを高く掲げ、実現に向けて頑張ってください。

また、休み中には、中学生対象のオープンキャンパスもありました。本校始まって以来最高の1600名を超える参加者がありました。各学科生徒のみなさんが説明等に活躍してくれました。ありがとうございました。もしかしたら、この中学生対象の説明会を11月も開催します。打って出る宮城野。25周年に向けてガンガンやります。

また、田子塾等、もろもろのボランティアにも一生懸命参加してくれました。みなさんに改めて感謝したいと思います。

さて、夏休み明けにあたって、みなさんにお願いしたいことです。本校は来年25周年記念式典・事業を計画しています。今後のさらなる飛躍を期して、真の意味で、生徒の主体性を重んじる学校へ、そういう仕掛け作りを今後行っていきます。たとえば、今年度12月の土ゼミでも、生徒が案内、接待、司会進行等を務める形にします。次年度の学問の世界、職業人講話も同じです。PSやFTでは、みなさんがしっかり主役となって発表会等を動かしているはずです。みなさんはできるはずです。今後の校内各種行事や外部講師依頼の講演講話等において、生徒の案内、司会進行等を積極的に取り入れます。みなさんが受け身的に座って待って、聞くだけのものにしません。宮城野らしさを意図して作ります。「若い大人」扱いを徹底します。「自分たちが学校を動かしている」、そういう意識をぜひとも持ってほしいと思います。

また後日、ホームで説明があると思いますが、みなさんのサークル活動の新規発足を後期にも認める形になります。このサークルも、もちろんみなさんの主体性発揮の場としてあるわけです。ぜひみなさんの積極的参加と活発な活動を期待したいと思います。

 以上です。夏休み明け、まだまだ暑さが続くかもしれません。体調管理に気をつけながら、一日一日を大切に過ごしてください。

 

このようなことを話しました。真に主体性を育てる学校へ。25周年に向けて、どんどん生徒の皆さんを動かしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 さて、みなさん、気づいたと思いますが、休み中に、グランドの芝刈りをしていただきました。体育館に入る際、青々とした芝がとてもきれいに見えたと思います。明日から1・2年次は早速授業開始。体育とても楽しみですね。3年次は、もちろん明日実力考査です。でっかい夢の実現に向けて、しっかり頑張ってください。

 今日はこのへんで。

 

「美術科 夏季スケッチ合宿」&「虹のアートプロジェクト」

仙台七夕の中日、二日目です。昨日は、ジンクスどおり、14時30分過ぎ頃に、雨が降ってきました。すぐ降り止んだのですが、7月後半の梅雨明け以来の雨になりました。その雨もほとんど納涼の効果なく、今日も暑い日が続いています。

 ところで、美術科1年次のみなさんと2年次美術科と総合学科の希望者、計50名が昨日から2泊3日の予定で、花山青少年自然の家において「美術科 夏季スケッチ合宿」を行っています。暑いところ、お疲れ様です。今日は恒例の沢活動があるようで、冷たい沢の水に足をひたして、涼しくなってほしいです。山のほうも厳しい暑さが続いているようです。くれぐれも熱中症等に注意してください。

 また、京都の銅駝美術工芸高校から3名の生徒と引率の先生1名、そして宮一高の美術部3名、それに加えて本校美術科の3名がいっしょになって、「虹のアートプロジェクト」に取り組みました。例年、美田園の仮設住宅の集会所などを利用して実施していたものを、今年は、仮設住宅が閉じられたので、今年は新築なった「閖上公民館」に場所を移して行いました。準備不足がたたって、思い通りに参加者を集めることはできませんでしたが、それでも参加してくれた小さな女の子たちは、ランプシェード作りに夢中になっていました。またキッズ教室の帰りにたくさんのママとキッズに立ち寄っていただき、絵画やコップ等の作品を差し上げることができました。なんと立ち寄っていただいたママさんに、本校卒業生の方がいらっしゃいました。びっくりです。いろいろなところで応援団と遭遇するのが、これまたおもしろいところです。本校の某先生と同級生だったとか・・・。話がとても弾みました。来年も継続できたら、うれしいです。閖上小中学校の八森校長先生、閖上公民館長の及川様、事務長の境様をはじめ、たくさんの方々にお世話になりました。もちろん京都市立銅駝美術工芸高校の倉本先生はじめ、3名の生徒さんには、遠いところお越しいただき、感謝です。閖上のカツ丼の味はいかがでしたか? 来年も、もしよかったらどうぞ。

 今日は、このへんで。

 

「珊瑚」

昨日の夜、19時23分頃、福島県沖を震源とする大きな地震がありました。県内では石巻と亘理で震度5弱を記録、宮城野区を含む県内の広い範囲で震度4を記録しました。実は私は昨夜、ある教育フォーラムに出席して、その後お茶をしている最中の地震でした。東京は震度3だったのですが、かなり揺れました。それも長い時間。怖かったですね。一瞬、東京でも・・・と思いました。隣席の方は、相当びっくりしたようです。やはり地震の備えは大事ですね。高いビルやホテルに入ったときや、地下街を歩いているときもそうですが、非常口はどこなのかというのを常に意識して行動する必要があると改めて思いました。慣れない場所に行く時などは、要注意です。余震にも注意してほしいです。3.11の東日本大震災のときは、3.9にやや強い地震がありました。これから本震が来るかもしれません。怖いことですが、改めて家庭でも防災体制をチェックしてほしいです。

さて、今日は仙台七夕の前夜祭。今頃は、仙台の広瀬川河畔の夜空をきれいな花火が彩っていると思います。今日は、心のうちできれいな花火を思い描いて帰るとします。

国語の小齋先生から、作家のよしもとばなな氏の「珊瑚」というエッセイを教えていただきました。ばななさんは、本当に優れた書き手ですね。お父様の吉本隆明氏も大好きですが。奄美大島の海岸で拾った珊瑚のかけらから、彼女はとても豊穣な時間を過ごすことになります。「ゆったりとした時間」「むだな時間」「むだな時間こそが創造性をつくるんだな」「豊かな時間」「人生には無限の過ごし方の可能性がある」等々。

 今日は、このへんで。

 

学校説明会について感謝&「2019さが総文」

  7月もいよいよ今日が最終日。昨日宮城県が梅雨明けし、今日は東北の北三県が梅雨明けしました。日本全国梅雨明けし、明日からは8月、いよいよ本格的な夏到来です。夕刊では、今日の仙台での最高気温が35.9度まで上昇し、今夏初めての猛暑日となったそうです。実力養成講座や自学のため、登校している生徒のみなさんは、くれぐれも熱中症等に気をつけて、水分補給等をまめに行ってほしいと思います。

 さて、しばらくお休みしていた校長通信ですが、ようやく再開です。実は先週から昨日まで、佐賀県で開催されていた「2019さが総文」の視察に行ってきました。昨夜遅くに帰ってきたところです。総合開会式では、生徒実行委員長の挨拶や各県代表生徒の挨拶、各部門代表生徒の挨拶等があり、華やかに開幕しました。第三部においては、佐賀県の高校生が演劇的構成により、クラスの中での軋轢を乗り越えて、一回りも二回りも大きく成長していく姿が舞台上で演じられました。これまで言えなかった、あるいは言われたことがなかった「愛してる!」という宝物のような声が、観客も巻き込んで会場全体に響き渡ったとき、会場内は大きな感動の渦でいっぱいになりました。思わず涙ぐむ人もいました。高校生の祭典にふさわしいスタートとなりました。そして、開会式後のパレードは、直前のお昼頃に雨が降り、本当にお天気が心配だったのですが、願いがかなってきれいにその雨もあがり、暑さがちょうどよく和らいだ中での華やかなパレードとなりました。地元佐賀県の高校生、全国各都道府県からの参加者をはじめ、関係の方々にとって本当にうれしいうれしい晴れ間でした。

 翌日から、佐賀県の各地をめぐり、各部門の展示発表を視察しました。今回、本校からは2年次末永莉央さんの「肴」と題された工芸作品が美術工芸部門に出品されました。(写真参照)今年1月の県高校美術展で優秀賞を獲得した作品です。佐賀県立美術館に到着してみると、会場では末永さんが観覧の方々に向かって一生懸命説明している姿がありました。とても頼もしくりっぱでした。本校美術科の歴史と伝統にまたすばらしい1ページが加えられました。

ところで、その視察期間中の7/27には、中学生のみなさんやその保護者のみなさまを対象にした、今年度の「学校説明会」を開催しました。出発二日前から気温がぐんぐん上昇し、当日もやはり厳しい暑さになりました。熱中症等が懸念されましたが、おかげさまで大きな事故もなく、午前午後合わせて1600名をはるかに超える参加者をお迎えし、今年度の学校説明会を行うことができました。係から好評のうちに終えることができたと聞いて、ほっとしているところです。中学生のみなさん、いかがだったでしょうか? 現在の中学3年生からは、新しい高校入試制度がスタートとなります。いろいろと不安なところが多いかと思います。疑問点等ありましたら、遠慮なくお問い合わせください。また、学校見学等の申し込みもどうぞ。

今日は、このへんで。

 

リアリズムとロマンチシズム

暑くなりました。太平洋上に発生した台風のため、梅雨明けは持ち越しとなりましたが、いよいよ本格的な蒸し暑さ到来です。暑さ対策をしっかりやって、学習への集中力を切らさないようにしてほしいです。

1時間目の3年次集会では、「敢えて二兎を追う」に絡めて、リアリズムに裏付けられたロマンチシズムの大切さ、夢を持つことの大切さを伝えました。その後の全校集会では、今年度4月からここまでの生徒みんなの活動の評価に加えて、広瀬淡窓の『桂林荘雑詠諸生に示す』の漢詩について、初めて全校生徒の前で説明し、基礎基本の大切さを訴えました。夏休み明けに、みんな元気な顔でまたここに集合してくれることを期待します。

今日は、このへんで。

 

 

まもなく梅雨明け・・・幅広く勉学を

  いよいよ明日は夏休み前の最終日。LHRや全校集会、大掃除の日です。その後、27日の学校説明会の準備もあります。基本的に午前中で終わり。午後は三者面談等が入っている生徒保護者の方もいるかと思います。

夏休みに入ると同時に梅雨明けが宣言されるかのようで、今日は、西日本各地で長かった今年の梅雨明けが宣言されました。宮城県も、今日は日中に晴れ間が広がる時間があり、かなり蒸し暑くなりました。まもなくここ宮城県も梅雨明けだと思います。(ただ夜になったらまた雨雲が近づいているようです。福島では雷雨になったようで、気をつけたいものです。)夏本番に向けて、気を緩めることなく、それぞれに計画的に過ごすこと。

昨日、本屋さんで若松英輔氏の「『こころ異聞』 書かれなかった遺言」を見つけ、購入しました。これは岩波書店のPR誌「図書」に長く連載されていたものを一冊にまとめたものです。連載時からとても興味深く読んでいました。夏目漱石の「こころ」は、2年次の国語で、みんなが読むものだと思います。既に多くの研究家が研究し尽くし、もう書ける材料はないものと思っていましたが、さすが若松氏。鋭い視点でこころ論を展開しています。夏休みの私自身の課題図書は、これで決まりました。みなさんも、ふだんの勉強のみならず、幅広く読書に挑戦してほしいと思います。

今日は、このへんで。

 

木槿の花

  夏休み前の最終週に入りました。本校は25日に全校集会があり、26日から夏季休業に入ります。同時に「実力養成講座」がスタートします。今週も午前授業で、保護者面談が続きます。保護者のみなさま、お忙しいところ、ありがとうございます。

 梅雨時の、忙しい時を送っていたら、いつのまにか校舎南側に植栽されている木槿の花が咲き始めていました。先週末、ようやく気づいた自分が愚かでした。芙蓉さん、ごめんなさい。小生の自宅の木槿もまもなく開花すると思います。日照時間が少ないせいか、いつもよりだいぶ遅いですね。その代わり、アジサイが長持ちしています。ミニトマトはなかなか赤くなりません。昨日、深夜、庭で羽化したばかりのセミさんを見つけました。寒くて元気がありません。早く元気に鳴いてほしいです。

今日は、このへんで。

 

「田子塾」・・・それぞれの未来に向けてがんばろう

 今朝方は、少し小雨模様でしたが、次第にお日様がのぞき、気温も上昇。今日は久々に蒸し暑くなりました。これまでしばらく低温と雨が続いていたので、本当はこれが7月らしいお天気です。

昨日は、文ボラの代表のみなさんが文化祭報告のため校長室に来ました。私からは文化祭の大成功について、ありがとうねと伝えたところです。すばらしいリーダーシップを発揮され、見事に文化祭を大成功に導きました。今後は、この経験をいろいろな場面に生かしてほしいと思います。ありがとうございました。

今週から学校では三者面談がスタート。午後から保護者のみなさまが次々と来校されています。ありがとうございます。1回目の定期考査の結果をお伝えしていると思います。今後の勉学の励みにしていただければと思います。特に3年次のみなさんは、これから進路実現に向けて天王山です。目標をしっかりと確定し、お互いに切磋琢磨して頑張ってほしいと思います。

実は、先月から本校生徒が田子中で「田子塾」のお手伝いをしています。田子中の1・2年生を対象に、講師として中学生の数学の勉強のお手伝いをしているものです。6/21からスタートして、今日で四回目となります。中学校の先生によると、中学生にも、その保護者の方々にも好評であるとか。期待半分、不安半分でしたので、中学校の先生に聞くのが、正直とても怖かったのですが、胸をなでおろした次第です。私は、これから今日初めて視察にうかがう予定です。学習ボランティアに手をあげてくれた本校生徒21名のみなさん、ありがとうございます。

さて、来週が夏休み前の最終週になります。また7/27には、中学生向けの「学校公開及び説明会」になります。本日の職員会議で、申込者が中学生と保護者合計で2000名を超えたと報告がありました。すごい人数です。ありがとうございます。おもてなしの心でお迎えしたいと思います。

今日はこのへんで。

 

文化祭・・・ご来場、ありがとうございました

  今年度の文化祭「拍手喝祭 ~平静じゃいられない」が無事終了しました。ご来場されたみなさまに深く感謝申し上げます。生徒の展示・研究発表、演奏、パフォーマンス、模擬店等、いかがだったでしょうか。おかげさまで一般公開の7/13(土)は、梅雨の合間に、待ち望んだ青空が広がる天気に恵まれ、大勢のお客様にお越しいただくことができました。今の宮城野高生の大きなエネルギーがこのような形で個性豊かで、自由に伸び伸びと発現されていることを、ぜひ温かく見守っていただき、応援いただければと存じます。またご意見、ご要望等ありましたら、学校までお寄せいただければと存じます。

今年度の文化祭開催にあたり、運営の中心になって活躍した文ボラのみなさん、ありがとうございました。お疲れ様でした。いつも以上に元気な、リーダーシップ抜群の文ボラでした。また、文ボラのみなさんのみならず、この文化祭にそれぞれのスタイルで参加し、関わった宮城野高校生の全員に感謝です。「拍手喝祭」の文化祭にするべく、みなさんはそれぞれの持ち場で集中し、おもてなしの心をもって、お客様に対応してくれました。ありがとうございました。

(開祭式のオープニング用動画には、恥ずかしさも忘れ、小生も登場させていただきました。拙い演技力、いつもながら反省するばかりです。みなさまにお詫び申し上げるとともに、ちゃんと校長をフォローして、抜群の演技力を見せる本校の先生方に感謝です。)

また、今回もPTAカフェを開いていただきました。お忙しいところ協力していただいたPTAのみなさま、本当に心から感謝です。朝方、ご挨拶にうかがいましたら、逆に温かい激励までいただきました。みなさまは、本校にとって、本当に心強い大応援団です。ありがとうございました。(「令和」の写真を撮影いただき、感謝です)

今年は、イチゴにミルクをたっぷりのせたおいしいおやつを腹におさめました。今朝方は、昨日買って冷蔵庫にしまってあった焼き鳥を三本、チンして朝食代わりにいただきました。祭りが終わった翌朝の焼き鳥、これがまたなかなか「おつな味」です。

一般公開が始まってまもなく、突然、本校一回生のM君が校長室に現れました。人目見た瞬間、年甲斐もなく、懐かしさに涙がこぼれそうになりました。文化祭は、思いがけなく、人をしあわせにする瞬間をもたらします。(みなさん、どうでしたか?)

さて、切り替えをしっかり行い、けじめをつけて、週明けを迎えたいものです。

宮城野高生の、本番はこれから。

今日は、このへんで。

 

雨確率・・・まだまだ下がる

曇り空の合間に、時々晴れ間がのぞく、こんなふうに文化祭当日も晴れてくれたらな、というお天気でした。まだ天気予報では、雨マークがついていますが、少しずつ雨確率が下がっているような気がします。このままどんどん下がってきて、せめて土曜日は、上から降らないでほしい、そうお願いして今日は帰ることにします。

文化祭準備がどんどん進む中で、昨日、夕方開祭式担当の生徒が校長室にやってきました。なにかたくらんでいるようです。こういう生徒は、えてして「ひとをのせる」のがうまいのですね。私も、ついついおだてられて・・・。みなさんの大事な大事な開祭式がうまくまわるように祈っています。

さて、先日の河北新報夕刊に「JR福田町駅エレベーターなし」「妊婦や高齢者を疑似体験」「バリアフリー 大切さ実感」という見出しの記事が大きく掲載されました。町内会関係のみなさんが中心になって、福田町駅のバリアフリーを推進する運動が展開されています。今回の記事は、その運動の一環だと思います。本校の多くの生徒が利用する福田町駅ですが、残念ながらまだバリアフリーにはほど遠い状態です。記事には、市がバリアフリーに向けた調査費を本年度予算に計上したと掲載されています。これを契機に、早期に福田町駅のバリアフリー化が実現されることを望みたいと思います。

今日は、このへんで

 

文化祭・・・天気予報を吹き飛ばせ

雨にはなりませんが、どんよりした梅雨空が続き、気温は上がらないまま。なんかこのまま冷夏になりそうなお天気です。夕刊には、この後2週間も低温が続くとか。もしかしたら昨夏の反動で、今年の夏は過ごしやすいかもしれません。そういう淡い(?)期待を抱かせる7月です。

今週はいよいよ文化祭です。準備もいよいよ最終コーナー。みんな朝早くから、放課後の下校時間ぎりぎりまで、準備に大忙しです。この梅雨空が心配なのですが、みんなのパワーで吹き飛ばしてほしいです。

 さて、村上春樹様の新作(短編)が出ました。1年生の「総合的な探究の時間」において「話を聞いてみよう」という企画があり、私のところにもフレッシュな1年次生が7人、やってきました。その私の拙い話の中で、村上春樹様との長い長いおつきあいをお話しさせていただいたのです。レポートの代わりとなる新聞(7/9現在、未発行)に、その村上春樹様のことがしっかり「おすすめの作家」として紹介されています。ぜひ一読を。

さて、その村上春樹様の新作短編が「文学界 8月号」に2編、掲載されています。「ウィズ・ザ・ピートルズ With the Beatles」と「ヤクルト・スワローズ詩集」。いかにも彼らしい掌編です。文化祭明けには、読み終わると思いますので、興味ある方は、どうぞ校長室へ。早い者勝ちです。

本日、教育実習の3週間組の3名が最終日を迎えました。とても元気の良い、はきはきとした実習生のみなさんでした。母校で実習ができて、最高でした。「自分たちの頃と変わらず、好きなことに一生懸命、夢中になっていて、みんなとても輝いて見えました」と語ってくれました。例の広瀬淡窓の『桂林荘雑詠諸生に示す』の漢詩についても、一生懸命プレゼンしてくれました。私は、結句の「君 汲 川 流 我 拾 薪」(君は水を汲んできなさい、私は薪を拾ってこよう。)から、教えられることを伝えました。苦しいとき、辛いとき、そういうときに、人には往々にして迷いが生じるもの。迷いが生じてしまうと、自分のやっていること、作っているものに、自然と「狂い」出てしまうもの。そういうときに、アドバイスできることとして「君 汲 川 流 我 拾 薪」をあげたいと思います。川の流れの「水」。薪は、もちろん「火」。「水」も「火」も人間生活の基本中の基本。迷ったら、基本に立ち返ること。基本を徹底していれば、自ずと結果が出てくるはず。それまでどれだけ「辛抱」できるか。

 2週間組の実習生からは、お礼状が届きました。うれしいですね。最終日に伝えた『桂林荘雑詠諸生に示す』についての感想もしっかり書いてくれました。ありがとうございます。実習生、計6名のますますの活躍と精進を期待します

今日は、このへんで。

 

仙台市内高校美術展・・・入賞、おめでとう

  朝から雨が降り続きましたが、夕方にはなんとかやんだようです。でも九州南部は大雨が降り続き、土砂崩れ等で被害も出ているようです。大きな災害にならないことを祈るばかりです。

 さて、昨日は仙台商業さんの創立10周年記念式典がありました。伝統ある仙商さんが10周年・・・? 一瞬不思議に思ったのですが、旧男子校の仙台商業と旧女子校の仙台女子商業が統合して新生仙台商業となり、統合10周年を記念しての式典でした。生徒のみなさんは、みんな気持ちよく挨拶ができていて、とてもすがすがしく、さすが仙商さんと思いました。みなさんも来年は25周年記念式典です。いろいろな場面で役割分担をしてもらうと思います。本校の良さを前面に出し、ぜひボランティア精神でかんばってほしいと思います。

 昨日は、仙台商業さんの式典の帰りに、県美術館に立ち寄り、仙台市内高校美術展を観覧してきました。すごいですね。市内の美術に情熱を傾ける高校生の祭典です。本校の美術科の1・2年次の生徒も出品し、惜しくも会長賞は逃しましたが、優秀賞や美研賞に多数の生徒が入賞しました。おめでとうございます。入賞していない作品にも、なかなかの力作があったりして、やっぱりすごいもんです。他校の生徒の作品の中に、本校生徒の作品が交じると、なにかしら独特の味わいがあります。さすが宮城野の美術科だという感じです。みなさん、宮城野美術科のDNAみたいなものをしっかり受け継いでいるんですね。今日も、美術科で教育実習生の研究授業があり、自画像を描いていましたが、内面を深く追究する独特のタッチでした。ぜひ今後も精進を。

 今日は、このへんで。

 

広瀬淡窓『桂林荘雑詠諸生に示す』

昨日の続きです。今年の教育実習生に出した課題は、次の漢詩についてです。

 

広瀬淡窓『桂林荘雑詠諸生に示す』

【白文】

休 道 他 郷 多 苦 辛

同 袍 有 友 自 相 親

柴 扉 暁 出 霜 如 雪

君 汲 川 流 我 拾 薪

 

【書き下し文】


道(い)ふを休めよ 他郷苦辛多しと

同袍友あり 自(おのずか)ら相親しむ

柴扉(さいひ)暁に出づれば 霜雪の如し

君は川流を汲め 我は薪(たきぎ)を拾はん

 

