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校長通信

「第37回福島県高等学校総合文化祭 活動優秀校公演」

日曜日は、福島市内にある「とうほう・みんなの文化センター」で開催された「第37回福島県高等学校総合文化祭 活動優秀校公演」を視察してきました。普通列車で往復の、ちょっとしたミニ旅行です。電車の中でゆったりと読書するのがとても好きな性分なので、仙台~福島間は、全然苦になりません。1時間と少しの、自分にとってとても貴重な本読みの時間です。昨日は松村圭一郎氏の「うしろめたさの人類学」を読みました。今をときめくミシマ社の出版です。第72回毎日出版文化賞<特別賞>を受賞したとあります。人類学専攻の著者がエチオピアでのフィールドワークから気付いた「おかしな人」不在の日本。「おかしな人」不在の日本というのは、やはりどこかおかしいのです。といってもわからない人は、どうぞ本書を。狭い日本に住む、おかしな日本人としての「私」を読み解くには、すごく便利な本です。最初のほうに書いてある「商品」と「贈り物」の違いについて、すごく勉強になりました。本当に私たちは、無意識のうちに巧みに「商品」と「贈り物」を使い分けていますよね。

 

ということで、福島県の高校生の総合文化祭。総合文化祭自体は、5月から各専門部、県内各会場で開催されてきたようですが、その締めくくりとして、この「活動優秀校公演」があるようです。この形態をとるようになってから4回目。平成27年度に会津からスタートして、今年4回目は県北の福島市内で開催。それぞれの学校の公演は、「活動優秀校」の名にふさわしく、どれもすばらしく、エネルギッシュで、優雅で、目を見張るものばかりでした。この「活動優秀校公演」は、来年、相双地区で開催予定としており、それで福島県内5地区を一巡することになるとのことです。第5回の相双地区開催は、震災で大きな痛手を負った同地区における高校生の部課芸術活動を再興する願いも込められているとのこと。だからこそ、文芸部や生徒実行委員のみなさんが相双地区に足を運び、みんなで創作した「ふくしまをつたえる詩」が公演の最後に披露されました。指導者として協力していただいたのは、福島在住の詩人、和合亮一氏。ステージに横一列に並んだ高校生が、順番に「ふくしまをつたえる詩」を朗読してくれました。披露後、その「ふくしまをつたえる詩」が印刷された小冊子をいただきました。せっかくなので、一部ずつ引用します。福島の高校生のみなさん、そして和合さん、勝手に引用することをお許しください。昨日の、あの舞台の雰囲気を少しでも本校生徒に伝えておきたいと思います。

 

 「荒廃と雨」

 

 【 冒頭 省略 】

 

 家はなかった

 

 家と店があった場所に草が生えて

 草は僕の背くらいにあるように見えた

 誰に嗅がれるでもない金木犀が

 人影のない学校でひっそりと咲く

 

【 途中 省略 】

 

 人や町のために自分に何ができるのだろう

 どういうことをすればいいのだろう

 

 

 

「 Winding Future 」

 

あなたと過ごしたにぎやかな日々

全てがここに この何もない草原に見える

誰もいない街 あの日から変わらない景色

まっさらになった今だけが ただ風に吹かれている

 

【 途中 省略 】

 

 

あなたが残した未来(いま)を私は生きる

 

あなたが生きた軌跡を 私は歌う

 

 

「これから」

 

七年前のあの日

あの日からみんな大人になった

あの日は誰かに助けてもらった

あの日の感謝を伝えていきたい

これからは

 

【 途中 省略 】

 

あの地震で多くのことに気付いた

私は多くの人に支えられている

このふるさとは美しい

今を生きる命が希望となり光となる

これから

 

【 後半 省略 】

 

 

 本校美術科の有志10人も、この前日、12/15に、相馬市の「ふれあいサポートアトリエ」を訪問し、ワークショップに参加してきました。お世話になりました。ありがとうございました。

今日は、このへんで

 

卒展校内展示第二弾

 今日から定禅寺通りでは、恒例となった「光のページェント」。仙台の冬の風物詩としてすっかり定着しました。例の大混雑がまた始まると思うと、憂鬱でもあるのですが、きれいなものはきれいなものとして残してほしいですね。

 さて、今日も午前中に雪が舞う寒い一日ですが、グランドでは体育の授業で元気な男子連中がサッカーに興じています。いいですね。若いというのは。たぶん、私が今サッカーをやったら、3分ぐらいで息があがり、あげくにどっか捻挫をしそうです。小学生の頃は、サッカーに夢中で頑張ったのですが・・・。年には勝てません。

 でも、スポーツ関係でうれしいことがひとつ。来年の「仙台国際ハーフマラソン」ですが、先日12/10に一般ハーフの部が申し込み開始となり、今年も無事ネットで申し込みができました。新聞によると29分で締切になったとか。ラッキーです。マラソンブームは、まだまだ続きそうです。これからの5ヶ月、しっかりトレーニング(?)に励みます。(怪我をしない程度に)

