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校長通信

夏休み明け・・・放送による全校集会

本校は、本日8/17に夏休みが明けて、今日から1週間は午前授業、午後は実力養成講座です。コロナの影響で長期の臨時休業を余儀なくされた分、夏休みが短縮され、今日から授業がスタート。みんなの元気な笑顔を見ることができ、安心しました。今のところ休み中、特に大きな事故のニュースも聞いていません。短かったけれども、みなさんがそれぞれに一日一日を大切にしてこの実質9日間の夏休みを過ごしたと信じています。

 さて、本日、放送により全校集会を実施しました。そこで話した内容を下に添付します。聞き漏らしたところがあれば、確認してください。明日も暑いようです。くれぐれも熱中症にも気をつけて。

 

令和2年度夏休み明け 全校集会   校 長 挨 拶
令和2年8月17日
 みなさん、改めましておはようございます。みなさんが今朝方、元気に登校してくる様子を見て、こちらも元気をもらいました。ありがとうございます。宮城野高校開校以来、最も短い夏休み、みなさんはどう過ごされたでしょうか。今年は夏らしい活動をする状況でもなく、自分も遠くに行くことはあきらめました。ただお盆には墓参りだけはしましたが、心なしか墓参りをする家族連れも例年よりは少なかったような気がします。自分としては、少しでも心に弾みをつけようとペルセウス流星群が見られるチャンスと聴き、夜中に起きだして年甲斐もなくチャレンジしてみました。残念ながら老眼のこの目には見つけることはかなわなかったのですが、心の内で願い事だけはしておきました。早くコロナが終息すること。これだけは忘れずに、夏の夜空にお願いしました。
 さて、そのコロナ対策を継続してきちんと実行しつつ、夏休み明け後は、着実に授業の遅れを挽回し、また25周年記念事業と式典もやるべきことはきちんとやっておきたい、そう思います。
 25周年記念のテーマをみなさんは、わかっていますか? 改めてみなさんに伝えます。
「大庭にまこう SOWZOUの種  ――未来に輝く宮城野の花」。
 アルファベットのSOWZOUには、イマジネーションの「想像」も、クリエーションの「創造」も重ねています。今、コロナ禍という厳しい状況だからこそ、想像力を働かして相手のことを思いやってください。いつもならすぐそばについてやって、相手を見守ってやる、そういうことができないからこそ、想像力を働かして、相手のことを思いやってください。逆も同じ。いつもなら自分のそばにいて見守ってくれる人がいるはず。そういう人がそばにいないからこそ、その相手が自分を遠くから応援してくれていると想像して、実は一人でない自分を実感する、そういう想像力を大事にしていきたい、そう思います。また、今までと同じことができないからこそ、そこでダメだとあきらめず、新たな価値、活動の仕方を「創造」する、そういうチャレンジ精神豊かな若者がたくさん出始めています。厳しい状況だからこそ、自分たちにもチャンスがある、宮城野の生徒は、そのようなSOWZOUの種をたくさん持っていると信じています。
 さて今年度は、本来、25周年を祝って体育祭や文化祭も、一段と華やかなものにしたいと思っていました。それが中止になり、甚だ残念なのですが、この秋、コロナ対策をしっかりと講じながら、本校にできることは何なのか、そのあたりをみなさんと検討できればと思っています。なお、25周年記念事業と式典のことに改めてふれておきます。記念事業として、保護者のみなさんに感謝しておかなければならないものとして、みなさんが今使用している個人ロッカー。上級生は以前の細長いものを覚えていると思いますが、あれを今のものに更新してもらいました。新しいロッカーを使えていることは、すべてみなさんのお父さんお母さんのご支援のおかげです。また25周年記念と直接関係はしませんが、今使用している普通教室のエアコンもみなさんのお父さんお母さんのご支援によります。本校の教育環境がみなさんの理解あるお父さんお母さんのご協力のおかげであると改めて感謝してください。
 本題です。25周年記念事業により、食堂前の中庭にタイルアートを作成します。題して「25年目のグラジオラス」。本校の教育方針を象徴するクレーの「グラジオラスの静物」については、みなさんに説明してあると思います。改めて示しますが、これです。よろしいですか。中庭に全校生徒でタイルアートを今年度後半に作成します。みなさんには、一人一人にタイル1枚配ります。好きな色を塗ってもらいます。宮城野の花をイメージして。一人ひとりが宮城野の花をイメージして色を塗ったタイルを、中庭の半円状の突起部分の内側側面に張り付けて、全校生徒の力で「25年目のグラジオラス」を完成させます。よろしいですか。本校にしかできないことをやりましょう。自分は絵心がないと不安に思う人も大丈夫です。私自身がたぶん最も下手です。詳しくは、また後日連絡します。
また式典はもちろん縮小しますが、記念講演として、日本で最もクリエイティブな仕事をしている放送作家、企画会社経営の小山薫堂先生を招きます。みなさんのなじみのものとしては、熊本の人気キャラクターの「くまモン」を生み出した人です。仮題として「しあわせの企画術」。この状況にあって、どんな生き方が自分も含めて一人ひとりに「しあわせ」をもたらすのか、そのあたりを先生から聞くことができたらと思います。
さて、現実に戻ります。8月が終わって9月に入るとすぐに今年度最初の定期考査があります。1年次のみなさんは高校入学後、初めての定期考査です。気合を入れて頑張ってください。また3年次は、その前に来週ですが、実力考査があります。先生方が総力をあげて共通テスト対策の問題を作成しました。ぜひとも本番に向けて弾みをつけてほしいと思います。就職を考えているみなさんはいつもよりひと月後ろ倒しの日程になりますが、間もなく本番です。みなさんの合格を祈っています。さて2年次のみなさん、25回生のみなさんは現在、本校の中核の年次です。宮城野高校生の主体性、自主性はどこで発揮されるのか、みなさんの知恵が試されるところです。みなさんの「そうぞうりょく」に期待しています。今、ひらがなで表現しました。
 ところで、昨年度先生方チームと有志生徒チームとのソフトボールの試合がありました。先生方チームがコテンパンにやられました。川崎先生は昨年度のリベンジを果たそうとたくらんでいます。私もです。楽しみにしています。さて、これから残暑が厳しいところです。みんなで励まし合い、注意し合いながら、実りの秋を迎えられるようにしましょう。以上です。

