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校長通信

「現代文+日本史」のコラボ&雪の宮城野

  今朝方、学校に着いてみると、教室棟の外には小さな雪だるまさんが何基か作られていました。かわいい雪だるまさんに「おはようございます」と挨拶して今日一日がスタート。

 さて、やっと雪がやんでくれましたが、あくまでそれは太平洋側の平野部の話。まだまだ山沿いでは警戒が必要です。しばらく気温が高くならないようなので、道路の凍結にも注意が必要です。みなさん、くれぐれも交通事故等に注意してください。

さて、本校では「カリキュラムマネジメント」の実践を積み重ねるために、異なる教科同士のコラボの授業が展開されています。今年度も「現代文B選択 + 日本史A」の授業が合計6コマほど実践されました。

テーマは

 「こころ」を歴史的観点から考察する ~ 「明治の精神」とは何なのか ~ 

内容は

夏目漱石の「こころ」に出てくる「明治の精神」について、江戸時代から明治時代の歴史的な動きを学び、それを踏まえて考察を深める

というもの。

「こころ」と「明治の精神」と聞いて、やっぱり授業を見にいかないわけにはいきません。担当の国語の伊勢先生、日本史の川崎先生、両名がコラボでやっている授業を拝見しました。

 明治時代とは、どんな時代なの? から始まって、「個人主義」と淋しさについて、そして、「明治の精神」とは何なのか?と展開していました。

 特に漱石の「私の個人主義」を取り扱うところなど、自分にとって、現役のときに「私の個人主義」までは、とても守備範囲を広げることはできなかったなあと、深く感嘆したのでした。文学作品を扱うときの、大事な注意事項です。思い入れが深いと、案外、文章や心理の綾だけに入り込み過ぎて、時代背景などを一切考慮しないという、とんでもない読みをしてしまっているケースがあると思います。若いときの私がそうでした。それを考えたときに、今の先生方は、きちんと広くカバーできている点で、すごいなあと感心した次第です。

写真は、雪に覆われたグランドです。

今日は、このへんで。

 

12/16「ヴァイオリン体験講座」開催・・・放課後講座の一環

朝から雪が降り止まず、先ほどの夕方のテレビニュースで仙台では10センチの積雪。なんと12月に10センチを超えたのは15年ぶりになるそうです。古川では昨日30センチを超える積雪があったとか。日曜日から寒波が日本列島を覆ったままですが、もうそろそろ抜けてほしいなと思います。登校生徒も昇降口でコートにいっぱいついた雪を懸命に振り落としてから教室へ。改めて、朝早くから正門から昇降口までの除雪をしていただいた技師の方々と先生方に感謝です。

さて、昨日は、本校放課後講座の一環で「ヴァイオリン体験講座」が音楽室で開催されました。講師に阿部佐登子先生をお招きし、PTAの方々も加えて10名を超える受講生が参加。谷口先生と門司先生のサポートでヴァイオリンに挑戦しました。1時間という短時間でしたが、阿部先生の巧みな手ほどきであっという間にクリスマスらしく「Jingle Bells」をみんなで弾けるようになりました。私は、〇〇。音楽音痴の私は、隅っこでおとなしくしていました。阿部先生、ありがとうございました。人生で初めてヴァイオリンに触れることができ、感動に震えたところです。これに懲りず、不肖の弟子をかわいがってください。それにしても参加の生徒やお母様方の上手なこと。りっぱなもんです。私の隣では、事務室長さんも、巧みに弾いていました。才能の違いを改めて感じた一日でした。これにくじけることなく、これからも新しいことに挑戦します。

明日も、雪に注意。道路も凍結。車の運転に注意。

今日はこのへんで。

 

化学の研究授業・・・ICTはごく自然に

 朝刊には、大きく「GoToトラベル停止」の見出しが躍り、天気はまさに冬将軍到来。夜中に起き出して、ああこれは積もるなと予感はしていましたが、案の定、仙台では初積雪4センチ。一日中、雪が断続的に降り続き、凍えるような寒い一日でした。みなさん、風邪をひかないように、くれぐれも注意です。(昼休みに元気な女の子たちが、外に出て雪遊びに興じていました)