 さて、卒展の校内展示パート2の様子を紹介します。遅くなり、申し訳ありません。食堂前の空間は、幻想的な明かり+雰囲気のある音楽。今日は、一部です。

どうぞ、ご覧下さい。今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「素朴・率直・雄大」&『イメージの世界を描く』

  昨日の続きです。昨日、紹介した万葉集の歌の訳はこうです。

 

   下野の安蘇の河原を、石を踏まないで、空を飛ぶようにして来たのですよ。だからあなたの本心をはっきり聞かせておくれ。

「素朴・率直・雄大」。万葉集というと、そのような特徴、歌風。これもまたその三つの言葉がぴったりの、いかにも万葉らしい和歌だと思います。

 

 ところで、校長室前の廊下には、今、卒展校内展示の第二弾と同時に、美術科1年 構成 デザイン分野の『イメージの世界を描く』作品展が開催中です。もしかしたらまだまだ初々しい1年次生の作品ですが、才能のきらめきが感じられる作品がずらりと並んでいます。

  ちなみに、紹介文がとても気に入ったので、ここに再掲します。

 

    自分が普段考えていることや、夢、性格などを客観的に考えながら詩を作りました。その詩をもとに、絵として視覚的に表現する課題です。自画像を取り込     みながら、現実ではありえない風景や、自分の理想とする世界などが描かれています。

    どうぞご鑑賞ください。

気になった作品がありましたら、備え付けの付箋に感想などをご記入いただき、作品わきに貼ってください。

 

 せっかくなので、二つばかり紹介します。本来ならば卒展校内展示の第二弾の紹介ですが、すみません。下級生にも少し活躍してもらいます。

 

 

 

 

 

 

「自分が普段考えていることや、夢、性格などを客観的に考えながら詩を作りました。その詩をもとに、絵として視覚的に表現する課題です」とありますが、いったいどんな詩を作ったのか、ぜひ見せてほしいなと思ったのでした。

 今日は、このへんで。(『みやぎの白書』の原稿が書けなくて悩んでいます。)

 

 

 

   

 

 

 

 

 

『栃木の文学』

  昨夜遅くから雪になって、早朝まで降り続きました。みぞれになったところもあるようですが、雪の重みで倒れた木で、不通になった区間も発生。今朝方は、電車の遅れで、始業時間を遅らせました。大きな混乱もなく、よかったです。これからの季節、しんどいところですが、まずは安全確保に気をつけてほしいです。

 さて、一昨日栃木県の高文連会長様から、郵便物が届きました。中には『栃木の文学』が入っていました。ありがとうございます。実は、熊本での全国高文連研究大会で、席が隣同士となり、話が弾む中で、同じ国語科であることがわかり、県の国語研究会で『栃木の文学』を編集発行しているのであれば、本県の『みやぎの文学』と交換できませんかとお願いしていたのでした。こちらが送る前に、届いてしまいました。中には、栃木高文連40周年記念に作製された「間々田ひも」製のストラップが入っていました。絹糸を材料にした、とても味わいのあるストラップです。栃木高文連のみなさん、ありがとうございます。

 せっかくですから、『栃木の文学』からひとつ紹介します。編年体で編集されているので、最初は万葉集。栃木にちなんだ歌です。

 

                             

下(しも) 野(つけの) 安(あ) 蘇(そ) の 河 原 よ 石 踏 ま ず 空 ゆ と 来(き) ぬ よ 汝(な) が 心 告(の) れ

 

万葉らしい歌です。訳は明日に。

今日は、このへんで。

 

「土曜ゼミナール」開催

 先週末から厳しい寒さが続いています。今朝、車のエンジンをかけたら、車の表示計にはマイナス3度と出ました。先週末は、仙台でも少しばかり雪が積もりました。根雪にならなくてよかったです。でも、日本海側や北東北では、かなりの積雪量。この秋、青森には二度お邪魔したので、青森で降雪量がニュースになるとドキッとします。雪国では、これから除雪がたいへんなのです。しかしながら雪が少なくて困っていたスキー場には、よかったかもしれません。これから本格的な冬。くれぐれも体調管理に注意を。

 さて、先週12/8の土曜日に、恒例の「土曜ゼミナール」が開催されました。今年は21講座が開講。特に外部からお招きした講師の先生方には、師走のお忙しいところ、本校生徒のためにお越しいただき、深く感謝申し上げます。各ゼミナールの様子は、下の写真をご覧ください。小生も、できるだけ各ゼミの様子を拝見したく、カメラを持って走り回りました。(カメラといえば、写真の専門家である東陽写場の後藤社長にも講師としてお越しいただきました。ありがとうございました。)

 講師の先生方とゼミナール名、内容については、下記のとおりです。講師の皆様に、深く感謝申し上げます。

 今日はこのへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

301208土曜ゼミナール.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『猫はしっぽでしゃべる』続き&卒展の校内展示第2弾