 

今日はこのへんで。

8/5、今日午後から実力養成講座開始

  三者面談が昨日まででひとまず終了し、今日から本校は午前中が授業で、午後は全年次とも夏季実力養成講座がスタート。この形で8/7まで継続し、8/8から短い夏休みとなります。
 梅雨明けから蒸し暑い日が続き、今日は30度超え。朝から全国的に暑い一日でした。このような暑さの中での授業と実力養成講座です。くれぐれも集中力を失わないよう、また熱中症にならないよう、気をつけて。
 さて、今日から私は中学校訪問。近くの、ふだんお世話になっている中学校を3校ほど訪問させていただきました。市内の中学校も、今夏は、臨時休業のところを挽回すべく、今週中は授業のところが多いようです。中学生も頑張っている夏です。高校生のみなさんも、負けずにこの暑さを乗り切ってほしいと思います。
 今夏は、7月に雨続きだったせいで、セミの鳴き声がまだ聞こえてこないような・・・と思っていたら、今朝方、庭の水まきをやっていたら、羽化したセミを何匹か発見。まもなくうるさく鳴き始めると思います。そして昨夜は8月の満月。少し雲が出ていたので薄ぼんやりとですが、東の空からお月様が昇ってくるのが見えました。今日、8/5は、いつもだったら仙台の花火大会。明日からは仙台の七夕祭り。仙台のみならず、東北全体が夏祭りで盛り上がるところ。そういったものがみんな中止になり、少し寂しい夏ですが、みんなでスクラムを組んでこの試練を乗り切っていきましょう。