さて、今日は、化学の山田先生(今年度、新採用の新人王候補です)が初任研で課せられている研究授業を13Hの「化学基礎」で実施しました。なんとなく「あ・うん」の呼吸があっているなと思ったら、山田先生が担任しているホームでありました。(名前を呼ぶことなく、アイコンタクトで授業が成立していたので、すごいなあと改めて感心した次第です。これも新人王候補の要素)授業では、「酸と塩基」の単元で、『中和滴定実験技能の習得』を主なねらいとして展開、「ホールピペット」の特徴と正しい扱い方を理解し、その正しい扱い方を習得するところまで踏み込んでおりました。びっくりしたのは、やはり、そのホールピペットの扱い方を説明するところで、これまでなら、おそらく実際に教師のほうが口頭で説明しながら実演するのだと思うのですが、最近は、これを「自作の動画」でやってしまうのです。iPadを巧みに扱ってスクリーンに自分が巧みに器具を扱う場面を映し出すのを見て、たしかに今はこれができるんだなと実感した次第です。また、生徒はもちろんマスクとフェイスシールドを着用していましたが、お互いにiPadで器具を操作している相手を動画に撮り、互いに確認しあうなど、なるほどと思った次第です。

さて、明日は道路凍結。くれぐれも気をつけて。自戒を込めて。

今日は、このへんで。

12/12「音楽と美術のワークショップ」開催

 

12月に入って早くも第三週目。今朝は一番の冷え込みでした。夕刊の見出しには「いよいよ冬 除雪車初出動」とありました。初雪は昨日13日の日曜日。平年より19日、昨年より22日遅かったとあります。本校グランドにはお昼頃、体育で男子生徒がサッカーをやっていましたが、雪模様になりました。積もるまで降ることはなく、すぐやみましたが、やはり12月も半ば。いよいよ冬の到来でしょうか。

 さて、先週12日の土曜日には、県の「令和2年度 魅力ある県立高校づくり支援事業」の一環で、本校音楽室を会場にして「音楽と美術のアートワークショップ」が開催されました。なんとピアニストに本県出身の中川賢一先生をお迎えし、先生のピアノを聴いて、そのイメージを視覚的に色や形で自由に表現するというもの。実施要項の目的には「音楽・美術の活動を通して、見方・考え方を働かせ、それぞれの鑑賞と表現の能力の育成を図る」とありました。作品制作後には、中川先生も交えて、鑑賞会も行われました。

 自分にとって「えっ! 中川先生が本当に来るの? とびっくりしていたのですが、係の先生に聞くと、中川先生をよく知るご夫婦のお子様が、本校卒業生という縁で、そのご夫婦から紹介を受け、このようなイベントが始まったとのこと。12年ほど前に1回目、平成29年に2回目。今回が3回目だそうです。中川先生は知る人ぞ知る、現代ピアノの第一人者。日本のみならず、世界で活躍中のピアニストであり、指揮者としても活躍中です。土曜日は、メシアンとラフマニノフの曲を弾いてもらい、それを聴いた生徒が自由にクレヨンを画用紙に走らせていました。すごいです。集まった生徒も強者たち。20分ほどの制限時間内に、あっという間に多彩なイメージでそれぞれの習作を描ききっておりました。描き終わった後の鑑賞会でも、それぞれが中川先生のピアノからイメージしたものを言葉にし、それを絵にするプロセスを語ってくれました。最初にイメージしたものを途中で修正する技も見事なものです。改めて、生徒の腕前に感心した週末でした。そして、中川先生。たっぷりと先生のピアノを堪能しました。生徒にとってこのような時間を作っていただけたことは、どこかで必ずや大きく生かされると思います。普通のコンサートでは味わえない貴重なひとときでした。ありがとうございました。

 

  

『土曜ゼミナール』実施

本日12/5(土)、「土曜ゼミナール」を下記の内容で実施しました。講師役をご快諾していただき、週末の休みのところ、本校にお越しいただいて、生徒のためにご講話をいただいた先生方、ありがとうございました。「学問の世界」や「職業人に学ぶ」が中止になったことから、このようにたくさんの先生方に様々な分野のお話をいただく機会は、今回が初めてでした。生徒はそれぞれに学問や職業の入口に案内していただき、たくさんのことを学び、また勉学への意欲を強くかき立てられたと思います。今後とも、本校の良き応援団として、ご指導、ご支援をいただければ幸いです。

2020年度 「土ゼミ」開講講座一覧
分野
講座名
大学・学部・学科等
役職
内容紹介 の順です
 
1
文学
英文学の世界
東北学院大学 文学部 
英文学科 教授
英文は必要な「要素」が揃っていて、「決められた形」にまとまっていなければ、「何を言っているのかわからない」と言われてしまします。授業ではその「要素」と「形」がわかるように説明します。
 
2
地理学
宮城野高周辺のブラアオキ
本校 非常勤講師
宮城野高校周辺をブラ青木します。本校周辺の地理と歴史に詳しくなれます。防災にも少し役立ちます。本校住所の田子の由来。二木神社はなぜ洪水の被害にあいにくいのかを、自分の足を使って実際に地域巡りします。防寒対策お願いします。
 