【現代語訳(口語訳)】


言うのはやめなさい、他郷での勉学は苦しく辛いことが多いと。

ここには一枚の綿入れの着物を貸しあう仲間がいて、おのずと仲良くなるのだから。

明け方に粗末な扉から(外に)出てみると、霜が雪のように(真っ白に)降りている。

君は水を汲んできなさい、私は薪を拾ってこよう。

 

この漢詩を読んで、自分の感想を述べなさい。時間は3分~5分。書き下し文と口語訳は、ネットでひけばすぐわかるので、それは省いてください。みなさんにお願いしたいのは、この漢詩から自分がくみ取れることを高校生に伝えるとして、自分はどういうことを伝えたいのか、教育実習の最終日にこの校長室でプレゼンしてください。よろしいですか。楽しみにしています。

こういうことを、実習の初日に伝えました。実習生は、みごとでしたね。予想以上にやってくれました。やはり彼ら彼女らは、第二句目(承句)の「同袍友あり 自(おのずか)ら相親しむ」にポイントを置いて、自分が苦しかったときの友人のありがたさを一生懸命語ってくれました。実習生のみなさんに、拍手です。

今日は、このへんで。

 

教育実習(2週間実施)お疲れ様でした

  いつのまにか、7月です。6月は、この校長通信を長く休むような状況でした。別に病休をとっていたわけではなく、ただ貧乏暇無し状態であったと言い訳しておきます。すみません。今日も、似たような状況です。が、少しでも綴ります。

 生徒は、相変わらず元気です。元気が良すぎます。火曜日ですからLHRの日です。外では、レクのクラスが、楽しそうに高校生ごっこをしていました。担任の先生がうらやましかったです。内容は、想像にお任せします。

さて、今日で、教育実習(2週間組)が終わりました。放課後に閉講式が校長室でありました。そこで、私からのリクエストで、開講式のときに伝えていたのですが、広瀬淡窓氏の漢詩を用いて、プレゼンをしてもらいました。

 感動しました。今時の学生さんのチカラってすごいですね。詳しくは明日。

 

 今日は、このへんで。

 

職業人講話と猿橋賞受賞記念講演会

  もう週末。でも本校は明日も登校日。恒例の「職業人講話」があります。明日は、16名の職業人の方々から講話をいただきます。生徒は、自分の好きなところを二つ選んで、一回目の講話の時間と二回目の講話の時間に聴講することになります。ぜひ自分のキャリアデザインの参考にしてもらえばと思います。本校OB・OGの方々も複数いらっしゃるようです。現在、教育実習生が来ていますが、考えてみれば実習生は、職業人ではないですが、りっぱなOB・OGです。ぜひいろいろと大学選びの参考に話を聞いてほしいと思います。今日も廊下を生徒と談笑しながら歩いて行く実習生がいました。とてもほほえましく、たのもしく思えました。ぜひ将来本当に教員になって母校に戻ってきてほしいと思います。

 ところで、明日は午後から東北大学の梅津理恵先生の講演会もあります。これは体育館で全校生徒対象です。25周年記念プレ事業として、実施します。梅津先生は、先月、日本の若手の優秀な女性科学者に贈られる「猿橋賞」を受賞されたばかりです。その先生の、受賞後初めての講演を本校でやっていただきます。他校からも聴講に来ます。

 梅津先生からは、ご自分の専門の話のみならず、今後のみなさんの勉学や進路選択、男女共生社会における望ましい生き方等について、きっと参考になるお話をしていただけると思います。明日の講演を楽しみにしてほしいと思います。

今日は、このへんで。

 

防災対策と教育実習開始

本日から、本校では教育実習がスタートしました。6名の実習生のみなさん、ようこそ。母校での教育実習ということで、恩師の先生も少なくない中で、少しばかりプレッシャーもかかるかと思いますが、最後までがんばってほしいと思います。今日は、早速各分掌担当から、講話を多数もらったようです。すごいですね、メニューが。半端でないです。このへんを平気で課してくるのが、母校の「良い」ところですね。恩師である方々は、情け容赦なしできますので、へこたれず、がんばってほしいと思います。ここで学んだことは、どこの分野でも、必ず役に立ちます。

さて、今日は、美術科の夏休み中のボランティア活動の依頼に、閖上の公民館にもお邪魔してきました。これまで「さいかい市場」とか「美田園の仮設住宅集会所」で実施してきたものです。閖上の新しい公民館は、すごいモダンな作りで、機能性も高く、ワークショップ等を実施させてもらうには、とても素敵な場所であると思いました。美術科のみなさん、ぜひ積極的に参加をお願いします。

午前中は昨日に引き続き、中学校訪問。その帰り、四時間目頃に学校に到着したら、どこの教室でも定期考査の答案返却。神妙な顔をして答案を覗く者、にこっとして答案を元気よくもらう者、不安そうな顔をして答案をおそるおそるもらう者、いろいろです。いろいろですが、まずはきちんと復習して、財産をきちんと作ってから次の授業に備えること。

昨夜は、新潟、山形のほうで大きな地震。ここ宮城でも震度4。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。みなさんも、就寝時の安全確認をもう一度。就寝時のみならず、様々な場面での安全対策を家族間でもう一度しっかり確認しておきましょう。

今日は、このへんで。

 

ストロベリームーンと「未見の我」

 昨夜は、満月。帰りが少し遅くなったので、気づいたときは、もう満月は天空に移動。雲間からはっきりと満月が見えたのはよかったのですが、あとで確認したところ、6月の満月は「Strawberry Moon(苺月)」という名前がつけられているそうです。夏至の頃は月が低く昇るため大気の影響を受けやすく赤みがかることが多いので、赤い苺と結び付けたとのこと。残念ながら、昨夜はすでに天空にあったので、赤みがかったお月様を見ることはできませんでした。ストロベリームーンには「好きな人と一緒に見るとその人と結ばれる」というロマンチックな言い伝えがあるとか・・・定期考査最終日の勉学で、みなさんは、とてもそれどころではなかったですよね。

 さて、本日はその定期考査最終日。みなさんが一生懸命問題に取り組んでいるところ、小生は、今日から中学校訪問を始めました。中学校の先生方は、とても協力的で、小生の質問に丁寧に応えてくれました。びっくりしたのは、二つ目の学校です。玄関を入るとほぼまっすぐのところに三年生の教室。そして、そこでも定期考査中。中学生も実に真剣に取り組んでいました。玄関先で「こんにちは」と大きな声で挨拶したので、たぶんうるさかったかも・・・。失礼しました。

 さて、昨日は本校で、県内の進路指導の先生方が集まって進路研修会が開催され、小生の敬愛する弘前の先生をお招きして講演会を実施しました。すごかったですね。久々に気合いが入りました。講師の先生に改めて感謝申し上げたいと思います。

さて、昨日その講演会でいただいた言葉です。

 

「未見の我」ということばを知っていますか?

「持って生まれたものを深く探って引き出す」。そういうことをやっていますか?

「未見の我」を発見せよ・・・かつて、自分も繰り返し繰り返し言われた言葉です。

みなさんも、ひとつ、そういうスタンスで自分を鼓舞してみてください。

第一回目の定期考査が終わったばかりの、みなさんに贈ります。

 

今日は、このへんで。

 

定期考査初日/本校の良きDNA

第1期定期考査の初日です。梅雨入り後、それらしき天気が続きましたが、今朝はきれいに晴れ上がり、蒸し蒸しすることなく、気持ちのよい一日でした。今年度初めての定期考査の手応えは、どうだったでしょうか? 真剣に定期考査に向き合うみなさんの姿勢が、とても頼もしく思えたところです。明日も天気は持ちそうで、週末は崩れるとのこと。雨に降り込められて試験勉強するのも、実力に磨きがかかって成績がぐーんとアップするかも。みなさんの健闘を期待します。

昨日の夕方は、市内の某大学を訪問し、大学の先生と直接情報交換をしてきました。もちろん本校卒業生の様子も話題になったのですが、その先生の印象では、本校卒業生は、グループで何かやってもらおうとする時、チーフとかに、すんなりと手をあげる傾向が大であるとのこと。こういうときに出身高校の学風みたいなものが如実に現れるそうです。

みなさん、この話を聞いて、どうでしょうか。本校は確かに何をやるにしても、ボランティアというシステムが働きますよね。あれがいろいろな場面で将来役に立つのです。学校側がいろいろなものをあらかじめ準備しているのではなく、ゼロのところから、みなさんがいろいろなものを立ち上げ、果敢にチャレンジすること。そういう学風をいつまでも大事にしたいものです。本校の良きDNAの話でした。

今日は、このへんで。

 

明日からは定期考査

昨日も、バタバタして通信を休んでしまいました。すみません。

昨日は、LHRを利用して防災避難訓練がありました。天気が心配でしたが、なんとか予定通りグランドに避難することができました。余計なおしゃべり等もほとんどなく、みなさんがしっかりと避難訓練に集中できたこと、少し安心しました。でも、昨日6/11の河北には、ブロック塀が増えているとの記事も出ていました。気をつけたいものです。

(この時期、実はびっくりしたのですが、蚊が大量に発生していました。みんなも蚊に食われないよう、注意)

本校は、明日から第1期定期考査です。生徒は追い込みのため、先生方へ質問をしにやってきます。そのため職員室前の長机は、いつも満員状態です。来週火曜日まで、みなさんが精一杯がんばって、自分の持てる力を発揮できることを期待します。特に一年次の生徒にとって、高校生として初めての定期考査です。しっかり準備して、万全の状態で臨んでほしいと思います。

今日は、このへんで。

 

学びのあり方続編

6/3の記事の続き。鷲田氏のコメントは、こう続きます。

 

 芸術大学は、実技系の大学だ。だから学びの基本に、製作と演奏の技術がある。いってみれば〈いのち〉の表現と身体使用の技。技だから大学に入ってすぐにその技術の精密な学びに入る。その矢先に、〈いのち〉と身体について、このような広がりと奥行きのある見方を突きつけられたのだから、ひどく混乱したにちがいない。いや、芸術のように、世界をもっと別なふうに構想し、組み立てなおすという作業にこれから取り組むはずの学生にとっては、従来じぶんがもっていた感覚や判断を大きく揺さぶり、ぐらつかせる、困惑というよりむしろ陶酔の時間だったにちがいない。

 

「自分の感覚や判断を大きく揺さぶり、ぐらつかせる」、そういう刺激が陶酔に近いものというとらえ方。こういう学びのあり方を、本校でもどんどんやってほしいなと思います。

鷲田氏のコメントは、もう少し続きます。それは、また明日。

今日は、このへんで。

 

卒業アルバム個人写真撮影

6/3の月曜日に書いてから、またまた休載が続き、今日は6/7の金曜日。なかなかハードな日が続きます。でも、まだまだめげずに書き続けます。鷲田氏のコメントは、『本』6月号を持参しなかったので、すみません。来週へ。

 今日は、朝方の雨が登校時にはなんとか降りやんでくれましたが、一日中どんよりとした曇り空。ああ、あれかと思っていたら、やっぱり夕刊には「東北南部が梅雨入り」の見出しが・・・。いよいよですね。これから7月までは梅雨の季節。今年は、どうなるんだろう・・・。あまり降りすぎても、カラ梅雨でも大変です。お天道様に、ほどよい梅雨になるように祈りましょう。

 今週から3年次の生徒たちは、卒業アルバムの個人写真撮影開始。生徒たちがカメラマンに撮影される直前に、一生懸命鏡をのぞきこんでいるのが、ほほえましいです。一生ものですから、みんなよ~~く考えて、セットをきちんとして、写してもらってくださいね。

 今日は、このへんで。

 

三木成夫氏

6/1~2が土曜日曜だったので、6月は実質今日からスタート。梅雨入りまで、もう少しの期間、田子地区を吹き渡るさわやかな風を満喫できそうです。今日も、青々と茂った芝生のグランドでは、生徒たちが体育の授業で気持ちのよい汗をかいていました。運動能力テストでしょうか? まだまだ50M走を一生懸命走れるみなさんがうらやましいです。

 

さて、先週金曜土曜は、3年次生全員が模擬試験を受験していました。今年度になってから初めてのマーク型模試です。国語の問題を拝見したら、材料文になかなか良いものを採択しているなあと感心しました。後日実施する学校があるので、ここでは詳しく書けませんが、これだから模試問題も安易に侮れません。敵も手強いものです。二週間後ぐらいに、紹介したいと思います。

さて、講談社のPR誌『本』6月号です。鷲田清一氏が『三つの授業』というタイトルで、2Pの小文を寄稿しています。氏の新著『生きながらえる術』の紹介文です。その新著の一節に入れてあるものを紹介していると思います。

ある大学のピアノ科の先生が、東京芸術大学の学生だった頃に、受けた講義の中で特におもしろかった講義が三つあったとのこと。その一つが解剖学者の三木成夫氏の講義。

 

「その初回の授業。入ってくるなりカーテンを閉めて教室を真っ暗にした。 ~ 突然、前方のスクリーンに、眼と眼とがうんと離れた不気味な顔面らしきものから、鰓をもったサメのような顔、さらには両生類、爬虫類、哺乳類のような顔が次々と映し出される。それは、ヒトの胎児が数日間で『あの一億年を費やした脊椎動物の上陸誌を夢のごとくに再現する』その相貌の変化を記録した衝撃の画像だった」

 

この後、鷲田氏のコメントが続きます。それはまた明日。

 

今日は、このへんで。

 

ドローン、恐るべし

 早くも水無月。令和になってちょうど1ヶ月が経ちました。今日土曜日は、午前中に同窓会の幹事会、午後からは25周年記念事業の実行委員会が開催されました。土曜日のお休みのところ、出席された方々に改めて感謝申し上げます。

同窓会幹事会では、会報である「たんぽぽ」の編集進捗状況、9/14開催予定の同窓会総会の持ち方、また25周年記念事業について、同窓会員の皆様からの寄付金依頼についてなどが話し合われました。特に25周年記念事業の寄付金については、記念事業の充実をはかるべく、同窓会のみなさんのご支援ご協力をお願いするものです。よろしくお願いします。

また、25周年記念事業の実行委員会においては、新年度の新しい実行委員会体制と記念誌の編集について、またロゴマークの決定、生徒ボランティアの募集について、ホームページの立ち上げ、ポスター募集等について、協議されました。協議終了後には、先日の体育祭において、ドローンで空から撮影した校舎や生徒の様子の試写会がありました。すごくきれいに撮影されていて、改めてドローンの威力にびっくりしたところです。後日、中学生への学校説明会時に、利用予定です。ご協力いただいた多賀城高校に感謝です。

今日は、このへんで。

 

芥川

昨夜から降り続いた雨が登校時には小雨となり、9時頃にはやんでくれました。その後は、からっとした良いお天気でした。週初めの酷暑がうそのようです。

さて、昨日お知らせしたとおり、今日7校時は、『FTⅠ・産業社会と人間』において「話を聞いてみよう」が実施されました。校長室にも一年生の7名が来てくれました。ありがとうございます。「古本の世界に取り憑かれた男のこれまでの軌跡、ついでになんで文学というやっかいな世界があるのか、その存在意義について、みなさんと考えてみたい」という内容でしたが、やっぱり時間が足りなかったですね。ついつい早口になり、みなさんの期待するような話は何もできずに終わってしまったような気がします。ごめんなさい。

特に、「校長先生が特におすすめの作家は?」という質問には、具体的にこの人という話ができませんでした。みなさん一年生で、今ちょうど芥川をやっているので、芥川の話を少ししましたが、本来は「地獄変」あたりで、もう少し具体的な話をすればよかったなあと思っています。それと、好きになった作家とは、とことん付き合うこと。デビュー作から、最後の作品まで、つなげることで1人の人間の全体像が見えてきます。良い意味でも悪い意味でも。1人の人間のおいしい部分だけでなく、つらい部分もひっくるめて、引き受けること。そういう作家を何人か抱えることができたら、たぶん自分の「生」もずいぶんと幅の広さと深さが出てくるのでは・・・ということで、今日は、ごめんなさい。明日、少し続きを。

今日は、このへんで。

 

登下校に注意

おととい、昨日の酷暑から今日は幾分涼しくなり、さすがに三日連続の真夏日ではなかったです。ですが、朝の登校時間に川崎市のほうで、痛ましい通り魔事件が発生してしまいました。亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、怪我を負わされた児童に心からお見舞い申し上げます。このような事件が起きるたびに、児童生徒の安全確保について、責任を痛感する次第です。本校生徒も自他の命の尊さについて、改めて深く自覚してほしいと思います。

 

さて、明日は2019年度『FTⅠ・産業社会と人間』において「話を聞いてみよう」が実施されます。指導目標は「身近な『外』の存在である先生方の話を聞き、自分のこれまでやこれからの生き方と対比させて考えさせる」とあります。すごいですね。私のところにも7人も来るそうです。「古本の世界に取り憑かれた男のこれまでの軌跡、ついでになんで文学というやっかいな世界があるのか、その存在意義について、みなさんと考えてみたい」と宣伝したら7人も希望が出たそうです。感心です。明日が楽しみです。頑張りましょう。

今日は、このへんで。

 

感想

 令和が始まったこの5月も、あっという間に最終週を迎えました。昨日は、まだ5月というのに、北海道では真夏日ならぬ以上高温。全国各地で熱中症により体調を崩す人が続出。宮城では、熱中症でお亡くなりになった方も出たとか・・・。怖いくらいの暑さです。今日も30度超え。明日は、少し涼しくなるようですが、くれぐれも注意が必要です。水分補給をこまめに。

 さて、先週は、東京出張のため、ほとんどこの通信をお休みにしていました。すみません。ようやく宮城に戻ってきましたが、まだまだボケが抜けきらず、頭がボーとしています。年をとると環境の変化についていくのがしんどくなります。いやですね。

 ひさしぶりの東京生活で、一番びっくりしたのが、通勤時間帯の人の動き。私は、向こうでホテルをとるとき、観察のため、あえて電車の乗り換えが必要なところを予約するのですが、今回もそういうところを選んで満員電車に揺られて、会議の会場に向かいました。駅のホームでびっくり、感心したのが、人の動きが、ますます行儀よくなっていること。本当によくこんなにきれいに列をなして動いているなあと感心した次第です。電車待ちの列や、乗り換えの移動のための列に、横から入るのは御法度です。仙台では、よく横から入るのを見るのですが、仙台に比べて、東京のほうは、ずっと整然とした動きをします。改めて日本という国の、「規律正しさ」にびっくりしてきました。私の学生時代と比べても、今は、ずいぶんきれいに並ぶようになったなあというのが、率直な感想です。そんな思いを抱きながら、今回はバタバタと目が回るようにして数種の全国会議に出席してきました。

 へこたれては、いられません。明日も走ります。

今日は、このへんで。

 

体育祭二日目

昨日は、体育祭の二日目。初日よりも一層青空が広がり、薫風の吹き渡るグランド、そして熱気であふれる体育館での二日目開催となりました。たくさんの生徒、お母様方から「校長先生、晴れましたねえ~」のお言葉をいただきました。体ボラのみなさんはじめ、保護者や関係のみなさまの熱い願いが、お天道様に通じたのだと思います。本当によかったです。

 二日目にびっくりしたのは、体育館のバスケットボールやバレーボール。(朝早くから、フリー競技のバドをやっていたそうです。ごめんなさい。応援に行けませんでした。)初日に行けなかったので、どんなふうになっているか、楽しみだったのですが、すごかったです。みんなうまいですね。バスケットボールやバレーボールは、中学時代に部活動でやっていた選手が相当多く交じっていて、そのせいかレベルが高いのなんの・・・。あれ? うちの生徒、こんなにうまかった? と思わず、びっくりしてしまいました。男女混合チームですが、女子も男子に劣らず、中心で活躍する選手がいたりして、みんなすごいなあ・・・と思ったところで、グランドへ。グランドでは、昨日の玉入れや12人13脚に続き、今日は「しっぽ取り」がありました。元気よすぎて、こわかったです。応援のお母様は楽しんでいましたが・・・。

 午後は、最後の「全員リレー」。グランドにみんなが出てくるときには、またまたびっくり。みんな思い思いの服装で、まさに「仮装」による「全員リレー」状態でした。かわいいのとか、かっこいいのとか、また恐竜さんとか・・・恐竜さんは、ちょっと暑かったですか。これが恒例なんですね。本校の。先生方も何名かいました、いました。イケメンの警察官に、ちょっとお年を召した魔女様が。すごかったですね。それぞれ個性あふれるかっこうをした生徒が、グランドに大集合。一つのトラックを「全力疾走」「お楽しみ」「借り物」「夏祭り」の四つのゾーンに分けての全員リレーです。私も借り物になって走りましたよ。ちょっとですが。

 予定されていた「先生方オリエンテーション競技」は、残念ながら時間の都合上、中止になってしまいましたが、これまた仕方のないことで、とにかく無事二日間の体育祭は終了しました。運営にあたった体ボラのみなさん、本当にお疲れ様でした。三年次生のみなさんは、閉会式で、一・二年次生の後輩に向かって、大きな声で「ありがとう」。昨年もそうでしたが、本当に宮城野高校生のみんながひとつになった瞬間だと思います。みんな、本当にお疲れ様でした。

週明けに元気な顔でまた登校してほしいなと思います。

 

さて、本日5/17は田子地区の4校(田子小学校・高砂小学校・田子中学校・宮城野高校)の連絡会が開催され、お隣の小中学校の先生方とPTA役員の方々との有益な情報交換ができました。本校に負けず劣らず、小中学校のPTAの方々も並々ならぬパワーの持ち主が多数いらっしゃることがわかりました。今後、ますます連携が密になりそうです。よろしくお願いします。

 今日は、このへんで。

 

体育祭初日

 晴れました。朝方、開会式の頃はまだ曇り空でしたが、生徒みんなの願いが通じたのでしょうか。次第にお日様が顔を出してきて、暑くもなく寒くもなく、またグランドには心地よい薫風が吹き、体育祭をやるには絶好のお天気でした。雨男返上です。今後は、私自身が晴れ男となって、各行事のお天気をコントロールしていきたいと思います。

さて、開会式では、例年どおり、生徒それぞれが思い思いの格好で整列しました。もちろんホームのTシャツをそろえたところもあります。胸に「平成」と大きく書いていたホームもありました。みんな確かに平成生まれですよね。担任の顔写真をプリントしたホームもありました。小学生に戻って、昔懐かしいランドセルを背負って出てきたのは、どこのホームでしょうか? かわいいですね。そんな生徒が玉入れに興じたり、ドッジボールに熱くなったり、みんな一生懸命でした。声をからして応援していました。お疲れ様です。お昼過ぎの時点では、大きな怪我はなかったと思います。夕方までも、特に大きな怪我の情報はなかったので、少し安心です。明日もくれぐれも怪我に気をつけて、みんなで楽しんでください。今日は、体育館のバレーボールやバスケットボールを見ることができなかったので、明日は、体育館にお邪魔したいと思います。

 体ボラのみなさんには、準備・運営等、たくさん仕事をしていただきました。ありがとうございます。明日もよろしくお願いします。また、PTAのみなさんにも、朝早くからたくさん応援をいただきました。ありがとうございます。

さて、番外編の教員チームVS生徒チームの試合です。たくさんの応援をもらいながら、教員チームは奮闘しましたが、足下がふらついたようで、大差がついたようです。捲土重来、来年はまじめにやりましょう。

今日は、このへんで。

 

白い花

早くも、5月の真ん中の15日。季節はあっという間に過ぎ去るもの。校舎南側の植え込みにある白いツツジの花。昇降口からグランドに出る手前の植え込みにあるドウダンツツジの白い花。桜の季節は、もちろん好きですが、青葉若葉の季節に白い花が咲いていると、これまたそのコントラストがとてもきれいで、うれしくなります。

 さて、明日は体育祭。今朝早くにはまだ昨夜来の雨が残っていましたが、登校する頃にはあがっていました。放課後には体ボラ中心にその準備や練習で生徒がグランドに出ていました。ありがとうございます。恒例の番外編の教員チームVS生徒チームの試合もあるようです。明日、みんなで楽しみましょう。

 今日は、このへんで。

 

卒Pのみなさまに感謝/「ために」と「ともに」

先週から昨日にかけて、この通信をずいぶんサボってしまいました。申し訳ありません。やめたわけではありません。今日から、またスタートです。

 さて、大津での交通事故の件、5/11土曜日のPTA三団体総会の場でも、連絡をさせていただきました。痛ましい事故が頻発しています。くれぐれも交通事故に遭わないよう、注意願います。また、PTA三団体総会の場において、役員改選が行われました。卒Pのみなさま、長い間、本当にありがとうございました。これからも、本校の良き応援団となっていただけるよう、よろしくお願いします。また新役員のみなさまには、令和の時代になって記念すべき最初の役員体制、また本校の創立25年目という節目の年の役員ともなります。ご協力、よろしくお願いします。

 5/11土曜日の午前中には、恒例の『学問の世界』が行われました。大学の先生方には、せっかくのお休みのところ、本校生徒のために、50分×2コマにわたって熱く、それぞれの専門である『学問の世界』を語っていただきました。うれしかったのが、一番遠いところからお越しいただいた京都造形大学の先生のお話。最後の「まとめ」のところで、こんなことを伝えていただきました。

     デザインする、あるいは何かをつくる際に、様々な立場の人の「ために」だけではなく、様々な立場の人と「ともに」つくりだすことを考える。

 

キーワードは「ために」と「ともに」。「ために」も、もちろん大事。でも「ともに」の視点も

持って、様々な人と何かを作り出す。それは、とてもワクワクする体験。そう思いませんか?