 今日は、このへんで。

梅雨明け・・・PTAのみなさんに感謝

 昨日8/2に南東北の梅雨明けが宣言され、本県にもようやく夏らしい青空が広がりました。今日、8/3月曜日も、昨日に比べたら雲が出た分、さほど気温は高くならなかったですが、梅雨が明けたと実感できる陽気となりました。
 先週、8/1は、PTA研修委員会の方々に、中庭清掃のボランティアをしていただきました。あまり風が通らず、蒸し暑い中の作業となりました。心からお礼申し上げます。みなさまのおかげで、本当にきれいになりました。生徒のみなさんは、PTAのみなさんのおかげで、自分たちの学びの環境が他のどこよりも整備され、美化されていることに、感謝の気持ちをしっかり持って学習に励んでほしいと思います。また、みなさんも、もっともっとボランティア精神をいろいろな場面で発揮してほしいと思います。
 さて、8月に入り、各大学の「令和3年度入学者選抜要項」が出そろったようです。(例年、7月末日までに発表されるものです)今日は、それを持参してお隣の岩手大学の先生が見えられ、貴重な情報交換ができました。現代社会が「デザイン志向」を強めていることを、お互いに納得した次第です。本校生徒生徒も、各自、自分の希望大学のHPを閲覧し、「令和3年度入学者選抜要項」を確認すること。
明日からは、ますます暑くなりそうです。くれぐれも熱中症と、新型コロナウイルス感染症に気をつけて。

今日は、このへんで。

7月最終日、木槿の花

  昨日、今日となんとか雨が降らず、もちこたえて7月が終わろうとしています。しかし、おとといまでの大雨により、お隣の山形では河川氾濫による住宅浸水等の被害が出ました。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
今年は、長梅雨となってしまいましたが、週明けからはようやく日照不足が解消されそうです。三者面談は週明け、8月も続きます。保護者の皆様には、暑いところの面談になるかもしれません。くれぐれもお気をつけてお越し下さい。明日、土曜日には、PTA研修委員会の方々による中庭清掃の奉仕活動も計画されています。お忙しいところ、本当にありがとうございます。
生徒たちは、週明けから、初めて8月の授業となります。熱中症や新型コロナ対策等、気をつけながら、授業や実力養成講座を展開してまいります。ご家庭の協力があってこそだと思います。よろしくお願いします。

 校舎南側の、木槿の花が見頃となっています。
今日は、このへんで。

 

三者面談⇒雨の中、感謝です

 昨日からの雨が、今日7/28火曜日は今朝から強い雨となり、現在(16:50頃)も激しく降り続いています。天気予報では、厚い雨雲が本県に居座ったまま、しばらく梅雨末期の雨が降り続くようです。みなさん、くれぐれも気をつけてください。
 このような大雨の中、昨日から本校では三者面談が始まり、保護者の方々にご来校をお願いしています。このようにお足元の悪い中、みなさまにお越しいただく形となってしまい、大変心苦しく思っております。くれぐれも気をつけてご来校下さい。
 今回は、4月から長く臨時休業が続き、ようやく6/1から学校が再開され、約2ヶ月が経過したところでの面談となります。今年度、まだ定期考査も大きな学校行事も実施できないところでの面談となりますが、ぜひここまでの学校生活や学習において相談したいこと等がありましたら、遠慮なく担任などにお尋ねください。
 早めにいらっしゃった保護者の方々は、食堂前に展示されている美術科生徒の作品を鑑賞なさっているようです。いかがでしょうか。先日、「美術科新入生作品展」を紹介しましたが、「愛鳥週間用ポスター原画コンクール」も新入生の入学前の課題です。できばえは添付の写真のとおりです。どうぞご覧下さい。
 早く梅雨が明けてほしいと願いつつ。
 今日はこのへんで。

某大学の入試問題から

 (7/22記述)

 明日から4連休。それを前にして今日は晴れ間がのぞき、湿度が高かったため、相当蒸し暑くなりました。みなさん、大丈夫だったでしょうか?先の日曜日は久々の30度を超える暑さ。今日も30度を超えるかなと思ったのですが、そこまではいかなかったようです。天気予報によると、梅雨明けはまだ先のよう。平年は25日頃なので、この4連休中にかなと思ったのですが、このままだともしかしたら8月までずれ込むかも。いずれにしても、蒸し暑いのは勘弁してほしいですが、日照不足は、農家の方にとってたいへんな問題です。7月中に梅雨明けがほしいですね。
 さて、昨日は3年次のみなさんは、進路講演会。夏の天王山を前に、心構えを説いてもらったと思います。この夏を計画的に学習に取り組み、希望進路実現に向けて、着実に前進してほしいと思います。なお8/7までは、授業と面談と実力養成講座の組み合わせです。くれぐれも間違いのないように。
 今日、進路室にお邪魔したら、進路室に備えてある赤本・青本の整理中。中に、あこがれの某大学の赤本があったので、借りてきました。この大学は、国語の問題がすごいのです。パッと開いたら、やっぱりありました。
 たとえば、2015年度 国語問題。少し引用します。

