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校長通信

「第37回福島県高等学校総合文化祭 活動優秀校公演」

日曜日は、福島市内にある「とうほう・みんなの文化センター」で開催された「第37回福島県高等学校総合文化祭 活動優秀校公演」を視察してきました。普通列車で往復の、ちょっとしたミニ旅行です。電車の中でゆったりと読書するのがとても好きな性分なので、仙台~福島間は、全然苦になりません。1時間と少しの、自分にとってとても貴重な本読みの時間です。昨日は松村圭一郎氏の「うしろめたさの人類学」を読みました。今をときめくミシマ社の出版です。第72回毎日出版文化賞<特別賞>を受賞したとあります。人類学専攻の著者がエチオピアでのフィールドワークから気付いた「おかしな人」不在の日本。「おかしな人」不在の日本というのは、やはりどこかおかしいのです。といってもわからない人は、どうぞ本書を。狭い日本に住む、おかしな日本人としての「私」を読み解くには、すごく便利な本です。最初のほうに書いてある「商品」と「贈り物」の違いについて、すごく勉強になりました。本当に私たちは、無意識のうちに巧みに「商品」と「贈り物」を使い分けていますよね。

 

ということで、福島県の高校生の総合文化祭。総合文化祭自体は、5月から各専門部、県内各会場で開催されてきたようですが、その締めくくりとして、この「活動優秀校公演」があるようです。この形態をとるようになってから4回目。平成27年度に会津からスタートして、今年4回目は県北の福島市内で開催。それぞれの学校の公演は、「活動優秀校」の名にふさわしく、どれもすばらしく、エネルギッシュで、優雅で、目を見張るものばかりでした。この「活動優秀校公演」は、来年、相双地区で開催予定としており、それで福島県内5地区を一巡することになるとのことです。第5回の相双地区開催は、震災で大きな痛手を負った同地区における高校生の部課芸術活動を再興する願いも込められているとのこと。だからこそ、文芸部や生徒実行委員のみなさんが相双地区に足を運び、みんなで創作した「ふくしまをつたえる詩」が公演の最後に披露されました。指導者として協力していただいたのは、福島在住の詩人、和合亮一氏。ステージに横一列に並んだ高校生が、順番に「ふくしまをつたえる詩」を朗読してくれました。披露後、その「ふくしまをつたえる詩」が印刷された小冊子をいただきました。せっかくなので、一部ずつ引用します。福島の高校生のみなさん、そして和合さん、勝手に引用することをお許しください。昨日の、あの舞台の雰囲気を少しでも本校生徒に伝えておきたいと思います。

 

 「荒廃と雨」

 

 【 冒頭 省略 】

 

 家はなかった

 

 家と店があった場所に草が生えて

 草は僕の背くらいにあるように見えた

 誰に嗅がれるでもない金木犀が

 人影のない学校でひっそりと咲く

 

【 途中 省略 】

 

 人や町のために自分に何ができるのだろう

 どういうことをすればいいのだろう

 

 

 

「 Winding Future 」

 

あなたと過ごしたにぎやかな日々

全てがここに この何もない草原に見える

誰もいない街 あの日から変わらない景色

まっさらになった今だけが ただ風に吹かれている

 

【 途中 省略 】

 

 

あなたが残した未来(いま)を私は生きる

 

あなたが生きた軌跡を 私は歌う

 

 

「これから」

 

七年前のあの日

あの日からみんな大人になった

あの日は誰かに助けてもらった

あの日の感謝を伝えていきたい

これからは

 

【 途中 省略 】

 

あの地震で多くのことに気付いた

私は多くの人に支えられている

このふるさとは美しい

今を生きる命が希望となり光となる

これから

 

【 後半 省略 】

 

 

 本校美術科の有志10人も、この前日、12/15に、相馬市の「ふれあいサポートアトリエ」を訪問し、ワークショップに参加してきました。お世話になりました。ありがとうございました。

今日は、このへんで

 

卒展校内展示第二弾

 今日から定禅寺通りでは、恒例となった「光のページェント」。仙台の冬の風物詩としてすっかり定着しました。例の大混雑がまた始まると思うと、憂鬱でもあるのですが、きれいなものはきれいなものとして残してほしいですね。

 さて、今日も午前中に雪が舞う寒い一日ですが、グランドでは体育の授業で元気な男子連中がサッカーに興じています。いいですね。若いというのは。たぶん、私が今サッカーをやったら、3分ぐらいで息があがり、あげくにどっか捻挫をしそうです。小学生の頃は、サッカーに夢中で頑張ったのですが・・・。年には勝てません。

 でも、スポーツ関係でうれしいことがひとつ。来年の「仙台国際ハーフマラソン」ですが、先日12/10に一般ハーフの部が申し込み開始となり、今年も無事ネットで申し込みができました。新聞によると29分で締切になったとか。ラッキーです。マラソンブームは、まだまだ続きそうです。これからの5ヶ月、しっかりトレーニング(?)に励みます。(怪我をしない程度に)

 さて、卒展の校内展示パート2の様子を紹介します。遅くなり、申し訳ありません。食堂前の空間は、幻想的な明かり+雰囲気のある音楽。今日は、一部です。

どうぞ、ご覧下さい。今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「素朴・率直・雄大」&『イメージの世界を描く』

  昨日の続きです。昨日、紹介した万葉集の歌の訳はこうです。

 

   下野の安蘇の河原を、石を踏まないで、空を飛ぶようにして来たのですよ。だからあなたの本心をはっきり聞かせておくれ。

「素朴・率直・雄大」。万葉集というと、そのような特徴、歌風。これもまたその三つの言葉がぴったりの、いかにも万葉らしい和歌だと思います。

 

 ところで、校長室前の廊下には、今、卒展校内展示の第二弾と同時に、美術科1年 構成 デザイン分野の『イメージの世界を描く』作品展が開催中です。もしかしたらまだまだ初々しい1年次生の作品ですが、才能のきらめきが感じられる作品がずらりと並んでいます。

  ちなみに、紹介文がとても気に入ったので、ここに再掲します。

 

    自分が普段考えていることや、夢、性格などを客観的に考えながら詩を作りました。その詩をもとに、絵として視覚的に表現する課題です。自画像を取り込     みながら、現実ではありえない風景や、自分の理想とする世界などが描かれています。

    どうぞご鑑賞ください。

気になった作品がありましたら、備え付けの付箋に感想などをご記入いただき、作品わきに貼ってください。

 

 せっかくなので、二つばかり紹介します。本来ならば卒展校内展示の第二弾の紹介ですが、すみません。下級生にも少し活躍してもらいます。

 

 

 

 

 

 

「自分が普段考えていることや、夢、性格などを客観的に考えながら詩を作りました。その詩をもとに、絵として視覚的に表現する課題です」とありますが、いったいどんな詩を作ったのか、ぜひ見せてほしいなと思ったのでした。

 今日は、このへんで。(『みやぎの白書』の原稿が書けなくて悩んでいます。)

 

 

 

   

 

 

 

 

 

『栃木の文学』

  昨夜遅くから雪になって、早朝まで降り続きました。みぞれになったところもあるようですが、雪の重みで倒れた木で、不通になった区間も発生。今朝方は、電車の遅れで、始業時間を遅らせました。大きな混乱もなく、よかったです。これからの季節、しんどいところですが、まずは安全確保に気をつけてほしいです。

 さて、一昨日栃木県の高文連会長様から、郵便物が届きました。中には『栃木の文学』が入っていました。ありがとうございます。実は、熊本での全国高文連研究大会で、席が隣同士となり、話が弾む中で、同じ国語科であることがわかり、県の国語研究会で『栃木の文学』を編集発行しているのであれば、本県の『みやぎの文学』と交換できませんかとお願いしていたのでした。こちらが送る前に、届いてしまいました。中には、栃木高文連40周年記念に作製された「間々田ひも」製のストラップが入っていました。絹糸を材料にした、とても味わいのあるストラップです。栃木高文連のみなさん、ありがとうございます。

 せっかくですから、『栃木の文学』からひとつ紹介します。編年体で編集されているので、最初は万葉集。栃木にちなんだ歌です。

 

                             

下(しも) 野(つけの) 安(あ) 蘇(そ) の 河 原 よ 石 踏 ま ず 空 ゆ と 来(き) ぬ よ 汝(な) が 心 告(の) れ

 

万葉らしい歌です。訳は明日に。

今日は、このへんで。

 

「土曜ゼミナール」開催

 先週末から厳しい寒さが続いています。今朝、車のエンジンをかけたら、車の表示計にはマイナス3度と出ました。先週末は、仙台でも少しばかり雪が積もりました。根雪にならなくてよかったです。でも、日本海側や北東北では、かなりの積雪量。この秋、青森には二度お邪魔したので、青森で降雪量がニュースになるとドキッとします。雪国では、これから除雪がたいへんなのです。しかしながら雪が少なくて困っていたスキー場には、よかったかもしれません。これから本格的な冬。くれぐれも体調管理に注意を。

 さて、先週12/8の土曜日に、恒例の「土曜ゼミナール」が開催されました。今年は21講座が開講。特に外部からお招きした講師の先生方には、師走のお忙しいところ、本校生徒のためにお越しいただき、深く感謝申し上げます。各ゼミナールの様子は、下の写真をご覧ください。小生も、できるだけ各ゼミの様子を拝見したく、カメラを持って走り回りました。(カメラといえば、写真の専門家である東陽写場の後藤社長にも講師としてお越しいただきました。ありがとうございました。)

 講師の先生方とゼミナール名、内容については、下記のとおりです。講師の皆様に、深く感謝申し上げます。

 今日はこのへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

301208土曜ゼミナール.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『猫はしっぽでしゃべる』続き&卒展の校内展示第2弾

  田尻久子さんの『猫はしっぽでしゃべる』については、先日書いたばかりですが、続きを読んでいたら、「橙書店・田尻久子さんに寄せて」という栞が挟んでありました。伊藤比呂美さん、川内倫子さん、坂口恭平さん、渡辺京二さんが、心温まるお祝いの言葉を連ねています。せっかくですから、密かに敬愛する詩人伊藤さんの「祝電ひとつ」をそのまま引用します。伊藤さん、勝手に引用することをお許しください。

 

 

   祝電ひとつ

 

   橙書店 田尻久子様

 

   一書店、一カフェとして、

   アルテリの編集局として、

   熊本文学隊の本部として、

   熊本で、

   ひらき、すすめ、つづけ、つなげた、

   つなげてきてくれた。

   人と人を、人と本を。

   そこに入れば、久子さんとお店が、

   わたしたちの背中をおしてくれる。

   あるいはそっと椅子をひいて、

   立っていないですわれとうながしてくれる。

   尋ねれば、わたしたちの心に

   飛びこんでくるような本をすすめてくれる。

   お城の石垣が壊れても、

   阿蘇の山が崩れても、

   橙書店は、場所を変え、姿を変えながら、

   わたしたちのそばにありつづける。

   こんなに小さくて、

   こんなに狭いからです。

   本と人しか、いないからです。

   おめでとう。橙書店。ありがとう。久子さん。

 

     橙書店 第39回サントリー地域文化賞受賞

 

詩人の伊藤比呂美さんのお祝いの詩です。

 

素敵なお祝いですね。人の心に確実にあたたかいものをもたらしてくれます。

 