 

 

さて、同時に、三年生向けには、進路実現のために、『卒業生講話』が行われました。部長の加藤先生にうかがったところ、卒業生一人一人が心を込めて、後輩の3年次生に向かって、今、何をすべきか、これから何をしなければならないか、何がポイントか等、とても有益なお話をいただいたそうです。さすが先輩です。ありがとうございました。

 

 さて、まもなく、体育祭。今夜と明日の天気がちょっと心配ですが、本番は・・・晴れることを祈りましょう。

 今日は、このへんで。

 

交通事故に注意

 月齢2.2。昨日5/7の帰宅途中に、車から見えたお月様の月齢です。泉が岳に乗っかるようにして見えた、そのとてもとても細い月に、思わず願い事などをしたくなりました。今日も朝から快晴。この分だと、お願い事などしなくても、体育祭当日は、良い天気になりそうです。

今日は、午前中に東北大学の先生のところへご挨拶にうかがいました。その帰り、保育園の園児たちが片平のキャンパス内をお散歩しているのに出会いました。とてもほほえましく、子供たちは、ほんとうに宝物のように見えました。

 ところが、帰って見ると、関西のほうで、外を散歩中の園児たちの列に、車が突っ込み、大きな事故が発生したというニュースが・・・。怖いです。くれぐれも注意を。

今日は、このへんで。

 

ハナミズキ

  GW明けの今日5/7は、昨夜の雨もあがり、お天道様も顔をのぞかせて、過ごしやすい一日。(ちなみにこのGWは、始まりと終わりが雨でした。)久しぶりに学校に来たら、ピンク色のハナミズキの花が咲き始めていました。季節はどんどん進んで、昨日5/6は、立夏でした。本当に日が長くなりました。梅雨に入るまでのこの季節、何をするにも気持ちのよい時です。みなさん、長い長いGWは、どうでしたか? 宿題がたくさん出て、たいへんだったと思いますが、さっと片付けて自分の時間をきちんと作れましたか? 今日は、ホームのお友達とGWの話題で持ちきりだったと思います。(私は、ウグイスさんの鳴き声を励みにして、お庭の草刈りに精を出していました。)

さて、先日紹介した「河北美術展」ですが、GW中、見てきました。本校からは「賞候補」2名、入選6名の合計8名が受賞したわけですが、みなさんの作品をしっかり拝見してきました。一般の方々に交じって、みなさん、ひけをとらず、すごかったですね。りっぱなもんです。彫刻作品は、今回初めて会場になったTFUギャラリーミニモリの入り口正面に、二つ並んで展示されていました。日本画、洋画の作品もそれぞれに高校生らしい、若々しい力がみなぎる作品でした。みなさんの一層の活躍を期待したいと思います。また、今回入賞を逃したみなさんも、捲土重来を期して精進してほしいと思います。

今日もグランドでは、体育祭が近いということもあり、みんな一生懸命練習に励んでいました。待ち遠しいですね。今年はきっと晴れますよ。テーマがテーマですから。

今日は、このへんで。

 

河北美術展・・・「賞候補」・「入選」おめでとう

 今日も、雨が降ったりやんだりの天気で、気温も10度以下の、肌寒い天気です。でも、昨日お知らせしたとおり、3年次は模擬試験、1・2年次はGPS-Academicに熱心に取り組んでいます。特にGPS-Academicについては、本校で初めての取り組みということで、小生もみなさんの取り組む様子を見学させてもらいました。びっくりしました。組み立ては「選択式問題」・「記述・論述式問題」→「思考力の自己評価」→「グループワーク①」「グループワーク②」となっています。グループワークでは、記述・論述式問題の「振り返り」を実施します。このグループワークで、みなさんがわいわい議論するところを見て、思わず感動してしまいました。特に1年次のみなさんは、入学して3週間ほどが経過したわけですが、こちらもほとんど余裕がなく、授業の様子を見る機会がないままに、ここまできてしまいました。実のところ、ホームの雰囲気はどうなっているんだろうと心配していました。でも、今日の様子で、そんな心配は吹き飛んでしまいました。みんなでワイワイと楽しく議論する様子をみて、安心しました。みんなが仲良く学ぶ様子、本当によかったです。この調子で頑張ってほしいと思います。先生方も、休みのところ、ありがとうございました。昨日の、短時間の研修だけで、これだけのことをきちんとマスターして、生徒の指導に当たっていただけることに、深く敬意を表したいと思います。

 保護者のみなさまに対しましても、4月8日のスタートからここまで、大きな事故もなく子供たちが学校生活を送っていることについて、深いご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。5/11のPTA総会を楽しみにしております。ご出席、よろしくお願いします。

 

 さて、4/25から開催している「河北美術展」ですが、今年度、本校からは「賞候補」2名、入選6名の合計8名が受賞しました。おめでとうございます。「賞候補」については、「入賞」まであと一歩ということで、美術展の図録には入賞作品と同等に、写真入りで掲載されることになります。一般の方々と肩を並べての公募展において「賞候補」2名は、大変意義のあることと思います。また入選も6名ということで、今年も美術科の現役生徒が大活躍しました。さらには今年3月に卒業したばかりの22回生からも、4名が入選したとのこと。これまたおめでとうございます。会場は例年の藤崎に加え、今年からTFUギャラリーミニモリにも展示されているとのこと。保護者のみなさま、ご家族のみなさま、ぜひご高覧いただきたいたいと思います。生徒のみなさんも、ぜひ友達を誘って見にいってください。

 1年次の美術科のみなさんは、今日の午後から明日まで「デッサン講習会」です。腕をどんどん磨き、これからの様々な美術展で活躍してください。

 今日は、このへんで。

 

平成から令和へ

今日は、4月授業日の最終日。平成という時代がいよいよ閉じようとしています。万感の思いで平成を見送り、令和を迎えたいと思います。

今日は、朝から冷たい雨が降り、本当に寒い一日でした。夕刊にも「寒の戻り」が大きく見出しになっていました。みなさん、明日は3年次が模擬試験。1・2年次がGPS-Academicです。このGPS-Academicとは、みなさんの「問題発見・解決に必要な思考力を測定・育成するアセスメント」です。模擬試験とは違うものです。これからの時代を担うみなさんに必要な「思考力」を多角的に測定・育成するものと考えてください。学校としても初めて実施するものです。明日、お天気が心配ですが、防寒対策をしっかりして、受験してください。

明日の模試とGPSが終わると、いよいよみなさんはGW。(と思ったら、美術科1年次は、デッサン講習会が日曜日までありました。頑張ってくださいね。)GW中にも、いろいろと学習課題を出してもらったと思います。学習時間をきちんと確保し、「知の体力」をしっかりと養い、そうした上で、家族との時間やプライベートの時間を有意義に過ごしてほしいと思います。

なお、河北美術展も開催中。本校からもたくさんの入賞者が出ました。私も見に行きたいと思います。

今日は、このへんで。

 

1対1の授業

昨日は、出張で終日学校を不在にしました。どうも最近は一日でも学校を休むと、ボーとして、仕事がなかなかはかどらなくなります。体力の限界かなと思っていたら、突然国語科のG先生が入ってきて、「校長先生、通信に書いていた『知の体力』ですが、1年次の国語の教科書に掲載されていますよ」とのこと。どれどれと見たら、本当に教科書の冒頭は永田和宏氏の「知の体力」でした。はい、まいりました。「からだ」の体力がなくなったら、「知」の体力でなんとかしろということですね。年寄りですから、なんとかしないといけません。でも、永田氏は、すごかったですね。理系でいながら、歌人としてもすごい作品を作っていました。敬愛する人です。1年次のみなさん、永田氏を師匠として、がんばりましょう。ついでに、先日、『昭和の古本屋』で寺山修司の評伝(文庫本)を見つけて、久しぶりに寺山を読み始めました。記憶をさかのぼると、当然学生時代にかぶれたのですが、宮城野高校創立時の一回生対象の授業で、「1対1」の授業をやっていました。今考えると恐ろしいですが、あの頃の特権です。確か一回生が2年次にあがったときだったと思います。1年間、ひたすら現代短歌を二人で読んでいました。塚本邦雄の短歌「革命歌作詞家に凭りかかられてすこしずつ液化してゆくピアノ」。これで何時間も議論したのが懐かしい思い出です。

 今日は、このへんで。

 

キャッチボールと青葉山

  昨日の放課後、某保健体育科の先生と久しぶりにキャッチボールをさせていただきました。もちろん、体育祭での生徒チームとの試合のための練習です。(体育祭のテーマが昇降口に登場しました。すごいです。)10球ほど投げたら、下半身にピリピリと何かが走ったので、やめました。もう年ですね。無理はしないようにします。

 昨日の夕刻には、宮城教育大学の国語の先生のところにご挨拶にうかがいました。なんか青葉山がどんどん変わってきているなという印象を受けました。かつてゴルフ場だったところは、今や東北大の一大キャンパスです。日曜日の説明では、そこに学生寮を作るという話を聞きました。寮というより、大学では「ユニバーシティ・ハウス」と称するとか。すごいハウスが誕生します。大学の進化はすごいですね。でも、青葉山に「ホー・ホケキョ!」と聞こえてきた時には、思わず感動しました。いつまでも、あの鳴き声はあそこで変わらないでいてほしいです。

 さて、明日は終日出張です。新しい仲間とも再会します。楽しみです。

今日は、このへんで。

 

PTA三団体のみなさんに感謝

 今日は、初夏の汗ばむくらいの陽気で、グランドで体育をしているみなさんが、うらやましくなるくらいの天気でした。

先週末、土曜日には、新旧のPTA三団体のみなさんが勢揃いで役員会を実施しました。恒例の昼食会では、みなさんの挨拶が面白いこと面白いこと、和気藹々の雰囲気でした。5/11の総会が楽しみです。みなさん、花見日和のところ、学校にお越しいただき、ありがとうございました。1年次の新しい役員のみなさん、よろしくお願いします。また卒Pのみなさん、長い間、本当にありがとうございました。このお礼は5/11に、ゆっくりとさせていただきます。

さて、4/8以来、三週目に突入です。平成も実質最後の週となりました。名残惜しいところですが、テレビでは、平成を懐かしむ番組が毎日どの放送局でもやっています。歌番組は、まさにそうですね。みなさんにとって、平成を代表する曲は、いったい何でしょうか? 自分にとっては、ナツメロというと、平成というより、昭和なのですが・・・。

昨日の日曜日に、国際センターで、東北大学の進学説明会がありました。4月の早い時期ということで、受験生の意識がまだまだのようで、高校生の入りが今ひとつでした。みなさん、いろいろな大学が今後説明会を実施すると思います。志望校の幅を広げて、積極的に情報収集にあたってほしいと思います。

今日は、このへんで。

 

良識

4/19(金) 

昨日、新しい管理校医の先生にお越しいただき、内科検診を行っていただきました。生徒のみなさんが行儀良く検診を受けてもらえればいいのですが、待っている間のおしゃべり等がちょっと心配でした。でも終わってみればとても行儀がよくて何にも問題なかったですよとのこと。看護師さんからも同じような感想をいただき、安心しました。みなさん、さすがですね。待っている間に、うるさくすることもなく、とても良識ある態度だったようです。これからも若い大人として、社会生活の基本的なマナーを大切にする宮城野高生であってほしいと思います。4月の第二週目、大きな事故もなく、無事終えられそうなことを喜びたいと思います。

 今日は、このへんで。

 

昭和の古本屋

昨日の河北新報に、仙台の某出版社さんが古本屋さんをオープンしたとの記事が掲載されていました。うれしいことです。古本屋の言は感動的です。「目指すのは若い頃に通っていたような『昭和の古本屋』。本好きはいつの時代もいる。はやりのカフェはないが、しっかりと本を届けたい」。『昭和の古本屋』。「平成」ではありません。もちろん「令和」を先取りしたものではありません。『昭和』です。実は私の部屋も『昭和の古本屋』です。古本に占領され、足の踏み場もありません。家族には、怒られっぱなしです。それでも、これだけは、やめられません。昨日も、国語科の某女史から、『手の変幻』を貸してくださいと言われました。単行本のほうは、どこかに埋もれているのはずなのですが、見つかりませんでした。でも、講談社の文芸文庫本で出たものだけはすぐ見つかりました。教科書で習う「ミロのヴィーナス」。あれを読んだら、絶対清岡卓行のファンになるべきで、出典の本全体を読むべきです。ついでに彼の詩集も読むべきです。そうしたら、しばらく至福の時間に浸ることができます。『昭和の古本屋』は、まだまだ健在です。

今日は、このへんで。

 

校医の先生

 今日は、出張のため、午前中に利府高校、午後から仙台青陵中等学校、そして夕方には仙台二高とまわってきました。少しハードな一日でした。が、何がよかったかというと、それぞれの学校で桜が満開だったということです。とてもきれいで、本当に心が洗われるようでした。このまま天気が続いて、今度の週末もお花見ができると良いですね。本校のハナモモも、満開になるかもしれません。グランド脇にあるモクレンの花は写真のとおり。グランドの芝も写真のとおり次第に生き返ってきました。来月の体育大会の頃には、青々としたグランドになると思います。

 明日は、内科検診。代替わりした管理校医の先生が本校に初めてお越しになります。本校生徒の健康管理について、よろしくお願いしたいと思います。

 今日はこのへんで。

 

 

挑戦状

  花の都、パリのノートルダム大聖堂で火災発生というショッキングなニュースが飛び込んできました。怖いです。尖塔が崩れ落ちたということなので、フランスの方々はどんなに落胆されたことか。さらには、日本でも阿蘇山が噴火したというニュースも入ってきました。大地震で大きな被害があった熊本の方々も、復興がまだまだという状況だと思います。大きな噴火にならないことを祈るばかりです。

 さて、昨日から校長室前の廊下には、恒例の美術科入学生の自画像が展示されました。写真のとおり、それぞれに合格、入学の喜びをストレートに表現しています。みなさん、この初心を大事にして3年間を過ごしてくださいね。先輩たちは、これから開催される河北美術展をはじめ、たくさんの美術展で入選、入賞の活躍を見せています。ぜひ先輩たちに続いて力作をたくさん生み出してほしいと思います。

 グランドには、体育の授業で気持ちのよい汗を流す生徒たちの姿。これからどんどん暖かくなって、運動に最適な季節を迎えます。5月の体育祭まであっという間です。準備をよろしくお願いします。

今年も教員チームと、野球orソフトボールの試合をしたいです。去年、出場できなかった分、今年はちゃんと練習して生徒チームをやっつけたいと思います。ぜひ試合の実現を! これは、挑戦状です。

 昼休みに外に出て、ハナモモ+梅+ムスカリの写真を撮ってきました。生徒のみなさん、ムスカリがどこに咲いているか、わかりますか?

 今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナモモが咲き始めました

  早いもので、今日は4月15日。平成は残り半月となりました。土曜、日曜は花見に絶好のお天気。みなさんは、どうだったでしょうか?

さて、今年は桜前線が早かったと思っていたのですが、去年はもっと早かったようで、去年の入学式で、私はこのように式辞を読み上げていました。

「今年は桜前線が駆け足で日本列島を北上し、すでに県内各地で桜の花が満開となっております。本校でも,校舎南側のハナモモの花がきれいに紅色に咲き始めました。」

 校舎南側に植えられている、そのハナモモの花ですが、去年より一週間ほど遅く、今日あたりでその花が紅色に咲き始めました。きれいなものです。みなさん、気づいていますか? 新年度の授業が始まって、いろいろと大変だと思いますが、気持ちを落ち着けるためにも、時々ハナモモに目をやることも大事だと思います。

 さて、明日のLHRでは、進路希望調査が行われます。新年度早々、記入するのは大変かもしれませんが、みなさんが家庭で親御さんと進路について相談する良い機会だと思います。これからの勉学の目標作りにもなります。高い目標をぜひ持ってほしいと思います。

 今日は、このへんで。

 

満開

  入学式から始まった今週ですが、なんとかその年度最初の週をのりきりました。新入生のみなさんは、本日オーエンス泉岳でのオリエンテーション合宿を終え、15時過ぎに元気な顔で学校に戻ってきました。お疲れ様でした。本日10時からは、村上育朗先生を講師に迎えての進路講演会がありました。いかがでしたか? 『去稚心』から始まって、相当インパクトの強い講演会だったと思います。でも、みなさんには、早く一皮も二皮もむけた高校生になってほしい、そう強く思います。『自律』とは、自分をコントロールできること。『凡事徹底』とは、あたりまえのことを、心をこめて実行すること、その他もろもろ、たくさんの記憶に残る言葉があったと思います。ぜひとも今後の高校生活に生かしてほしいと思います。村上先生には、昨日の2年次生への講演会、その後の教職員向けの講演会に続いて、本日わざわざ場所をオーエンス泉岳に移しての講演会でした。陸前高田のご自宅から本校生徒のために、わざわざお越しいただき、二日続きの講演会を実施していただきました。本当にうれしく思います。今後とも、本校をあたたかく見守ってほしいと思います。

さて、今日泉が岳からの帰りに、仙台市内の町中の学校に寄ったら、校庭の桜が満開でした。おととい、昨日の大雪に耐え、きれいに咲き誇っています。週末には、県内の花の名所は、どこも花見の人たちでいっぱいになると思います。みなさん、今週の疲れを上手に癒やすためにも、どこかで花見もよろしいかと思います。一方で週明けには、1年次の生徒は本格的な授業開始となります。予習もしっかりやってきて、月曜日を迎えてほしいと思います。

今日はこのへんで。

 

授業スタート・カウンセラーの先生着任

  今日から2・3年次生は、通常授業がスタート。最初の授業の感想は、いかがだったでしょうか?