大問一 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

       或る日 雨の晴れま
       路に竹の皮の包みが落ち
       なかから つくだにがこぼれ出た
       つくだにの小魚は水たまりにつかったが
       とうとう生きて返らなんだ

     井伏鱒二の小説、『洋之助の気焔』(昭和九年)の冒頭に掲げられた詩なのだが、彼が得意としていたナンセンス・ユーモアの【  ⑴  】たるもの

    がある。

 
     以下 省略


 さて、どうでしょうか。これは当然出典が明記されていて、本文末尾に、安藤宏氏の『太宰治 弱さを演じるということ』と記されています。
もちろん私は、【  ⑴  】に入る四字熟語などをきちんと答えられるように勉強しなさいと言うために、この入試問題を紹介するのではありません。伝統と歴史のある某大学の入試問題において、問題文の冒頭に、井伏氏の小説の冒頭に掲げられた詩がぽーんと出てくるのが、なんとも痛快なのです。自分が授業をやっていたら、絶対授業のまくらに扱いたいところです。

(以下、7/25記述)
 もう少しこの問題文から引用してみます。太宰の研究家安藤宏氏の名文です。

    われわれは人生の役に立つ教訓を得るためだけに小説を読んでいるわけではない。フィクションは単にフィクション(絵空事)であってよいはずだ。絶え

   ず自らの行為に意味づけをしなければ生きていけぬのが人の哀しい性であるとするなら、フィクションからアレゴリーを求めようとするこうした読み方自体

   を風刺し、笑い飛ばしてみせるのもまたフィクションの役割にほかならないのである。たとえば太宰の『晩年』の中に『ロマネスク』(昭和九年)という短

   編が収められているが、その中にさらに「喧嘩次郎兵衛」という小編がある。舞台は江戸時代の東海道三島の宿。鹿問屋という造り酒屋の次男である次郎兵

   衛は、商人根性を嫌って毎日酒を飲み、ならず者扱いされていた。
      

      中略

    

    結末で次郎兵衛は牢の中で次のような歌を哀れな節で口ずさむのであるという。

       岩に囁く
       頬をあからめつつ
       おれは強いのだよ
       岩は答えなかった

     彼のクワダてる荒唐無稽は、〈岩〉、すなわち日常現実世界からむなしくはねかえされてしまう。そしてまさしくこの連戦連敗であるという一点にお

    いて、「ナンセンス」は初めて「センス」に拮抗することができるのである
              (安藤宏 『太宰治 弱さを演じるということ』による)
  
 どうでしょうか。最後の傍線部が付された部分で、この大学は選択肢で問題を作っています。「傍線部の説明としてもっとも適当なものを次の中から選びなさい」というパターンです。おそらく問題作成の先生は受験生に書かせたいのだと思います。書かせたいのですが、さばききれない数の受験生の答案を処理するために、仕方なく選択問題にしていると思います。
 今の、宮城野高校生は、最後の傍線部について、説明しなさいと記述問題が出されたら、どう答えるのでしょうか。とても興味深いところです。

 

 週明けからは、各年次とも、三者面談期間に突入です。保護者の皆様には、お忙しいところ、申し訳ありませんが、ご協力よろしくお願いします。
 (今日、土曜日は、学校で英検実施です。受験生のみなさん、がんばって!)
 