昨日の夕方から、生徒が卒展の校内展示の模様替えをし、今朝学校に来てみると、1F食堂前のホールの雰囲気がまた変わっていました。小さな小さな空間ですが、そこに生徒が心を込めて作った作品が展示されると、こんなにもあたたかな場所になるんだなと思います。

 

少しばかりですが、写真でご覧ください。ついでに先日の授業で三年次の生徒が後輩に創作意図等を説明しているところも添えたいと思います。

 

明日は、「土曜ゼミナール」。学校外から講師の先生方がたくさん見えますが、ご覧いただいて感想をいただければ幸いです。

今日は、このへんで。

 

 

「舞姫」(校内卒展追加)

  昨日までの暖かい天気から、今日は一転して冬本番のような寒さ。冷たい雨が降り続き、雪にならないのが不思議なほど凍えるような寒さの一日でした。

 さて、朝の打合せ後に、国語の郷右近先生が校長室に現れ、3年現代文の「舞姫」の授業が佳境に入るので、ぜひ参観してほしいとのこと。渡されたのは、生徒が書いた感想文。「印象に残ったフレーズ」を抜き出して、書いたもの。それがクラス毎にまとめられています。生徒は、そのクラスの友達が書いたものを読んで、印象に残ったものを選び、グループで発表し合うもの。友達の意見を聞いて、自分の考えが深められるとすれば、一歩前進。お誘いを受けた1校時、37Hの授業を参観しました。

 なつかしいですね。鷗外の「舞姫」です。私も力が入りました。今の生徒は、どんな感想を持つんだろう? 興味津々のぞいてみると、まあ、すごいですね。感心です。

 

引用フレーズ

「我が母は余を生きたる辞書となさむとし、我が官長は余を生きたる法律となさむとやしけむ」

感想

“生きた辞書”や“生きた法律”のような言葉が私の中には今まで存在していなかったので、衝撃を受けたフレーズだった。自分の意志で学問に専念したり、政治学や法律を学んでいたら、本来は最大の褒め言葉のはずが、そう感じることが出来ずまことの我に目覚めた豊太郎の人生がどれほど所動的、器械的で冷めきったものだったのか感じた。言われたことを忠実に従い、敷かれたレールをそのまま進めば肩書き上は成功した人生を送ることができるかもしれないが、自分の意志に従うことが、どんなに失敗したとしても人生としてみては成功なのではないかと感じた。

 

これは、感想文集の最初にあるものです。以下、「舞姫」の中の、記憶に長く残るはずのフレーズがたくさん引用され、各自の感想がまとめられています。各グループ、活発に意見の交換がなされていましたが、幾分男子だけのグループの盛り上がりが目立っていました。小説自体、デリケートなところを抱えているため、男子だけとか女子だけのほうが、遠慮なくストレートに意見を出し合えるかもしれません。

 とにかく、久しぶりに「舞姫」の授業に立ち会えて、感激しました。懐旧の情にたっぷりひたることができました。郷右近先生、そして37Hのみなさん、ありがとうございました。

 

 卒展の校内展示12/4の様子を写真で紹介します。本日午後に出張から帰ってきたら、作品の入れ替えが行われていました。新しく展示された作品は、明日以降、紹介します。

今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『猫はしっぽでしゃべる』

  夜明け方、小雨がぱらついたのでしょうか? 庭先が雨に濡れていました。気温が高い分、凍結もせず、乾燥していた空気に、ほどよい湿り気が加わって、過ごしやすい一日でした。明日まで平年よりも気温の高い日が続くようですが、週末にかけてまた寒さが戻ってくるようです。体調管理に気をつけて過ごしましょう。

 さて、出張先の熊本の小さな本屋さんで素敵な本を見つけてきました。

『猫はしっぽでしゃべる』

田尻久子さんの本です。

帯にはこう書かれています。

 

熊本の〈小さくて不便な本屋〉橙書店。

看板猫と共に日々店に立ち、人と人、人と本をつないできた店主による

本と猫と記憶にまつわる初めてのエッセイ集。

 

「人と人、人と本をつないできた店主による ~」とあります。おそらく私がお店にお邪魔した時間にカウンターにいらっしゃった、凜とした素敵な女性は、田尻さんであったろうなと、勝手に想像しています。話しかけてもよかっのですが、そのときは羞恥心が勝りました。すみません。 

 

本を開くと、目次の前に、「開店のお知らせ」が書いてありました。心をこめて書かれた文章だと思います。気がひけますが、自分が授業を持っていたら、たぶん明日の授業の一番最初に紹介するだろうと思います。なので、ここで本校の生徒のみなさんに紹介したいと思います。

 

     小さな本屋をつくりました。

     たとえば、

     繊細な切子のガラス

     素朴であたたかな焼き物

     凜として美しい漆腕

 

     そういった ひとつひとつを選ぶとき

     大切に そっと 手に取ります。

     心を込めて作られたものですから。

 

     「一冊の本を選ぶときも、そうであってほしい」

     そんな気持ちで、つくりました

 

     言葉を紡ぐ人

     絵を描く人

     写真を撮る人

     本の顔を作る人

     それを一冊にまとめあげる人たち

 

     一冊の本もきっと、心を込めて作られています。

 

     大切に売りたいので、たくさんは置いてありません。

     不便な本屋かもしれません。

     探している本は見つからないかもしれません。

 

     でも、旅先でふと出会う人や風景のように

     本と出会える本屋でありたいと思います。

 

     場所は「orange」の隣、名前は橙書店です。

     近くにお越しの際は、ふらりとお立ち寄りください。

                      

                      主人敬白

 

 

このような「開店のお知らせ」で始まる素敵な本に出会えたことに感謝です。

 

紹介したいところは、たくさんあるのですが、今日はこのへんで。

 

 

「奈良~東京間駅伝バースディープレゼントリレー」

 あっという間の師走。木枯らしが吹くかと思いきや、穏やかな天気に恵まれました。このまま暖冬が続くのでしょうか。用心するのに越したことはないので、私は昨日冬タイヤに履き替えました。路面が凍結する季節になれば、多発するのがスリップ事故。自転車通学の生徒は、くれぐれも安全運転を。先週も本校生徒が自転車通学中、車との接触事故に遭っています。

さて、水曜日から熊本での全国高文連研究大会。熊本入りした日は、少し雨がぱらついたのですが、大会期間中は天気に恵まれ、ポカポカ陽気でした。各県代表の事例研究発表もすばらしいものぞろいで、大いに参考になったのですが、まず報告したいのが、初日の開会式直後にあった記念講演会。講師は、クマもんの生みの親である小山薫堂氏でした。講演題は「幸せの企画術」。企画会社を経営する小山氏ならではの、とても深く心を揺さぶられる内容で、あっという間の90分間でした。小山氏からすれば、何か企画を発想するとは、自分の大切な人にバースディープレゼントを贈るようなもの。だから「感情移入」が大切と教えていただきました。たとえばの話がすごかったです。小山氏が経営する会社では、社員のバースディーをとても大事にしているそうで、それは企画の練習にもなるそうです。ワクワクしますよね。単にプレゼントをあげておしまいではないのです。それを世界で唯一無二のプレゼントにするんです。そうするためにどうするか? 例としてあげたのが、小山氏自身のバースディーのエピソードでした。社員の方々は、小山氏に、彼の好きな陶芸作家の器をプレゼントしようと考えました。その陶芸作家は奈良県に住んでいます。単に買ってきて、バースディーパーティーの時にプレゼントすればおしまいです。それなりに喜ぶかもしれませんが、ありがとうでおしまいになるかもしれません。社員のみなさんは、一生懸命考えました。それで、小山氏が箱根駅伝ファンであることを思い出します。これだ、ひらめきました。社員による奈良~東京間500キロの駅伝プレゼントリレー! 奈良県の山奥から東京まで、500キロ。その距離を社員がみんなでプレゼントの器をつないで駅伝リレーするのです。そのリレーをビデオで撮ったものを、講演会の会場で流してくれました。すごかったです。これだけで、会場がどよめきました。この他にも、たくさんのエピソードがあるのですが、それはまたの機会に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビ電話?

  定期考査初日が無事終了しました。みんなのふだんの行いがよろしいせいか、小春日和。予想最高気温は17度。お昼には、外の日向でお弁当を食べている生徒もいたぐらいの陽気でした。

 さて、午後から県の「全国豊かな海づくり大会推進室」の方々が来校され、大会テーマ&キャラクターコスチュームデザイン募集の説明を受けました。美術科のある本校生徒にぜひとも応募してほしいとのことでした。平成32年度の秋に開催が予定され、宮城県では初めての開催となる同大会。盛り上げるためにも、本校生徒がたくさん応募して、採用されることを願っています。

 放課後の暗くなってから、丹羽先生が校内卒展の作品前で、ipadを手にしてなにやら怪しげな動きをしているのを発見。尋問してみたら、なんとそのipadを使って、京都の銅蛇工芸高校とテレビ電話を試しているとのこと。卒展の作品を銅蛇工芸高校にライブで送信して、銅蛇工芸高校の先生から生でコメントをもらうという試みをやっているらしく、へえーとびっくりしてしまいました。これはおもしろいと思い、のぞいて見るとなんとそこに銅蛇工芸高校の校長先生が登場。お互いに画面をのぞいて「はじめまして」と挨拶し、お互いの交流会のお礼をかわしあいました。吉田校長先生、どうも失礼しました。これからもよろしくお願いします。

 放課後は、今年度四回目の三年次の推薦選考会議もあり、また二年次の進路志望校検討会議もあり、某流通大手の社長室で活躍中の8回生の卒業生の訪問あり、さらには校内の25周年記念事業委員会もあり、定期考査でありながら、息つく暇もないくらいの忙しさでした。生徒のみなさんも、今頃は明日2日目の定期考査に向けて猛勉強中ですね。粘り強く、がんばってください。

 小生は、高文連の全国研究大会参加のため、明日から熊本へ。しばらくこの校長通信はお休みです。卒展紹介、またまた延期です。すみません。

 今日は、このへんで。

 

 

居待月

  いつのまにか11月も最終週。今、校長室からふと東の夜空に目を向けたら、大きなお月様があがってきました。確か23日が満月だったような気がするので、今日は、居待月ですかね。この時間の校舎は、音も無くてとても静か。こういうときのお月様は、動から静への転換に大きな役割を果たしてくれます。日中、バタバタしていた気持ちがようやく静まってきました。

さて、生徒のみなさんにとっては、明日から第3期定期考査です。小生の高校時代にとっては、一番力が入って、自分の真の力を見極める大事な考査でした。晩秋の夜長に、こたつに入ってじっくりと教科書とノート、問題集に向き合える時間。それを貴重なものに思ってほしいと思います。

さて、三連休に入る前は、青森での東北地区高文連理事会に出席し、東北各県の高文連の役員の先生方と貴重な情報交換ができました。宮城県は、昨年度に全国の総文祭を開催し、大きな財産を得ることができたわけですが、今後はその財産を県全体としてどのようにして継承し、発展させていくか、このあたりが大きな課題だと思います。東北地区の他県に比較すると、この点についてはまだまだ宮城は遅れているかもしれません。自分自身、すごく勉強になった理事会でした。

ところで、三連休の土曜日に本校では中学生対象の美術科実技講習会が開催されました。70名を超える中学生が参加してくれました。みんなすごくキラキラした目で、本校の卒展の作品を見てくれていました。ありがとうございました。その卒展の作品紹介は、今日はお休みです。ごめんなさい。

今日はこのへんで。

 

卒展の続き・・・校内展示スタート

 