3
歴史学
歴史学の世界
東北学院大学 文学部 
歴史学科 教授
「江戸時代の古文書を読む」と題して、文字の成り立ちの説明後、江戸時代の戸籍に当たる資料を読んでみます。
 
4
心理学
データの嘘を見抜く方法
-あなたは騙されていませんか-
仙台白百合女子大学 
心理福祉学科 講師
「データ」は客観的で信頼できる指標ですが、もしかするとあなたはデータに騙されているかも知れませんよ。
 
5
教育学
教育学の世界
東北大学 教育学部 
准教授
様々な心理学の領域について話します。特に、発達障害とその心理学的な背景について学習を深めたいと思います。
 
6
教育学
第二言語習得研究(英語)
東北学院大学 文学部 
教育学科 教授
英語を身につけるためにはどのような学び方が効果的なのか、第二言語習得研究に基づいて実践的に考えます。
 
7
保育
児童福祉施設で働く保育士
乳児院,児童養護施設,児童心理
治療施設,児童自立支援施設の役割
東北文教大学 
人間科学部子ども教育学科 講師
保育士の資格を活かして働ける職場は、保育園のみではありません。保育園以外の仕事の種類についてご紹介します。
 
8
法学
憲法学の世界
福島大学 行政政策学類 
准教授
この講義では、国際的な比較の視座から見たときの、日本国憲法の特徴を概説したいと考えています。
 
9
法学
消費生活における法律問題
小野寺友宏法律事務所 
弁護士
【仙台弁護士会による消費者教育出前講座】 消費者被害事件に遭わないために必要な知識と対処法を、実際の消費者被害の実態を踏まえながら説明していただきます。
 
10
経営学
コロナ禍における企業倫理への問いかけ
東北工業大学 
教授
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による危機は企業の不祥事を増大させるのだろうか。企業が道徳的な枠組みのなかで利益を追求することの大切さを説明します。
 
11
物理学
意外と身近な物性物理学
~超伝導の不思議な世界~
東北大学 理学部 
准教授
「超伝導」現象の不思議な性質について解説します。物性物理学の面白さとその魅力に触れていただきたいと思います。
 
12
生物
生物学の世界
~「生物の性の神秘」
東北大学 理学部 
准教授
生物の性に関する話をします。なぜ、雄と雌が同数いるのか、なぜ性があるのかを話します。
 
13
工学
日本の未来を支えるアルミニウム技術
東北大学 工学部 
教授
私達のくらしを支えるアルミニウムをリサイクルするためにはどのような課題があるかを紹介します。
 
14
農学
ミルクの神秘からヨーグルトの進化
東北大学 農学部 
教授
ヨーグルト製品の製造に欠かせない乳酸菌の優れた免疫パワーの秘密とウィルス感染症予防への応用に関する講義
 
15
栄養学
自分の身体と栄養の関係
について考えてみよう
仙台白百合女子大学 
健康栄養学科 教授
心と脳は密接に関係しています。今回の講義では「脳を育てる食物」について、お話しします。
 
16
音楽
多文化音楽への扉を開く
120分でマスターする?
沖縄・三線(サンシン)講座
本校 教頭
世界中にある多様で魅力的な音楽文化。その1つとして”沖縄の音楽”の魅力を実技を軸として文化的背景とともに学ぶ講座です。
 
17
美術
美術の世界① 洋画コース
東北芸術工科大学 芸術学部 
美術科 准教授
描ける力は、多様なメディアと結びつくことで豊かに発展します!本講義ではアートが求められている社会の現状や絵画の可能性を講義します。
 
18
美術
美術の世界② 工芸コース
東北芸術工科大学 芸術学部 
美術科 准教授
様々な素材、技法、デザイン。それら融合することで生み出される工芸作品。その工芸品が日々の暮らしに息づき、人々の生活を豊かに演出する。そんな事例とともに工芸の世界を伝えます。
 
19
職業
アロハシャツの制作
株式会社 サムライアロハ 
株式会社 仙台買取館
代表取締役
高校生の時に成績があまり良くなかった自分が、今の立場になってわかったことと、これからを生きる世代に伝えたいこと
 
20
職業
ドローンの世界
バウンダリ行政書士法人 
行政書士
TVで見ない日はないと言えるほど身近になったドローン。体験を通じてドローンについて知識を深めます。
 
 

 

 

 

 

 

 

被服サークル「ファッションショー」&明日は土曜ゼミナール

 12月第一週目も終わりかと思ったら、明日12/5(土)は土曜ゼミナール。本校恒例の行事です。今年度は、コロナ禍により、『学問の世界』や『職業人に学ぶ』が中止となりました。外部から講師の先生方を大勢お招きして、1・2年次全体で展開する行事として、明日のこの土曜ゼミナールを大事にしてほしいです。