  田尻久子さんの『猫はしっぽでしゃべる』については、先日書いたばかりですが、続きを読んでいたら、「橙書店・田尻久子さんに寄せて」という栞が挟んでありました。伊藤比呂美さん、川内倫子さん、坂口恭平さん、渡辺京二さんが、心温まるお祝いの言葉を連ねています。せっかくですから、密かに敬愛する詩人伊藤さんの「祝電ひとつ」をそのまま引用します。伊藤さん、勝手に引用することをお許しください。

 

 

   祝電ひとつ

 

   橙書店 田尻久子様

 

   一書店、一カフェとして、

   アルテリの編集局として、

   熊本文学隊の本部として、

   熊本で、

   ひらき、すすめ、つづけ、つなげた、

   つなげてきてくれた。

   人と人を、人と本を。

   そこに入れば、久子さんとお店が、

   わたしたちの背中をおしてくれる。

   あるいはそっと椅子をひいて、

   立っていないですわれとうながしてくれる。

   尋ねれば、わたしたちの心に

   飛びこんでくるような本をすすめてくれる。

   お城の石垣が壊れても、

   阿蘇の山が崩れても、

   橙書店は、場所を変え、姿を変えながら、

   わたしたちのそばにありつづける。

   こんなに小さくて、

   こんなに狭いからです。

   本と人しか、いないからです。

   おめでとう。橙書店。ありがとう。久子さん。

 

     橙書店 第39回サントリー地域文化賞受賞

 

詩人の伊藤比呂美さんのお祝いの詩です。

 

素敵なお祝いですね。人の心に確実にあたたかいものをもたらしてくれます。

 

昨日の夕方から、生徒が卒展の校内展示の模様替えをし、今朝学校に来てみると、1F食堂前のホールの雰囲気がまた変わっていました。小さな小さな空間ですが、そこに生徒が心を込めて作った作品が展示されると、こんなにもあたたかな場所になるんだなと思います。

 

少しばかりですが、写真でご覧ください。ついでに先日の授業で三年次の生徒が後輩に創作意図等を説明しているところも添えたいと思います。

 

明日は、「土曜ゼミナール」。学校外から講師の先生方がたくさん見えますが、ご覧いただいて感想をいただければ幸いです。

今日は、このへんで。

 

 

「舞姫」(校内卒展追加)

  昨日までの暖かい天気から、今日は一転して冬本番のような寒さ。冷たい雨が降り続き、雪にならないのが不思議なほど凍えるような寒さの一日でした。

 さて、朝の打合せ後に、国語の郷右近先生が校長室に現れ、3年現代文の「舞姫」の授業が佳境に入るので、ぜひ参観してほしいとのこと。渡されたのは、生徒が書いた感想文。「印象に残ったフレーズ」を抜き出して、書いたもの。それがクラス毎にまとめられています。生徒は、そのクラスの友達が書いたものを読んで、印象に残ったものを選び、グループで発表し合うもの。友達の意見を聞いて、自分の考えが深められるとすれば、一歩前進。お誘いを受けた1校時、37Hの授業を参観しました。

 なつかしいですね。鷗外の「舞姫」です。私も力が入りました。今の生徒は、どんな感想を持つんだろう? 興味津々のぞいてみると、まあ、すごいですね。感心です。

 

引用フレーズ

「我が母は余を生きたる辞書となさむとし、我が官長は余を生きたる法律となさむとやしけむ」

感想

“生きた辞書”や“生きた法律”のような言葉が私の中には今まで存在していなかったので、衝撃を受けたフレーズだった。自分の意志で学問に専念したり、政治学や法律を学んでいたら、本来は最大の褒め言葉のはずが、そう感じることが出来ずまことの我に目覚めた豊太郎の人生がどれほど所動的、器械的で冷めきったものだったのか感じた。言われたことを忠実に従い、敷かれたレールをそのまま進めば肩書き上は成功した人生を送ることができるかもしれないが、自分の意志に従うことが、どんなに失敗したとしても人生としてみては成功なのではないかと感じた。

 

これは、感想文集の最初にあるものです。以下、「舞姫」の中の、記憶に長く残るはずのフレーズがたくさん引用され、各自の感想がまとめられています。各グループ、活発に意見の交換がなされていましたが、幾分男子だけのグループの盛り上がりが目立っていました。小説自体、デリケートなところを抱えているため、男子だけとか女子だけのほうが、遠慮なくストレートに意見を出し合えるかもしれません。

 とにかく、久しぶりに「舞姫」の授業に立ち会えて、感激しました。懐旧の情にたっぷりひたることができました。郷右近先生、そして37Hのみなさん、ありがとうございました。

 