 昨日スタートした校内のミニ美術館ですが、写真のとおりです。校内1Fの廊下のスペースを利用した卒展の第二弾です。今日は、洋画、日本画の人物画中心に紹介します。写真だけでは、ちょっとわかりにくいので、宮城野区文化センターでの本番を見逃した方は、本校へお立ち寄りください。もちろん観覧は無料です。一応学校なので、玄関事務室前で一言声をかけていただき、入校証を着用の上、ご覧下さい。今日は、午後から高文連の理事会があり、他校から高文連の各専門部理事の先生方が大勢来校されました。その先生方が理事会終了後に観覧され、みなさん本当にびっくりされていました。各作品を数点ずつ希望する小中学校に展示していただいたら、すごい宣伝になりますよとアドバイスもいただきました。ナイスアイデアですね。丹羽先生に相談してみます。

明日から、その高文連の会議のため、青森へ出張です。この秋二度目の青森。またまたすごい楽しみです。

今日は、このへんで。

  

「わけのわからない自分」

   こたつのぬくもりが恋しい季節になりました。年を重ねると、日が暮れてからの気温の急な低下は、やはりちょっときついです。みなさんは、どうですか? 風邪をひかないように注意してくださいね。

 さて、昨日18日の日曜日で、美術科の卒業制作展が終了しました。美術科のみなさん、お疲れ様でした。みんな、すごかったですよ。みんなそれぞれに本当に輝きまくっていました。

 さて、17日の土曜日の午後からは、武蔵野美術大学の諏訪敦先生をお招きして、講評会と講演会、そしてパネルディスカッションがありました。私も聴講させてもらいました。講評会は、5つの専攻から一人ずつ、計5人を諏訪先生が選び、その5人の作品を実際に壇上のスクリーンに映し出し、制作した生徒が壇上に出て諏訪先生の質問(制作動機等)に答えながら、諏訪先生から直接講評してもらうもの。講演会は「アーティスト活動の実際」と題して、諏訪先生のアーティストとしての実祭の活動の様子を話してもらうもの。最後のパネルディスカッションは、5専攻の代表生徒計5名がパネラーとなり、「芸術の枠・境目について」というテーマで、諏訪先生と自由にディスカッションするもの。昼過ぎに始まったものが、帰る頃にはすっかり暗くなり、あっという間の4時間。学ぶべきところのとても多い、密度の濃い4時間でした。みんながとても輝いて見えた理由は、なんといっても、それぞれが自分の言葉で説明し、答えていたから。ふだんはなかなか説明しにくい、「自分というわけのわからない存在」に対して、率直に疑問や意見を諏訪先生に投げかけ、それにまた諏訪先生がその場で一生懸命考えながら答えてくれる。わからないときには、わからないと率直に答えてくれるし、生徒も説明に窮しながらも、一生懸命に自分の言葉で「わけのわからない自分」を説明しようとする。あるいは、今現在必死に考えている問題について説明してくれる。その態度がすがすがしいというか、今は生煮えの状態でも、いつかきっと見えてくるものがある。(見えてこないかもしれませんが・・・)見えてこなくてもいい。解決不能な問題を抱え込むエネルギーみたいなものを諏訪先生は、みんなにもたらしてくれたはず。そういうとてもスリリングな場が、あのときあそこに生起し、うごめき始めたような気がします。諏訪先生、ありがとうございました。

 さて、まだ紹介していなかった作品名を挙げていきます。

 まずは日本画専攻です。【はかなし】・【驟雨】・【花言葉】・【偶像崇拝】・【理想】・【スクリーンの向こう側】・【雨】・【あこがれ】。以上の8名です。最後に一番の大所帯、洋画専攻です。【 mirror 】・【 Giant 】・【望郷】・(【静物画】・【おさげの少女】)・【 untitled 】・【沈物画】・【劣等】・【理想郷――想像と創造の地】・(【0.01】・【0.8】)・(【暖を重ねる】・【つかむ】・【にぎる】)。以上の10名です。

 今日19日の月曜日は、搬出作業があり、そしてなんと、その卒展の作品群が、本校の1F廊下に展示されました。すごいですね。ちょっとしたミニ美術館です。諏訪先生もびっくりですよ。毎日ワクワクです。みなさん、ありがとうございます。

 今日は、このへんで。

 

「耕不盡」

 今日は、宮城県農業高校で「新校舎落成並びに創立133周年記念式典」が午前中にあり、参列してきました。晩秋の、まさに「天高く馬肥ゆる秋」晴れのもと、盛大に新体育館で挙行されました。主役の生徒たちは本当に礼儀正しく、式典にもりっぱな態度で臨んでいました。新校舎もまたすばらしく、ここで学ぶ生徒たちがうらやましく思いました。でも、大震災のときからここまでの復興の歩みは、決して楽ではなかったことを思うと、感無量です。実は、小生は教員のスタートを宮農で始めています。震災と津波で壊滅した広浦の校舎で、3年を過ごした思い出深い学校です。「耕不盡」の碑が広浦の地から、新校舎敷地内に移されていました。宮農の生徒のますますの活躍と、学校の一層の発展をお祈りしたいと思います。

 今日は、このへんで。

 

 

「未知なる自分」

  今日は、七五三の日です。と言っても平日のお参りは、なかなか難しいですね。今度の日曜日は友引なので、神社は大混雑するかもしれません。くれぐれも気をつけて。というのは、生徒のみなさんよりは、うちの職員の、比較的若いほうの方々ですかね。小生も、二人の子供に、それらしきことをやってあげたような・・・。

 さて、今日は卒展三日目です。今日の紹介は「彫刻」です。【輓獣】・【囲い】・【「台」団円】・【生まれる】・【 mingle 】・【家】。以上の6名です。昨日の「クラフトデザイン」専攻と同じく、少数派の「彫刻」ですが、こちらは「さわらないで下さい」です。でも「ぜひ近くに寄ってご覧下さい」です。「内側も外側も楽しんで下さい」です。「なにが生まれるのか考えてみてください」です。そして「大切なものは失ってから気付く」です。気付けたらOKです。ゆっくりご覧ください。

 さてさて、昨日『本を贈る』という本の一節を紹介しました。今日もその中の執筆者の一人、小生のお気に入りの書き手である若松英輔氏がその本に書いた一節を紹介します。

 

    書くとは、思ったことを言葉にすることではない。

    そのとき私たちはメモしているに過ぎない。

    真の意味で書くとは、記された言葉に導かれて、未知なる自分に出会うことにほかならない。

 

美術科のみなさんも、もしかしたら未知なる自分に出会えましたか?

美術科のみなさんのみならず、本校生みんなに訴えたいです。

未知なる自分に出会う努力を続けていますか?

 

今日は、このへんで。

 

 

教育長さんの部屋

 卒展2日目です。その卒展とは違うのですが、美術科にとってうれしいニュースです。知る人ぞ知る、実は教育長さんの部屋には、本校の美術科の生徒の絵画作品が飾られています。本日、芸術の秋に模様替えということで、これまで飾られていた絵画が役目を終え、その位置に新しい絵が飾られました。もちろん本校美術科生徒の作品です。後日「教育庁関連情報一覧」に、このことが掲載される予定のようで、その時が来ましたら改めて紹介させていただきます。

 さて、今日の卒展紹介は「クラフトデザイン」専攻です。タイトルは、【ワタシのカバン】・【まるまるねこ きになるねこ しとめるねこ】・【工場見学に行こう】・【まどろみ】・【包(つつむ)】・【海鉱石灯】以上6名です。彫刻同様、少数派の「クラフトデザイン」専攻ですが、実用性と芸術性の境界線をみごとに表現しております。クラフトらしく、「自由に手に取ってお楽しみ下さい」と紹介している作品もあります。どうぞゆっくりご鑑賞あれ。

  最後に、『本を贈る』という本の一節を紹介します。日曜日に見つけたばかりのナイスな本です。その中の執筆者の一人、編集者として確実な仕事をしている島田潤一郎氏のことば。今回の卒展に向けて、美術科のみなさんは、もしかしたら似たような感覚で制作にあたったかも。

 

   本というものは重い。

   物質的にも、内容的にも。

   かんたんに一言では表せないものだ。

   著者だって、なにを書いているのかわからなくなるときがあるのだ。

   でも一冊の本になることによって、なにかひとつの表現が完結する。

   だから、本ができあがったときには、ぼくはいつも不思議な気持ちがする。

   感動というのではなく、命がひとつ誕生したように思う。

 

今日は、このへんで。

 

美術科の卒業制作展スタート

   今日から美術科の卒業制作展。22回目。今年が24年目なので、妙に納得。1回生が卒業時に開催したのが第1回目ということですね。あの時、いったいどこでどういうふうに開催したのだろうと、考え込んでしまいました。1回生美術科の卒業生のみなさん、後で教えてください。

 さて、「とめ・はね・はらい」です。同じ美術科といっても、「洋画」「日本画」「彫刻」「クラフトデザイン」「ヴィジュアルデザイン」の5専攻があります。すごいですね。10時スタートに間に合うように会場に駆けつけ、次の予定もあったので、今日の見学は1時間だけにしていたのですが、結局2時間になってしまいました。あっという間の2時間でした。飽きないですね。見ていてワクワクします。こんな感覚、久しぶりです。みなさん、本当にりっぱです。みなさんの汗と涙の結晶に拍手です。今日は、ヴィジュアルデザインを紹介します。

 【生活に活用できるパッケージ】・【和柄レターセット「mu su bu」】・【「本日、えど日和。」】・【フリ×カケル】・【親子のためのデザイン「小熊のバルーン」】・【手書きフォント「あやとり」】・【魔法×天使×星座】・【5SD】以上8名です。作品名だけで、本当にキラキラ輝いています。

 写真を撮ってきたので、後日、アップしますね。

 

   話は変わって、小論文の話です。仮にネットの時代を批判的に捉える論調で書くとして、「ネットの時代は、答えをすぐ求めたがる傾向が強くなり、困難な状況に辛抱できなくなった若者に、モラルの低下という問題点が見られるようになった」と書いたとします。そう書いたとして、それを裏付ける具体例を書けるかどうかが、小論文の善し悪しを分けます。その例もできればホットな話題、そして広く採点官もすぐわかるような例がほしいです。単純に「今は〇〇だ」と書くのではなく、たとえば「今は〇〇だ。それは〇〇の例をあげれば、誰でも納得できよう。」というような書き方です。相手を説得するためには証拠。そういう手をうまく使えるようにしてください。

 今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

卒展前夜

夕方、西の空に三日月さんがきれいに見える季節になりました。初冬の三日月は、とても澄んで見える分、ピーンと張り詰めたような感じがして、緩んだ気持ちを改めて立て直してくれるかのよう。

 さて、週の初めはバタバタして大変です、美術科の生徒と先生方は、明日からの卒展の準備で大忙し。搬入作業は無事終えたようで、夕方になってから生徒さんが「とめ・はね・はらい」のパンフレットを持ってきてくれました。本当に凝っていますね。さすが美術科のみなさんです。最初の私の「ごあいさつ」は「なくもがな」ですが、あとは、まあパンフレットも一種の芸術作品です。みなさん、会場でぜひご覧あれ。仙台のケーブルテレビの取材もあるようです。美術科のみなさん、大成功を祈ります!