 本校研究企画部が提示した要項には、こう書いてあります。

  社会がダイナミックな変化を見せているこの時代に先達の魅力的な話を聞くことや、校外に飛び出して学びを深めていく機会は、実に貴重です。5、6月に行われる予定だった『学問の世界』や『職業人に学ぶ』は、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から開催できませんでした。しかし今回は、各学問分野の専門家による講義『土曜ゼミナール』が開講されます。学校にすっかり慣れた1年次生にとっても、また来年度進路達成という目標のある2年次生にとっても、3期考査を終えたこの時期は、今後の飛躍のための大切な時期。この時期に学びのあり方を再確認し、学習意欲を高めていくきっかけにしたいものです。

 

  いかがでしょうか? 実は、明日は、小生のかつての教え子が某大学の先生となって現れます。その成長ぶりが楽しみです。先ほど、明日の土曜ゼミナール、よろしく!とメールを送ったら、「学問ってのは、おもしろいもんだな、と一瞬でも思ってもらえるように、微力を尽くしたいです」と返信が届きました。再会が楽しみです。よろしくお願いします。

 ところで、本日、放課後には、昨日紹介したように、被服サークルのファッションショー『0.5』が開催されました。放課後、会場の体育館に行ったら、たくさんの生徒がすでにやってきており、びっくりしました。始まってみると、個性にあふれた、きれいなファッションに身を包んだモデルの生徒が登場。万雷の拍手と歓声と思ったら、コロナ対策ということで、みなさん、静かに見入っていました。最後は、舞台にモデルの生徒みんなが勢揃いで挨拶。そこで拍手が起こって『0.5』のファッションショーがフィナーレ。とてもナイスだったのは、終わってからしばらくして、2Fの廊下でモデルを演じてくれた女子生徒とすれ違った時。すごくかっこよかったよと声をかけたら、「ありがとうございます!」と、一層素敵な笑顔で返してくれました。パチパチです。

 昨日、南郷高校から届けられたパンジーのプランターが中庭にきれいに並べられました。ファッションショーも、プランターに寄せ植えされた季節の花も、心の内でふんわりと受け止めて、小さな小さな「しあわせの企画術」をみんなで繋いでいきたいものです。

 今日は、このへんで。

 

 

南郷高校から素敵な花&チェロ教室

 

 

   

12月になると、やはりせわしくなります。せわしさにかまけて、この通信がちょっと留守になってしまいました。すみません。

さて、本日、とてもうれしくなることがありました。

田子中学校区青少年健全育成連絡協議会からいただく環境整備費により、昨年度に引き続き、南郷高校からパンジーのプランターとシクラメンを購入できました。今日、持ってきてもらったのですが、校地内を飾る素敵な花がまた増えました。南郷高校の生徒、そして先生方、ありがとうございました。(小生が、校長として初めて勤務した学校です)

昨日は、放課後講座で、チェロ教室。小野先生には、お忙しいところ、大変ありがたいのですが、小野先生にご来校いただいて、本校の生徒、教職員向けにチェロ教室を開いていただきました。11/4に引き続いて2回目です。放課後にちょっとのぞいてみましたが、小野先生のやさしいご指導のおかげで、あっという間にきれいな音が出るようになりました。すごいもんですね。チェロと言えば、宮澤賢治。ゴーシュをみならって、挑戦しようかなとも思いましたが、みんなの迷惑になると思い、見ているだけにしました。谷口先生、失礼しました。

おとといからは、美術科卒業制作展の校内展示が模様替え。これまで絵画・彫刻系が中心だったのが、昨日からは主にヴィジュアルデザイン・クラフトデザイン系の作品が展示されるようになりました。なんかとてもファッショナブルになったような感じです。

そういえば、明日の放課後は、被服サークルのファッションショー『0.5』があるようです。楽しみです。

3年次共通テスト模試&中学生対象美術実技講習会開催

 11月最後の週末です。定期考査が終わったばかりですが、3年次生徒は、休んでいられません。昨日から共通テストの模試です。今日も大勢の生徒が朝から模試に取り組んでいます。お疲れ様です。いよいよ本番が近くなっています。夏から秋にかけての学習の成果がそろそろ実感できる頃。手応えが感じられるところと、まだこの辺がウィークポイントかなと思うところをきちんと感じ分けて、最後の仕上げに生かしてほしいと思います。

 一方、美術科では、今年度2回目の中学生向けの実技講習会を開催しています。新型コロナウィルス感染症対策のため、3教室に分散し、一人一人大きく間隔をとって実施しています。先ほどのぞいてきましたが、今回は水彩画の講習会。みんなの目は真剣そのものです。こちらも実技の腕をきちんと上げて、今日の講習会を終わってほしいと思います。