 卒展の校内展示12/4の様子を写真で紹介します。本日午後に出張から帰ってきたら、作品の入れ替えが行われていました。新しく展示された作品は、明日以降、紹介します。

今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『猫はしっぽでしゃべる』

  夜明け方、小雨がぱらついたのでしょうか? 庭先が雨に濡れていました。気温が高い分、凍結もせず、乾燥していた空気に、ほどよい湿り気が加わって、過ごしやすい一日でした。明日まで平年よりも気温の高い日が続くようですが、週末にかけてまた寒さが戻ってくるようです。体調管理に気をつけて過ごしましょう。

 さて、出張先の熊本の小さな本屋さんで素敵な本を見つけてきました。

『猫はしっぽでしゃべる』

田尻久子さんの本です。

帯にはこう書かれています。

 

熊本の〈小さくて不便な本屋〉橙書店。

看板猫と共に日々店に立ち、人と人、人と本をつないできた店主による

本と猫と記憶にまつわる初めてのエッセイ集。

 

「人と人、人と本をつないできた店主による ~」とあります。おそらく私がお店にお邪魔した時間にカウンターにいらっしゃった、凜とした素敵な女性は、田尻さんであったろうなと、勝手に想像しています。話しかけてもよかっのですが、そのときは羞恥心が勝りました。すみません。 

 

本を開くと、目次の前に、「開店のお知らせ」が書いてありました。心をこめて書かれた文章だと思います。気がひけますが、自分が授業を持っていたら、たぶん明日の授業の一番最初に紹介するだろうと思います。なので、ここで本校の生徒のみなさんに紹介したいと思います。

 

     小さな本屋をつくりました。

     たとえば、

     繊細な切子のガラス

     素朴であたたかな焼き物

     凜として美しい漆腕

 

     そういった ひとつひとつを選ぶとき

     大切に そっと 手に取ります。

     心を込めて作られたものですから。

 

     「一冊の本を選ぶときも、そうであってほしい」

     そんな気持ちで、つくりました

 

     言葉を紡ぐ人

     絵を描く人

     写真を撮る人

     本の顔を作る人

     それを一冊にまとめあげる人たち

 

     一冊の本もきっと、心を込めて作られています。

 

     大切に売りたいので、たくさんは置いてありません。

     不便な本屋かもしれません。

     探している本は見つからないかもしれません。

 

     でも、旅先でふと出会う人や風景のように

     本と出会える本屋でありたいと思います。

 

     場所は「orange」の隣、名前は橙書店です。

     近くにお越しの際は、ふらりとお立ち寄りください。

                      

                      主人敬白

 

 

このような「開店のお知らせ」で始まる素敵な本に出会えたことに感謝です。

 

紹介したいところは、たくさんあるのですが、今日はこのへんで。

 

 

「奈良~東京間駅伝バースディープレゼントリレー」

 あっという間の師走。木枯らしが吹くかと思いきや、穏やかな天気に恵まれました。このまま暖冬が続くのでしょうか。用心するのに越したことはないので、私は昨日冬タイヤに履き替えました。路面が凍結する季節になれば、多発するのがスリップ事故。自転車通学の生徒は、くれぐれも安全運転を。先週も本校生徒が自転車通学中、車との接触事故に遭っています。

さて、水曜日から熊本での全国高文連研究大会。熊本入りした日は、少し雨がぱらついたのですが、大会期間中は天気に恵まれ、ポカポカ陽気でした。各県代表の事例研究発表もすばらしいものぞろいで、大いに参考になったのですが、まず報告したいのが、初日の開会式直後にあった記念講演会。講師は、クマもんの生みの親である小山薫堂氏でした。講演題は「幸せの企画術」。企画会社を経営する小山氏ならではの、とても深く心を揺さぶられる内容で、あっという間の90分間でした。小山氏からすれば、何か企画を発想するとは、自分の大切な人にバースディープレゼントを贈るようなもの。だから「感情移入」が大切と教えていただきました。たとえばの話がすごかったです。小山氏が経営する会社では、社員のバースディーをとても大事にしているそうで、それは企画の練習にもなるそうです。ワクワクしますよね。単にプレゼントをあげておしまいではないのです。それを世界で唯一無二のプレゼントにするんです。そうするためにどうするか? 例としてあげたのが、小山氏自身のバースディーのエピソードでした。社員の方々は、小山氏に、彼の好きな陶芸作家の器をプレゼントしようと考えました。その陶芸作家は奈良県に住んでいます。単に買ってきて、バースディーパーティーの時にプレゼントすればおしまいです。それなりに喜ぶかもしれませんが、ありがとうでおしまいになるかもしれません。社員のみなさんは、一生懸命考えました。それで、小山氏が箱根駅伝ファンであることを思い出します。これだ、ひらめきました。社員による奈良~東京間500キロの駅伝プレゼントリレー! 奈良県の山奥から東京まで、500キロ。その距離を社員がみんなでプレゼントの器をつないで駅伝リレーするのです。そのリレーをビデオで撮ったものを、講演会の会場で流してくれました。すごかったです。これだけで、会場がどよめきました。この他にも、たくさんのエピソードがあるのですが、それはまたの機会に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビ電話?