ある先生に聞いたら、久しぶりの2年次生相手の授業ということで、お互いに様子見の、とても気持ちの良い緊張感に満ちた、最初の時間でした・・・と報告をいただきました。さすがベテランの先生です。

今日は、新しいスクールカウンセラーの先生も着任しました。高校時代は、いろいろと悩みは尽きないもの。一人で悶々と抱えるよりも、カウンセラーの先生に相談したほうが、いろいろと解決のヒントをくださるかも。どうぞ、ハードルが高いなあと思い込まず、気楽に相談してみてください。

 さて、先ほど夕刊を見たら、今夜から雪マーク。一年次生は、明日からオリエンテーション合宿のため、「オーエンス泉岳 自然ふれあい館」に出かけます。幸い、外での活動は予定していませんが、明日の道路状況があまり悪くならないことを祈るばかりです。

 ところで明日の午後は、学校で二年次対象に、村上育朗先生の進路講演会です。村上先生には、若い頃から、進路指導のみならず、教員として大事にすべき心構えなどを教えていただきました。今回年度初めにあって、村上先生から、生徒それぞれが自分の未来に向けてこれまで以上に力強く踏み出す力をたくさんもらってほしい、そう思ってこの講演会を設けました。心して聞いてほしいと思います。

 

鷲田清一氏の「濃霧の中の方向感覚」。先日も書きましたが、短い文章が集められたものなので、ちょっと隙間の時間があると、さっと適当なところを開いて拾い読みします。これがまたなかなか面白く、きらりと光る箇所に出会うと、やめられなくなります。今日は、こんなところ。

 

 どこまで息を詰めていられるか。複雑性の増大にどこまで耐えられるか。すべてはそこにかかっています。一所から世界を見透すにはわたしたちは背が低すぎます。見えないさまざまなものでわたしたちの歴史的な生は編まれています。だから見晴らしのよい場所に立つには努力が要るのです。意見の異なる人たちとあえて執拗なまでに意見をつきあわせ、交換する必要があるのもそのためです。寛容という精神は呻きとともにあり、それを乗り越えようとする苦行のなかからしか生まれてきません。

たいせつなことは、わからないけれどこれは大事と見定めることができること、そしてそのわからないものに、わからないまま正確に対応できるということです。

 

     中略

デペイズマン。居心地の悪いこと、異郷にあること、立ち位置をずらされること、見晴らしのよい場所に出るためには、さしあたってここが確かな場所でなくなることが前提となります。

 

     中略

 

 わかりやすい話の外にいつも出ること、そしてその無呼吸の状態に耐え続けること。そういう「ため」がもてるかどうかに、生きることの意味のすべてがかかっているのだと思います。

     後略

 

 

さて、心配なのは、明日の天気。あまり雪が積もらないことを祈って、帰るとします。

 今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

スタサポ・課題テスト・始業式概要

 今日、新入生はスタディーサポートを実施しました。昨日の入学式の疲れがあったかもしれませんが、いかがだったでしょうか? 結果が返ってくると、どれだけ学習習慣がきちんと身についているか、そしてどこに注意して高校での学習を進めていけばよいか、わかるようなしくみになっています。特に、みなさんにはぜひ「未来」の学習について、その方向性をきちんと把握してほしいなと思います。

二年次、三年次は、課題テストでした。この春休みの学習の成果が試されたはずです。明日からは、いよいよ新しい年次、新しいホームでの学習に入ります。良いスタートがきれるよう、予習をしっかりしてのぞんでください。

 さて、昨日の始業式で話した内容、概要ですが、アップします。

 

                    平成31年度 始業式

 

 みなさん、改めましておはようございます。みなさんが元気に、そして大きな事故もなくこの春休みを過ごせたこと、そして一緒に新年度をスタートできることをうれしく思います。平成31年度、平成は残りわずかとなりましたが、一日一日を大事に過ごしてほしいと思います。午後には、平成最後の入学生がやってきます。新入生が最高のスタートをきれるよう、準備のほうをよろしくお願いします。

 

 さて、先日4/1に新しい元号「令和」が発表されました。5/1からは「令和」元年となります。その記念の年に、本校は創立25年目を迎えることとなります。四半世紀ということで、一つの区切り、節目です。そこで記念式典を含む記念事業を行うこととしました。テーマは

          大庭にまこう『sowzoU』の種  

                   ~ 未来に輝く宮城野の花 ~

 式典自体は、来年の10月30日に行います。方針として、宮城野らしさを追求し、学校の一層の活性化を図っていきたいと考えています。

 そう思って学校の「教育方針」に「未来デザイン力の育成」を掲げました。(自他の)未来をデザインすることを通じてひとにしあわせをもたらすこと、そのひとが喜ぶ姿を見て、自分も笑顔に、しあわせになること、この宮城野での学びが自他のしあわせに通じる道をつくること、そういう願いをこめました。しっかりとこれらの点をおさえて、今後の学びに励んでほしいと思います。

 さて、話は変わりますが、今朝の河北新報を見ましたら、トップに気仙沼の大島と本土を結ぶ橋が完成したとの記事が大きく掲載されていました。東日本大震災から8年が経過し、ようやく命をつなぐ橋ができたことを、みんなで喜びたいと思います。と同時に、その次に何ができるか、どういうふうに行動しなければならないか、そういうことをしっかり考えてほしいと思います。平成32年、つまり令和2年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。一方でその年度内に東日本大震災から10年目を迎えます。そういう年に本校では、創立25周年記念事業・記念式典が行われます。一日一日を大事に過ごしながら、平成を見送り、令和を迎え、そして令和2年を迎えてください。繰り返しになりますが、そういう中でしっかりと自他の未来をデザインしてほしいと思います。 以上です。

 

   今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祝・入学

本校25回生の入学式を本日無事挙行することができました。改めまして、入学生のみなさん、保護者の皆様、ご家族の皆様に対して、心からお祝い申し上げます。

 校長式辞を改めてアップします。明日からの本校での高校生活において、自他の未来をしっかりとデザインできるよう、一日一日を大切に過ごしてください。

 

                                                                                                    式     辞

 

心優しい春の光を浴びて、つい先日梅の花が見頃を迎えたと思いましたら、先週末には県内にも桜の開花宣言が出されました。春本番を実感できる本日ここに、PTA会長柴田つが子様をはじめとするご来賓の皆様と、保護者のみなさまのご臨席を賜り、平成三十一年度入学式を挙行できますことに、厚く感謝申し上げます。

 ただ今、入学を許可しました美術科四十名、普通科百六十名、総合学科八十名、計二百八十名の新入生のみなさん、宮城野高校入学、おめでとうございます。

 また、今日までこの上ない愛情をもってお子様の成長を支えてこられた保護者のみなさま、またご家族のみなさまに心よりお祝い申し上げます。

 さて、新入生のみなさんに本校入学にあたってしっかりと理解してほしいことがあります。

第一に、本校は、本県教育改革のパイロットスクールであり、「個性化・多様化のための新しいタイプの高等学校」であるということです。教育活動の全分野にわたり、生徒の自主性・主体性を重んじる学校として、平成七年四月に本校が誕生しました。「宮城野・・・・・ここでは一人ひとりが輝きます」。これを改革の一大テーマとし、真に一人ひとりが輝くために、「個性」尊重の教育を推進してまいりました。

第二に、本校は「未来からの呼びかけに応える学校だ」ということです。本校初代校長の八巻一雄先生は、ことある毎に生徒に対して「合い言葉は未来」と訴えました。また30歳のときの自分を想像し、深く学んでほしいと語りかけました。

この「未来」について、今年度新しい教育方針の一つに「未来デザイン力の育成」を掲げます。グローバル化、少子高齢化、AI社会の到来等、現代社会は激しい変化にさらされています。そのような変化に主体的に対応し、共生と奉仕の精神に基づいて未来をデザインできるようになってほしい、そういう願いを込めて設けました。ここでの「デザイン」の意味ですが、ある大学の先生は「問題解決をするために何かを作り上げる行為であり、それによって人をしあわせにするものである」と言っています。今、「しあわせ」と伝えました。ここでお願いです。この社会の未来デザインを通じて、ひとにしあわせをもたらしてください。もちろん、みなさん一人ひとりが自分の未来デザインを通じて自分のしあわせをつかんでください。本校が大事にする「一人一ひとりが輝く」とは、つまり、ひとりひとりがしあわせになること。この入学式にあたってみなさんに強くお願いしておきます。

それでは、本校の特色ある取り組みを少しばかり紹介します。たとえば生徒企画による行事ですが、本校では最初から各行事があらかじめセットされているわけではありません。生徒が自ら企画して、体育的行事や文化的行事を作り上げる、そういうスタンスです。もろもろの行事においても、その都度ボランティアスタッフを募り、生徒の自治活動として運営されます。放課後活動においても、他の高校にあるような部活動の形態をとりません。生徒が自主的にサークル活動を組織し、生徒が自ら課題を発見し、考え、判断し、行動する力を養います。自立した集団の一員として、責任を担い、他の個性を尊重しながら、自らの個性を生かそうとする態度を身につけられるよう、我々は支援してまいります。この宮城野でそれぞれの個性を思う存分、大いに磨いてください。

ところで、今年度で本校は創立二十五年目を迎えます。入学生のみなさんは、二十五回生。よちよち歩きだった本校が、創立以来ようやく四半世紀を迎えることになります。それを記念し、また一層の発展を期して、来年度、創立二十五周年記念式典を催すとともに、様々な記念事業を推進していく予定です。新入生のみなさんは、来年度、本校中核の二年次生となります。活躍を大いに期待したいと思います。

さて、保護者のみなさま、ご家族のみなさま、ただ今申し上げたような本校の教育方針について、よろしくご理解とご支援をいただきたいと存じます。高校時代とは、先ほど申し上げたように、人生の中で最も輝かしい時代でありますが、それぞれが社会的自立を果たすための厳しい期間、揺れ幅の大きい期間でもあります。学校と連携を深め、子どもたちを温かく見守り、しっかりと支えていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。また、先ほどお伝えしました「本校創立二十五周年記念事業」についてですが、保護者のみなさまにもぜひ我々と一緒に記念事業を推進する仲間となっていただきたいと思っております。よろしくお願いします。

最後にみなさんにお伝えしたいことがあります。先日、新たな元号が「令和」と発表されました。出典は万葉集の巻第五と聞きました。その巻第五には、子を思う歌人として有名な山上憶良の、このような歌が収録されています。

                                 銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも

どんな宝物よりも子供が大事。そういう思いを、保護者の皆様やご家族の皆様と確実に共有し、平成最後の入学生のみなさんの、本校での学びのスタートを心からお祝いして、式辞といたします。

                                           平成三十一年四月八日

                                                                      宮城県宮城野高等学校

                           校長   遠 藤 吉 夫

 

 

 

 

 

 

祝・転入学

 天気予報どおり、とても暖かくなり、ニュースによると仙台でも桜の開花宣言が出たとか。この週末から仙台でも花見かもしれません。でもまだまだつぼみのところが多いと思います。風邪を引かないように気をつけて。月曜日は、いよいよ入学式です。その前の開花宣言。ありがたいことです。

 さて、その入学式本番の前に、今日は転入学式が行われました。青森県から女子生徒2名の転入学生をお迎えしました。二人とも3年次普通科に転入します。みなさん、仲良くしてくださいね。

 お二人には、プレゼントとして、パウル・クレーの「グラジオラスの静物」と広瀬淡窓の漢詩を贈りました。さらには藤村の碑の存在を伝えました。

   今日は、このへんで。

 

清明

 明日、4/5は、二十四節気の一つ「清明」。辞書によると、春分の日から数えて15日目頃。「春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という語を略したもの」とあります。「雨が多い頃で、暖かくなった後に、小雨が降り続いて、寒くなったりもします」との説明も。確かに、今年は暖かくなったと思ったら、突然雨ならぬ4月の雪に見舞われたりもしました。でも、もう雪は降らないですよね。今日も少し肌寒く感じましたが、明日は、天気予報によると仙台は最高気温が20度。だいぶ暖かくなります。そろそろ桜の開花が待ち遠しく・・・。この週末に一気に桜前線が北上してほしいです。

さて、今日は今年度最初の職員会議。4/8の始業式、入学式を迎えるにあたって準備が着々と進行中。あとは、明日に最終チェックをするばかりです。年次が一つ上がった在校生、そして新入生の顔を見るのが楽しみです。新入生は、期待と不安の入り交じったところかもしれません。まずは落ち着いて、「入学のしおり」を読み返してください。再度チェックして、やるべきことが残っていたら、この週末に片付けること。私には、入学式の式辞を考えるという大事な仕事が、明日に控えています。もちろん始業式における在校生へのメッセージも考えなければなりません。

今日は、このへんで。

 

我が園に~

 4月がスタートして三日目。今日は、先生方みんなで「総合的な探究の時間」研修会を開催しました。サブタイトルは「~探究型学習へのデザイン思考の活用~」。山形にある東北芸術工科大学の柚木泰彦先生、渡部桂先生、池田努先生をお招きし、実際にデザイン思考を活用した演習を実体験しました。ただ講話を聞いているだけでなく、アイスブレイクから始まって、先生方が本当にアクティブに学ぶことができた研修会でした。芸工大の先生方に感謝です。

午後からは、実際にPSやFTの担当者の研修会が行われました。いよいよ本校独自の「探究」の時間が作られ始めていると実感できました。先生方、お疲れ様です。「探究」の時間を活用して、生徒それぞれの学びをぜひ一層深めてほしいなと思います。

さて、「令和」の出典となった万葉集です。巻第五「梅花三十二首」の序から「令和」が選ばれたと新聞にはありました。その三十二首には、このような歌も含まれています。

 

我が園に 梅の花散る ひさかたの 天(あめ)より雪の 流れ来るかも   大伴旅人

 

昨日の大雪。まさに仙台は梅が見ごろで、その梅の花に雪が降りかかったのでした。もちろん、この歌は、梅の花が舞い散るさまを、天より降ってくる雪に見立てているのですが。

 

今日は、このへんで。

 

気をつけよう

  交通事故に気をつけることと、天候の急変に気をつけること。どちらもすごく大事なことです。昨日、県庁への出張からの帰途、福田町で電車を降りて、学校に向かう途中での出来事です。田子中の北東角の交差点で、南方向から走ってきた自動車が一時停止せず、速度を少し緩めたぐらいで交差点に進入しました。ちょうどそこに交差点の西側から走ってきた車が衝突したのです。幸い少しハンドルを切ったので、真横にぶつかることはなかったのですが、バンパーが吹き飛びました。幸い両方の運転手にけがはなかったのですが、すぐそばで目撃した私は、本当にびっくりしました。またその交差点には、田子中の生徒が3名いたのですが、幸い事故に巻き込まれることはありませんでした。しかし、ちょっと間違えば、大事故になったかもしれません。この交差点は、みなさん承知のとおり、本校生徒の通学路です。くれぐれも気をつけてください。

また、今日は午後から一時大雪になりました。プロ野球の楽天戦が一時中断になるくらいです。3月はとても暖かい日が続いたので、4/2の大雪はびっくりです。みなさん、すべったりして思わぬ怪我などしないように、あるいは事故に巻き込まれたりしないよう、くれぐれも注意してください。

今日は、このへんで。

 

新年度スタート

 新年度のスタートです。街には、新入社員らしい装いの、若人がたくさん見受けられました。未来社会を担う若者にエールを送りたいと思います。

 本校でも、転入された教職員の着任式があり、辞令を交付させていただきました。ベテラン、中堅、初任者、それぞれに本校にとって貴重な新戦力になる方々です。よろしくお願いします。今日は、各分掌のチーフの先生方からの説明と校舎案内等があり、全体での正式な顔合わせは、明日となります。よろしくお願いします。

 さて、本日のビックニュースは、なんといっても新元号「令和」であると思います。お昼ちょっと前に発表され、おそらくお昼休みは、どこでもこの話題で持ちきりであったと思います。私の好きな「万葉集」からの出典と聞きました。これを機に「万葉集」がもっともっと読まれることを期待したいと思います。小生が本格的に「万葉集」に目覚めたのは大学二年次に日本文学専攻に進み、「万葉集」を専門にする先生に教わるようになってから。古今集や新古今集に比べて、率直に自分の思いを吐露する万葉人の歌に大いに心を動かされました。特に柿本人麻呂に夢中になり、卒論は絶対に「万葉集」と思っていた頃が懐かしいです。最後は、近代文学を卒論にしましたが、今も時々懐かしく「万葉集」を読み返すことがあります。「万葉集」は、ふところがとても広くて深いのです。ひととおり「万葉集」を学んでから、「万葉集」に詠まれた土地を訪ねる旅をすると、すごい感動ものですよ。ぜひ、どうぞ若いうちに。

 ということで、生徒のみなさんにメッセージです。4/1を迎えて、どうしていますか?

みなさんにとっての新年度は、確かに実質来週の4/8がスタートですが、本当は今日からが新年度スタート。きちんと気持ちを入れ替えて、スタートを切れましたか? 4/8に入学式を迎えるみなさんも、準備は大丈夫ですか? みなさん、4/8までの、これからの一週間、大事にしてくださいね。

今日は、このへんで。

 

感謝

  昨日、離任式が終わった後、午後からは職員室の大清掃。今朝、職員室に入ってみると、少しばかり雑然としていた職員室がすっかり見違えるようにきれいになっていました。先生方の座席も新年度の体制に合わせて大移動となっており、先生方の座る位置が昨日までと違っているので、とても新鮮でした。いよいよ週明けは4/1。新年度のスタートです。4/1が月曜日というのも、なにかしら区切りがちゃんとあるようで、助かります。そしてその4月1日には、新元号の発表となります。いったいどんな元号になるのか、楽しみであるのと同時に一抹の寂しさも・・・。昭和は、ますます遠く遙かな存在に。でも、まだまだ平成生まれに負けてはいられません。新年度も、「皆さんの知恵と勇気と笑顔を集めて、子供たち一人一人そして人々の幸福のために」。これは、今年度末で退任する高橋仁教育長からの最後のメッセージです。ご指導、ありがとうございました。

今日は、このへんで。

 

ありがとうございました

離任式でした。昨夜、雨になったので、ちょっと天気が心配でしたが、今朝はうっすらと雲がかかっていましたが、まずまずの春らしいお天気。今回の異動で本校からは、先生方、事務室の方々を合わせると15名の方々を見送ることとなりました。

 体育館には、在校生に加えて、卒業生やPTAの方々がたくさん来校され、先生方と別れを惜しみました。

 それぞれに万感の思いを込めて、壇上から生徒に向けてメッセージをいただきました。みなさん、ちゃんと記憶にとどめたでしょうか?

 先生方にとって、みなさんは、永遠の宝物。いっぱいのすばらしい思い出をありがとうございます。

 先生方、事務の方々の今後の一層のご活躍を祈念したいと思います。ありがとうございました。

 

明日は「離任式」

明日は、いよいよ離任式。ご栄転される先生方を万感の思いで見送る日となります。卒業生のみなさんは、お世話になった先生とお別れとなります。都合がつく卒業生は、お見送りをお願いしたいと思います。

自分自身、振り返ると、平成10年の3月に同じような立場になりました。本校創立当初の3年間を過ごし、卒業式を送り出してから、その月末に学校を離れることになりました。これまでに何度か異動を経験してきたので、それぞれの離任式で挨拶をしてきたのですが、本校での離任の挨拶では、自分の人生の節目節目で見てきた映画の話をした記憶があります。とすると、平成9年度内に封切りになった映画で、特に印象に残ったものがあったと思います。

いったい何だったのか?・・・・・・・・・・。遠い日の懐かしい記憶です。

 

さて、先生方は、年度末の諸帳簿の点検に忙しく過ごしておりました。お疲れ様です。先生方の本年度のお仕事に、深く敬意を表したいと思います。

 

ところで、ニュースによると、4月1日のお昼頃に、新元号の発表があるそうです。ついこのあいだ、「平成」の発表があったような気がします。それから30年ほどが経過したということです。30年というと、一世代でしょうか。昭和生まれは、ますます生きた化石に・・・。でもしぶとく生き残ってみせたいものです。

今日は、このへんで。

 

人事異動

  この季節は、年度末年度はじめの異動の季節。3/24の朝刊に掲載されたとおり、本校からも何名かの先生がご栄転となり、また4/1には新しい先生方を迎えることとなります。今日は、その新しい先生方をお迎えして、事務手続きと引き継ぎ会がありました。経験豊富な先生と新進気鋭の先生方。ようこそ宮城野高校へ。4月からよろしくお願いします。今日は、お互いに自己紹介の後、私から本校の基本的な性格や学校運営方針等、少しばかり話をさせていただきました。輝くばかりの個性をもった生徒たちをよろしくお願いします。

 

先日、本屋さんで見つけた「濃霧の中の方向感覚」。鷲田清一氏の新刊です。「はじめに」で氏はこのように語り出します。

 

   前半 省略

 

「忘れてええことと、忘れたらあかんことと、ほいから忘れなあかんこと」。河瀬直美監督の映画『沙羅双樹』のなかで登場人物の一人がこうつぶやく。まずは傷とその記憶を整理するところから始めるほかないか、と。わたしたちもまた暮らしのフォーマットの再点検から再開するよりほかないのかもしれない。ぜったいに無くしてはならないもの、手放してはいけないものと、あればいいけど無くてもいいものと、端的に無くていいものと、ぜったいあってはならないこと。これらを大ざっぱにでも区分けできる、そんな《価値の遠近法》をまずは固めなければと、それぞれにいまじぶんが立っている場所で思い定めつつあるのかもしれない。

そのために必要なのは、わたしたち一人ひとりが、できるだけ長く、答えが出ない、出せない状態のなかにいつづけられる肺活量をもつこと、いってみれば、問えば問うほど問題が増えてくるかに見えるなかで、その複雑性の増大に耐えうる知的体力をもつこと。いま一つは、迷ってもいつもそこに根を下ろしなおすことのできるたしかな言葉、そこから別のさまざまな言葉を紡いでゆけるあきらかな言葉と出会うこと。

 鶴見俊輔は関川夏央との語らいのなかで、真理は「方向感覚」のことだと言っていた。(『日本人は何を捨ててきたのか』)。「真理は間違いから、逆にその方向を指定できる」、だから「間違いの記憶」をきちんと保ちつづけることが大事なのだ、と。フォーマットの再点検にあたってまず手にしておきたい、たしかであきらかな言葉の一つである。

 

先日から、この『濃霧の中の方向感覚』を読み始めましたが、久々にズシンとくる言葉に出会いました。

 

今日は、このへんで。

 

終業式、講話要旨

本日3/22、午前中は、終業式、午後は合格者の予備登校がありました。せっかくですので、終業式での校長講話要旨を掲載します。

 

平31.3.22  終業式 校長 講話 (要旨)

 

改めまして、おはようございます。終業式にあたって、すこしばかり話をします。

まず、振り返りです。3/1の卒業式。答辞で、卒業生から「この宮城野高校を選んでよかった、正解だった」という意味の言葉がありました。もちろん、この宮城野高校だからこそ自由な校風のもとで、様々なことにチャレンジできた、自己実現を果たすことができた、そういう意味だと思います。

みなさんにもぜひ、これから本校で学校生活、1年の振り返りと新年度にスタートにあたって、みならってほしいなと思います。

また、おととい3/20のFT・PSの発表会、お疲れ様でした。東京研修の成果をきちんと取り入れての発表、見事だったと思います。田子中のみなさんの前で、堂々と高校生らしく発表できていました。新年度は、お隣の田子中学校との交流、どんどん進めます。田子小とももちろんです。よろしくお願いします。

さて、卒業式前日の同窓会入会式で卒業生に伝えたことです。みなさんにもよく理解していてほしい、覚えていてほしいと思って、改めて伝えます。

本校のDNAとして、個性尊重があります。それを象徴するものとして、この個性尊重について、こんなイメージでとらえてほしい、そう思ってスマホを持ってきてもらいました。

スマホで、「パウル・クレー グラジオラスの静物 宮城県美術館」で検索してみてください。

大丈夫ですか? 絵が出てきましたか? 時間をとりますから、じっくり見てほしいと思います。

私が今持っている「学校要覧」、この要覧は、普通生徒のみなさんに配るものではないので、やはりなかなか見る機会がないと思います。学校要覧は、現在創立24年目ですから、24号目になりますが、毎年この表紙に、このパウル・クレーの「グラジオラスの静物」という絵を利用しています。24年間、変えていません。ちなみにこの絵は、宮城県美術館所蔵の作品です。

 クレーは「色彩と線の魔術師」と言われるとおり、いろいろな色を使って、グラジオラスを表現しているのですが、一見、雑然と見えるかもしれません。規則性はほとんどありません。でもじっと見ていると、何かしら全体に調和が感じられてきます。せっかくなので、学校要覧の裏表紙に書いてあるコメントを紹介します。

この絵の中のさまざまな色や形は生徒一人ひとりをさしているとお考えください。この絵のように、それぞれの生徒がそれぞれの色や形に美しく輝く、これを支えるのが宮城野高校の仕事だと考えます。欲をいえば、この絵が全体として調和しているように、宮城野高校も全体として調和できていればいいと思います。でも、これは二次的なもの、まず第一は、生徒一人ひとりが輝くことです。表紙の絵をこんな思いで選びました。

 

自分の個性が少し沈みかけてきたら、あるいは元気が少しなくなりかけたら、この絵をじっと眺めて、またパワーをもらってほしいなと思います。

ところで、新年度に向けてです。25年目を迎えます。良い機会だと思いますので、本校のDNAはもちろん変更しませんが、「教育目標」や「教育方針」のところを少し文言整理します。先ほど伝えた「個性」という本校のDNAももちろん入っています。

教育目標  ①創造的自由と探究  ②個性尊重と自立 ③共生と奉仕

 