 ところで、本校HPのトップを模様替えしました。先月10/30に開催した「25周年記念式典・記念講演会」の模様と、美術科の卒業制作展「JAM」の模様を生かしたものです。もちろん記念講演会の講師としてお招きした小山薫堂先生の写真もバッチリです。「ワクワクを探しながら生きよう」と励ましていただいた場面です。これを機にHPもバージョンアップしていきたいです。ご意見をどしどしお寄せ下さい。

 さて、今日の河北新報のトップには、いずれ仙台市民会館が廃止になるとの記事。新しく建設予定の音楽ホールに機能を集約するようです。いろいろな公共施設のニュースが出ると、やはりドキッとします。時の流れを感じます。

 まもなく師走。本来ならば人の動きが最もせわしくなる時。でも新型コロナウィルス感染症拡大になかなかブレーキがかからない。自分も気をつけて過ごします。

今日はこのへんで

 

 

定期考査2日目・・・一層強い自覚を!

 

 定期考査2日目です。新型コロナウィルス感染症の拡大が県内でもなかなか抑制できないという厳しい状況下にあって、生徒もふだんより強い緊張感をもって定期考査に臨んでいます。学校としても、県からの通知に基づいて一層注意喚起を促しているところですが、明日からの三連休中においても、強い自覚をもって生活してほしいと思います。学校としても、感染症予防のため、対策をより強化してまいります。

 コロナ禍について、最近思うところを少し書かせていただきます。

 もちろん他人からうつされるかもしれないという怖れを多かれ少なかれ誰しもが持っていると思います。しかし一方で、自分が他人にうつしてしまうかもしれないという怖れもあります。コロナ禍という状況において、「うつされるかもしれない」という気持ちは、どうしても萎縮という方向に向かいがちです。それに反して「うつしてしまうかもしれない」という気持ちは、強い自覚を持った行動を促す可能性を秘めていると思うのです。自分が、親や家族や友人などに「うつさない」ためにも、より一層強い自覚を持った行動をお願いしたいと思います。

今日は、このへんで。

定期考査初日

 

定期考査初日。ニュースによると、11月の降雨量が極端に少ないらしく、今日もポカポカ陽気で、20度を超えたところもあったとか。そろそろ雨が恋しく、天気予報を見たら、明日は明け方から雨に、とありました。

 さて、みなさん、定期考査初日の手応えはどうだったでしょうか? 今回は、間に3連休を挟んでいますが、くれぐれも後半で頑張ろう・・・ではなく、最初から全力で。3連休も気をつけて過ごしてほしいです。

ところで、今日は、高文連の代表ということで、名取文化センターで開催された「宮城県高等学校郷土芸能大会」に審査員として行ってきました。コロナ禍という厳しい状況でしたが、出演した高校それれぞれが一生懸命ふだんの練習の成果を披露しました。お疲れ様でした。

今日は、このへんで。

 

定期考査間近&卒展の校内展示開始

 

 本日も、昨日に引き続き小春日和。本校では明後日の11/19から定期考査です。3年次の生徒にとっては、高校生活最後の定期考査となります。良い意味で、緊張感をもって、最高のパフォーマンスを発揮すること。

さて、本日から、卒展で展示された作品が校内に戻り、校内展がスタートしました。本校がミニ美術館になったようです。今日は、3年次の生徒が自分の作品のプレゼンを下級生に向かってやっていました。しばし足を止めると本当にみんな真剣です。来年も期待しています。

以上、11/17記述

 

   コロナ禍という厳しい状況で、いろいろな会議がオンラインで開催されるようになりました。本校には県高文連の事務局がありますが、本日の理事会がZoomによるオンライン会議で開催されました。20名余りの理事の方々とオンラインでやりとりしていると、時代はこんなにも・・・という感がしなくもないですが、現在の厳しい状況を考えると仕方がありません。なんとか慣れていきたいなと思います。

 さて、うれしい情報が入ってきました。2年次の磯部光優君が『令和2年度明るい選挙啓発ポスターコンクール』中央審査において、なんと最優秀の文科大臣賞を獲得しました。おめでとうございます。高校の部において、全国5000名を超える作品の中から、選ばれたものです。すごいことです。作品は、『明るい選挙推進協会』のHPで見ることができます。

さて、明日から、生徒は定期考査です。みなさんの踏ん張りを期待します。

今日は、このへんで。

 

卒展&卒業生作品展、感謝です!