  定期考査初日が無事終了しました。みんなのふだんの行いがよろしいせいか、小春日和。予想最高気温は17度。お昼には、外の日向でお弁当を食べている生徒もいたぐらいの陽気でした。

 さて、午後から県の「全国豊かな海づくり大会推進室」の方々が来校され、大会テーマ&キャラクターコスチュームデザイン募集の説明を受けました。美術科のある本校生徒にぜひとも応募してほしいとのことでした。平成32年度の秋に開催が予定され、宮城県では初めての開催となる同大会。盛り上げるためにも、本校生徒がたくさん応募して、採用されることを願っています。

 放課後の暗くなってから、丹羽先生が校内卒展の作品前で、ipadを手にしてなにやら怪しげな動きをしているのを発見。尋問してみたら、なんとそのipadを使って、京都の銅蛇工芸高校とテレビ電話を試しているとのこと。卒展の作品を銅蛇工芸高校にライブで送信して、銅蛇工芸高校の先生から生でコメントをもらうという試みをやっているらしく、へえーとびっくりしてしまいました。これはおもしろいと思い、のぞいて見るとなんとそこに銅蛇工芸高校の校長先生が登場。お互いに画面をのぞいて「はじめまして」と挨拶し、お互いの交流会のお礼をかわしあいました。吉田校長先生、どうも失礼しました。これからもよろしくお願いします。

 放課後は、今年度四回目の三年次の推薦選考会議もあり、また二年次の進路志望校検討会議もあり、某流通大手の社長室で活躍中の8回生の卒業生の訪問あり、さらには校内の25周年記念事業委員会もあり、定期考査でありながら、息つく暇もないくらいの忙しさでした。生徒のみなさんも、今頃は明日2日目の定期考査に向けて猛勉強中ですね。粘り強く、がんばってください。

 小生は、高文連の全国研究大会参加のため、明日から熊本へ。しばらくこの校長通信はお休みです。卒展紹介、またまた延期です。すみません。

 今日は、このへんで。

 

 

居待月

  いつのまにか11月も最終週。今、校長室からふと東の夜空に目を向けたら、大きなお月様があがってきました。確か23日が満月だったような気がするので、今日は、居待月ですかね。この時間の校舎は、音も無くてとても静か。こういうときのお月様は、動から静への転換に大きな役割を果たしてくれます。日中、バタバタしていた気持ちがようやく静まってきました。

さて、生徒のみなさんにとっては、明日から第3期定期考査です。小生の高校時代にとっては、一番力が入って、自分の真の力を見極める大事な考査でした。晩秋の夜長に、こたつに入ってじっくりと教科書とノート、問題集に向き合える時間。それを貴重なものに思ってほしいと思います。

さて、三連休に入る前は、青森での東北地区高文連理事会に出席し、東北各県の高文連の役員の先生方と貴重な情報交換ができました。宮城県は、昨年度に全国の総文祭を開催し、大きな財産を得ることができたわけですが、今後はその財産を県全体としてどのようにして継承し、発展させていくか、このあたりが大きな課題だと思います。東北地区の他県に比較すると、この点についてはまだまだ宮城は遅れているかもしれません。自分自身、すごく勉強になった理事会でした。

ところで、三連休の土曜日に本校では中学生対象の美術科実技講習会が開催されました。70名を超える中学生が参加してくれました。みんなすごくキラキラした目で、本校の卒展の作品を見てくれていました。ありがとうございました。その卒展の作品紹介は、今日はお休みです。ごめんなさい。

今日はこのへんで。

 

卒展の続き・・・校内展示スタート

 

 昨日スタートした校内のミニ美術館ですが、写真のとおりです。校内1Fの廊下のスペースを利用した卒展の第二弾です。今日は、洋画、日本画の人物画中心に紹介します。写真だけでは、ちょっとわかりにくいので、宮城野区文化センターでの本番を見逃した方は、本校へお立ち寄りください。もちろん観覧は無料です。一応学校なので、玄関事務室前で一言声をかけていただき、入校証を着用の上、ご覧下さい。今日は、午後から高文連の理事会があり、他校から高文連の各専門部理事の先生方が大勢来校されました。その先生方が理事会終了後に観覧され、みなさん本当にびっくりされていました。各作品を数点ずつ希望する小中学校に展示していただいたら、すごい宣伝になりますよとアドバイスもいただきました。ナイスアイデアですね。丹羽先生に相談してみます。

明日から、その高文連の会議のため、青森へ出張です。この秋二度目の青森。またまたすごい楽しみです。

今日は、このへんで。

  

「わけのわからない自分」

   こたつのぬくもりが恋しい季節になりました。年を重ねると、日が暮れてからの気温の急な低下は、やはりちょっときついです。みなさんは、どうですか? 風邪をひかないように注意してくださいね。