教育方針  ①進路目標の達成  ②自己教育力の向上  ③未来デザイン力の育成

 

時間の都合上、全部は説明できませんが、今日は「教育目標」の③「共生と奉仕」と、「教育方針」の③「未来デザイン力の育成」について説明します。

「共生と奉仕」の「共生」とは、「文化の違いや障害の有無等を超えて」ということになります。異文化との交流をはかる意味合いで、新年度は希望者による「海外研修」をスタートさせます。一次案内の文書が既に配布されているはずです。ぜひ積極的に手をあげてほしいと思います。また、「障害の有無を超えて」についてですが、これはもちろんバリアフリーの問題に関わります。奉仕の精神もまた本校の大事なDNAです。共生社会の推進、実現に向けて、みなさんもぜひ意識を高く持ってほしいと思います。

 また「未来デザイン力の育成」についてです。

唐突に「未来デザイン力」と言われても、「デザイン」とは何か、「未来デザイン力」とは何か、こういった疑問が普通に生じるはずです。

でも、本校のみなさんにとっては、どこかで聞いた言葉であるはずです。

ちなみに、総合学科の未来デザインプロジェクト(本校HP参照)には、こう書いてあります。

 

未来デザイン力=社会の抱える課題を解決し、よりよい未来社会を創造しようとする力

 

ここでは、「社会」となっていますが、自他の未来をしっかりとデザインできるようになってほしい、そういう願いをこめて、私は「教育方針」の③に「未来デザイン力の育成」を入れました。「未来」は、もちろん本校の大事なDNAです。また「デザイン」については、美術に限らず、広い意味でとらえてほしいと思います。とても勉強になった講話なのですが、先月、芸工大のボブ田中先生が総合学科1年次のみなさんに講話をされました。デザセンの説明会です。たぶん2年の総合学科のみなさんも昨年度同じような話を聞いていると思います。冒頭、デザインとは何かの説明がありました。田中先生は、こう説明されました。

 

(デザインとは)

「問題を解決するために何かを作り上げる行為であり、それによって人をしあわせにするものである。」

 

この後半の「 ~ 人をしあわせにするものである」、これがとても新鮮でした。忘れかけていたものが、そこにあったように感じました。

人の幸せな笑顔を自分の喜びとできる、そうして自分のしあわせと感じることができる、と捉えてもらってもいいです。

 

勉強すること、学ぶこととは、自他ともに、しあわせになることが目的。

そういうことをしっかりと心して、新年度を迎えてほしいと思います。

みなさんが新年度に元気な顔でまたここに集まってくれることを期待して、私からの話を終わります。

 

以上です。

 

午後からは、予備登校。合格者のみなさんと、保護者のみなさんが続々と集まってきています。

みなさん、今日の連絡をきちんと聞いて、高校生活をスタートさせてください。

今日は、このへんで。

 

 

 

「総合的な学習の時間」(FTⅡ・PSⅠ)全体発表会・・・田子中学校のみなさん、ようこそ

 桜開花予想が新聞やネット上でも出るようになりました。今年は早いですね。昨日、ネットで見たところでは、仙台あたりで4/3。たいへんです。そんなに早く開花されたら、入学式のときには散ってしまうかも。でも、開花と満開は違いますね。うまくタイミングが合えば、満開かもしれません。本校には残念ながらあまり桜の木はありませんが、しだれ桜が1本あります。こんなに広くて樹木もたくさん植えられているのに、なぜか桜の木は1本だけ・・・。ミステリーです。

 さて、昨日はアップできなくて失礼しました。今日は、昨日の分もといきたいところですが、なかなか最近は時間が許してくれません。すみません。

 本日午前中は、体育館で2年次の「総合的な学習の時間」(FTⅡ・PSⅠ)全体発表会がありました。1年次の生徒も、後ろに陣取って先輩方の発表を拝聴。プラス特別ゲストとして、お隣の田子中学校の生徒のみなさんが聴講に来てくれました。ありがとうございます。制服姿のりりしい中学生が最前列に座ってくれたので、高校生も幾分緊張度が高まり、密度の濃い発表会となりました。諸会議のため、途中までしか聞けなかったのですが、みなさん、どうだったでしょうか?

 びっくりしたのは、夏休みの東京研修の成果をきちんと踏まえて発表してくれたこと。大学や研究所、民間企業等、各グループがテーマに沿って自分たちの足で稼いだ研究成果をきちんとまとめて発表してくれたのがとても良かったです。

 分野は、①FTⅡ経済 ②FTⅡ文学・語学 ③FTⅡ教育 ④FTⅡ工学 ⑤FTⅡ理科 

⑥FTⅡ医療 ⑦FTⅡ美術科 ⑧PSⅠ人権分野 ⑨PSⅠ文化分野 以上の9グループ、9分野の発表でした。みなさん、お疲れ様でした。ぜひ将来の学びにつなげてほしいと思います。

 さて、今日は平行して転入考査もありました。合格されたみなさん、おめでとうございます。4月からの本校での高校生活、頑張ってください。

 あさって22日は、いよいよ終業式。午後は合格者の予備登校となります。年度末のせわしいところですが、健康に留意して、春到来を楽しみましょう。

 今日は、このへんで。

 

表敬訪問と卒園式

  今日も暖かい春の陽気に恵まれました。週末に、車を走らせると、日当たりの良いところでは、梅の花が開花しているところが目立つようになりました。自宅の庭の梅の花も3輪ほど開花したところです。

 さて、今日は、高校生読書感想画コンクールで見事全国最優秀の文科大臣賞を受賞した岩渕伶奈さんですが、教育長表敬訪問がありました。教育長さんが出張で不在のため、髙橋教育次長さんと松本教育次長さんに対応していただきました。岩渕さんは、作品制作の意図や制作途中の苦労話、表彰式の感想等を教育次長さんに丁寧に説明していました。この様子や教育長室で記念に撮った写真が、後日、県教委から配信されるとのことです。楽しみにしたいと思います。

 週末は、近隣の希望園での卒園式に出席してきました。涙、涙、感動的な卒園式でした。あのかわいい子供たちが将来本校に入学してくれることを楽しみにしたいと思います。

 

 今日は、このへんで。

 

簡易開示と保健委員会

  3月も半ば、15日です。昨日、後期の高校入試の合格発表があり、今日から「口頭請求による学力検査得点の簡易開示」が始まりました。午前中から、たくさんの受験生がやってきて、びっくりです。みなさんの意識の高さがうかがえます。おそらく22日の合格者予備登校の日が、最も多く請求があると思います。みなさん、ぜひ自分の得点を知って、今後の勉学の励みにしてほしいと思います。

 午後からは、学校保健委員会、衛生委員会がありました。学校医の先生方にお越しいただき、生徒や職員の健康衛生面での指導やアドバイスをもらいました。学校医の先生方には、お忙しいところ、ご出席いただき、ありがとうございます。本校生徒の保健室利用生徒数は、昨年度よりいくぶん減っているようですが、利用回数うんぬんよりも、やはり本当に健康を維持できているかどうかがポイントだと思います。健全な学校生活を送る上で、やはり健康であることが一番。新年度が始まる前に、治せるものは、しっかり治療してもらい、新年度を迎えたいものです。

 久しぶりに登校した在校生には、スタサポを受験してもらいました。いかがだったでしょうか。後日、結果が返却されると思います。結果をどう生かすががポイントです。くれぐれも復習なしということにならないように。

 今日は、このへんで。

 

後期の高校入試・・・合格発表

  今日は、日が高くなってもあまり気温が上がらず、受験生のみなさんにとってはちょっと寒かったのですが、合格の喜びで、そんな寒さも吹き飛んでしまいましたね。合格の栄冠に輝いたみなさん、改めまして、おめでとうございます。

 15:00からの発表前には、たくさんの受験生やご家族のみなさん、そして中学校の先生方が集まってきました。掲示板が張り出されると、みんなものすごい勢いで掲示板に群がり、自分の番号を見つけた瞬間に、抱き合って喜ぶ受験生もいました。よかったですね。これまでの努力が見事に実を結んだ瞬間です。この喜びを忘れず、入学後も、たゆまぬ努力を続けてほしいと思います。

 また、残念だった方は、別な公立高校の二次募集や私学への道があると思います。気持ちを速やかに切り替えて、4月からきちんとスタートできるように捲土重来を期してほしいと思います。

 明日は、久々に在校生が登校。スタサポが行われます。この年度末に、みなさんの学習状況と基礎学力を点検することになります。あと半月もすると4月です。大丈夫ですか? 前にも書きましたが、この時期は、新年度スタート前の大事な期間です。「宮城野高校の先輩方って、すごいなあ」と後輩に思われるくらいに、みなさんの奮起を期待したいと思います。

今日は、このへんで。

 

「探究活動ハンドブック」パート1

 今日も春らしい陽気。我が家にある梅の木のつぼみを写真に撮ってきました。まもなく開花するのがお分かりでしょうか? 明日は、いよいよ後期の合格発表。梅の開花と同時に、みなさんに春がめぐってくるといいですね。

裏山には、春の訪れを知らせるふきのとうが・・・。写真のとおりです。大好物です。てんぷらにすると、本当においしいですよ。

さて、本日、本校の企画研究部の先生方が、いよいよ新年度からスタートする「総合的な探究の時間」で使用する「探究活動ハンドブック」パート1を持ってきてくれました。先生方、生徒のみなさんは、これを用いて本校の「 ~ 探究 ~」をスタートさせます。すごいですね、T&K先生をはじめとした企画研究部の力作です。生徒のみなさん、お楽しみに。

さて、今日は、このへんで。

 

 

絵画の寄贈

 昨日、鎮魂の日は、冷たい雨の降る天気でした。今日は、うって変わって暖かい一日。昼休みに校舎の周りを一周して、お日様にあたってきました。梅の木は、開花までもう少しかかるようです。

 昨日、暗くなってから、海沿いのふるさとに手を合わせに行ってきました。その帰り、再建された学校の中庭で、鎮魂のために全国から送られたたくさんのキャンドルが灯されていました。送ってくださった全国のみなさんに、心から感謝したいと思います。

 

 さて、先日紹介した岩渕伶奈さんの件で、うれしいニュースです。主催の毎日新聞社「読書感想画コンクール」事務局から学校に対してすばらしい絵を寄贈していただきました。写真のとおりです。校長室に飾っておくと、あまり生徒のみなさんも見ることができなくなってしまうので、校長室から廊下に出たすぐ横の壁に飾ってもらいました。

 加山又造氏の「白雪ノ峰」、凸版印刷株式会社ご提供のプリマグラフィで製作された日本画額絵です。校長室入り口の雰囲気がとても趣あるものに変わりました。ぜひみなさん、ご覧いただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災・・・追悼

 今日3/11、あの東日本大震災の発生から8年を迎えます。辛く苦しい歩みの8年。人の心のあたたかさに涙した8年。今朝の河北新報トップには、空から映した、生まれ故郷が大きく出ていました。震災翌日に中学校屋上から見た故郷は、変わり果てていて、この世のものとは思えず、言葉を失いました。それから8年。盛り土された土地に災害公営住宅が建てられ、新しい道も作られ、小中一貫の学校が開校しました。まもなくオープン予定の商業施設も形を整えつつあります。全国の方々から、たくさんのご支援をいただきました。改めて、感謝したいと思います。

 

無念にも、あの日犠牲になった方々が大勢います。心より哀悼の意を捧げ、防災意識を高く保持し、後の世代に語り継いでいきたいと思います。             

                                                      

合 掌

 

 

 

「生きものとは何か」

 昨日、関東ではお天気が急変し、雹が降ったとか。ニュースでは、箱根で観光客が逃げ惑う姿が映し出されていました。春先の天気は怖いですね。まだまだ用心が大事です。

 さて、今日、明日は県内各地で中学校の卒業式。合格発表の前に、3年生は学び舎から巣立ちの時を迎えます。今日、卒業式を迎えたみなさん、また明日卒業式を迎えるみなさん、おめでとうございます。義務教育を終えるみなさんの未来に、幸多かれと祈りたいと思います。

 

 今日は、先週末の本屋さん通いで、手に入れた新書を一冊紹介します。

 ちくまプリマ―新書の「生きものとは何か」。本川達雄さんの書いたものです。副タイトルは「世界と自分を知るための生物学」。この「ちくまプリマ―」は、初学者向けのシリーズですが、本書は、ページ数300を超える大作。私にとっても「プリマ―」どころではなく、間違いなく読み応えのある本です。

 

 でも、生物大好きの私にとっては、とても興味を引く本です。せっかくですから冒頭の序章の一部を紹介します。本川先生がなぜ生物学に進んだか、丁寧に説明してくださいます。大学の学部選び、専門選びに迷っている生徒のみなさんにとって、とても勇気をもらえるところです。少し長くなりますが、紹介します。

 

  「ぼくは生物が嫌いだった」

 

 「生物がお好きなんでしょう?」とよく訊かれる。生物学などという浮世離れした学問をやるなんて、よほどの生きもの好きだと思われるようだ。それも道理。

  中略

 

 ところが私は生きものは好きではない。殺生は嫌いだし、イモムシは写真を見ただけでもぞぞぞーっと虫ずが走る。なのになぜ生物学者になったのか。

 

  中略

 

 高校二年の時に進路を決めねばならない。理科系が得意な生徒は工学部に進んで物を作り、文科系の得意な生徒は商・法・経済学部に進学して作った物をどんどん売ろうというのがおおかたの選択だった。そこで、はた、と考えてしまったのである。これ以上豊かになる必要があるのだろうか? 豊かになるのは悪くはないのだろうが、何も全員、そろいもそろってそっちの方角に走って行くこともないだろう。一人くらい、直接は世間の役に立たないことをやる人間がいてもいいのでないか。

 実務に役立つ学問が実学、「役に立たない」学問が虚学。虚学をやろうと思ったのである。となると進学先は文学部か理学部。学生服のポケットにいつも小説や詩集の文庫本が入っている生徒だったから、文学が嫌いではなかった。しかし当時の私には、文学部とは心のことばかりを扱っていて、どうにもやっていることが偏っていると感じられた。では理学部はどうか。当時のよくできる生徒はみな湯川秀樹や坂田昌一にあこがれ、素粒子を研究しようと物理学科に進学した。これもやっていることが反対方向にものすごく偏っている。

 そういう事態に納得がいかなかった。一方は心ですべてが分かると言い、他方は基本の粒子である素粒子・原子・分子ですべてが分かると主張している。心と素粒子とは両極端。どちらか一方だけで世界全体が理解できるとはとても思えない。

 そこで全世界を見渡しながら、世界や、その中での私自身を理解したいと考えた。心と素粒子の中間の位置に立ったなら、全世界を見渡せるのではないか。中間の位置とは生物学あたりではないだろうか見当をつけ、生物学科に進学した。

 ところが分子生物学が隆盛になってきた時代であり、生物学においても、生体分子や遺伝子という基本粒子で生物を理解しなければ時代遅れだとする風潮だった。現代ではさらにその傾向が強まっている。それでもなんとか初志貫徹。この五〇年間、世の風潮に逆らい、中間の立ち位置から「古典的生物学」を研究してきた。そういう「古くさい」人間が、生物をどんなものとして理解したのかを書こうと思う。

 

 

という調子でスタートします。「古くさい」人間が、頑固にこだわって、どんなことがわかってきたのか、そのへんが興味深く書かれています。私もこれから読み始めるわけですが、本川さんは、かつて『ゾウの時間 ネズミの時間』を書き、ベストセラーになった人。生物学の先生ですが、なぜか長く東京工業大学に勤務されました。モノ作りの研究をする学生に生きものの世界を延々と語り続けてきたわけです。これだから大学は、オモシロイと思います。

 ぜひ、本書で学問の世界の「遊び心」の一端をのぞいてみてください。

 

今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

髙橋一生氏の文章から

天気予報どおり、朝から一日中雨でした。そういう天気の中、美術科の受験生が朝早くから続々と集まり、受付終了時間よりだいぶ早くに全員が集合完了。すごいですね。みんな午前中の実技試験に一生懸命取り組んでいました。お疲れ様でした。

 さて、本屋さんを先週末にのぞいたら、村上春樹様の「騎士団長殺し」が早くも文庫化(新潮文庫)されて発売になっておりました。小生、単行本が出たときにすぐ買って読んだので、今回はパスにしたのですが、新潮社のPR誌「波」3月号に俳優の髙橋一生様が「『騎士団長殺し』に出会う」と題して、感想めいたものを寄稿しています。すごいですね。最近、テレビや映画で大活躍の髙橋一生様が村上春樹様の大ファンだとは・・・。う~んと唸ってしまいます。でも、実はとてもお似合いかもしれません。良き俳優に良き小説家が寄り添っている。いや実は、良き小説家に良き俳優が寄り添っている。そんな気がします。書き出しの1行目。

  読んでいる時、音が鳴っています。

 

こう、きました。「鳴っていました」ではなく、「鳴っています」と現在形。髙橋様は、相当な書き手のような気がします。そう確信しました。読ませます。次のセンテンスは、こうです。

 

 それが何の音なのか。昔聞いたことがある懐かしいものなのか、初めて耳にした新しい音なのか。

 読了後も、その音は止むことがなく、自分の日常に溶け込んでくるような、静かでいて、それでも芯の通った音。

 村上さんの小説からは、いつもそんな音が聞こえてくるようです。

 

 うまいですね。読ませます。思わず引き込まれてしまいます。この後、『象の消滅』や『レキシントンの幽霊』を愛読した話が出てきます。でも、髙橋様にとって、『騎士団長殺し』は、「そんな今までの自分の体験を、今まで通りのようでいて、まったく別なものにしてくれました」と語っています。

 

では、『騎士団長殺し』から、高橋様はどんな思いを抱いたのでしょうか?

こう書いています。

 

読み始めた最初のうちから〈私〉は僕でした。

この感覚は初めてのものでした。

 

〈私〉とは、『騎士団長殺し』中の〈私〉。つまり、「〈私〉は僕でした」とは、小説の語り手として出てくる主人公の〈僕〉が、そのまま髙橋様自身と重なったということです。

 

髙橋様は、さらにこう書きます。

 

〈私〉が物語のはじめの方で経験する、ある喪失がそのまま僕の喪失そのもののように感じたことも、その感覚を強くしたのかもしれません。

 

少しとんで、さらに髙橋様は、こう続けます。

 

僕は『騎士団長殺し』に出会う少し前に《失ってしまったもの、あるいはその時選んで失ったものが、かけがえのないものだったとわかった時には、取り返しがつかなくなっている》という、今まで経験した覚えのない喪失を経験していました。そんなあれこれも相まって、益々〈私〉は僕になっていきました。

 

久しぶりに、力のある村上ファンに出会いました。

 

髙橋様は、この寄稿文の最後をこんなふうに閉じています。

 

今この瞬間も、村上さんが紡いできた静かな力が僕の背中にそっと力を添えてくれています。

 

新潮社のPR誌「波」3月号は、大きな書店に行くと、カウンターに置いています。お金は普通とりません。

 

興味があったら、どうぞ。

 

今日は、このへんで。

 

啓蟄・・・後期の高校入試が実施されました

  今日は、後期の高校入試が実施され、本校にも朝早くからたくさんの受験生が駆けつけてくれました。幸いあまり寒くなく、夕刊の記事によると、正午までの仙台の最高気温は12.7度。雲が多かったものの、過ごしやすい一日でした。今日は二十四節気の「啓蟄」。暖かくなって、冬の間、地中に隠れていた虫さん達が地上に出て来るころ。暦の上でも、春がすぐそこまでやってきています。受験生のみなさんにとっても、うれしい春が訪れるといいですね。美術科のみなさんは、明日も試験があります。天気予報では、うらめしいことに、冷たい雨の一日になりそう。気温もあまり上がらないようです。防寒対策をきちんとして、気をつけてやってきてください。

自宅の庭では、スイセンが咲き始めました。一番お日様があたるところで、毎年最も早く、黄色くて小さな花を咲かせます。今日、生徒昇降口にも、スイセンの花を植えたプランターが何個か置いてありました。受験生のみなさん、気づきましたか? 今度、合格発表を見にくるときは、ぜひ見つけてくださいね。

今日は、このへんで。

 

「癒しの花瓶」

 高校入試(後期)の前日です。生徒のみなさんに念入りに清掃をしていただき、午後からは先生方で準備作業。明日は、天気もよさそうです。受験生のみなさん、気をつけてお越し下さい。みなさんが、これまでの勉学の成果を思う存分発揮されることを祈っています。

 

昨日、美術科の生徒が校長室にやってきて、作品をどうぞ置いてくださいとのこと。うれしいですね。作品名は「癒しの花瓶」。1年次の近藤さんの作品です。常日頃、私が「癒し」を求めていることをよく知っているのですね。写真のとおりです。近藤さん、ありがとうございます。校長室の新たなマスコットです。

今日は、このへんで。

 

 

 

卒業式 式辞

 天気予報は、曇り時々雨。そのとおり日中、弱い雨になりましたが、お湿り程度でした。こちらの雨は、さほどでなかったのですが、東京のほうは、昨日から雨降りだったようです。3/3のひなまつりは、「東京マラソン2019」。冷たい雨の降る中で、たくさんのランナーが走っていました。自分の大先輩も見事当選したとかで、走っていたはずですが、昨日の天気で、さてどうだったでしょうか。風邪をひかれたりしていないか、心配です。改めて後日、聞いてみようかと思います。

さて、3/1の卒業式。卒業生のみなさん、また保護者やご家族のみなさん、改めまして、おめでとうございます。

さらには、3/1の日に、この通信に書けなかったのですが、PTAのみなさんが食堂でPTAカフェをやってくださいました。大盛況でした。お忙しいところ、たくさんの方々が応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございます。私も一杯、ごちそうになりました。コチコチに固まっていた緊張感がほぐれてきて、とてもおいしかったです。

 

さて、せっかくなので、卒業式の式辞を掲載します。受験等で仕方なく欠席された卒業生のみなさん、これで勘弁してください。

 

              式     辞

                 

 本校グランド脇にある梅の花のつぼみがだんだん膨らみ始め、少しずつ近づいてくる春の足音に心を躍らせる本日ここに、本校PTA会長柴田つが子様をはじめ、多数のご来賓の皆様と、保護者各位のご臨席を賜り、平成三十年度卒業式を挙行できますことは、私ども教職員一同、大きな喜びとするところであります。

 ただ今、卒業証書を授与しました三学科合計二百七十一名の卒業生のみなさん、ご卒業、おめでとうございます。

 また、今日までこの上ない慈しみをもってお子様の成長を支えてこられた保護者のみなさま、またご家族のみなさまに心からお祝い申し上げます。

 さて、卒業生のみなさん、本日の卒業式にあたって脳裏をよぎるものはなんでしょうか。私にとってみなさんと過ごしたこの一年の一コマ一コマが、今、走馬燈のようによみがえります。