小春日和の、11月後半スタートの一日です。
昨日、11/15までが美術科卒展。初日に引き続き、土曜、日曜と休みを利用して見学に行ってきました。
土曜日は、東北生活文化大学の佐藤学長を招いての講演会・講評、そしてパネルディスカッション。佐藤学長さんには、心温まる励ましのお言葉をたくさんいただきました。そして昨日、日曜日は、3年次の制作者それぞれが自分の作品の前でプレゼンテーション。なかなか鋭い質問があったりして大変でしたが、みんながいかに深く考えて制作しているか、よくわかりました。
お天気にも恵まれて本当によかったです。
卒業生の作品展も、すばらしい力作を出品していただきました。やはり深みが違います。現役の生徒にとって大いに励みになったと思います。感謝申し上げます。

帰り際に気になったことがひとつ。卒展の第1回と第5回のポスターが見当たらないこと。卒業生の方、関係のみなさん、どなたか、ご存じの方がいたら、連絡ください。

今日は、このへんで。

緑化ボランティアの生徒に感謝

今朝は、放射冷却のせいでしょうか、相当冷え込みました。(夕刊によると、仙台の最低気温は0.9度。仙台では初霜と初氷を観測したそうです。)でも今日は、雲ひとつない晩秋の、本当に穏やかに晴れ上がった天気のおかげで、過ごしやすい一日となりました。朝、学校到着後、職員玄関から校舎に入ろうとしたら、タブの木の下に置いてあるプランターに、水をやっている生徒がいました。緑化ボランティアの生徒でしょうか。ありがとうございます。心ある生徒のボランティア活動が環境の美化に本当に役立っています。ぴょこんと頭を下げてお辞儀をした様子が、いかにも人柄をあらわしていて、今日一日、とても心穏やかに過ごすことができました。
 さて、今日、午後からは県庁で高文連の教育長表敬訪問がありました。今夏の「第44回全国高等学校総合文化祭」(2020こうち総文)の入賞者が一同に会して、教育長に大会での入賞を報告するというものです。今回は、新型コロナウィルス感染症予防対策のため、WEB開催となりました。全国の高校生が高知県に集まっての大会とはなりませんでしたが、WEB開催という、新たな大会形式の可能性を拓いたということで、歴史的な大会となりました。その大会での入賞ということで、書道、自然科学、写真、それぞれの部門の入賞者に喜びの言葉を語っていただきました。コロナ禍にあってもそれぞれにとても力強く、高校生のパワーを改めて実感した次第です。入賞者のみなさん、本当におめでとうございました。
 今日は、このへんで。

中庭のタイルアート『25年目のグラジオラス』

1年の中で、1が四つ連続して並ぶ、めでたいのかどうかよくわかりませんが、何やら意味深な日です。
 さて、本校では先月末10/30に25周年記念式典があったばかりですが、その25周年の記念事業として、『25年目のグラジオラス』とタイトルをつけて、中庭に記念のタイルアートを作る事業に取り組んでいるところです。タイル一枚一枚に全生徒で花の絵を描いて美術科の窯で焼いてもらい、中庭のモニュメントに貼り付けるプロジェクトです。そのタイルに花を描いてもらう作業は、3年次で既に終わっていますが、昨日2年次の全ホームで、LHRの時間を利用してその作業に取り組んでもらいました。下の写真のとおりです。生徒はどんな様子で描いているのか、ちょっと心配なところがあったのですが、生徒はりっぱなもので、嬉々としてきれいな花の絵を描いていました。もちろん美術科以外の普通科、総合学科の生徒もです。実は小生も描くことを要求されているのですが、自分の画才がいかに幼稚なレベルか、自分でわかっているので、恥ずかしくてとても自分には描けないと思ったところです。
 とにかく、みなさんの画才に感心しました。
 このタイルアートが完成するのがとても楽しみです。きょうは、このへんで。

卒展&卒業生の作品展スタート

 本日11/10の10時から、美術科の卒展がスタート。併せて25周年記念事業の一環で、美術科卒業生作品展『25年目のsowzoU』もスタート。どちらも仙石線の苦竹駅隣接の宮城野区文化センターで開催されています。小生も初日のうちに見ておこうと思い、朝の打ち合わせ等を素早く切り上げて、会場に向かいました。会場受付に座っている美術科の女性陣3名。お疲れ様です。今回の大テーマ『JAM』のとおり、本当に甘酸っぱい作品群が展示されていました。みなさん、どうぞお越し下さい。
なお、ここ2年拝見して思うことですが、日中見るのと、日が落ちて暗くなってから見るのとでは、ちょっと雰囲気が違います。屋外に展示されてライトアップされている作品もあるので、夕刻からの来場も考えてみてください。
また作品の写真は、卒展の期間が終わるまでは、HPにアップしないので、ぜひとも会場へお越し下さい。

美術科の卒展、明日11/10から

11月に入って早くも第2週目の月曜日です。先週11/7の土曜日は立冬でした。立冬にしては気温が上がり、昨日の日曜日も過ごしやすい一日でしたが、今日はあまり気温が上がらないようです。晩秋というより、いよいよ初冬を感じさせる第2週目のスタートです。
さて、美術科さんは、明日から卒展「JAM」。今日は、作品の搬入・展示作業です。先週、代表の生徒が、下記のようなかわいらしいパンフレットを持ってきてくれました。明日、さっそく見にいきたいと思います。今回は、創立25周年を記念して、卒業生の作品展「25年目のsowzoU」も併せて開催です。楽しみです。みなさんのお越しを待っています。どうぞ、ゆっくりご覧ください。

 

『創立25周年記念式典・記念講演』、ありがとうございました!