 さて、昨日18日の日曜日で、美術科の卒業制作展が終了しました。美術科のみなさん、お疲れ様でした。みんな、すごかったですよ。みんなそれぞれに本当に輝きまくっていました。

 さて、17日の土曜日の午後からは、武蔵野美術大学の諏訪敦先生をお招きして、講評会と講演会、そしてパネルディスカッションがありました。私も聴講させてもらいました。講評会は、5つの専攻から一人ずつ、計5人を諏訪先生が選び、その5人の作品を実際に壇上のスクリーンに映し出し、制作した生徒が壇上に出て諏訪先生の質問(制作動機等)に答えながら、諏訪先生から直接講評してもらうもの。講演会は「アーティスト活動の実際」と題して、諏訪先生のアーティストとしての実祭の活動の様子を話してもらうもの。最後のパネルディスカッションは、5専攻の代表生徒計5名がパネラーとなり、「芸術の枠・境目について」というテーマで、諏訪先生と自由にディスカッションするもの。昼過ぎに始まったものが、帰る頃にはすっかり暗くなり、あっという間の4時間。学ぶべきところのとても多い、密度の濃い4時間でした。みんながとても輝いて見えた理由は、なんといっても、それぞれが自分の言葉で説明し、答えていたから。ふだんはなかなか説明しにくい、「自分というわけのわからない存在」に対して、率直に疑問や意見を諏訪先生に投げかけ、それにまた諏訪先生がその場で一生懸命考えながら答えてくれる。わからないときには、わからないと率直に答えてくれるし、生徒も説明に窮しながらも、一生懸命に自分の言葉で「わけのわからない自分」を説明しようとする。あるいは、今現在必死に考えている問題について説明してくれる。その態度がすがすがしいというか、今は生煮えの状態でも、いつかきっと見えてくるものがある。(見えてこないかもしれませんが・・・)見えてこなくてもいい。解決不能な問題を抱え込むエネルギーみたいなものを諏訪先生は、みんなにもたらしてくれたはず。そういうとてもスリリングな場が、あのときあそこに生起し、うごめき始めたような気がします。諏訪先生、ありがとうございました。

 さて、まだ紹介していなかった作品名を挙げていきます。

 まずは日本画専攻です。【はかなし】・【驟雨】・【花言葉】・【偶像崇拝】・【理想】・【スクリーンの向こう側】・【雨】・【あこがれ】。以上の8名です。最後に一番の大所帯、洋画専攻です。【 mirror 】・【 Giant 】・【望郷】・(【静物画】・【おさげの少女】)・【 untitled 】・【沈物画】・【劣等】・【理想郷――想像と創造の地】・(【0.01】・【0.8】)・(【暖を重ねる】・【つかむ】・【にぎる】)。以上の10名です。

 今日19日の月曜日は、搬出作業があり、そしてなんと、その卒展の作品群が、本校の1F廊下に展示されました。すごいですね。ちょっとしたミニ美術館です。諏訪先生もびっくりですよ。毎日ワクワクです。みなさん、ありがとうございます。

 今日は、このへんで。

 

「耕不盡」

 今日は、宮城県農業高校で「新校舎落成並びに創立133周年記念式典」が午前中にあり、参列してきました。晩秋の、まさに「天高く馬肥ゆる秋」晴れのもと、盛大に新体育館で挙行されました。主役の生徒たちは本当に礼儀正しく、式典にもりっぱな態度で臨んでいました。新校舎もまたすばらしく、ここで学ぶ生徒たちがうらやましく思いました。でも、大震災のときからここまでの復興の歩みは、決して楽ではなかったことを思うと、感無量です。実は、小生は教員のスタートを宮農で始めています。震災と津波で壊滅した広浦の校舎で、3年を過ごした思い出深い学校です。「耕不盡」の碑が広浦の地から、新校舎敷地内に移されていました。宮農の生徒のますますの活躍と、学校の一層の発展をお祈りしたいと思います。

 今日は、このへんで。

 

 

「未知なる自分」

  今日は、七五三の日です。と言っても平日のお参りは、なかなか難しいですね。今度の日曜日は友引なので、神社は大混雑するかもしれません。くれぐれも気をつけて。というのは、生徒のみなさんよりは、うちの職員の、比較的若いほうの方々ですかね。小生も、二人の子供に、それらしきことをやってあげたような・・・。

 さて、今日は卒展三日目です。今日の紹介は「彫刻」です。【輓獣】・【囲い】・【「台」団円】・【生まれる】・【 mingle 】・【家】。以上の6名です。昨日の「クラフトデザイン」専攻と同じく、少数派の「彫刻」ですが、こちらは「さわらないで下さい」です。でも「ぜひ近くに寄ってご覧下さい」です。「内側も外側も楽しんで下さい」です。「なにが生まれるのか考えてみてください」です。そして「大切なものは失ってから気付く」です。気付けたらOKです。ゆっくりご覧ください。

 さてさて、昨日『本を贈る』という本の一節を紹介しました。今日もその中の執筆者の一人、小生のお気に入りの書き手である若松英輔氏がその本に書いた一節を紹介します。

 

    書くとは、思ったことを言葉にすることではない。

    そのとき私たちはメモしているに過ぎない。

    真の意味で書くとは、記された言葉に導かれて、未知なる自分に出会うことにほかならない。

 

美術科のみなさんも、もしかしたら未知なる自分に出会えましたか?