 さて、昨日の日曜日は、勾当台公園や県庁で「さんフェア2018」が開催されました。すごい賑わいでしたね。私はお昼頃の到着でしたが、お目当ての一つ、某高校のイチゴジャムが売り切れでした。でも、某高校のりんごが残っていたので、早速買い求めました。すごい大きさの甘~いリンゴです。某高校の看護科では、恒例の血圧測定。未来の看護師さんたちが、素敵な笑顔で一生懸命ミニ実習に励んでおりました。その後、藤崎で開催されていた特別支援学校の総文祭を見学しました。こちらも大盛況でしたよ。ちょうど特別支援学校のフラダンスが行われていて、藤崎前は、すごい人だかりでした。生徒さんたちが作った作品もすごい売れ行きでした。ミニクッキーがとてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

 今日は、このへんで。

 

創立25周年記念事業&「とめ・はね・はらい」

    本日土曜日の10時から「宮城野高等学校 創立25周年記念事業実行委員会設立総会」が会議室で開催されました。PTA三団体と同窓会から役員の方々に集まっていただき、無事ほぼ提案どおり可決され、実行委員会が発足しました。出席いただいたみなさん、お休みのところ、お越しいただき、貴重なご意見、ありがとうございました。委員の方々からは、宮城野らしさをアピールするため、準備段階や実際の式典でも生徒ボランティアとして、主体的な参加をどんどん促していきましょうということで、みなさんの同意が得られました。とても楽しくなりそうです。ありがとうございます。

 午後からは、調理室でPTAの研修会。今日は「韓国料理教室」ということで、李 由美先生をお招きし、チーズダッカルビ・韓国風海苔巻き・簡単スンドゥプに挑戦しました。PTAのお母様方(若干男性陣が混じっていました。西城さん、ありがとうございます。)が大勢調理室に集まり、わいわい楽しく韓国料理作りに励みました。私は、愛用のエプロン(前掛け)をつけて勇んで参加しましたが、PTAのみなさんの手際のよさに圧倒され、あえなく降参。校長室に引っ込み、料理ができあがるのを待ちました。しばらく経ってから、お招きをいただき、調理室に戻りました。ナイスでした。デリッシャスでした。次第に寒くなる季節に、少し辛めの韓国料理は最高ですね。おかわりもいただき、さらにお土産までいただいてしまいました。ありがとうございます。そしてごちそうさまでした。

 さて、週明け火曜日からはいよいよ美術科の卒業制作展です。宮城野区文化センターで初めての開催となります。「とめはねだより」も、下の写真のとおり、いつのまにか発行されていました。みなさん、ぜひお誘い合わせの上、おいでください。

 

    

「想像力」の行方

 「ハナキン」ですが、雨模様の一日でした。幸い明日は前線が抜けるので、晴れそうです。その明日土曜日は、いよいよ創立25周年記念実行委員会設立のための第1回委員会。本格的な準備のスタートです。午後には、PTA研修会ということで、おいしい韓国料理教室が開催されます。おなかいっぱいにしたいです。

また、あさって日曜日には、勾当台公園や県庁で「さんフェア2018」が開催されます。県内専門高校で学ぶ高校生の祭典です。私は、農業高校で育てられたシクラメンをいつもここで購入しています。楽しみです。藤崎デパートでは、特別支援学校の総文祭も開催されます。「みやぎ総文2017」では、すばらしい演技発表や展示作品で大好評でした。これもとてもたのしみです。

 さて、小論文です。情報系の問題では定番の「IT革命」の資料文が出されたとします。ネットの時代です。そのメリット、デメリットをしっかりと書けないとアウトです。

 「ネットはとても便利だ、しかし、〇〇なデメリットがある。これに気をつける必要がある」。このような流れで、すぐ書けます。そしてデメリットの部分に、「想像力が欠如してしまうことが懸念される」と書いたとします。「想像力」という言葉を書けただけでも、立派です。しかし、そこから広がらない。せっかく「想像力の欠如」を訴えながら、一歩も先に進めない。深まらない。そういう小論文答案が多いです。想像力は、人間にとって、これこれの点でとても大事だ。しかし、この力が弱まると、〇〇になってしまう。そういうところで切り込んでいく力がない。ここで何か具体例(良い例、あるいは悪い例)をもって書ける人は、それなりに高い評価が得られると思います。

 ということで、今日はこのへんで。

 

 

 

 

 

 

「無言館」

  小中高の国語の連絡協議会を名取北高校でやってきたところです。改めて小学校・中学校の先生方の発表を聞いて、改めて小学校中学校の先生が一人一人に対応した丁寧な指導や支援を行っていることに深く感じ入った次第です。高校でももっともっと意識改革が必要ですね。

 さて、昨日の続きです。

 教材として扱ったところは、史実としてのレイテ島での戦いや小説「野火」です。玉砕していった多くの日本軍兵士に対して、「自分と違う世界に生きた人たち」といった印象を抱くのが、今のほとんどの高校生だと思います。その高校生に対して、あの兵士たちも実は自分たちとほとんど変わらぬ感情を持っていた人たちだと肉薄できるか、このあたりが大きな課題だと私は思います。

 実は、この夏、信州総文祭2018に出席し、上田市の美術・工芸部門を視察した後、同じ上田市内の郊外にある「無言館」を訪れました。私にとって若かりし時に初めて訪問して以来、二度目になります。あの美術館に展示してある若き戦没画家が残した絵画を見たときに、私は、あの戦争で死んでいった方々も、みんな自分たちと同じく、肉親や奥さんや恋人に変わらぬ愛情を抱いていたと実感できました。みなさんも機会があったらぜひ訪れてみてください。写真やカタログで見るのと、実際にあの無言館に入って見るのとでは、やっぱり全く迫ってくるものが違います。

 今日は、このへんで。

 

大岡昇平と中原中也

 今日は立冬。冬の始まりですね。先週の青森出張で、青森市内の女子高生がマフラーを巻いて登校しているのを見て、早いなあと思ったら、ここ仙台も、もうマフラーが欲しい季節ですね。この季節、日ごとに冬を実感させるものが増えてきて身が縮こまる気がするのですが、それでいて初冬の花が凜とした美しさを見せてくれる季節でもあります。我が家の小さな庭では、柊の白い花が咲き始めました。よく気をつけないと気付かない花です。早咲きのピンクの椿も咲き始めました。

視覚に訴えるものというと、本日は、廊下の「とめ・はね・はらい」のポスターに目がとまりました。来週からですね、美術科のみなさん。大丈夫ですか? 楽しみにしていますよ。頑張ってください。

 さて、今週は、授業公開週間ということで、日本史の川崎先生と国語の伊勢先生がコラボで授業するのを見せてくださいました。なんと現代文では「野火」(大岡昇平著)を扱い、日本史では太平洋戦争末期、日本軍がレイテ島で玉砕したあたりを扱ってくれました。大岡昇平様というと、野火や俘虜記も有名ですが、中原中也の研究家としても有名ですね。氏が中原中也の思い出を語ってくれたのを読んで、私はしばらく中也にとりつかれ、しばらく世の中に出ることをためらっておりました。こんなことを書くと、長くなりますので、今日はこのへんで。明日は、小中高の先生方で国語の研究会です。

 

『我々はなぜ我々だけなのか』

 朝からどんよりとした曇り空。午後からは霧雨模様。こういうのを小糠雨(こぬかあめ)というのでしょうか。まちがっていたらごめんなさい。季節に限定されない言葉だと思うのですが。今日、火曜日の7時間目は、LHR。クラスによっては、BBQというのがありました。7時間目が始まる頃に、キャーと叫んで、体育館裏に駆け込む生徒がいたようなので、決行したのかも。天気が良くなくて、残念でしたね。味は、どうでしたか? ところで、倉庫に保管されていたバーベキュー用のドラムセットは、私が20年ちょっと前に、やはりクラスのBBQのために購入したものであるとは、この「校長通信」のどっかで書いたような・・・。天気が良ければ、この季節のBBQは最高ですよね。来週もいくつかのクラスで予定されているようです。みなさん、楽しみに。

 さて、講談社のPR誌「本」の11月号に、川端裕人氏が「『人類学の先』のビッグヒストリーへ」というタイトルでとても興味深い記事を書いています。内容は、氏の『我々はなぜ我々だけなのか』(講談社のブルーバックス)という本が講談社の科学出版賞を受賞されたということで、その本の内容紹介になっています。我々とは、つまりホモ・サピエンスとしての我々です。人類史を大きな視点でとらえれば、多様なヒトがかつては存在していた。その多様なヒトの中で、なぜ我々ホモ・サピエンスだけが生き残ったのか・・・。オモシロイですね。身長わずか110センチの「フローレンス原人」のことも書かれています。わずか4ページの記事ですが、久しぶりにワクワクして読みました。これから学問の世界に入っていけるみなさんがうらやましいです。

 今日は、このへんで。

 

「あと75日」

 久しぶりにこの「校長通信」に戻ってきました。先週末は二泊三日の青森出張があり、週末をはさんでしまったので、11月になってから初めての「校長通信」です。先週末、生徒のみなさんは三学年そろって模擬試験。文化の日の模試の手応えは、どうだったでしょうか? 特に3年生は、マーク模試でしたね。そろそろ時間を意識して、本番並みのスピードと正確さが要求されるころ。焦りまくっているのが正直なところかもしれません。でも、ここで冷静さを失ってはいけません。某所の玄関先には「センター試験まであと75日」と大きく表示されていました。そこから私は勝手に想像しちゃいます。「一日5点アップするくらいの勉強をすれば、本番まであと何点アップするか?」などと無茶な計算してしまいます。でもこれが無茶ではないんです。3点でも2点でもかまいません。自分の目標点が何点で、そこに達するまでのロードマップをしっかり描くこと。「あと75日」は、現役生にとって、「まだまだやれる75日」です。

 

 さて、青森での総合学科の全国研究大会は、とても熱い大会となりました。すごかったです。青森県のパワーのすごさを思い知らされてきました。私は、木造高校に行ってきました。OBのお相撲さんでは、舞の海の出身校です。校長先生は、剣道の達人です。本校の遠藤光一教頭先生をさらに15センチくらい高くした感じの、ビックな方です。でも笑顔が素敵な、とても心優しい方でした。生徒のみなさんは、一年次はディベート、二年次は「地域と関わり、地域を知る」グループ研究、3年次は課題研究の中間発表でした。全学年全教室でそれぞれに熱心な議論が交わされ、青森の高校生のパワーに圧倒されてきました。宮城野高校に活かせるものをたくさんもらってきました。青森県の高校生のみなさん、ありがとうございました。

 今日は、このへんで。

 

 

 

生徒総会・・・ワクワクしました。

 昨日月曜日は、夕方県庁へ用事があり、お休みしました。すみません。この時期は締切に追われることがいろいろと入ってきます。ついつい私は締切間際にならないとエンジンがかからず、バタバタしてしまいます。何事も計画的でないといけませんね。もろもろの大学の推薦入試の出願が11/1から本格化します。同じ11/1には、仙台市の職員採用試験もあります。該当のみなさんは志願理由書や小論文、面接の練習等の追い込みで忙しいところだと思います。この時期は朝夕と日中の寒暖差が大きいです。くれぐれも健康に注意して、頑張って欲しいと思います。

 さて、今日は6~7校時に「平成30年度 定例生徒総会」が開催されました。すごかったですね。正直、どんな意見が出るのかというよりも、意見が出ないままに終わるのかと心配していたのですが、それも杞憂に終わりました。活発に意見が飛び交い、終わったのは16:30過ぎ。予定時間をオーバーしました。宮城野の生徒は、本当にすごいですね。久しぶりにワクワクしました。特に滑らかに言葉が出る人も、訥々としてしゃべる人も、みんな平気で手を挙げて、生徒同士で議論するというのが良いですね。また上級生と下級生間で、議論が普通に始まるというのも、もしかしたら部活動がないゆえんかもしれません。お互いに遠慮せずに議論できるのは、本当に良いことです。