 今日は、このへんで。
 

 

木槿&フェイスシールド

  この1週間は、すっきりした天気にならず、梅雨空が続きました。今日は、ようやく雨はあがりましたが、気温は20度前後のまま。週末も雨模様のようです。
 さて、雨の降らないうちにと思って、本校の敷地南側の木槿の植え込みを写真にとりました。駐輪場からあがってくる所に植えてあるので、教室窓からも見えると思います。雨続きの天気でしたが、いつのまにかピンクと白の木槿の花が咲き始めました。写真のとおりです。登下校の際は、ぜひ心の清涼剤に木槿の花をしばし眺めてほしいと思います。休み時間に教室ベランダからも見えるはずです。

 さて、新型コロナ対策の授業スタイルのひとつが、フェイスシールドを着用しての授業。国語(古典)の時間、本文朗読の際に生徒みんながフェイスシールドを着用していました。しっかりガード。今の状況下では、とても大事なことですね。仙台でも感染者が連続して出ています。くれぐれも気をつけて、この週末を過ごしてください。
 

今日は、このへんで。(先週、原稿アップの際、手元に間違いが生じ、本文の重複がありました。失礼しました。以後、気をつけます。)


       

生徒下校後

  7月になって、あっという間に半分が過ぎました。今日も雨が降ったりやんだり。気温も上がらず、そろそろお天道様が恋しくなってきました。日照時間が少ないと農作物にも悪影響。早く梅雨が明けてほしいです。
 さて、勉強に集中する姿が目立ってきた3年次の生徒。朝の始業前から図書室で勉強する生徒が増えてきました。一方で読書に励む生徒もいるので、とても頼もしいです。今日も、そういう生徒でいっぱいかなと思ったのですが、今朝は、仙石線が動かず、利用生徒のほとんどが足止めとなりました。1時間目はカット。2時間目からスタートとなった次第です。夕刊には、「仙石線2時間不通。朝の足14400人に影響」と出ていました。(100人単位で数字が出ているのがすごいです。)
 ところで、生徒が下校した後の職員室。残った先生方がミニミーティングをできる時間です。先ほどのぞいてみたら、某教科の若手4人がにこやかに立ちながらミーティング。指導の流れを「ああでもない、こうでもない」と議論しているのが、とても頼もしく、思わずパチパチとしたくなりました。30~40代の、アラフォーと言われる世代でしょうか。そう言えば、本校1回生軍団は、今年40歳? 世間一般には「不惑」と言われるところですが、私は、まだまだ悩み多き時代でした。
 今日は、このへんで。

美術科新入生作品展

 今朝方、学校に来てみると、校長室前の廊下に展示してある美術科さんの作品が入れ替え。昨日までは、2年次の作品でしたが、今日からは新入生の作品です。題して『美術科新入生作品展』。課されたテーマは、「宮城野高校美術科に入学した喜びを、自画像で表現してください」。恒例の、美術科入学前実技課題です。入学前ですから、まだ彼ら彼女らは、一切手ほどきは受けていません。入学前の自分だけの力で、合格・入学の喜びを表現しています。表情がとてもナイスですね。一生の記念です。どうぞ、ご覧下さい。

 

 

 

 

 

ところで、明日の土曜日からは3年次の土曜講座スタート。コロナ対策の臨時休業により、いつもよりスタートが遅れましたが、ここからが勝負です。みんな頑張って!

 今日は、このへんで。

 

 

 

サークル登録締切間近

 昨晩からの雨が放課後になってようやくやんだところ。本県もここ数日雨続きで、じめじめした日が続いています。まだ今日は気温がさほど高くならなかったので、なんとかしのげたところ。でも、九州各県に甚大な被害をもたらした大雨が、中部地方にも降り始め、被害が拡大しています。梅雨末期特有の大雨ですが、なんとか早くやんでほしいです。改めてお亡くなりになった方々のご冥福を祈ります。また被害に遭った方々に心からお見舞い申し上げます。
 さて、本校にはスクールカウンセラーの先生がいますが、さらに「心のケア支援員」として勤務をお願いしている先生もいます。支援員の先生には1年次の生徒に対する自己紹介を、帰りのHR後に各ホームで実施してもらっています。少しでも早く支援員の先生の顔を覚えてもらい、相談しやすくするためです。6/8からスタートし、今日7/8、17Hの後半の生徒に自己紹介をしてもらい、これで1年次の全生徒に対する自己紹介が終わりました。生徒のみなさんは、どうぞ遠慮なく相談してみてください。
 ところで、各サークルの新入生勧誘の一環で、昨日、今日とダンスサークルのMDOがお昼休みに体育館でミニライブを行いました。本日、私も少しばかり見学させてもらいましたが、ブランクを感じさせない動きにびっくりしました。サークル登録締切は、7/10(金)。みなさんが積極的に参加、活動することを期待します。今日は、このへんで。