美術科のみなさんのみならず、本校生みんなに訴えたいです。

未知なる自分に出会う努力を続けていますか?

 

今日は、このへんで。

 

 

教育長さんの部屋

 卒展2日目です。その卒展とは違うのですが、美術科にとってうれしいニュースです。知る人ぞ知る、実は教育長さんの部屋には、本校の美術科の生徒の絵画作品が飾られています。本日、芸術の秋に模様替えということで、これまで飾られていた絵画が役目を終え、その位置に新しい絵が飾られました。もちろん本校美術科生徒の作品です。後日「教育庁関連情報一覧」に、このことが掲載される予定のようで、その時が来ましたら改めて紹介させていただきます。

 さて、今日の卒展紹介は「クラフトデザイン」専攻です。タイトルは、【ワタシのカバン】・【まるまるねこ きになるねこ しとめるねこ】・【工場見学に行こう】・【まどろみ】・【包(つつむ)】・【海鉱石灯】以上6名です。彫刻同様、少数派の「クラフトデザイン」専攻ですが、実用性と芸術性の境界線をみごとに表現しております。クラフトらしく、「自由に手に取ってお楽しみ下さい」と紹介している作品もあります。どうぞゆっくりご鑑賞あれ。

  最後に、『本を贈る』という本の一節を紹介します。日曜日に見つけたばかりのナイスな本です。その中の執筆者の一人、編集者として確実な仕事をしている島田潤一郎氏のことば。今回の卒展に向けて、美術科のみなさんは、もしかしたら似たような感覚で制作にあたったかも。

 

   本というものは重い。

   物質的にも、内容的にも。

   かんたんに一言では表せないものだ。

   著者だって、なにを書いているのかわからなくなるときがあるのだ。

   でも一冊の本になることによって、なにかひとつの表現が完結する。

   だから、本ができあがったときには、ぼくはいつも不思議な気持ちがする。

   感動というのではなく、命がひとつ誕生したように思う。

 

今日は、このへんで。

 

美術科の卒業制作展スタート

   今日から美術科の卒業制作展。22回目。今年が24年目なので、妙に納得。1回生が卒業時に開催したのが第1回目ということですね。あの時、いったいどこでどういうふうに開催したのだろうと、考え込んでしまいました。1回生美術科の卒業生のみなさん、後で教えてください。

 さて、「とめ・はね・はらい」です。同じ美術科といっても、「洋画」「日本画」「彫刻」「クラフトデザイン」「ヴィジュアルデザイン」の5専攻があります。すごいですね。10時スタートに間に合うように会場に駆けつけ、次の予定もあったので、今日の見学は1時間だけにしていたのですが、結局2時間になってしまいました。あっという間の2時間でした。飽きないですね。見ていてワクワクします。こんな感覚、久しぶりです。みなさん、本当にりっぱです。みなさんの汗と涙の結晶に拍手です。今日は、ヴィジュアルデザインを紹介します。

 【生活に活用できるパッケージ】・【和柄レターセット「mu su bu」】・【「本日、えど日和。」】・【フリ×カケル】・【親子のためのデザイン「小熊のバルーン」】・【手書きフォント「あやとり」】・【魔法×天使×星座】・【5SD】以上8名です。作品名だけで、本当にキラキラ輝いています。

 写真を撮ってきたので、後日、アップしますね。

 

   話は変わって、小論文の話です。仮にネットの時代を批判的に捉える論調で書くとして、「ネットの時代は、答えをすぐ求めたがる傾向が強くなり、困難な状況に辛抱できなくなった若者に、モラルの低下という問題点が見られるようになった」と書いたとします。そう書いたとして、それを裏付ける具体例を書けるかどうかが、小論文の善し悪しを分けます。その例もできればホットな話題、そして広く採点官もすぐわかるような例がほしいです。単純に「今は〇〇だ」と書くのではなく、たとえば「今は〇〇だ。それは〇〇の例をあげれば、誰でも納得できよう。」というような書き方です。相手を説得するためには証拠。そういう手をうまく使えるようにしてください。

 今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

卒展前夜

夕方、西の空に三日月さんがきれいに見える季節になりました。初冬の三日月は、とても澄んで見える分、ピーンと張り詰めたような感じがして、緩んだ気持ちを改めて立て直してくれるかのよう。

 さて、週の初めはバタバタして大変です、美術科の生徒と先生方は、明日からの卒展の準備で大忙し。搬入作業は無事終えたようで、夕方になってから生徒さんが「とめ・はね・はらい」のパンフレットを持ってきてくれました。本当に凝っていますね。さすが美術科のみなさんです。最初の私の「ごあいさつ」は「なくもがな」ですが、あとは、まあパンフレットも一種の芸術作品です。みなさん、会場でぜひご覧あれ。仙台のケーブルテレビの取材もあるようです。美術科のみなさん、大成功を祈ります!