先週、10/30(金)に本校創立25周年記念式典をおかげさまで滞りなく挙行することができました。御臨席を賜った御来賓の皆様、また式典の準備や記念事業の推進に御協力いただいたすべての関係のみなさんに、改めまして心から御礼申し上げます。
また小山薫堂先生には、記念講演において、本校生徒に心温まる励ましのお言葉をたくさん頂戴しました。ありがとうございました。
おかげさまで本校は創立以来6000名を超える卒業生を送り出しています。一人ひとりが輝く存在となって、それぞれの場所で活躍していることと思います。今後も創立の精神を忘れることなく、これまでの発展に寄与されたたくさんの先達の献身的な姿勢を胸に刻み、さらなる発展を期して前進を続けたいと思います。特に本校は本県の教育改革のパイロットスクールとして、創立されました。新しい時代における高校教育のあるべき姿を常に追い求める必要があります。本校のDNAの特質は、改革を怖れないことにあります。今、あるところに安住しないこと。本校四半世紀の財産は財産として、勇気を持って前に進むことを誓いたいと思います。
小山薫堂先生からは、「坐辺師友」というお言葉をいただきました。あなた方の真の師や友は、遠くにいるわけではない。宝物は、しあわせは、身近なところに存在する。それに気づけるかどうかが大事だと教えていただきました。
おかげさまで、10月30日は好天に恵まれました。秋の穏やかな一日と思いきや、講演会直前にはほんの短い時間、驟雨に見舞われ、その後、大きくきれいな虹が宮城野の空にかかりました。薫堂先生もびっくりしていました。
あの虹とその後の薫堂先生のご講演を、少し強引ですが、薫堂先生がおっしゃった「セレンディピティ」と考え、深く胸に刻みたいと思います。
改めまして関係のみなさまに深く感謝申し上げ、生徒のみなさんの一層の活躍を期待したいと思います。

軽音楽ライブ・県芸術祭入選

昨日に続いて、秋晴れ。まだまだきれいな緑色が映える芝生のグランドでは、体育のサッカーを楽しむ生徒たち。うらやましく見ながら、こちらは太ももの肉離れで運動不足に悩んでいるところです。
さて、昨日10/20から10/23まで、お昼休みに体育館では、軽音楽サークルがライブ演奏の発表会。昨日、私も聴いてきました。コロナ対策のため、いつもどおり声をかけることはできませんが、みんなそれぞれにリズムをとりながら楽しんでいました。文化祭ができなかった分、この秋は、コロナ対策をとりながら、文化系の各サークルの発表が続いています。みなさんのパワフルなエネルギーが多方面に多彩に発揮され、大変うれしく思います。
一方、今日、2年次では6~7校時に進路講演会がありました。2年次も今度の模試からいよいよ理科と地歴公民が入ってきます。3年次は今が追い込みですが、2年次もこの秋は大事な実力養成期です。授業はもちろんのこと、秋の夜長にじっくりと勉学に集中し、将来の大きな夢実現に向けて頑張ってほしいです。今日の講演の先生からは、とても励みになる話をたくさんいただけたはずです。


また、美術科では、先月からスタートした『宮城県芸術祭』の「絵画展(公募の部)」において、本校生徒5名が入選しました。3年次伊藤悠也君、早坂至温君、2年次熊沢英龍君、齋藤颯太君、髙橋楓人君です。おめでとうございます。仙台メディアテークに9/26~9/29の期間、展示されたのですが、それらの作品が学校に戻ってきて、先週から本校食堂前に展示されています。異彩を放つ作品群。本校美術科生らしい個性あふれる作品群です。

創立25周年記念植樹(10/17開催)