 五月の体育祭。その開会式に思い思いの服装で臨むみなさんは、本当に楽しそうで、その個性の輝きに私は深く心を動かされました。本校が創立以来大事にしてきたものがここに表現されている、強くそう実感しました。七月の文化祭。その閉会式で、三年次のみなさんが、一年次二年次の後輩に向かって、「ありがとうございました」と大きな声で感謝の気持ちを伝えました。感謝の念をきちんと心を込めて言葉に表すという、人としてきわめて大事なことを、みなさんは自分たちが考えた形で表現しました。どの学校にも負けない、すばらしいフィナーレでした。九月にはPSの発表会がありました。本校での学びの総仕上げとも言えるその発表会では、着眼点や発想に学びの楽しさがまぶしいほどに感じられました。十一月には美術科の卒業制作展がありました。個性あふれる一つ一つの作品が見る者に大きな感動をもたらしました。昨今「主体的・対話的で深い学び」が声高に叫ばれますが、各行事のみならずふだんの授業においてもみなさんはそれを見事に先取りして「深い学び」につなげておりました。

 この二月には、卒業生のみなさんの活躍を象徴するかのように、うれしいニュースが入ってきました。美術科の岩渕伶奈さんが、高校生読書感想画コンクールで見事全国最優秀の文科大臣賞を受賞したのです。その岩渕さんはこう言っています。「私が学んだことはネット社会の現代だからこそ自身で体験し、五感で受けとめる大切さだ。写真として残らない場面は記憶として筆者の心身に鮮明に刻まれているだろう。そんなワンシーンをサングラスとカメラに映した。」

ネット社会だからこそ、自分自身で体験し、それを五感で受け止めよう。心のシャッターを切って、大切な記憶として心に刻まれているもの、それを大切にしよう。岩渕さんはそう言っているように思います。たとえデジタルデータとして残っていなくても、この宮城野でみなさんは心のシャッターを何度も何度も切った、そう思います。目をつぶって、ひとつひとつのシーンをどうぞ思い出してみてください。それは、みなさんがこれから歩んでゆく人生の大きな支えとなるに違いありません。

 さて、みなさんの船出してゆく社会、それは激しく変化する時代です。グローバル化や超高齢化等、解決の難しい問題が数多く待ち受けています。そういう時代にあって、本校の卒業生らしいスタンスとは何でしょうか。

 そのヒントを、先日、ある大学の先生からいただきました。その先生は、「デザインとは、問題を解決するために何かを作り上げる行為であり、それによって人を幸せにするものである」、そういうふうに教えてくれました。

忘れかけていた「しあわせ」という言葉がありました。これはみなさんにぜひとも考えてほしいことです。私たちがそれぞれの未来に向かって歩んでゆくときに大切なもの。それは一人一人が「しあわせ」になること。しあわせになるために「未来」をデザインしなければならない。自分の未来、家族の未来、隣にいる友達の未来、恋人の未来、この宮城、東北、日本の未来、世界の未来、人類の未来、一人一人が輝く未来とは、それぞれがしあわせになること、そのための栄養分、手立て、工夫の仕方、言うなれば、「未来デザイン術」、「しあわせのデザイン術」を、この宮城野でみなさんは確実に学び取りました。自信をもって未来に歩み出してほしいと思います。

 保護者のみなさま、改めましてお子様のご卒業、おめでとうございます。卒業生の活躍を見る機会は、最上級生としてのこの1年間だけでしたが、強烈な印象を残してくれました。これから進学する者、就職する者、道はそれぞれですが、おそらくそれぞれの場所で光輝く人材になってくれると確信します。大いに頼りにしてください。

 最後になりましたが、ご来賓のみなさま、お忙しいところ、お越しいただきましてありがとうございます。卒業生にぜひとも励ましのお言葉をお願いします。

 さて最後にみなさんにお伝えしたいものがあります。本校正門を入って右側に大きな記念碑があります。大文学者島崎藤村の「藤村詩集」の序を引用し、このような一節が刻まれています。

   明治二十九年の秋、私は仙臺へいつた あの東北の古い静かな都会で私は一年ばかりをおくつた 私の生涯はそこへ行って初めて夜が明けたやうな気がした。

そうして藤村は「心の宿の宮城野よ」と、この宮城野への愛をうたいあげました。藤村にも心のシャッターを切ることが何度もあったはず。その藤村と同じように、みなさんもそれぞれに心のシャッターを何度も切り、本校が永遠の心の宿、宮城野として深く心に刻みこまれた、そのように強く確信するとともに、改めてみなさんの未来に幸多かれと祈念し、式辞といたします

          平成三十一年三月一日

              宮城県宮城野高等学校   校長 遠 藤 吉 夫

今日は、このへんで。

 

 

最高の卒業式でした

お天気にも恵まれ、おかげさまで、華やかに、そしてまた厳粛に卒業式を挙行することができました。

卒業生のみなさん、改めまして、おめでとうございます。

みなさんの未来に幸多かれとお祈り申し上げます。

 

同窓会入会式

  天気予報どおり、お昼頃に雨がぱらつきましたが、夕方にはすっかりあがりました。春雨が大地をしっとりと潤して、明日は気持ちの良い朝を迎えられそうです。よかったです。

 さて、卒業式前日です。30分×3コマの授業(答案返却)の後、大掃除をして会場設営。そして午後から表彰伝達と校歌練習、卒業式の予行と続き、その後卒業生だけで同窓会入会式が行われました。

 その入会式の際、卒業生に話した内容(概要)を紹介します。時間がなかったので、省略した箇所もあわせて紹介します。

 

同窓会入会式 挨拶

 

明日、卒業式を迎える3年次生のみなさん、本校同窓会入会、おめでとうございます。

忘れないうちに、お願いしておきます。ただいま、副会長の柴田さんから挨拶があったように、25周年記念式典があります。平成32年10月30日(金)の午後、サンプラザを会場にして行います。

式典は32年10月30日(金)の午後、サンプラザです。ぜひ参加してほしいと思います。

 さて、卒業するみなさんに紹介したいものがあります。先生方に聞いたら、たぶんみなさんは、あまり教えられていないだろうということでした。もったいないので、お伝えします。

 本校の「学校要覧」、この要覧は、普通生徒のみなさんに配るものではないので、やはりなかなか見る機会がないと思いますが、これはぜひとも卒業後、たとえば他校出身の方に、本校を紹介する際に、活用していただけたらと思います。

学校要覧は、現在創立24年目ですから、24号目になりますが、代々この表紙にパウル・クレーの「グラジオラスの静物」という絵を利用しています。ちなみに宮城県美術館所蔵の作品です。クレーは「色彩と線の魔術師」と言われるとおり、いろいろな色を使って、グラジオラスを表現しているのですが、一見、雑然と見えるかもしれません。規則性はほとんどありません。でもじっと見ていると、何かしら全体に調和が感じられてきます。

 たとえば、本校を知らない人に、本校を紹介する際、「個性を大事にする学校です」と伝えるとします。それでわかる人はわかるかもしれませんが、やはり絵、画像がほしいです。そういう時、このクレーの絵を活用するのです。今の時代、ネットで検索してスマホに保存しておけば、すぐ相手に見せることができます。

 ちなみに、裏表紙に書いてあるコメントを紹介します。自分は、こういう学校を卒業しましたと人に伝えるときの参考に紹介します。

 

この絵の中のさまざまな色や形は生徒一人ひとりをさしているとお考えください。この絵のように、それぞれの生徒がそれぞれの色や形に美しく輝く、これを支えるのが宮城野高校の仕事だと考えます。欲をいえば、この絵が全体として調和しているように、宮城野高校も全体として調和できていればいいと思います。でも、これは二次的なもの、まず第一は、生徒一人ひとりが輝くことです。表紙の絵をこんな思いで選びました。

 

よろしいでしょうか。私から、同窓会入会にあたって、みなさんへのプレゼントです。自分の母校をふりかえるとき、この絵をじっと眺めて、たくさんの輝くような個性あふれる友がいたなあと思い出してください。

 

さて、ここからは、省略したところです。

 

宮城野白書についてです。

私は巻頭言で「舞姫」について書きました。みなさんに向かって最初で最後の授業のつもりで。

これからの人生で、たくさんの経験、良いこと、悪いこと、いっぱいあります。

自分のポリシー、人生観、善悪の判断基準に則って、きちんと対応できればいいのです。

いいのですが、やむなく、しかたなく、どうしようもなく、それに反する形でしか、選択できない場合があります。そういうとき、自分をどう断罪、ことばが強すぎるのであれば、自分をどう扱っていいのか、自分とどうつきあっていけばいいのか、わからなくなるときがあります。

なかなか良い答えがみつかりませんが、「舞姫」がもしかしたら参考になるかもしれません。

少なくとも、鷗外は弁解、弁護、しなかった、あえて嫌われるように書いた、徹底して。

弱さの塊、嫌われる人として豊太郎を描いた、それがいいのか悪いのか、わかりません。

ただ、そういう瀬戸際に立たされたとき、少しばかり参考になるかもしれません。

 

文学というものは、自分のようなものでも、どうにか生きていきたいと思ったとき、こういう道もあるんだよとささやいてくれるものがあります。

 

早く、そういう作家、小説と出会ってほしいなあと思います。

 

まずは、同窓会入会、おめでとうございます。

 

 

今日は、このへんで。

 

宮城野白書

 昨日で定期考査が終わり、在校生は今日明日と30分刻みの時程で考査返却です。今日は7コマ、明日は3コマ実施され、その後はいよいよ卒業式の準備となります。

 在校生は、定期考査が終わったので少しリラックスした表情でした。そういう在校生から、卒業生への配布物となる「宮城野白書」をいただきました。編集に携わったボランティアのみなさん、お疲れ様でした。小生の巻頭言は、たっぷり2ページ分、書かせていただきました。卒業生のみなさん、ぜひ読んでくださいね。もちろん在校生もです。明日は、「宮城野高校新聞」も配布されるとか。少しにやついて写真を撮られてしまったようです。恥ずかしいです。みなさん、ごめんなさい。

 バタバタしているうちに、卒業式の式辞がなんとか完成。つっかえないように自宅で練習してきます。明日は、まず同窓会の入会式。いよいよ本番です。卒業生のみなさん、いまのところ、当日は雨ではないようです。雨男をすっかり返上です。みなさんのおかげです。

 今日は、このへんで。

 

是枝裕和氏・・・「ヌガー」

 第4期定期考査が終わりました。生徒のみなさん、お疲れさまでした。手応えは、いかがだったでしょうか? 終わったからといって、安心することなく、次の学びに進んでほしいと思います。3月は、後期入試期間が続くため、登校が必要でない日が長く続きます。計画的に学習を続け、新年度につなげてほしいと思います。さらには、この3月は、教科書から離れた学習も必要かもしれません。長い小説にチャレンジするというのもよろしいかと思います。

 ちなみにです。昨日今日と、国公立大学の二次試験がありました。ネットで見ると、主な大学の二次試験の問題を見ることができます。国語科の教師としてしばらくやってきた自分としては、やっぱり見てしまいます。

 ということで、たとえば京都大学の国語の問題には大岡信と谷川俊太郎の対談『詩の誕生』からとられています。文章自体は、対話文ですからとても平易です。読みやすいです。その分、詩というものに対する一定レベルの理解が必要です。

 一方、東京大学です。有名な大問四。今年は、是枝裕和氏の『ヌガー』からとられています。エッセイに近い文章です。「迷い子になった。」で始まる、ある意味で「迷い子」についての是枝氏の考え方がエッセイ風に書かれています。ところで、是枝裕和氏と言われて、すぐ「万引き家族」が思い浮かぶでしょうか? 氏は、もちろん「万引き家族」を作った映画監督です。日本時間で、アカデミー賞が昨日発表でした。期待されていたのですが、残念ながら受賞を逃しました。でも、今、日本で、というより世界中から注目される映画監督の一人です。その方のエッセイが東京大学の二次の問題に登場しました。これだから、本読みはやめられません。映画もまた。この是枝氏の文章を問題文として採用した東京大学に敬意を表したいと思います。大問四の精神は、しっかり継承されています。

せっかくだから、問題文の後半部分を紹介します。

 

 前半 略

 

 迷い子になったときにその子供を襲う不安は、両親を見失ったというような単純なものでは恐らくない。それは、僕のことなど誰も知ることのない「世界」と、そしてその無関心と、否応なく直面させられるという大きな戸惑いである。その疎外感の体験が少年を恐怖の底に突き落とすのだろう。自分を無条件に受け入れ庇護してくれる存在の元を離れ、「他者」(それが善意であれ、悪意であれ)としての世界と向き合う――人が大人になっていく過程でいずれは誰もが経験しなくてはいけないこのような邂逅を、予行演習として暴力的に体験させられる――それが迷い子という経験なのではないだろうか。だからこそ迷い子は、産まれたての赤ん坊のように泣き叫ぶのだ。たったひとりで世界へ放り出されたことへの恐怖から、これでもかと泣くのだ。そして、どんなに泣いても、もう孤独に世界と向き合っていかなくてはいけないのだと悟った時、少年は迷い子であることと訣別し、大人になるのだと思う。その時を境にして、母は、自分を包み込んでくれる世界そのものではなく、世界の片隅で自分を待っていてくれるだけの小さな存在に変質してしまう――。かつて迷い子だった大人は、そのことに気付いた時、今度はこっそりと泣くのである。

 

後半  略

 

問一 ~ 問三 省略

問四 「今度はこっそり泣くのである」とあるが、それはなぜか。説明せよ。

 

この問四に対して、どんな解答が可能なのか。受験生は、どんな解答を書いてくるのか。採点官の快感や、いかに。

 

今日は、このへんで。

 

2回目の学校評議員会開催

 今日、2/25の最高気温は15度。ちょっとびっくりです。週末に自宅の鉢植えの梅も一輪、開花しました。江戸時代の嵐雪様は「梅一輪一輪ほどの暖かさ」と詠みました。これから少しずつ暖かくなってゆく、それがなんか一気に春がきたような陽気です。本当にこのまま3/1を迎えたいものです。

  さて、今日は2/25は、国公立大学の二次試験前期日程初日です。ところが、朝テレビをつけたら、首都圏の中央線、総武線が停電でストップというニュース。これは大変だと思いました。都内の国公立大学の受験生は大混乱だと思います。都内の多くの大学で、試験時間の繰り下げや、遅刻した受験生に対して別室受験を認める等の対応がとられたと、ニュースで伝えていました。本校生徒も何人かが都内の大学受験に向かっているはずです。大きなトラブルなく、受験できていることを祈りたいと思います。

今日は、定期考査三日目。本校では大きなトラブルもなく、生徒は順調に定期考査に取り組んでいるようです。明日で最終日となります。最後まで粘り強く向き合ってほしいです。

14時からは、学校評議員のみなさん、5名にお越しいただき、今年度2回目の学校評議員会を開催しました。生徒・保護者・教員の学校評価アンケートの集計結果の報告や、学習指導・生徒指導・進路指導についての説明や質疑応答後、自己評価結果を見ていただき、学校関係者評価をしていただきました。それぞれの評議員さんから本校の学校運営について、心温まるご意見やご指導をいただきました。評議員のみなさん、年度末のお忙しいところ、ありがとうございました。いただいたご意見は、今後の本校の教育に生かしていきたいと思います。

 

本日、お昼過ぎに、読書感想画コンクールで文科大臣賞を受賞した3年次の岩渕伶奈さんが、表彰式の報告にやってきました。2/22に東京の如水会館で、300名を超える出席者のもと、表彰式に臨んだそうです。毎日新聞には、表彰式当日の2/22の朝刊に掲載されていました。岩渕さんは受賞者を代表して朗読もされたとか。表彰式には、ご両親も出席されたそうで、お父さんお母さんと撮った写真は、とても晴れ晴れとした笑顔でした。おめでとうございます。岩渕さん! 校長室に飾ってあった黒電話式の蚊取り線香も、本日持ち帰っていただきました。岩渕さんのますますの活躍を祈りたいと思います。

今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

25周年記念事業テーマ、決定

 昨夜、帰りがけに職員玄関を出たら、大きなお月様が出てきたところでした。十六夜の月かなと思うのですが、とにかく雲に隠れてスーパームーンを見ることができなかった分、十六夜さんであっても、とても大きなお月様で、思わず携帯のカメラを向けてしまいました。

 さて、今日もポカポカ陽気です。夕刊の情報だと、3/1まで10度前後のこの陽気が続くようです。よかったですね。卒業生のみなさんの日頃の行いがよろしいのかと思います。梅が福島まで開花しているようなので、宮城も間違いなく開花宣言が出ると思います。楽しみにしましょう。

さて、本日のタイトルでお分かりのとおり、25周年記念事業のテーマが、2/16(土)の第2回実行委員会で決定しました。そのタイトルは、下記のとおりです。

 

 25周年記念事業テーマ

         大庭にまこう『sowzoU』の種 

                   ~未来に輝く宮城野の花~

 

 これについては、生徒の意見も広く求めようということで、生徒からアンケートを取り、そこで出てきた文言をできるだけ取り入れる方向で議論しました。また、本校には「輝く宮城野」「挑戦」「共生」などのイメージ、「種を蒔く」「未来への芽を出す」イメージがあるという意見や、クリエイティブ・創造性・個性が尊ばれてきたなどの意見が出されました。また、宮城野高校の校歌がことばとして凝縮しているという意見も出されました。

そうした議論を経て、「大庭に蒔こう創造の種」をたたき台にしようということで、いったんまとまりました。

ここから、さらに議論を進めた結果、

「蒔こう」は、固定感を与えないよう「まこう」にする、

「大庭」は、宮城野高校での学びを指す、

「創造」は、「想像・創造」と多義に付き、「souzou」「sowzow」などと検討を重ねた結果、

「sow」に「種を蒔く」の意味を重ね、さらに「zoU」として、 Uは「You」を表すものとする、

よって、

「sowzoU」

と表現する、

さらに、将来の開花の土壌としての宮城野高校とそこでの学びを示すものとして「種」を加える、

よって、

大庭にまこう『sowzoU』の種 

と、まとまった次第です。

 

さらに、議論が深まり、サブテーマも設定して、イメージを強化したいという意見が出てきました。

そこで、「輝く」・「宮城野(風・流)~」・種に対して開花・花を取り込んではというところで、

 

~未来に輝く宮城野の花~ 

 

にサブタイトルが決定しました。

 

どうでしょうか。校歌の「大庭」。「sowzoU」の種という、新しい「sowzoU」の活力が湧き出るようなフレーズ。そして「未来に輝く宮城野の花」というサブタイトルには、「未来」とか「輝く」とか「宮城野」という学校名とか、自分たちに最も身近なことばがそのまま生かされて、最後に「花」とまとめられているところが、とても自分にとっては響きの良い言葉として聞こえてきます。

このようなすてきなタイトルをつけていただき、心から感謝申し上げます。

25周年に向けて、とてもうれしいプレゼントをいただいたような気持ちがします。

実行委員会の委員のみなさんには、週末のお休みのところ、お集まりいただき、いろいろと協議をいただいているところです。ありがとうございます。今後とも、よろしくお願いします。

 

今日は、このへんで。

 

デザインとは・・・

  先日、2/19は、二十四節気の一つ、「雨水」。立春から数えて15日目頃で、空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、と言われてきたそうです。そういえば、東京では昨日2/20に最高気温が20度を超え、屋外のスケートリンクが溶けてしまって閉鎖になったとニュースで言っていました。こちらもポカポカ陽気。そういう中で、第4期の定期考査が今日2/21にスタートしました。1・2年次生のみなさん、手応えはどうでしたか。今年度最後の定期考査です。しっかりと汗をかいて、最後に成績をどーんとアップさせて今年度を締めくくりたいものです。

そういえば、「雨水」を調べていたら、この頃に雛人形を飾ると良縁に恵まれると言われてきたそうです。雛人形・・・懐かしいですね。おばあちゃんちに置いてきたおひな様は、さて、どうなっているのでしょうか? 私は、雛というと芥川の書いた「雛」という短編が思い出されます。あまり有名ではない作品ですが、芥川らしいと言えば芥川らしい作品です。それほど時間がかからずに読めるので、定期考査が終わって、雛祭りが近づいたら、どうぞ読んでみてください。

昨日2/20は、東北芸工大の企画構想学科のボブ田中先生をお招きし、1年次の総合学科2クラスの者たちが、先生から東北芸工大が主催する「全国高等学校デザイン選手権大会」(通称デザセン)の概要について説明を受けておりました。これは、1年次の総合学科の生徒たちが、「産業社会と人間」の授業の一環として、今年1年間の探究活動の成果をもって「デザセン」に応募するというものです。芸工大の学生さんにも8名来校していただき、実践的なレクチャーをしていただきました。先輩らが輝かしい実績を残している大会です。現役の1年生もぜひ先輩に続いてほしいと思います。

ボブ田中先生が講話の最後に、このようなすてきな言葉を本校生徒に残してくれました。

「デザインとは・・・人をしあわせにするものである。」

そのようなデザインを本校生が残してくれたら最高です。頑張ってください。

 

今日はこのへんで。

 

「小学校への高校生教育助手派遣プログラム」

  本日2/19は、残念ながら曇り空。天気予報でも伝えていましたが、ここ宮城県ではスーパームーンを見ることはかなわず。残念です。明日、十六夜の月がきれいに見えることを期待しましょう。

 さて、昨日のことですが、卒業を間近に控える3年次の生徒3名が校長室に来てくれました。

それぞれに1/30から2/7まで、お隣の田子小学校か高砂小学校にお邪魔し、「小学校への高校生教育助手派遣プログラム」に参加した生徒たちです。このプログラムには既に進路が決定している計8名の生徒が参加してくれましたが、昨日は都合のつく3名の生徒が来てくれて、感想を述べてくれました。

 このプログラムは、高校生が実際に小学校現場に出向いて、現場の先生方のお仕事を教育助手としてお手伝いし、将来の自分の仕事に資するというものです。ほとんどが教員を目指している、あるいは子どもに関わる仕事に就きたいと考えているので、生徒にとってはたいへんありがたい学びの場となっています。もちろん小学生にとっても担任の先生以外の、とても若い「先生」が来てくれるということで、とても内容の濃い交流の場となっています。実際、生徒たちは小学生から「せんせい、せんせい!」と声をかけられて、最初はすごくとまどいながらも、最後にはたくさんの宝物をもらってきました。またそういう経験から自分が目指そうとしている仕事の重みをしっかりと感じ取り、その責任を痛感したようです。さらには小学生の授業における積極性、これにもずいぶん驚いたようです。1、2年生のみならず、高学年の児童達も実に積極的に授業で発言している・・・であれば、本校の生徒もがんばらなくてはいけないはず。高校生だから、という論理ではなく、みんな、ぜひともアクティブな学ぶ姿勢をもう一度取り戻してほしいと思います。

 また、小学生の吸収力にもびっくりしていました。私も驚きましたが、短時間で円周率を何桁までも覚えてしまう集中力。そういうところを見せてもらうと、自分がいかにふだん怠けているか、自然とわかってきますよね。教える側としてその場に立ったはずなのに、いつのまにか教えられる立場になっている・・・そうして良き学び合う関係ができると最高です。本当にとても貴重な経験をさせていただきました。