 議題1 生徒企画体育的行事について

 議題2 生徒企画文化的行事について

 議題3 空気清浄機の設置及び購入について

 議題4 実力養成講座について

 議題5 文化的行事の後夜祭開催について

 議題6 あいさつについて

 

以上の6つが議題でした。どれもとても興味あるものだったのですが、特に最後の「あいさつについて」のところで、ある生徒の言葉が大変印象的でした。彼曰く「あいさつをするのは、社会的ルールとしてあたりまえのことであり、返してもらうことが目的ではない」。明日からがとても楽しみです。でも、明日から青森出張。2泊3日です。

今日は、このへんで。

PS

今日は、二華高校でSGHの公開研究会があり、本校から総合学科の生徒が招待されて発表してきました。先日のPSでの発表を行ったと思います。見に行った教頭先生の話によると、本校生徒の発表はとても人気を博したらしく、大好評だったようです。お疲れ様でした。

 

 

 

 

「宮盲祭」&青陵

  本日未明の大きな地震。びっくりしました。みんなも目が覚めましたよね。幸い被害情報は入っていませんが、生徒のみなさんのところは、大丈夫でしたか? くれぐれも気をつけて。枕元に防災グッズの確認を忘れずに。

 さて、今日は3月まで勤務した宮城県立視覚支援学校の文化祭「宮盲祭」の校内発表リハーサルのところにお邪魔してきました。本来、一般公開は明日土曜日なのですが、明日はちょっと都合がつかないため、リハの最中にそっと応援をしてきました。みんな半年見ないうちにとても大きくなっていました。みんな成長期だから、そうなんですね。小学部や中学部のみなさんは、あっという間に大きくなります。小学部のみなさんのお芝居は、とてもりっぱでしたよ。もちろん中学部や高等部のみなさんの歌も素敵でした。明日、頑張ってくださいね。

 午後からは、仙台青陵中等教育学校の創立10周年記念式典に参加してきました。普通の学校でいうと中学生に相当する生徒から高校に相当する生徒まで。すごいですね。高校生(青陵さんでは4~6年生)に混じるので、1~3年生(中学1~3年生)がとても大人に見えました。10周年というと、宮城野高校も、確か10周年を盛大にやりました。今でも覚えていますよ。今度は25周年です。これから本格的な準備です。よろしく!

 

国語の秋季大会から・・・満月の夜に

 昨日は、県高校国語教育研究会の秋季大会が古川高校で開催され、そこで大会運営に携わったため、この通信は一日お休みでした。その秋季大会での講演会の様子をレポートします。

 秋季大会には県下の高校国語の先生方102名が参加しました。午後からは、詩人の田原氏のご講演がありました。詩人として活躍する田原氏は、母国の中国はもちろんのこと、日本でも詩人として活躍し、詩集「石の記憶」でH氏賞を受賞された方です。また詩人の谷川俊太郎氏の詩の翻訳や研究でも有名な方です。仙台にも長く住んでおられ、東北大学でも教鞭をとっておられたということで、東日本大震災の際には、たくさんのご支援をいただきました。ご講演の中で田原氏からは、谷川俊太郎をはじめとして日本文学がすばらしい作品を生み出してきたことを熱く語っていただきました。心強い味方、応援団として田原氏のような方がいらっしゃることに改めて心を熱くしました。また日本文学の現状は、安泰と言えるものではない、しっかり後の世代に伝えていく必要があると思った次第です。田原先生、ありがとうございました。

 今日は、満月ですね。先ほど、夕方からプロ野球のドラフト会議があり、一喜一憂する関係者をテレビで見ながら、一方で東の空に浮かぶ満月に見とれていました。

 今日は、このへんで。

 

防災避難訓練と「芸術の秋」・・・ヴァイオリン体験&四季重箱

  本日7校時目の防災避難訓練、お疲れ様でした。今日の避難訓練は、大雨特別警報、七北田川の洪水を想定し、そこから安全に避難できるよう行ったものです。実際に本県では、近年洪水による被害が発生しています。日本各地で台風や大雨による甚大な被害が頻発しています。あらゆる機会を通じて防災意識を高めていきたいものです。

さて芸術の秋を迎えた本校では、今日の放課後16:15~から、放課後講座の一環で「ヴァイオリン体験教室」が開催されました。谷口貴子先生と門司尚美先生が企画されたものですが、本校では、放課後に先生方がこのような講座を企画して生徒・保護者に参加を呼びかけます。それぞれの持ち味が発揮できて、先生方と生徒との距離がまたぐっと近くなりますよね。今日は、講師として校外から阿部佐登子氏と小野寺純氏をお迎えしました。お二人ともヴァイオリンの達人で、初心者の参加者にとてもやさしく、丁寧に教えていただきました。参加者は、PTA6名、本校職員3名、生徒13名の合計22名。後半から吉田教頭が飛び入り参加しました。途中で受講者にプレゼントしていただいた講師の阿部先生と小野寺先生、本校の谷口先生と門司先生のアヴェマリアは、深まりゆく秋にふさわしいミニコンサートのようでした。

芸術の秋を思わせるものは、音楽のみならず、「美術・工芸」でも。こちらは、校長室に展示です。2018信州総文祭での美術・工芸部門(長野県上田市で開催)で展示された遠藤未菜さんの「四季重箱」が、なんと校長室にやってきました。未菜さん。お許しいただき、本当にありがとうございます。昨日、放課後に本人の手で写真のように展示していただきました。先日は、「こもれびの降る丘 遊学館」で開催された「第25回宮城県高等学校総合文化祭」においても、信州総文祭の出品作品ということで、会場に絵画作品等と一緒に展示されたものです。どうぞ実物をご覧になりたい方は、校長室へ。お月様がきれいですね。

 今日は、このへんで。

 

 

 

「第25回宮城県高等学校総合文化祭 総合開会式」・「第1回東部支部総合文化祭」

 「天高く馬肥ゆる秋」。どこでこの言葉を使おうかなとタイミングをはかっていたのですが、まさに昨日、今日がぴったりですね。昨日に続き、今朝もきれいに晴れ渡り、朝のテレビでは、蔵王のゴンドラに乗ったアナウンサーからの実況生中継。きれいに紅葉した蔵王の山々が本当にきれいでした。私も、この週末は、「こもれびの降る丘 遊学館」で開催された「第25回宮城県高等学校総合文化祭 総合開会式」・「第1回東部支部総合文化祭」に出席してきました。去年のみやぎ総文2017の財産をしっかりと継承して、今年度の県総文祭が盛大に開催されたこと、また今年発足した東部支部の第1回総合文化祭が生徒のチームワークよく開催されたこと、本当にうれしく思います。生徒実行委員長の石巻工業高校の生徒さんが力強く挨拶してくれたのも、とても印象的でした。石巻工業高校さんは工業高校らしく、最新のロボットを展示していて、私も少しばかりおしゃべりしてきました。私のほうがずっと舞い上がってしまい、ロボットさんを困らせてしまいました。すみません。

昨夜は十三夜。中空にきれいに見えていましたね。「萩の葉でお月様を半分隠して遊びたい」と先日書き込みましたが、それを実現できたことで私は寝心地がとてもよかったです。今日から教科面談がスタート。私は、二年次の生徒と約1時間。とても楽しい語らいでした。

今日は、このへんで。

 

 

遠足と「夏目漱石」

 今日10/19は、各年次HR単位の遠足の日。朝から各HR、貸し切りバスで目的地に出発しました。先ほど、各HR無事終了し、解散したとの報告を受けました。一年美術科の宿泊研修も無事に仙台駅前バスプールに戻ってきたようです。雨の心配もありましたが、仙台は、ほとんどぱらつくこともなく、みなさんのお祈りが通じたようで、セーフでした。福島や山形に出かけたクラスは、どうだったでしょうか? 福島のアクアマリン見学を1時間ちょっとで組んだところなどは、すごいハードスケジュールだったのでは? あとでぜひ土産話を聞かせてください。

 私は、みなさんが遠足に行っている隙に、東京エレクトローンホール宮城で開催された「宮城県高等学校総合文化祭 文芸専門部」に出かけてきました。文芸部を置いている各学校の部員が一同に会し、午前中に講演会、午後に研修会を行いました。私は昨年度の「みやぎ総文2017」の文芸専門部を見学できたのですが、各学校の部誌のレベルの高さにビックリしました。私も一応国語の教員ですが、とてもかなわないようなすばらしい作品群に圧倒されました。その記憶があったので、私は午前中だけでしたが、興味津々で参加しました。午前の部は、東京大学の小森陽一先生をお迎えしての講演会。先生は、夏目漱石の研究等で、すばらしい業績をあげている方です。今日も、漱石を論じていただきました。すごかったですね。やはり読みの深さが違います。我々高校現場の国語の教員が日頃教えているレベルのはるか先を行っています。漱石の同時代の読者が、どんな気持ちで漱石の新聞連載小説を読んでいたか、実にわかりやすく教えていただきました。「こころ」を読む切り口も、なるほど、こんな読み方ができるんだと目からウロコが落ちるような気持ちでした。やはり私たちは、少し倫理的に読み過ぎかもしれません。小森先生、ありがとうございました。

 ということで、明日は「第25回宮城県高等学校総合文化祭 総合開会式」・「第1回東部支部総合文化祭」出席のため、「こもれびの降る丘 遊学館」に出かけてきます。昨年度の「みやぎ総文2017」で花開いた宮城の高校生の文化の華が、また東部地区で大きく花開くことになります。楽しみです。お天気になることを祈りましょう。

明日は、土用の入りです。立冬前の18日間です。次の季節へ移行する準備期間。秋から冬へ。流行する前にインフルエンザの予防接種もやっておきたいものです。くれぐれも風邪などひかないように注意しましょう。

今日は、このへんで。

 

 

 

「河合隼雄」

  大気が安定してきました。最高気温が20度前後の秋晴れの日は、本当に気持ちがいいですね。今朝は、きれいに晴れ上がった分、シャキッと身が引き締まるような、冷え込みでした。ところで通勤の途中、ラジオで聴いたのですが、仙台市内では、未明に火事があり、6人が亡くなったとか。怖いです。この季節、暖房器具の使い始めだと思います。まずは、火の用心です。くれぐれも気をつけて。

さて、本日は美術科1年次のみなさんが宿泊研修に出かけました。1泊2日で岩手、秋田をまわってくるようです。この時期の岩手・秋田は、紅葉がきれいですね。中尊寺や毛越寺、岩手県立美術館、秋田ふるさと村、秋田県立美術館と、1年次美術科のみなさんは、大いに目を養ってくるはずです。みなさんにとって、充実した研修になることと、仲間と一層絆が深まってくることを期待しています。

新潮社のPR誌の「波」10月号を読んでいたら、特集で「新潮社社員が選ぶ『新潮文庫 わたしの5冊』」というページがありました。「古本屋に売ったらあかん、この5冊」。その中に「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」がありました。懐かしい本です。村上さんはもちろんですが、河合さんを知りたかったら、早く読みましょう。

今日はこのへんで。

 

 