先週末、10/17の土曜日に、25周年記念事業の一環として、『記念植樹』を行いました。本校の敷地内に記念すべき新しい樹木が加わりました。正門脇と保健室前には『桜』(正門脇がオカメ桜、保健室前が陽光桜)が植樹され、また保健室前の桜の木の隣には『ジューンベリー』が植えられました。加えて玄関前のタブの木の周りに、ワンポイントとして『アジサイ・アナベル』を植えてもらいました。記念事業実行委員会の委員長の柴田つが子様、記念事業部門長の深堀智子様、PTA会長の永見幸久様、同窓会副会長の柴田康博様をはじめ、実行委員会のみなさんやPTA広報担当の方々、また生徒代表として、3年次の鎌田みなさんと宮田一樹君に参加してもらいました。将来、入学式の頃には、正門から入ると、満開の桜の木が新入生を出迎えてくれると思います。本校生徒を永く見守ってくれる桜とジューンベリー。大切にしてほしいです。生徒代表の鎌田さんがすばらしい挨拶をしてくれました。後輩に対して思いを込めたメッセージです。以下に、紹介させていただきます。

記念植樹 生徒代表 あいさつ

3614鎌田みな

 本日は、25周年記念事業として「桜」と「ジューンベリー」の記念植樹に参加できたことを大変嬉しく思っております。
 宮城野高校の節目の時にいることを誇らしく思うと同時に、宮城野高校がこれらの木々と一緒に、さらに成長していくのだろうという期待で胸が一杯です。
 そして、将来、母校の校舎に映える満開の桜の花を見に訪れたい、そんな未来を想像してしまいました。
 皆さんは、ジューンベリーの花言葉をご存じですか?
 ジューンベリーの花言葉は、「穏やかな笑顔」といいます。
 宮城野高校の未来が穏やかな笑顔で包まれる毎日であってほしいこと、そして生徒達が国花である桜を背負えるような立派な大人に育ってほしいこと、この二つを願いながら、後輩達にこの木々と伝統をしっかり引き継いでいきたいと思います。
 25周年記念実行委員会の皆様、同窓会の皆様、PTAの皆様、本日はありがとうございました。

 


今日は、このへんで。

陸上競技場で代替行事開催!

 昨日の日曜日も秋晴れの爽やかな天気でしたが、先週10/16の金曜日も、みんなのお願いがお天道様に通じたのか、見事に秋晴れとなり、その好天気のもと、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)を会場にして、令和2年度の『宮城野高校 代替行事』が開催されました。体育祭や文化祭、遠足が中止になり、今年度、本当に悔しい思いをしてきたわけですが、その思いをはらすかのように、本校生徒は存分に秋の1日を楽しみました。陸上競技部に入部していなければ、おそらくなかなか利用できないはずの、りっぱな陸上競技場を使っての、体育祭と文化祭と遠足気分が入り交じった、本当に楽しい行事でした。開会式直後には、器楽サークルの演奏が披露されました。(みんな上手でしたが、特にサックスの男子生徒がかっこよかったです)競技はまず、本校生徒による「未成年の主張」でスタート。(なぜか先生も飛び入りで2名ほど参加。大ウケでした。伊藤先生、斎藤実先生、ありがとうございました)、1年次による「借り物競走」、全体による「紙ひこうき」。なかなか思い通りに飛んでくれない紙ひこうきに、力自慢の男子も苦戦していました。かごをトラック面に置いて実施した「玉入れ」。2年次による「20人リレー」。ラグビーボールを活用した「職員レク」(国語科が勝たせてもらいました。無欲の勝利です)、お昼休みには、ダンスサークルの「イミテイト」と「MDO」によるダンス披露がありました。スタンドからは大きな声援と拍手がありました。午後からは、全員で「〇✕クイズ」。(私は、やっぱり雨男にされました。)3年次による「障害物競走」。全体によるスリッパ飛ばし。2年次の大縄跳び。1年次の綱引き(実質、綱取りです)。そして、最後は、全体による縦系列対抗リレー。各ホームから8名(男4女4)出場し、ホーム縦系列で計24名のチームを組んで、一人100Mずつ走り、400Mのトラックを計6周するというもの。広い陸上競技場を存分に使い、応援生徒も一体となって、まさに最後の競技にふさわしく、各選手の熱い走りが見られました。結局このリレーで優勝した7ホームが、総合でも優勝を飾りました。おめでとうございます。生徒みんなが本当に良い笑顔で各競技に参加し、また日頃の活動の成果をみんなの前で披露することができました。とても心地よくリフレッシュすることができ、長く記憶に残る代替行事になったと思います。スタンドも7000名収容なので、広々と使うことができ、お互いの距離を適宜取ることができました。閉会式で、3年次の生徒から、1・2年次の生徒に対して、感謝と来年度の各行事に向けて激励の意味を込めた、心のこもったメッセージがあり、これもまたとても心に響くものとなりました。運営に携わってくれた生徒のみなさん、本当にありがとうございました。先生方、お疲れ様でした。下の写真は、始まる前の、まだ生徒があまり入場していない段階の競技場です。青空とトラックの青がとてもきれいです。今日は、このへんで。