 田子小学校と高砂小学校のみなさん、改めましてどうもありがとうございました。来年も、よろしくお願いします。

 

 せっかくなので、レポートの一部を紹介します。

 

私は、小学生と関わる機会が今まであまりなかったので、高学年である5年生がどこまで子供で大人な性格をしているのか、私を受け入れてくれるだろうか、心配は尽きませんでした。しかし、初日にクラスで挨拶をした後、すぐに子供たちから質問攻めにあい、さっそく名前を呼んでくれたり、昼休みに鬼ごっこにいろんな子から誘われたりと、大抵の心配は杞憂に終わりました。

 

 子どもたちからは、学校のルールを教えてもらったり、業間休みに外で遊んでもらったりしました。また授業で子どもたちの自由で想像力豊かな考え方を聞くたびに、とても感激させられました。いつまでもその豊かな発想を大切にして何事にも取り組んでほしいと思いました。

 

 一週間という期間でしたが、担任の先生をはじめ本当に多くの先生方にお世話になりました。最初はとても緊張して児童たちと一言交わすことが精一杯でしたが、たくさんの方にあたたかく受け入れてもらえて本当にうれしく思いました。校長先生や教頭先生、主幹教諭の先生方からのありがたい講話はとても心に響きました。お忙しい中、ありがとうございました。

最終日にクラスの児童達からもらったメッセージカードは本当にうれしかったです。今回の活動を励みにこれから頑張っていきます。

 

もっともっと紹介したい文章があるのですが、今日はこれぐらいにします。3人の参加生徒と、本当にあたたかい時間を過ごすことができました。他の参加した生徒のみなさんも、お疲れ様でした。みなさんが未来の教え子達としあわせな時間を過ごすことができるよう祈って、今日は終わりにします。

 

 

 

 

 

 

スーパームーン

 朝、通勤途中、外気温は3度。本日の天気予報での最高気温は11度。3月下旬並みの気温。先週末の天気予報によると、今週は10度前後の陽気が続くとか。冬も終盤に入り、朝夕は寒さに震えながらも、日中は春が近いことを感じさせる陽気です。

 3年生は、今日うれしいニュースを各担任から受けたはず。おめでとうございます。この喜びをじっくりとかみしめながら、卒業式を迎えてください。卒業式前日の予行まで、みなさんはしばらくお休みです。もちろん卒業式までに、国公立大の前期入試が控えています。これから私大入試を受験する人もいると思います。それぞれに、自分の決めた進路の実現に向かってラストスパートです。そうした合間をぬっての卒業式となるので、高校の卒業式は、ある意味、とても大変なのですが、でも人生の大きな一つの節目です。胸を張って堂々と一番の笑顔で式に臨んでほしいと思います。

 そして1・2年次は、今週21日の木曜日から第4期の定期考査です。今年度最後の定期考査です。年間の総決算をしっかりと良い形で締めくくってほしいと思います。

今日から後期入試の出願受付もスタートしました。どこもかしこも新年度に向けた準備が始まっています。インフルエンザは流行のピークを越えたようですが、油断できません。全国ニュースからは「はしか」が大流行と伝わってきました。健康にはくれぐれも気をつけてほしいです。

 夕方、まん丸くて大きなお月様が東の空から上がってきました。満月は明日でしょうか。聞くところでは、明日は2019年、最大のスーパームーンだとか・・・。3年次生のみなさんの門出の前祝い。明日はきれいに晴れてほしいですね。

 今日は、このへんで。

 

 

表彰式あいさつ

週末の金曜日です。今週は出張と校内の会議や面談等が重なり、いつも以上にバタバタしておりました。

さて、県高文連表彰式における挨拶文を紹介したいと思います。概要として読んでもらえれば幸いです。

 

 

あいさつ

 

 本日、輝かしい表彰を受けられたみなさん、改めましてこんにちは。県高文連を代表しまして、みなさんにお祝いの言葉を申し上げます。

 まずは、みなさんの日頃の鍛錬がこのような素晴らしい活躍につながったものと思います。改めまして、おめでとうございます。またここまでご指導をいただいた先生方、そしてたくさんのご支援をしてくださったご家族のみなさん、心から祝い申し上げます。

 生徒のみなさんは、これまで人一倍練習や作品制作、また研究に打ち込み、並々ならぬ努力を積み重ねてこられました。そうしてこのような栄冠を獲得されたものと思います。ここまで緩むことなく精進を重ねてこられたみなさん、まずは自分に対して心のうちでそっとおめでとうと声をかけてやってほしいと思います。また同時に一緒にここまで歩んできた仲間や友人、支えてくれたご家族、そしてご指導をいただいた先生方に感謝の念を表してほしいと思います。

 思い起こせば昨年度、本県では「みやぎ総文2017」が開催されました。全国からたくさんの高校生や関係のみなさん、お客様が本県に集い、県内各地で文化・芸術の華を咲かせました。ここで表彰を受けられたみなさんのほとんどがその「みやぎ総文2017」を経験されたと思います。みなさんはそのレガシーをしっかりと受け継いで、みやぎの文化・芸術の底力を見せてくれました。ありがとうございました。ますますのご活躍を期待したいと思います。

 さて、「みやぎ総文2017」に引き続き、今年度は長野信州で「信州総文祭2018」が開催されました。自分もまた視察に行かせていただきました。みなさんの活躍にとても心強く思った次第です。その「信州総文祭2018」の思い出話をひとつさせてください。

 美術・工芸部門は、上田市で開催されました。その上田市の郊外の小高い丘の中腹に「無言館」という小さな美術館があります。戦争で無念にも若くして命を落としてしまった画家の作品、遺族の手で大切に保管されてきた絵画がそこに展示されています。美術・工芸部門がその上田市で開催されたことに私は深い縁を感じます。私自身、訪れたのは二度目ですが、今回も一枚一枚の作品の前で襟を正さずにはいられませんでした。

 みなさんにお願いです。自分たちの文化芸術活動が、この日本、そして世界の平和に支えられている、そういう思いを大事にしてほしいと思います。

 最後に宮澤賢治の言葉を紹介させていただきます。

 「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」

みなさんの活動が、世界全体の幸福、そして一人ひとりの幸福につながるものと確信すると同時に、みなさんの一層の活躍を期待し、また関係のみなさんの一層のご協力ご支援をお願いして、お祝いの挨拶といたします。

以上が挨拶文です。

 

 無言館の周囲には、今頃どれくらい雪が積もっているのでしょうか。もしかしたら、今年は雪が少ないので、雪は積もっていないかもしれません。いずれにしても厳しい冬から春へ。信州上田の小高い丘にも、来月になると春のたよりが届くはず。自宅の白梅のつぼみがようやくふくらみ始めました。

今日は、このへんで。

 

絵本屋さんでのコンサート

  3年次の生徒は、今日が授業最終日。年次集会があり、お世話になった先生方からご挨拶をいただいていたようです。こうして一日一日と卒業式に近づいていくのですね。なんとなく寂しい思いもしますが、みなさんがまた一つ人生のステージを上がっていくことを思うと、背中を思いっきり押してやりたくもなります。今月は28日までしかないので、今日で2月は折り返し地点。卒業式の準備を着実に進めていきたいと思います。

 さて、この前の三連休のときに、気仙沼での研修会もあったのですが、2/11には、ある朗読コンサートにも足を運びました。仙台の街に絵本屋さんが何軒かありますが、その中でも「ポラン」という絵本屋さんは、仙台駅西口にあることもあり、ご存じの方もたくさんいらっしゃると思います。そのポランさんがこの度、東仙台のほうに引っ越すことになり、その記念にということで、ポランさんのあるビルの地下で朗読コンサートがありました。「宮澤賢治 愛のうた」の著者である澤口たまみさんの朗読コンサートです。小さなそのホールにたくさんの方々が集まり、澤口さんの声に耳を傾けました。よかったです。心がほっこりとあたたかくなる朗読コンサートでした。宮澤賢治の有名な言葉に「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」というフレーズがあります。この言葉を今まで抽象的にしか捉えてこなかったことを深く恥じ入りました。賢治は、おそらく遠い「世界」の先に、大切な「ひとりの個人」を見つめていた。忘れなかった。だから「ひとりの個人」が生きている遠い「世界」が幸福にならないうちは、「個人の幸福はあり得ない」。言われてみれば、なるほどと胸にストンと落ちました。賢治がさらに身近な存在になりました。

 昨日から、校内展示になった美術科の作品群。写真を撮る暇がなかったので、県美術館で撮ってきたものを少しばかり紹介します。全体の紹介は、後日。その前に、ぜひ本校に足をお運びください。

 今日は、このへんで。

 

 

高文連表彰式

 本日2/13(水)、高文連の表彰式がホテル白萩で行われました。県内全体で、個人9部門31名、 団体11部門358名 計389名の生徒を表彰しました。もちろん、団体のほうは、代表生徒数名が出席の学校もありましたので、389名全員が出席してくれたわけではありませんが、多くの生徒とご家族、そして顧問の先生方が出席してくれました。表彰式終了後の記念撮影は、みんな笑顔の、とてもなごやかな撮影会となりました。

 本校からは、氏家美夏さんと木村仁美さんの2名が、河北美術展に入賞したことにより、受賞となりました。氏家さん、木村さん、おめでとうございます。

 学校に戻ったら、県高校美術展に応募するため作成した作品が、食堂前ホールに展示されていました。食堂前ホールは、またまたミニ美術館となりました。どうぞご覧下さい。

 今日は、このへんで。

 

「初心忘るべからず」

 

 (2/8金曜日 記)今冬一番の寒気が日本列島を覆っている、そういう寒さの中、前期選抜の合格発表が本日16:00に行われました。凍えるような寒さの中、発表を見に来ていただいた受験生、そして関係のみなさんに、感謝申し上げます。

まずは、合格された受験生のみなさん、おめでとうございます。これまでの努力が実を結んだものと、お祝い申し上げます。これに油断することなく、勉学をきちんと続けて、4月の入学の準備をしてほしいと思います。

また、残念ながら自分の番号がなかった受験生がいらっしゃると思います。これに挫けず、ぜひ本校に再チャレンジしてほしいと思います。本校への入学という強い意志が、あなたの夢をかなえるものと考えます。後期選抜に向けて、しっかりと準備をしてください。

16:00に合格発表があったわけですが、その時間には、三階の1年次生が窓際に並んで手を振る様子がみられました。1年前、みなさんもこの発表を心待ちにしていたはずです。「初心忘るべからず」という言葉もあります。今の自分を見つめ直す良い機会です。まもなく4期考査。1年の締めくくりに、最高の力を発揮できるよう、頑張ってほしいです。2ヶ月後には、後輩が入学してくることを忘れずに。

さて、1年次の生徒は、窓際に並んで見ていたのですが、なぜか二年次の生徒は、誰も現れず。どうしたのかなと思っていたら、二年次は、今日の放課後に全員受験の模試でした。セ試型の模試です。この2月のセ試型の模試でどれだけやれるか。この結果をベースにして、来年1月のセ試本番までの学習計画を作成するのが、受験生のセオリーです。みなさんの奮起を期待します。

明日から三連休。私は、土曜日曜と気仙沼で全国の先生方と進路研修会に参加してきます。尊敬する師や古き良き友との再会。そして新しい出会い。たくさんの栄養分をもらってきます。

今日は、このへんで。

 

 

 

 

「声の交差点」・・・ある投書から学ぶこと

   ネットで天気予報を見たら、本日17時発表で、本日の最高気温16度。明日の最高気温は3度。寒暖差が13度です。明日は、いよいよ前期の合格発表。受験生のみなさん、くれぐれも風邪をひかないように、寒さ対策をしっかりして来校してください。

さて、先日2/4の河北新報の朝刊「声の交差点」投書欄に、「爽やかな生徒らに心弾む」と題する投書が掲載されていました。その方は、学校の畑に沿った土手が定番のウォーキングコース。畑では生徒が実習に励んでいます。その姿を、投書された方はいつも頼もしく見ていたそうです。
 去る1月下旬、土壌調査のために、穴を掘っている生徒に「頑張ってください」と声をかけたところ、生徒達から「はい、頑張ります。お気をつけて」と明るい声が返ってきたとのこと。「生徒や先生方は、道端で会うと、気軽にあいさつしてくれるし、遠くからでもお辞儀をしてくれる。すてきな校風と、皆さんのさわやかな態度に自然と心が弾む」と書かれていました。

久しぶりに、じーんと心があたたかくなりました。
 地域の方々は、ちゃんとみなさんを見ているのです。日頃、挨拶が大事だよとみなさんに伝えているところです。校内のみならず、いろいろな場面で、自然に挨拶ができるようにしたいものです。

 生徒のみなさんにお願いしたいこと。明日の前期合格発表に際して、受験生それぞれに配慮をよろしくお願いします。

今日は、このへんで。

 

「金曜日はお天気になるように」

   昨日、うれしいニュースで紹介した岩渕さんですが、書いていたときにバタバタして、書き忘れていたことがありました。今、校長室に飾ってある『古き良き(蚊取り線香器)』ですが、これも岩渕さんが制作したものでした。例の、かわいい「ヤモリ」さん(私が最初、「イモリ」と勘違いしたもの)が乗っかっている、黒電話です。『心のシャッター』と『古き良き(蚊取り線香器)』とでは、相当距離があるような気がするのですが、このように、傾向の極端に異なる2作品をさらりと制作してしまうところに、彼女の抜きんでた才能を感じてしまいます。岩渕さん、改めておめでとうございます。

 後輩のみなさんも、岩渕さんに続いてどんどん活躍してほしいと思います。たとえば、新年度の河北美術展は、作品の大きさの条件が広げられ、また賞も増やすらしいです。若手にもっともっと応募してほしいとのことです。本校生徒がたくさん応募し、また入賞するのを期待しています。

 さて、今日もまずまずの穏やかな天気に恵まれました。グランドには、体育の時間にサッカーで汗を流す生徒が大勢いました。やはり、冬はサッカーですね。うらやましく思いつつ、テレビのスポーツニュースでは、プロ野球が今月2/1からキャンプイン。我が楽天も順調にメニューをこなしているようです。昨シーズンのように、スタートでつまずくことのないよう、頑張ってほしいなと思います。

 明日もお天気は、春を感じさせるような陽気になりそうです。最高気温は今日が6度で、明日の予想は12度。一気に梅のつぼみがふくらみそうです。でも一転週末は真冬に戻り、この冬一番の寒気がやってきそうな天気予報です。考えてみれば、金曜日は前期の合格発表。受験生が凍えないよう、お天気さんにお祈りします。

今日は、このへんで。

 

岩渕さん、おめでとう

2/5、旧正月です。昨日の嵐みたいな強風がおさまり、穏やかな一日でした。久々に登校日ということで、校舎に生徒のにぎやかな声が戻ってきました。

さて、昨日、うれしいニュースが入ってきました。本校美術科3年次の岩渕伶奈さんが、第30回読書感想画中央コンクール(毎日新聞社主催)において、文部科学大臣賞に輝きました。高校生の部で、岩渕さんが全国の第一位となります。岩渕さん、おめでとうございます。

作品名は「心のシャッター」。石川直樹さんの著作「極北へ」(毎日新聞出版)を読んでの読書感想画となります。「入賞のお知らせ」の文書によると、今回のコンクールの応募総数が650,204点。この中から各都道府県の地方審査で厳選された小中高合わせて557点が中央コンクールに送られ、審査されたそうです。来る2/22に東京で表彰式があるとのことです。もちろん、本校では、初の快挙となります。私も早速、某先生のパソコンにあるデータで岩渕さんの作品を拝見しましたが、作品がこちらに浮かび上がってくるような、とても力のある作品で、また細かい部分を実に丁寧に描き分けている作品でした。実際の作品は、新聞発表後に、本校のHPにアップしたいと思います。みなさん、楽しみにしてください。

今日は、このへんで。

 

立春・・・日本代表チーム、「ありがとう」

 本日2/4は、立春。春の到来を予感させるかのように、昨日今日と予想最高気温が10度超え。なんと今朝方、車を走らせたら、外気温を知らせるメーターは9度を示していました。とても暖かく、気持ちよかったのですが、まもなくとても強い風が吹き始めました。これは春一番なのでしょうか? とにかくJRは軒並み遅れや運休。今日、生徒のみなさんは授業なしで、本当によかったです。でも、高校入試に週末が重なったための5連休が今日で終わり。明日からは平常授業です。

また、3年次のみなさんは、私大入試の方も大勢いると思います。みなさん、交通機関等の余計なトラブルに巻き込まれないよう、早め早めに動いてほしいと思います。

 さて、2/1の深夜、サッカーアジアカップの決勝戦。日本は残念ながら負けてしまいました。1-2まで挽回したときに、さあ同点だと思ったのですが、次の1点を相手にとられ、結局カタールが初優勝となりました。悔しいですが、試合をしっかりと分析して、次の大会につなげてほしいと思います。

 ところで、敗戦後の日本チームです。ネットでも話題になりましたが、ロッカールームをきれいに清掃し、またホワイトボードに3カ国語で「ありがとう」と書いて、試合会場を後にしたと書かれていました。その清掃の仕方が、今風の言葉で表現すると「半端でない」のです。すごいですね。勝敗にかかわらず、「使う前よりもきれいにして帰る」。これは基本中の基本です。そしてまた、自分たちがプレーできるように見えないところで支えてくれた関係の方々に対して、最後にはきちんと感謝の言葉を表して会場を後にする。ネットには、「見習うべき手本」「日本はまたも気品を示した」などと、賞賛の言葉が連ねられています。日本のみならず、世界中のサッカーを愛する人々、スポーツが好きな人々に、大きなメッセージを発信しています。自然にこのような行動がとれるチームに、いずれサッカーの神様が味方についてくれると思います。日本チームの、次の大会での活躍を期待しましょう。

 今日は、このへんで。

 

古谷隆男先生、おめでとうございます

 

 今日から2月。冷え込みが厳しく、早朝、雪が少しばかり舞っていました。でも、週明けには立春を迎えます。この週末に豆まきを行うご家庭も多いと思います。梅のつぼみはまだまだ堅いままですが、ふくらみはじめる日もそう遠くないはず。少しずつ春を迎える準備を始めようと思います。

 さて、先月1/20の河北新報にうれしいニュースが掲載されていました。本校で長く国語科教諭として教鞭をとられ、また進路指導部長として本校進路指導の礎を築かれた古谷隆男先生ですが、このほど「平成30年下期 河北歌壇賞」を受賞されました。古谷先生、おめでとうございます。先生には、国語教師として心すべきことや授業の展開の仕方、また進路指導のイロハや勘所、本校のみならず県全体の進路指導の進むべき方向等、たくさんのことを教えていただきました。本校の進路室で先生と長い時間を過ごし、その夢のような時間の中で、教員としてだけではなく、人生の師として、先生は若輩の私にたくさんのことを授けてくださいました。それは私だけの気持ちではありません。先生の教えを受けた生徒たちは、先生を慕って質問にやってきたり、調べ物や勉強にきたり、とにかく進路室はいつも生徒でいっぱいでした。草創期の本校にあって、学校の核の一人として、先生の存在は本当に大きなものでした。

 せっかくですので、1/20の掲載記事を少しばかり紹介させていただきます。

 

花山多佳子 選

 

願ひ込めその都度そつと近づきし団地のポスト撤去されたり

 

(評)7月1日掲載。「その都度そつと」近づくポスト。そんな思いの対象だったポストが撤去された。奪われたのは単にポストだけではない。作者の歌には何げない心理のひだが掬われていて情感がある。「労られふと老いを知る帰り道遠回りして缶コーヒー飲む」(10月14日)も良かった。

 

受賞の言葉

受賞の知らせにびっくりです。友人や両親の健康を気遣った手紙や河北歌壇への投稿はがきをポストに投函しました。ある日、交差点の角にあるポストが撤去される瞬間に立ち会ったのです。私には高齢化の進む団地の風景を象徴しているように見えました。

 

 

 以上が、古谷先生の受賞の言葉です。プロフィールには、「東日本大震災で教え子を失い歌を詠むなどして、3年前から本格的に歌作を始めた」とあります。教え子を亡くした時、先生の心痛がいかばかりであったかと拝察します。

 

 せっかくなので、先生の他の作品の一部を紹介させていただきます。河北歌壇のみならず、朝日歌壇や、『短歌研究』に掲載された歌です。先生の生の歩みをしっかりと刻んだ作品ばかりです。

 

〇この駅もこれが最後と思ひつつ急き立てられて風の中行く

〇皆何か重く背負ひて鴉四つ時雨の畑黙して歩む

〇来るはずの便りもなくて私だけの待合室に風の音聞く

〇窓を打つ未明の風に灯をともし読みかけの詩集開きて眠る

〇どこからか野太き声の自慢げに新造船は孫の名をつけ

〇姪逝きて今日で百日心にも風の道ありて枯葉巻き上ぐ

〇人の世の変化に怯み五種類の大根作る山の畑に

〇雪明り等身大の息を吐く

〇冬越しの玉葱眠る雪原に敵か味方か足跡よぎる

〇旧友の死を告ぐる人なく独り酌む古里の酒空つ風吹く

〇梅の香に捨て来し故郷偲ばれて老梅の幹掌に甦る

〇歌詠めず呑みたくもなき夕暮れは画集引き寄せ砂漠を旅す

〇無農薬貫きし同志またひとり山畑を去る多く語らず

  選者評  山畑で無農薬栽培に取り組んできた「同志」が次々と山畑を去る。情熱と意志を注いできた農法。「多く語らず」にその苦難と挫折の歳月、心残りが見えるようだ。去られる思いがにじむ。

〇気嵐のリアスの海に立ち迷ひ数多の御霊揺るがせていく

〇どこまでも新しき道子供らと過ごしし町を捜しあぐねて

〇松籟の聞こえし家はそこになく海の匂ひに夜の窓浮かぶ

 

以上は、2018年の1月から5月までの新聞や専門誌に掲載された作品です。すごいですね。

6月以降の作品は、また後日、紹介させていただきます。

 

今夜は、アジアカップの決勝戦。もちろん日本を応援しますが、どちらが優勝するにせよ、フェア

プレーをお願いしたいところです。

 

今日は、このへんで。

 

 

前期入試

 

 今日、1/31は、前期入試本番でした。受験生のみなさん、お疲れ様でした。幸い今日は、雪も降らず、冷たい北風もあまり吹かない、まずまずの天気でした。受付開始前の朝早くから、少し緊張した面持ちの受験生が続々と集まり、早速参考書を開く受験生もいました。本当に頼もしいなあと思いました。

 思い返せば、自分が高校受験をした時は、自分の受験校に対して下見なし、行ったことも見たこともありませんでした。中学校から貸し切りのバスに乗せられて、仙台市内の受験先の各高校で降ろされて、初めてその受験先の高校の門をくぐりました。なので当然あがりまくって、最初の国語の試験で、文章が全然頭に入ってこなくて、手がふるえたのを今でも覚えています。今の受験生のみなさんは、どうなのでしょうか? たぶん、私のような者は、化石みたいなものですよね。