「雨降り」

 4-3で日本チームの勝ち。すごいですね。昨夜行われたサッカーの対ウルグアイ戦。相手国はFIFAランキング5位。対して日本は54位。日本は、前回の大会からチームの若返りをはかっています。もしかしたらうまくチームが活性化するかもしれない。そう予感させるようなゲームでした。いつの時代も、組織を長い期間にわたって一定のレベルで維持発展させることは難しいもの。一歩間違えると、一気にどん底にたたき落とされ、しばらく這い上がってくることができなくなるかも。そういう危険性が潜んでいるからこそ、若返りをはかるのは難しく、時に安全策をとってベテランにいつまでも頼ってしまうこともある。この世代交代のタイミングを見極めるのは、本当に難しいと思います。今後のサッカー日本代表チームの活躍を祈りたいと思います。

 さて、今日は確か上弦の月。まもなく「十三夜」を迎えます。「十三夜とは?」と首をかしげる人は、辞書を引いてください。中秋の名月が今年は雲で隠れていたので、今度はこちらに期待したいと思います。露にしっとり濡れた萩の葉に十三夜。薄(すすき)ももちろん「趣あり」の世界ですが、私はなぜか今年は萩の葉でお月様を半分隠して遊びたいと思います。

 今日は、久しぶりに南木佳士氏の「ふいに吹く風」を読み返しました。南木さんは、敬愛する作家の一人です。このエッセイ集の最後のほうに出てくる「雨降り」。原稿用紙にしたら数枚のエッセイですが、小論指導をするときに、よくお世話になる文章です。「雨降り」という唱歌に歌われている情景から、みなさんは、どういうものを感じ取るでしょうか? ここには、立場や発想をひっくり返すヒントが隠されています。いずれ時間のあるときに、一部を紹介したいと思います。

今日は、このへんで。

 

音楽祭

  今日は、高文連の仕事で、若林文化センターで開催された「第41回宮城県高等学校音楽祭」に行ってきました。宮城県の高校の音楽教育研究会と高文連の器楽・管弦楽専門部が主催です。長く音研主催でやってきたものに、器楽・管弦楽部門が入りました。すごかったですね。マンドリンあり、ギターあり、ハンドベルあり、合唱あり、ジャズバンドあり、弦楽合奏あり、管弦楽あり。すごかったのは、某高校の一年生のあるクラスが出演し、自分の高校の校歌を合唱したんです。これには、まいりました。うちの学校もできるんじゃないかと思いました。来年に向けて、前向きに検討しましょう。

 午後から、25周年事業の校内委員会がありました。来月、いよいよ実行委員会設立です。そこに向けて、最後の詰めです。講演会をどうするか、楽しみですね。生徒のみなさん、ご協力、お願いしますね。

 今日は、このへんで。

 

欲しいのは「具体性」

  早いもので、10月も半ば。日中はお天道様が出ると暖かくなりますが、朝夕はさすがに、薄着はもうだめですね。おととい、自宅では今秋初めてこたつにスイッチが入りました。あったかいです。こうなると、こたつから出るのが嫌になるんです。そこで寝てはダメですよ。受験生は、しっかり勉学に励んでください。今日、学校では調査書作成委員会・推薦選考委員会がありました。三年次の生徒で、推薦やAOで進学を考えている人は、可否の連絡を受けたと思います。これから志願(志望)理由書も本番ですね。11月初旬の出願が多いと思います。今日、志願理由書を持ってきた人は、何が不足していたか。ポイントは「具体性に欠ける」です。「〇〇になるために必要な能力や視点を貴学の実習を通して身につけられると思ったからです」と書いただけでは、ダメです。「その〇〇に必要な能力や視点とは、何だと思いますか?」に答えられるような書き方をしていないとアウトです。「直接援助する際に必要となるコミュニケーション能力を養いたい」と書いたときに、どのようなコミュニケーション能力をよしとするのか、書き切れていないとアウトです。そこを一生懸命考えてください。ここからが汗のかきどころ。みなさんは、PSやFTでとても良いことを学んでいます。大丈夫ですよ。

今日は、このへんで。

 

ニューフェイス

  夕方、出張から戻って車から降りると、三年次の教室では、真剣なまなざしで問題に取り組む生徒がたくさん・・・。記述模試の真っ最中でした。今日は数学ですか。たいへんです。今回の記述と9月のマークのドッキング判定で、夏休み以降の伸び具合が、ある程度は見える訳ですが、これはあくまで仮定の話で、大方の現役の受験生は、まだまだこれからぐんぐん伸びてきます。今日、解けなかったから、自分は「志望変更」というのはナンセンスです。ガマンガマン。これから寒くなるまで辛抱に辛抱を重ねた者に栄冠が輝きます。まずは明日も、捻りはちまきでがんばりましょう。

 さて、今日は、午後から小牛田農林高校さんの130周年記念式典に参列してきました。すごいですね。100年を軽く超えています。本校は来年25年目。式典は再来年実施となります。その本校の何倍もの歴史と伝統を積み重ねてきた学校です。宮城県は、というより、全国的に見てみると、学校のスタートは、農学校が多いのです。米どころの宮城の農業を支えてきた学校です。剣道部や相撲部の活躍もすごいですね。本校とはだいぶ校風が違うのですが、実は共通項が一つ。小牛田農林高校も総合学科があるのです。だから県内の総合学科設置校の研究大会では、肩を並べることになります。参考にできることがあれば、どんどん吸収したいです。今日は、記念誌もいただいてきたので、本校が25周年記念誌を作成する際に、大いに参考にしたいと思います。

 ところで、今日、本校では新しい先生をお迎えしました。二年次の英語を担当する鈴木幸恵先生が産休のお休みに入ったので、そのお休みの期間、川田悠希(かわた ゆうき)先生に教えていただくことになります。ニューフェイスです。みなさん、よろしくお願いします。

 今日は、このへんで。

 

 

 

エール!

  夕方になって、係の伊勢先生からうれしいニュースがもたらされました。本校では10/22(月)~10/26(金)の期間、教科面談週間と称して、自分の興味関心に応じて、ふだん相談できない先生方と面談ができます。先生方は、自分の得意分野や対応可能な分野をあらかじめ生徒に提示し、それを一覧にした資料から生徒が自由に選択し、その先生方と面談を行うというものです。おもしろい企画ですね。自分が高校時代には確かに「あの先生に進路相談などをしてみたい」という気持ちがありました。それは、自分が進みたい専門分野に関連するところで、おもしろい知識を持っていそうな先生でした。授業内容とは違うところでいろいろな先生に話を聞けるのは、多角的に物事を考えられるようにする上で、絶対必要なことだと思います。

 さて、その教科面談週間の、生徒の希望調査がまとまったようで、その中に私を指名する者が1名、たった1名ですが、いたらしいのです。うれしいですね。楽しくなりそうですね。どんな質問がくるのでしょう。ワクワクします。

 さて、明日は成績会議。三年次にとっては、今度の推薦AO会議で審議されるときの仮評定がここで確定します。もちろん最終的には、年度末に出るものが「評定」です。そこまで少しでもアップできるように頑張ってほしいと思います。

 三年次生にとっては、明日金曜日と明後日の土曜日は、記述模試です。毎週のように模試が続きます。たいへんですが、チーム宮城野が試されるときです。みんなで支え合ってほしいです。9月のマーク模試の結果も拝見しました。みんなは、これからもっともっと伸びます。夏休みの勉学の成果が出始めるのは、これからです。明日、県警の二次試験を受験する生徒もいます。頑張って!

今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

丁寧に生きる

 今朝は、若林区で豪雨と洪水注意報がでました。7時前後でしょうか。短い時間でしたが、たたきつけるような、すごい雨でした。みなさん、大丈夫だったでしょうか?

さて、雨さえなければ、この季節は、朝夕のひんやりした空気がなんとも気持ちがいいですね。暦を調べたら、10月8日は「寒露」でした。辞書にはこんなふうに出ています。

  

 寒露とは、10月8日頃。秋分から数えて15日目ごろ。晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。秋の長雨が終わり、本格的な秋の始まりになりま       す。この頃は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。夜には月も美しく輝いて見えます。寒露の頃になったら、空を見上げてみてはいかがでしょう。これまでと違った、秋の清々しさと趣を感じる空に出会えるはずです。

 

 いかがでしょうか? 残念ながら今夜から県内は雨模様ですが、週末はまた天気が回復しそうです。日一日と秋の深まりを感じる季節。私は食いしん坊なので、梨や柿やリンゴが食べられる秋が大好きです。ブドウもおいしいですね。栗ご飯も大好きです。はらこ飯もいいですね。今日は、なぜか食べ物の話になってしまいました。すみません。

 さて、毎日新聞では毎週日曜日に「日曜くらぶ」という8Pほどの第2朝刊を入れてきます。なかなか面白い連載記事があって楽しみにしているのですが、10/7(日)には、読み応えのある記事が並びました。ひとつに海原純子氏の「新・心のサプリ」。タイトルは「死を見つめ 丁寧に生きる」。先日、亡くなった樹木希林さんのことが書かれています。少しばかり、参考になるかもしれない箇所を紹介します。

 

 〆切がある時、私たちは無駄なことをしなくなる。まず無駄な時間をなくそうとする。自分の場合はどうだろう、と思いめぐらしてみると、最も無駄なこと       は、後悔と不安と人の悪口を言うこと、嫉妬や他者との比較、見えや体裁のおつきあいだと思うので、生活の中からそれらを一掃し、やりたいことに集中する。

             中略

 残された時間が少なくなった時、その事実から逃げず、はっきりと〆切をみすえ、自分を活かし、他者のために何かができるという勇気を見せてくれた希林さん、素敵な生き方が心に残った。

 

 今度の休みは、映画の中の樹木希林さんに会いに行きたいと思います。合掌

 

今日は、このへんで。

 

 

不思議な縁

  今日は、三連休明けの火曜日。連休2日目の日曜日は、台風25号の動きが心配でしたが、幸い直撃は免れました。強風により盛岡以北の新幹線がストップするなどの影響がありましたが、本校の美術科のみなさんの乗車する新幹線はほぼダイヤ通りに運転し、無事参加者全員が元気な笑顔で仙台駅に戻ってきました。在来線のダイヤに乱れが生じたのですが、みなさん無事帰宅できたものと推察します。みなさん、お疲れ様でした。日本の古都、奈良・京都の研修旅行は、いかがでしたでしょうか? 向こうは、もちろん紅葉には早いのですが、真夏の一番暑い時分を過ぎ、比較的活動しやすいお天気に恵まれたのではないでしょうか? 京都市立銅駝工芸高校の生徒のみなさんとの交流も、とても感動的であったと聞いています。銅駝工芸高校の校長先生も、来年ぜひ宮城を訪問したいとおっしゃっていました。私も、京都に行く機会があれば、ぜひ銅駝工芸高校訪問を実現したいと思っております。そのときは、よろしくお願いします。

 さて、三連休初日の土曜日10時から、PTA三団体臨時役員会が開催されました。私は、他に出張が入っていたので出席できなかったのですが、本校の創立25周年記念事業について、役員のみなさんに協議をしていただき、ほぼ原案どおりに認めていただきました。同窓会に続いてPTA三団体のみなさんにも了承をいただいたことで、次はいよいよ実行委員会を立ち上げることになります。関係のみなさんには、お忙しいところ、いろいろとご支援ご協力をいただくことになります。よろしくお願いします。

 もちろん生徒のみなさんにもご協力をいただきます。具体的には、改めて関係する校内の分掌の先生方から打診があると思います。特に現在の一年次生は、式典の時の三年次生になります。自分たちが主役です。宮城野のボランティアの精神で、よろしくお願いします。

 ところで、昨日10/8は体育の日でした。みなさん、何かスポーツに関することで、からだに良いことをしましたか? 私は、前日10/7の日曜日に開催された「松島マラソン大会」10キロの部に出場してきました。日頃の運動不足解消に少しばかり走ってきたわけです。この松島の大会には初めて出場。10キロですが、アップダウンが激しく、しんどかったです。でもなんとか無事1時間とちょっとの制限時間内にゴールすることができました。それで、自宅に戻ってから大会のホームページを開き、大会記録を眺めてビックリ。自分より30秒くらい早くゴールした人に、所属「宮城野高校」の選手がいたんです。私も所属「宮城野高校」と登録していたので、10人くらいの間隔で、「宮城野高校」が並んでいました。完走者数1200名ほどの中にです。不思議な縁ですね。全然気づきませんでした。でも、同じ宮城野高校にいっしょに走った人がいて、ほぼ同じくらいにゴールしていたと思うと、改めてビックリです。1年次の男子生徒でした。お疲れ様でした。来年、また走りましょう!