 さて、昨日の日曜日は、勾当台公園や県庁で「さんフェア2018」が開催されました。すごい賑わいでしたね。私はお昼頃の到着でしたが、お目当ての一つ、某高校のイチゴジャムが売り切れでした。でも、某高校のりんごが残っていたので、早速買い求めました。すごい大きさの甘~いリンゴです。某高校の看護科では、恒例の血圧測定。未来の看護師さんたちが、素敵な笑顔で一生懸命ミニ実習に励んでおりました。その後、藤崎で開催されていた特別支援学校の総文祭を見学しました。こちらも大盛況でしたよ。ちょうど特別支援学校のフラダンスが行われていて、藤崎前は、すごい人だかりでした。生徒さんたちが作った作品もすごい売れ行きでした。ミニクッキーがとてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

 今日は、このへんで。

 

創立25周年記念事業&「とめ・はね・はらい」

    本日土曜日の10時から「宮城野高等学校 創立25周年記念事業実行委員会設立総会」が会議室で開催されました。PTA三団体と同窓会から役員の方々に集まっていただき、無事ほぼ提案どおり可決され、実行委員会が発足しました。出席いただいたみなさん、お休みのところ、お越しいただき、貴重なご意見、ありがとうございました。委員の方々からは、宮城野らしさをアピールするため、準備段階や実際の式典でも生徒ボランティアとして、主体的な参加をどんどん促していきましょうということで、みなさんの同意が得られました。とても楽しくなりそうです。ありがとうございます。

 午後からは、調理室でPTAの研修会。今日は「韓国料理教室」ということで、李 由美先生をお招きし、チーズダッカルビ・韓国風海苔巻き・簡単スンドゥプに挑戦しました。PTAのお母様方(若干男性陣が混じっていました。西城さん、ありがとうございます。)が大勢調理室に集まり、わいわい楽しく韓国料理作りに励みました。私は、愛用のエプロン(前掛け)をつけて勇んで参加しましたが、PTAのみなさんの手際のよさに圧倒され、あえなく降参。校長室に引っ込み、料理ができあがるのを待ちました。しばらく経ってから、お招きをいただき、調理室に戻りました。ナイスでした。デリッシャスでした。次第に寒くなる季節に、少し辛めの韓国料理は最高ですね。おかわりもいただき、さらにお土産までいただいてしまいました。ありがとうございます。そしてごちそうさまでした。

 さて、週明け火曜日からはいよいよ美術科の卒業制作展です。宮城野区文化センターで初めての開催となります。「とめはねだより」も、下の写真のとおり、いつのまにか発行されていました。みなさん、ぜひお誘い合わせの上、おいでください。

 

    

「想像力」の行方

 「ハナキン」ですが、雨模様の一日でした。幸い明日は前線が抜けるので、晴れそうです。その明日土曜日は、いよいよ創立25周年記念実行委員会設立のための第1回委員会。本格的な準備のスタートです。午後には、PTA研修会ということで、おいしい韓国料理教室が開催されます。おなかいっぱいにしたいです。

また、あさって日曜日には、勾当台公園や県庁で「さんフェア2018」が開催されます。県内専門高校で学ぶ高校生の祭典です。私は、農業高校で育てられたシクラメンをいつもここで購入しています。楽しみです。藤崎デパートでは、特別支援学校の総文祭も開催されます。「みやぎ総文2017」では、すばらしい演技発表や展示作品で大好評でした。これもとてもたのしみです。

 さて、小論文です。情報系の問題では定番の「IT革命」の資料文が出されたとします。ネットの時代です。そのメリット、デメリットをしっかりと書けないとアウトです。

 「ネットはとても便利だ、しかし、〇〇なデメリットがある。これに気をつける必要がある」。このような流れで、すぐ書けます。そしてデメリットの部分に、「想像力が欠如してしまうことが懸念される」と書いたとします。「想像力」という言葉を書けただけでも、立派です。しかし、そこから広がらない。せっかく「想像力の欠如」を訴えながら、一歩も先に進めない。深まらない。そういう小論文答案が多いです。想像力は、人間にとって、これこれの点でとても大事だ。しかし、この力が弱まると、〇〇になってしまう。そういうところで切り込んでいく力がない。ここで何か具体例(良い例、あるいは悪い例)をもって書ける人は、それなりに高い評価が得られると思います。

 ということで、今日はこのへんで。