 さて、受験生のみなさん、合格発表が本当に楽しみですね。みなさんが輝く笑顔をもって本校に入学してくるのを心から期待しています。

 今日は、このへんで。

 

「人生の転機」

 明日は、1月の末日。平成31年もあっという間に過ぎていきます。改元が予定されているので、平成を使うのもあと3ヶ月ばかり。昭和の時代に生まれて、子ども時代を過ごし、就職後もそのまま昭和の時代を過ごした自分にとって、本当に感無量です。あちこちで言われることですが、平成という時代は、自然災害が日本各地で多く発生したので、今度の元号の時代は、もう少し落ちついてほしいと切に願います。

 さて、私は芝居を観るのが好きです。成井豊という同い年の劇作家と、これまた同い年の西川浩幸という役者をはじめとして元気者の役者がそろっている劇団「キャラメルボックス」のかくれファンです。時々ガス欠状態になると、彼らの書いたものから少しばかり元気をもらっています。

  そのキャラメルの公演パンフから、男性と女性、それぞれが書いたある一節を紹介します。タイトルは「人生の転機」。

             

         人生の転機

 

         初めてレオタードを着て、自分の姿を鏡に映したとき。

         今思えば、私の人生の転機は、4歳ですでに訪れていたのかもしれません。学生時代にダンス部にいた母と、二つ上の姉が通う、近所のカル

         チャーセンターに、私もジャズダンスを習いたいとついていったのは幼稚園の頃。初めて買ってもらったレオタードは青藤色で、今もその色

         を見るとどきどきします。それからずっと私の生活は、学校に通うことと踊ることだけ。洋服は、制服とパジャマとレオタードしかいらない

         毎日でした。

         もし、あのとき、鏡の前に立っていなかったら、おままごとやお人形遊びが好きだった私が、将来、舞台に立つ仕事なんかを選んでいなかっ

         たと思います。文章を書くことが好きで、小学校の頃は童話作家になりたいなと夢見ても、大学で心理学を学んでみても、結局、身体で表現

         することには勝てなかった。青藤色のレオタードを着た鏡の中の自分は、とても小さかった。小柄だったし、周りはお姉さん達ばかりだった。

         でも、だからこそ、身体を誰よりも大きく力いっぱい動かしてみたあのとき。

         4歳で転機を迎えた私の人生は一直線でとても単純です。

 

 

         人生の転機

 

         僕は口が達者だ。実家が商売をやっていた関係で、こうなった。どんなに気を遣っても出てしまう喋り方というのが、僕にはある。そして、

         これは短所だ。会う人会う人に「お前は本心から話していない」「口で言っているだけだ」と言われてきた。自分では相手を思いやって言っ

         ているつもりでも、相手にそう受け止めてもらえないのだ。それでは、意味が無い。正直、一時期かなり落ち込んでいた。人間関係が怖くな

         った。人と話をする時に、どう話せばいいのかわからなかった。なぜなら、自分が口を開くと相手を不快にさせるから。しかしある時、初め

         て行ったバイト先で、目茶苦茶誉められた。「こんなにできる人はなかなかいないよ!」と。・・・単にその職場の雰囲気と僕の言葉遣いが

         マッチしただけで誉められたのだった。そこでふと気が付いた。自分の話し方を嫌う人もいれば、良しとしてくれる人もいる。そぐわない場

         所もあれば、そぐう場所もある。言葉遣いなんて、ほんのちょっとしたことかもしれないけれども、そこから僕は自分を認められるようにな

         った。人間の意見というものは、十人十色。自分の周りの世界のみで苦しむのではなく、もっと色んな世界に目を向けよう。一つの意見でマ

         イナス思考になるのはもったいない。自分を100%否定するのはもうやめよう。・・・そんなことを思った23の夏。

 

 

 どうでしょうか。それぞれに舞台役者なので、ほとんどテレビで見る機会がない役者さんたちです。でも、書いている内容が、もしかしたら個性あふれる本校生徒や、「一人ひとりが輝く」本校生徒にマッチする話と思って、そのまま紹介させていただきました。進路を考える際や、ちょっと人間関係で悩んでいる人などは、ぜひ参考にしてほしいと思います。

 今日は、このへんで。

 

「遠い地平、低い視点」

 在校生のみなさんは、明日午前授業ですね。私たちは、前期の高校入試の準備をします。考えてみると、明後日の前期高校入試1/31(木)から2/4(月)まで、在校生はお休みです。間に週末が入るので、なんと5連休です。みなさんは、この期間、どう過ごしますか? 各教科から課題が出されると思いますが、しっかり計画的に勉強を進めてくださいね。もちろん、勉強以外のこともきっちり楽しんでもらってけっこうです。でも、勉強と勉強以外のところを、上手にメリハリをつけて、この休み期間を過ごしてほしいと思います。

 実は、この2月から3月までの使い方、もう少し長く捉えると、2月から6月までの使い方が、みなさんの進路実現のキーだと思います。この時期をなんとなく過ごしてしまうと、アウトです。逆に多くの高校生があまり意識せず、無為に過ごしてしまうこの時期に、早く目覚めた者は、後ですごい伸びを示します。2月から3月までは、次の年次に進む手前の準備期間です。このつなぎの時期に集中力を失うことなく、互いに切磋琢磨して勉学に励んでほしいと思います。

カレンダーをのぞくと、2/4(月)は立春です。休みのうちに、立春を迎えてしまいます。そういえば、最近は夕方五時を過ぎてもまだ薄明るいので、少しずつ日が長くなっているのが実感されます。本当に春が待ち遠しいですね。

 さて、ネットをのぞいたら、作家の橋本治さんが肺炎のため今日の午後、お亡くなりになったと出ていました。まだ70歳。筑摩書房のPR誌「ちくま」に『遠い地平、低い視点』を連載中で、私は毎月楽しみにしていました。その中で闘病中と書いていたので心配していましたが、びっくりしました。まだまだご活躍できる方でした。枕草子や源氏物語、平家物語などを平易な現代語訳にしてくださり、学生時代の私はとても助かりました。硬軟両方の書き分けができる、とても柔軟かつ鋭い知性の持ち主でした。合掌。

  昨夜、サッカーを見ようと遅くまで頑張ったのですが、前半0-0のところで意識を失いました。朝、目が覚めてすぐテレビをつけたら、すごい勝ちっぷりでした。よかった、よかった!

今日は、このへんで。

 

神対応

 早くも1月最終週。今週1/31には、いよいよ前期の高校入試です。宮城県の高校入試は来年から制度が変わるので、前期入試実施は、今回が最後となります。受験生が一番大変だと思いますが、実施する我々も緊張します。まずはインフルエンザ等にかからないよう、受験生はくれぐれも気をつけてほしいし、迎える我々もインフルエンザにかからないよう、気をつけます。

また、今日からいよいよ国公立大学の出願が始まりました。2/6までとなります。昨日の日曜日も生徒保護者と担任の先生との面談が各クラスで行われていました。今日も、担任の先生とデータを調べていた生徒がいました。もちろん、他の受験生の出足を見た上で、出願先を最終決定する方法もあるのですが、あまり遅くならないよう気をつけてほしいです。また、前期と後期(中期がある大学もあり)一緒に出願なので、そこは間違いがないように。後期の出願日程が後にあるわけではありません。こういうところは、何度も言われていると思いますが、念のため。

さて、風邪をひかないように、そろそろ帰ります。みなさん、気をつけて。嵐のみなさんが、突然の〇〇宣言。記者会見を少しばかり見ましたが、みんなすごいですね。チームワークが抜群です。記者の質問に対して、本当に神対応でした。

今日は、このへんで。

 

PTA三団体合同役員会・・・ご出席、ありがとうございます

 (1/26記)昨日は、午後から出張が入り、通信はお休みでした。今日、土曜は午前中に県高校美術展を見学しました。本校生徒の作品の紹介は、週明けにします。美術館のギャラリー入口だけ、写真で紹介します。明日は、表彰式ですね。みなさん、おめでとうございます。

 午後からは学校に戻って、PTA三団体合同役員会に出席しました。PTA三団体の役員のみなさま、お休みのところ、出席をいただき、ありがとうございました。三年次においては、出願先決定のための3者面談等が行われていました。保護者のみなさま、受験生にあたたかいアドバイスをお願いします。

 今日は、このへんで。

 

 

県高校美術展開幕 

 「さえる発想 光る技術  県高校美術展開幕 27日まで」。今朝の河北新報県内版の見出しです。

平成30年度の「第71回県高校美術展」が、昨日23日に県美術館の県民ギャラリーで開幕しました。「県内74校の509点を展示している、27日まで」と記事には紹介されています。今度の日曜日までの開催ですね。丹羽先生によると最終日の日曜日に来るなら、午前中に来てほしいとのこと。午後は講評会とか、表彰式、搬出となります。私は、土曜日も25周年の会議等で厳しいので、日曜日の午前中に駆けつけます。よろしく。

 ということで、今年度の県高校美術展には、本校から優秀賞に渡部マリア、吾妻楓子、竹沢千陽、末永莉央、近藤緋呂、以上の5名、奨励賞に、佐藤あい、阿部真愛の2名、合計7名が入賞しました。みなさん、本当におめでとうございます。日頃の努力の成果が見事に結実したものと思います。また、この美術展は各校11名の出品制限があるので、今回残念ながら校内選考で漏れてしまった方にも、すばらしい作品があったと思います。入賞された方も残念ながら入賞できなかった方も、本当にお疲れさまでした。相当厳しい日程の中で、今回作品制作に励んだと聞きました。どんな作品に出会えるのでしょうか。河北展もそうでしたが、作品を見るのが本当に楽しみです。

 さて、先週の1/19に一、二年次は、進研模試を受験したわけですが、新テストスタートの年に大学受験となる一年次生の問題は、見事に新傾向となっています。国語の現代文の大問一は、鷲田清一様氏と山極寿一氏の対談集から問題文が採用されていました。対談の文章は、基本的に話し言葉なので、平易な言葉遣いになっているはずなのですが、意外と読みにくいですよね。しんどいです。漢字の問題を見たら、一問目が「ソキュウ」。いったい誰が書けるのかなと、ちょっと疑問でした。前後の文脈から類推すれば、なんとかなりそうですが、このような語彙をもし話し言葉で使われたら、私はうんざりです。すみません。鷲田様も山極様も、大好きな方ですが、問題作成者に対して今日は少しばかりクレーマーになって終わります。

 今日は、このへんで。

 

「四兎、五兎をも追う日々」

 もう過ぎてしまいましたが、1/20の日曜日は大寒でした。一年のうちで最も寒さが厳しい季節です。みなさん、風邪はひいていないですか? 今朝は久しぶりに電車で来たのですが、電車通勤、通学の方々は、みんな完璧な防寒スタイルです。今日は、久々に少し寒気が緩んだような気がしますが、みなさん、気をつけてくださいね。

  さて、今朝の朝日新聞県内版に、本校3年次の渡辺愛夏さんの活躍が紹介されていました。今年最初の「校長通信」で紹介したのですが、その際はイニシャルで紹介しました。もう新聞に掲載されたので、よろしいですね。朝日新聞社主催の「私の折々のことばコンテスト2018」で見事全国第3位相当のZ会賞に輝いた渡辺さん。おめでとうございます。最初に紹介した時は、新聞社の要約文だったので、改めて渡辺さんの書いた全文を紹介したいと思います。

 

                         二兎を追わぬ者は二兎は得ず

                                                      中学時代の恩師

 

               中学生最後の社会のテストに「自分の将来」について書く問いがあった。当時の私は将来やりたいことが二つあり選べずにいた。二兎を追う者は一兎をも

           得ずということわざがあるように一つに絞らなければどちらにおいても成功することはないという焦りがあった。その旨を書いて提出したときに返ってきた

        「ことば」である。やりたいことがたくさんあるのは自分の長所であり、視野が広がるチャンスであるとプラスに考えられるようになった。私は、将来は地方

         活性化に関わりながら世界中を飛び回る客室乗務員になりたい。その夢を叶えるために、現在は震災ボランティアや国際交流などの活動を通して二兎どころか

         四兎、五兎をも追う日々を送っている。

 

  すごいパワフルな日々を送っていますね。「二兎~四兎~五兎」。いつだったか遠い昔、クラスの者たちに、「森羅万象に貪欲たれ」と贈ったことがあります。

今日は、このへんで。

 

 

 

上林暁氏「花の精」

   センター試験が無事終了し、今日月曜日は、自己採点の日です。あまり気持ちのよいものではありませんが、出願先をしっかり見定めるには、正確にデータを出しておき、自分の位置を把握しておく必要があります。土曜、日曜とセ試を受験した三年次の生徒のみなさん、どうだったでしょうか?これまで培ってきた実力は存分に発揮できたでしょうか? 今のところ、本校生は大きなトラブルもなく、セ試を終えたと聞いています。あとは二次試験対策です。気持ちをスパッと切り替えて、早く次の目標に向かって走り出してほしいと思います。

  小生は、昨日久々にセ試の国語を解いてみました。四つの大問構成は変わらず。大問一の評論は、翻訳の在り方を論じた沼野氏の評論。大問二は、上林暁の「花の精」という小説。大問三の古文は、「玉水物語」から。大問四の漢文は「杜詩詳註」の、杜甫が叔母の死を悼んだ文章から出題。それぞれ概ねオーソドックスな問題作りで、感心しました。特に、古文漢文はきちんと学校の授業を大切にし、勉学に励んでいれば間違いのないもの。現代文の評論も、特にクセのある文章ではなく、読みやすいもの。そして、いたく感動したのは、上林暁氏の「花の精」から出題された大問二の小説。私小説があまり歓迎されなくなっている状況にあって、上林様は、まだまだ根強いファンが多いことで知られています。小生も大好きな作家なのですが、この小説は初めてでした。そして読んでいるうちに、本当に文章にひきこまれそうになりました。セ試は、これだから大変ですよね。いちいち感動していると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

ということで、どうだったでしょうか? 何人かの担任の先生方には聞いたのですが、詳しいところは、明日にします。

今日は、このへんで。

 

「辛抱」と「待つ」

  今日1/19(土)からセンター試験がスタートしました。9:30から地歴公民が始まっているはず。お天気もまずまずで、私は「雨男」をすっかり返上状態です。本校生の念力でしょうか。このままベストの状態で、まずは初日を乗り切ってほしいと思います。昨日は、3時間目に激励会もありました。みんなの元気な顔を見て安心した次第です。ですが、今年度の体育祭を思い出して、「〇〇〇〇の、〇〇〇〇―!」で、さらに気合いを入れてやりました。セ試受験のみなさん、くれぐれも体調管理に気をつけて。宮城野で培った自分の力を信じて、この二日間を乗り切ってください。

 ところで、三年次生もたいへんな時期ですが、一年次、二年次の生徒も今日は模擬試験。(二年次の生徒は、明日、センターチャレンジもあります。)朝から学校にみんな登校して、問題に必死に取り組んでいます。一年次も二年次も、今回あたりから問題のレベルが一気にあがります。普通は、みんな厳しい結果を受け取ります。それをどう受け止めるか。このへんが第一希望の進路を実現する上で、大きな分かれ目になるところです。

最近あまり使われなくなった言葉に「辛抱」があります。「我慢」よりもなんとなく響きが良い言葉として、私は「辛抱」が大好きです。「辛抱」強く、花開く時を「待つ」こと。「辛抱」も「待つ」もネット時代に生きる現代人にとって、縁遠くなりつつある言葉かもしれません。でも、みなさんに大事にしてほしい言葉です。

 

 

そういえば、先日紹介した岩渕さんの『古き良き(蚊取り線香器)』ですが、黒電話の上に乗っかっているかわいい奴、これを私は「イモリさんでしょうか?」と紹介しましたが、岩渕さんから、これは「ヤモリ」ですとご教示をいただきました。すみません。ヤモリとイモリの区別も知らず、穴があったらなんとかです。かわいい「ヤモリ」さんに再登場を願って、今日はおしまいです。

 センター試験、今日最後の試験、リスニングは18:10まで続きます。受験生の健闘を祈ります。

 今日は、このへんで。

 

 

夢を「叶える」こと

            受験を控える三年次生のみなさんへ

   あさって1/19は、いよいよセンター試験。セ試が終わると、すぐ出願。また、私大の入試もバタバタと続きます。明日、激励会があり、その場でも激励の挨拶をさせていただきますが、受験生のみなさんを応援したく、今日のうちに一つ書かせていただきます。

  県北の学校に勤務していた頃、ある会社社長さんからいただいたお言葉を紹介します。この会社は、被災地復興事業として、土地の嵩上げをするための基礎となる石材を山から採り出しています。地球相手の仕事です。ホコリも多いが、「誇り」も持てる仕事。社長さんに、卒業直前の高校生に伝えたいことは?と聞くと、次のように返ってきました。

『「吐く」とい漢字は、口から+(プラス)も-(マイナス)も吐くけど、そこからマイナスを取ると、「叶う」という漢字になる。マイナス言葉を話さないようにして、自分の夢を叶えてほしい。』

 

 本番直前は、誰しも弱気になりがち。でも、マイナス言葉は厳禁。何事も前向きに捉えて、頑張ってほしいと思います。

 

今日は、このへんで。

 

「小正月」(女正月)

昨日1/15は、小正月でした。元日を大正月というのに対して15日は「小正月」。普通、小正月までを松の内とします。ついこの間まで「明けましておめでとうございます」と言っていたのが、あっという間に半月も過ぎてしまいました。年神様やご先祖様を迎える行事を行う大正月に対して、小正月は家庭的な行事を行うもの。この日の朝には、小豆粥をいだだきます。紹介したいのは、松の内に忙しく働いた女性をねぎらう意味で、この「小正月」は、「女正月」とも呼ばれていたとか。ネットで調べてみると、「忙しいママのほっと一息DAY」と銘打って、おいしそうなごちそうがずらりと出てきます。それよりも、小生は「女正月」というと、テレビドラマ向田邦子新春シリーズの「女正月」です。原作向田邦子、脚本金子成人、ディレクター・監督久世光彦とあります。一時代、お正月にこの三人の作品でテレビに釘付けになった時代が懐かしいです。向田邦子さんは、直木賞も受賞されていますが、ちょうど本日1/16に芥川賞と直木賞の発表がありました。あとで、のぞいてみたいと思います。

さて、先日、校長室にしばらく飾っていた『四季の重箱』をお返しして、少し寂しく思っていたのですが、本日新たに『古き良き(蚊取り線香器)』が飾られました。美術科3年岩渕伶奈さんの作品です。「古き良き」黒電話さんの中が空洞。実は、蚊取り線香になっています。すごいアイデアですね。昔懐かしい黒電話さんの上には、イモリさんでしょうか? 写真でわかるように、今にも動き出しそうです。ありがとうございます、岩渕さん。卒業まで、しばらく校長室に飾らせてもらいますね。

今日は、このへんで。

 

「日々是好日」

 昨日14日は、成人式。多くの自治体は、この三連休中に成人式を行ったようです。久しぶりに同級生と顔を合わせ、心を新たにして式典に臨んだ新成人が多かったと思います。小生にも、もちろん、そういう時代がありました。ただし、生まれ育った故郷を離れて学生時代を送っていた自分は、帰省の旅費を調達できず、無理して工面しようという気にもならず、大学の先輩の開いてくれたささやかな成人祝いの会をもってその日をやり過ごしました。記憶の底に仕舞ってある、思い出の一コマです。

 さて、三連休中に、映画を一つ見てきました。まもなく最終日になってしまうと思って、急いで見てきたのです。「日々是好日」。昨年、お亡くなりになった女優の樹木希林さんを見たくて、映画館に足を運びました。

 静かな映画ですね。黒木華さん演じる、いろいろな面で不器用な主人公が、樹木希林さん演じる先生のもとへお茶を習いに通い始めます。最初は不器用なままに失敗の連続、落ち込みがちであった主人公が次第に(長い年月をかけて)凜とした型を習得していきます。考えてみれば、お茶も型の習得の連続(この表現、間違っていたらごめんなさい)ですから、若い主人公は先生から注意を受けると、それは何の意味があるんですかと、口をとがらせます。無理もないですね。現代は、なんでもかんでも、いろいろなものに意味を求める時代です。「そんなの意味、ありません!」、この一言でいろいろなものをうち捨ててしまう時代です。でも型から入って、自然にからだが動くようになってはじめてわかるもの、そういう大事なものがあります。

また「日々是好日」。この意味について、主人公とその友達が、「どういう意味だろうね」とおしゃべりする場面がありました。「毎日が好い日」。しかし毎日がよい日だなんて、そんな嬉しい話があるわけないじゃない!誰だって、怒りますよね。この禅語を疑問視するほうが多いはず。
 人生そんなに甘いものじゃない、生きることの辛さを知っている人は、人生を「よい」の一言でくくることなどとてもできないのだと思うはず。

でも、森立嗣監督が見事に映画で教えてくれます。

 

さて、三年次生のみなさん、今週末からいよいよセ試です。受験する生徒のみなさん、準備は、よろしいですか? 

卒業までに、ちょっと余裕ができたら「日々是好日」へ。

 

今日は、このへんで。

 

 

 

「いしぶみ」後半

昨日の続きです。「文 小山薫堂   絵 黒田征太郎」の『いしぶみ』のラストです。

 

そんなぼくも

 

最近はほんとうに

 

出番がなくなりました。

 

誰もぼくをひろってくれなくなりました。

 

わざわざ苦労しなくても

 

I LOVE YOUを

 

カンタンに伝えられますからね。

 

 

さみしいなぁ ぼく。

 

 

あなたに

 

ワガママを言ってもいいですか?

 

ときどきでいいから

 

ぼくをひろってください。

 

そして

 

あなたの大切な人に

 

ぼくを渡してください。

 

 

手でギュッとにぎりしめて

 

あなたの想いをぼくに吹きこんでください。

 

つめたいぼくが あたたまるくらいに強く。

 

そのぬくもりがあなたの心です。

 

あなたの大切な人は きっと あなた以上に

 

ぼくを強くにぎりしめるでしょう。

 

あなたの心を知りたくて。

 

 

 

手から手へ。

 

言葉にできない気持ちを伝えたい。

 

 

 

きっとぼくは

 

あなたの近くにころがっています。

 

 

これで「文」自体は終わりです。絵本ですから、このラストのセリフの後に、ハートマークの石ころと、まあるい石ころの絵が、見開きで左右に描かれています。

 

さて、どうでしたか。

 

前半の、ほぼ半分を省略していますから、ごめんなさいとしか言えないのですが、だいたいの雰囲気は味わってもらえたかなと想います。

 

たくさんの『いしぶみ』さんに、お礼を言って今日は終わります。

 

明日から三連休です。セ試直前の一週間前となります。三年次生が最後の追い込みをかけるときです。『いしぶみ』さんが、みんなを守ってくれます。安心して、勉学に集中してください。

 

今日は、このへんで。