今日は、このへんで。

 

 

京都市立銅駝工芸高校

  台風がまたまた近づいています。今度の25号は、直撃は免れるようですが、大型で強風の範囲が広いとのこと。三連休が心配です。京都へ研修旅行中の二年次美術科のみなさんの旅程に影響が出ないことを祈っています。今日の定時連絡では、みなさん元気で、無事京都市立銅駝工芸高校との交流もうまくいったようです。銅駝工芸高校のみなさん、ありがとうございました。

 今日は、午後から学校評議員会が開催されました。実際に授業を見学していただき、評議員のみなさんに貴重なご意見を頂戴しました。お忙しいところ、これまた、ありがとうございました。

 東京で、フェルメール展がスタートしました。見にいきたいですね。すごい混雑だと思いますが。今日は、このへんで。短いですが、失礼します。

 

 

日本美術研修旅行/PTA朝の一声運動

  今日10/4から10/7まで、本校美術科二年次生は「日本美術研修旅行」。今朝仙台駅8:05発の新幹線で40名が無事出発しました。お見送りに行ったのですが、みんなかしこまって、とても行儀がよかったです。あれだと、添乗員さんも楽でいいですね。今回は、古き良き「日本美術」の本物を堪能する旅。美術科在籍のみなさんが、今回の研修旅行で自分の美的センスに一層磨きをかけ、もっともっとすばらしい作品を制作できるようになることを期待しています。今日は、確か奈良に行って、法隆寺と唐招提寺ですね。将来、この二つのお寺の間を自分の足で歩けるようになったらビッグになれます。挑戦してみてください。また、今回は時間の都合で見ることはできませんが、法隆寺のお隣にある中宮寺。ここは、ぜひ一人か少人数で見学するのをオススメします。堂内に安置されている半跏思惟像が有名ですね。みなさんは、広隆寺の半跏思惟像と中宮寺のそれと、どちらが好きですか? 案外、好みが二つに分かれて面白いかもしれません。

   さて、10/2と10/3の二日間、PTAのみなさんによる朝の一声運動が行われました。昇降口の前で、ピンクのユニフォームに身を包んだPTAの方々に、大きな声で「おはようございます」の声をかけていただきました。気持ちいいですね。PTAのみなさん、お忙しいところ、どうもありがとうございました。なお、今週は本校生徒職員による秋の交通安全・あいさつ運動も同時に行われています。こちらは明日の金曜日までですね。よろしくお願いします。

  今日の放課後は、三年次生にとって3回目の小論文模試も行われました。だんだんレベルもアップしてきました。みなさん、大丈夫ですか? みなさん、文章力は間違いなくあると思います。構成に注意して書けば、点数アップ間違いなし。最後まで粘り強くしがみついた人が栄冠に輝きます。頑張って!!

 今日は、このへんで。

 

新書

  今日、いつもの本屋さんがやってきて、注文していた本と一緒に出版各社のPR誌も置いていきました。ふと見ると「はじめての新書」という大きなタイトル。いつもの「図書」というPR誌名が小さくなり、そのタイトル名が赤で大きく目立つようにレイアウトされています。もちろん岩波ですが、岩波も大胆なことをやるようになりました。実は「はじめての新書」というタイトル以上に、もう一つこの表紙には、小粋な工夫がされています。うまいですね。パチパチです。思わずもう一冊、注文してしまいました。もちろんもう一冊は保存用です。

 さて、「はじめての新書」。生徒のみなさんにとって、「新書」はどんな存在でしょうか。高校生です。もしかしたらまだ新書の一冊も読んだことのない人がいるかもしれません。いや、本校は、PSやFTという探究を重視する時間があるから、自分の研究テーマを掘り下げる中で、新書を何冊か読破したという人がいるかも。いずれにしても、読みたくなったら、ぜひどうぞ。昔と比べて、今はたくさんの出版社から新書が出ています。まさに玉石混淆という状況です。迷ったら、やっぱり先生方の「オススメ」を大事にしてほしいなと思います。

ちょうど今月22日からは、教科面談週間が始まります。ホームを超えて、自分の好きな先生のところに行って、面談ができるという企画。とってもうらやましいです。先生方は、とてもオモシロイアピールをしていますよね。ああ、あの先生は、こんなことをやっているんだ、こんな専門性を持っているんだ。そんなふうに興味を持ったらぜひこの企画をどんどん活用を。

私の岩波新書。みなさんに「はじめての新書」にしてほしい岩波新書(敬意を表して)

  詩への架橋  大岡信著

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後期始業式

昨日は、台風24号のため臨時休業になりました。予定されていた始業式は本日10/2に放送で実施、午後の文化講演会は中止となりました。以下に本日、放送で生徒のみなさんに話した概要を紹介します。

 

  みなさん、改めましておはようございます。本来は昨日、始業式の予定でしたが、台風のため臨時休業。今日は放送で始業式となりました。私から少しお話をさせていただきます。

まず、昨日の台風によりみなさんのところで人的、物的に被害はなかったでしょうか? 被害がありましたら担任の先生に伝えてください。今年は台風の当たり年のようです。くれぐれも防災対策をしっかりたててください。

さて、10月に入りました。3年次の生徒のみなさんは、それぞれに進路実現に向けてまっしぐらです。私からお願いひとつ。進学であれ、就職であれ、みなさんが今いろいろな資料を参考にできるのは、先輩方のおかげです。また勉強に集中できるのは、ご家族のみなさんのおかげです。ぜひとも「つなぐ」意識を持ち、また感謝の心をもって勉学にあたってほしいと思います。みなさんが残す資料がまた後輩にとって貴重な情報となります。受験が終わったら、報告書の提出を必ずお願いします。また一・二年次の生徒に訴えたいことですが、昨日、日本でのビッグニュースは、なんといっても本庶佑先生のノーベル医学・生理学賞受賞のニュースでした。すごかったですね。先生のお話の中で、強烈だったのが、これからの研究者や若者に期待したいことに、「知りたいと思う心」、「不思議に思う心」を大切にしてほしいというのがありました。これは言い換えると「知的好奇心」と言ってもいいかなと思います。一・二年次の生徒はもちろんのこと、三年次の生徒もぜひこの知的好奇心を大事にして勉学に励んでほしいと思います。

さて本題です。二つあります。

一つ目は、本校は来年創立25周年を迎えます。その記念事業を平成32年度に実視する予定です。記念事業の中で記念式典、記念講演を予定しています。その記念講演の講師をどなたにお願いするか選ぶときに、ぜひみなさんに協力をお願いしたいのです。10周年の際には、ノーベル文学賞を受賞された大江健三郎先生をお招きしました。みなさんにもアイデアを出してもらい、25周年もすばらしい記念講演にしたいと思います。協力、よろしくお願いします。

二つ目です。始業式の場で、凡事徹底をお願いしました。挨拶、身なり、清掃です。この中の特に、挨拶についてです。みなさんは、相手側から挨拶されると、きちんと挨拶を返すことができます。しかし、先に挨拶することがまだなかなかできません。この点について、ぜひみんなで考えてほしいのです。幸い、今月生徒総会があります。その場でこの課題について、話題にしてほしいと思います。

以上です。後期も健康に気をつけて、それぞれに輝く学校生活を送ってほしいと思います。

 

 

文明論之概略

 秋雨前線停滞中。朝から雨です。気温もあまり上がりません。さすがに今日は、長袖を着てきました。週末から週明けにかけては、台風24号が日本に上陸しそうです。今年は本当に台風の当たり年ですね。

 今日は、朝から研修会。午前はカリキュラムマネジメントの話。午後は、慶応大学の鶴岡キャンパスにある先端生命科学研究所の所長である冨田勝先生から「人と違うことをする勇気」と題した講演がありました。すごかったです。もしかしたら本校にぴったりのタイトルです。主体性や個性重視の校風から「人と違うことをする勇気」が育ってもいいはずですよね。クリエイティブな仕事は、大都会でする必要は全く必要ない、山形の鶴岡から、世界に羽ばたく人材を育成しているんだという意気込みがビンビン伝わってきました。

慶応といったら福澤諭吉先生です。今日は、その福澤先生の言葉から。

 

  異端妄説の譏りを恐ることなく、勇を振て我思う所の説を吐くべし。

 

もちろん「文明論之概略」の一節です。

 

冨田先生からは、「本当のブレイクスルーというものは、最初はホラに聞こえる」とも教えていただきました。確かにそうですよね。本校からもいろいろな分野でブレイクスルーを実現する卒業生が出てほしいです。

 今日はこのへんで。

 

 

 

 

 

 

月暈

 昨日は、中秋の名月から一日遅れの満月。夜はあいにくの曇り空で、とても見えそうになかったのですが、もしかしたら夜中になったら雲が切れるかもと思って、夜中の2時半頃、起き出して外に出てみました。(年をとるとこんな芸当ができるんですね。若い頃は、絶対無理でした。)あったんです。天空には、大きな満月さん。それも暈(かさ)がかかっているのが。

 みなさん、見たこと、ありますか。月暈(つきがさ or げつうん)。太陽のほうは、昼間の現象なので、案外見たことがある人は多いかもしれません。太陽の場合は、日暈です。

 今回の月暈は、ラッキーでした。丑三つ時の、なんとなく、ぶるっとふるえがきて、なんか出そうな雰囲気でした。そのまま眠れなくなったのは、言うまでもありません。

 さて、今日は定期考査の最終日。みなさん、手応えは、どうだったでしょうか?一年次の生徒にとっては、2回目となり、前回失敗した者は、挽回できて正解。今回も同じようだったら、この秋、相当踏ん張らないと、後がありません。捲土重来、しっかりと巻き返しをはかりましょう。私も高校1年の3回目の考査の時に、なんとか盛り返したという記憶があります。世の中には3度目の正直というものがあります。勉学の秋にふさわしく、秋の夜長に、スマホは電源を切り、じっくりと実力養成に集中したいものです。

 ところで、三年次にとっては、ここから進路実現に向かって長い長いロードが始まります。数えてみれば短いのですが、本人にとっては卒業まで長い長い道のりです。本日、定期考査が終わってから、私のところへは、小論文指導の割り当てになった生徒がやってきました。前回の小論文模試の答案を持って、登場です。答案を見てみたら、きれいな字ですね。助かります。ですが、構成がまだまだです。一読して初心者とわかります。でも着眼点に良いところがあります。これを生かして、構成をきちんと整えれば、おそらく良いものに仕上がります。どう書けばよいのか、コツさえつかめば、大丈夫です。頑張りましょう。

 今日は、このへんで。 

 

 

 

 

 

 

 

 

同窓会総会2/月は隈なきを

 三連休明けの25日火曜日。定期考査の三日目です。昨日までは、なんとかお天気さんが我慢してくれたのですが、今朝は冷たい秋雨。しんどいです。

 さて、三連休の初日、9/22の土曜日ですが、先に紹介したとおり、同窓会の総会と懇親会がありました。本校の代々の同窓生が集まり、前年度の行事報告、会計決算報告や、今年度の行事計画や予算案等が協議されました。また本校の25周年記念事業について、同窓会から多大なご協力をいただけることになりました。ありがとうございます。25周年事業ももちろんですが、本校教育の発展のために、今後の同窓会活動について、例年以上に建設的な意見が活発にかわされました。同窓生のみなさんが、真剣に本校の現在と未来のことを思ってくださっていること、本当にうれしく存じます。総会終了後には、恒例の懇親会。同窓生に加え、旧職員も加わり、とてもなごやかな懇親会でした。本校校歌の作曲者である矢吹隆史先生(開校当時の教頭先生。 宮城県の教育次長という要職にもありました。)もお越しになりました。もちろん、最後の校歌合唱の際には、矢吹先生の指揮で、みんな懐かしく大きな声で合唱し、大いに盛り上がりました。矢吹先生、ありがとうございました。

 翌日、23日の秋分の日にはお墓参り。そして24日は中秋の名月でした。残念ながら曇り空でしたね。せっかくお月見の団子を並べたのですが。11時頃、雲の切れ間からかすかにお月様をのぞくことができましたが、お月見の風情には、ほど遠い一夜でした。そんなことを言ったら、兼好様に怒られますかね。

     花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨に向かいて月を恋ひ、垂れこめて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。咲きぬべきほどの梢、

     散りしをれたる庭などこそ見どころ多けれ。

 今日は、このへんで。

 

 

同窓会総会

 

 せっかく二日間、とても良い天気が続いたのですが、残念ながら朝からどんよりと曇り空。雨がぱらついたりして、はっきりしない天気です。せっかくの三連休が台無しですね。でも定期考査があと二日残っているのだから、雨の時は、しっかりと勉強を。もちろん晴れていても、しっかりテスト対策。残り二日間、全力でがんばりましょう。

 さて、明日は年に一度の同窓会総会。懐かしい顔ぶれが集まるようです。返信のはがきがたくさん届いているのですが、昨日、係の先生が私のところにその一枚を持ってきてくれました。実名入りでかまいませんというので、遠慮なく出しますよ。1回生の池脇(旧姓今野)はるみさんです。以下文面の一部です。

     TAMPOPO、ありがとうございます。仕事のため同窓会に伺えませんが、いつも近況を楽しみに拝見しております。なんと!!吉夫先生が校長先生?

    ビックリ!!

     私は全国の女性理容師のオンラインコミュニティーを主宰しており、中学生・高校生向け職業紹介BOOK「美容師・理容師になるには」(ぺりかん社

    出版)に活動を紹介しています。

 

 なつかしいですね。よけいな「ビックリ!!」が付いていますが、はるみさまの顔は、すぐ思い浮かびました。ぺりかん社の「なるには」シリーズは、本校の図書館にも当然置いてあって、彼女が書いている箇所もすぐわかりました。すごいですね。「女性専用の顔剃りサロン」とタイトルされて2ページ分、彼女のことが紹介されています。確かに最近「シェービングサロン」なるものが流行ですね。彼女は、女性の顔剃りのメリットを広く伝えるため、思いを同じくする女性理容師のグループ、「女性理容師ネットワーク」を立ち上げたそうです。北海道から九州まで、たくさんの女性理容師が仲間になり、情報交換や研修を深めているようです。パワフルです。確か本校生徒のときは、おとなしい女子高生だったような気がするのですが・・・・。やっぱりみんな「合い言葉は 未来」を胸に秘めてがんばったんですね。30歳のときの自分を思い描いて、ガンバレと、当時は先生方みんなして激励したような気がします。

 池脇さんとは、明日、残念ながら会えませんが、今回メールでつながりました。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 今日は、おしまいに、「露草」です。昨日、お知らせしましたが、松田先生に教えていただいた露草を無事発見!

 写真のとおりです。みなさん、どこかわかりますか? 今日のところは、ないしょにしておきます。定期考査が終わったら、自力で探しましょう。あまり遠くないところに咲いてますよ。

 今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定期考査初日

 

 今日は、第2期考査初日です。年次や学科によって科目数が2~4。午後までかかるところは大変ですが、三年次は選択科目が多いので仕方ありません。もっと長丁場は、センター試験。朝から晩までやっています。それを考えると、あまり文句は言えません。三連休を挟んでの4日間勝負。生徒のみなさん、体調管理に気をつけて頑張ってください。

 さて、今日は松田先生からとても良い話を聞かせていただきました。昨日書いた露草の話。本校のどこかに咲いているでしょうか? 見つけたら教えてください。そんなふうに書いたところ、松田先生から「〇〇〇に咲いていますよ」と教えていただきました。すごいですね。早速反応があり、しかもちゃんと本校に咲いているなんて。ちょっと今日は見に行けなかったので、今日はパスですが、明日早速探しに行って、写真に収めてきます。松田先生、ありがとうございます。

 花の話が続いて恐縮ですが、昨日、本校で高文連の会議があり、某高校の校長先生から、こんな話をいただきました。

 

    自分の学校の敷地内には、こんなに大きな金木犀があって、今ちょうど花が開き始めています。例の金木犀のにおいが廊下まで漂い始めていますよ。

    どうぞ見に来てください。

 

 スマホで撮影した写真を見せていただいたのですが、すごかったです。本当に見に行きたくなりました。

 金木犀にちなんでもう一つお話をさせてください。実は本校の1F校長室・事務室前の廊下にステンドグラス風に彫り込まれた金木犀と沙羅と百日紅が飾られています。みなさん、気付いていますか? ただの模様にしか見えていないかもしれませんね。まさか百日紅を読めない人はいませんよね。

 その三つのうちの一つ「金木犀」は、本校にあるのかなと思って、事務室に聞いてみたら、これもちゃんと本校敷地内に植えてあることを教えてもらいました。すみません。私の勉強不足です。これも最近匂い始めたということなので、明日、しっかり確認してみようと思います。

 学校を探検するとなかなかオモシロイ発見ができます。敷地内の某物置(?)には、私が20数年前に買ったバーベキュー用のコンロセット(ドラム缶型)があったりします。びっくりしましたが・・・。

 今日は、先生方の進路研修会を企画し、東北大学の倉元先生にお越しいただき、「より良き高大接続を目指して」というテーマで講話をいただきました。先生、お忙しいところ、ありがとうございました。自分は出張中でまたまたお話を聞けませんでした。またゆっくりお話ができればと思います。

 今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

つゆくさ

 今日も、秋晴れの一日。こんな日は、外でお弁当なんか、最高ですね。案の定、昼休みには、校長室から見えるグランド前の広場ベンチに、女子生徒6人組が仲良くお弁当を広げていました。おいしそうでした。秋ですねえ。なんといっても食欲の秋。おいしいものをたくさん食べたいところですが、私は年のせいか年々胃袋の許容量が減少の一途をたどっているような気がします。残念無念。どんなに食べても太らなかった頃が懐かしいです。

 さて、先週の三連休では、雨の合間に庭の草取りも頑張ったのですが、庭の隅に露草を発見しました。本当に小さいですね。名前のごとく露のような、はかなさを実感させる花です。でも青紫の小さな花は、そのまま見捨てておけないような、そんな気持ちにさせますよね。

 古来、詩歌に詠まれてきたはずで、検索するとやはり出てきました。万葉集には、こんな歌が。露草は月草とも言われていたようです。

     百(もも)に千(ち)に、人は言ふとも、月草(つきくさ)の、うつろふ心、我れ持ためやも

      なんだかんだと人は色々言うけれど、月草のような移ろい易い気持ちは、私にはありません。

      つゆくさ(私は一途にあなたのことを想っています。)

月草で染めた着物は、水で色が落ち易いことから、心変わりをたとえるのに詠み込まれているそうです。
 

庭に咲いていたものを写真に撮ってきました。本校では、まだ発見していないのですが、どこかに咲いているでしょうか? 見つけたら教えてください。

今日は、このへんで。明日からの定期考査、頑張ってください。

 

午後のお客様

 三連休明けの、秋晴れ。気持ちの良い一日でした。そしてお客様の多い一日でした。最後は、本校開校当初から10年ほど、本校の実習講師として長く本校の理科教育に尽力されたG先生がいらっしゃいました。小生も3年間一緒に勤務したのでとても懐かしく、昔話に花を咲かせました。今度の9/22の同窓会総会に恩師としてご出席をお願いしたかったのですが、残念ながら所用があり、どうしても出席できないとのこと。残念ですが、ご自宅が田子なので、これから時々午後のお茶会をすると約束して、お見送りしました。本校の良き応援団の一人です。いつまでもお元気でいてほしいです。

さて、生徒のみなさんは三連休をどう過ごしたでしょうか。もちろん定期考査に向けた学習に勤しんだと思います。でも少しはお家のお手伝いを、そして敬老の日ということで、おじいちゃんおばあちゃんに、ちゃんとますます元気になるメッセージを贈ったと思います。小生も久しぶりに80歳を超える母親を連れて食事に出かけてきました。久しぶりに歩いて疲れたと言っていましたが、たぶん大丈夫でしょう。

 明後日からは、いよいよ今年度2回目の定期考査。間にもう一度三連休を挟みますが、くれぐれも最初から「後半勝負」と考えず、初日から全力投球で。みなさんの頑張りを期待します。

今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

中学校訪問

   今日も、近くの中学校へ挨拶に出かけました。前の学校で一緒に勤務していた先生が異動した中学校だったので、とても楽しみでした。初任校で3年間過ごした後の、二つ目の学校です。学校にとっては貴重な戦力、本人にとっても大いに力を発揮したいところです。校長先生への挨拶が終わった後、案内してもらい、彼女の授業を見学へ。廊下から、一段と成長してしっかりと授業している彼女を発見しました。授業の邪魔をしてはいけないなと思っていたのですが、やっぱりお互いに目があった瞬間、授業の流れが変化・・・。生徒のみなさん、すみませんでした。でも、生徒のみなさんが、廊下にいる自分に向かって「こんにちは!」と大きな声で挨拶をしてくれました。気持ちよかったですね。中学生の生徒のみなさんの、ふだんの礼儀正しさ、元気のよさが思いやられて、感激しました。宮城野高校にたくさんの生徒さんが入学してくれることを祈っています。

 さて、明日から三連休。でも明日の土曜日は、三年次は土曜講座、一・二年次は土曜学習会です。活用してどんどん学力向上に努めてほしいです。明日は、英語の弁論大会も宮城学院を会場に開催され、本校から2名出場予定です。優勝目指して頑張ってください。そして9/17の月曜日は、敬老の日です。おじいちゃん、おばあちゃんにとって、かわいい孫からの「いつまでも元気でいてね」の一言が一番のプレゼントです。心をこめて、よろしく。

今日は、このへんで。