 

再び自然災害の恐ろしさ

 今日7/7は、二十四節気のひとつである「小暑」。暦の上で、本格的な夏に向かう頃と言われています。本校でも、今日は今夏一番の蒸し暑さとなりました。みなさん、熱中症に気をつけて。(7/7はもちろん七夕さんですが、七夕さんは、どちらかというと旧暦のほうが実感できますよね)
 蒸し暑さよりも大変なのが、先日から降り続く大雨により熊本県をはじめ九州各県で大きな被害が出ていることです。各県の河川が氾濫し、浸水等により、多くの尊い人命が失われています。亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、被害に遭った方々に心からお見舞い申し上げます。救助活動ができるだけ速やかに行われてほしいです。コロナウイルス感染症予防対策もあり、避難所運営も厳しいものがあります。1日も早く天候が回復することを祈ります。
 再び自然災害の恐ろしさを突きつけられるにつけ、日本のみならず世界の気候が大きく変動しているのではと思うばかりです。これまでの経験知が通用しない時代になりつつあると思います。みなさんもくれぐれも気をつけて。

 7月に入り、「25周年記念誌」の編集がいよいよラストスパート。編集委員の先生方、お疲れ様です。日々、本校の歴史と格闘だと思います。

 今日はこのへんで。

美術科生徒作品『寵鳥眈々』

梅雨の合間の、晴れ間です。気温や湿度があまり上昇せず、時折心地よい風が吹き抜けたので、蒸し暑かった昨日よりは、過ごしやすい1日でした。
さて、昨日は手芸サークルの紹介、今日は美術科さんの展示作品の紹介をしたいと思います。6/1の学校再開以降、校長室前の廊下パネルには、『授業作品展示』と称して、昨年度末の美術科1年次(現2年次)『構成 デザイン分野』の授業作品が展示されています。『イメージの世界を描く』という課題のようです。
展示の趣意書は、写真のとおり。また、私の気に入った作品を紹介しますが、せっかくなので、本人が実際に作品の下に貼付している「作品についての説明」を付けます。美術科の生徒のみなさんの自己分析力の高さを知っていただきたく、紹介するものです。国語の教員を長くやりましたが、こういう文章を書けるというのは、やはりみなさんは鋭い自己分析力を持っているなあと驚嘆した次第です。また、自分は国語の教員をやってきましたが、国語の時間に何をやってきたのかと、反省するばかりです。

作品についての説明
『 寵 鳥 眈 々 』
 親や周りの親切に甘えて、自分で行動・決断出来なくなっている自分をテーマにした。誰しも皆、誰かの助けがあって生活している。それでもいつかは自立しなければならない。今の私達は子供から大人になる段階だから、親や周りの人に甘えるのではなく、自分でこなしていく必要があるというメッセージを込めた。表情を悲しくさせないで少し明るくしたのは自由から縛られて苦しいけど、確実に与えられる幸せがあるから安心しきっている心情を表現した。明るい絵の方が好まれるけど、暗い部分も現実で、幸せな絵に逃げてほしくないからテーマを重く暗い感じにした。

 

素敵な作品をどんどん描いてほしいなと思います。

今日は、このへんで。

 

 

 

 

文月は、手芸サークルのみなさんの作品でスタート

  7月1日、文月のスタートです。夕方からは本降りになってしまいましたが、日中は上から雨粒が落ちてこない時間が長く続き、本校生徒は体育の時間、元気に外でテニスやソフトボールを楽しんでいました。みなさんの元気な姿がとても頼もしく思えた次第です。体育館でもバレーボール等、活発に楽しんでいるようです。そのうち見学に行きます。
 運動系のみならず、昨日、通信に書いたように、手芸サークルのみなさんが作品を展示してくれました。とてもかわいいものばかりです。写真OKをいただいたので、アップします。ご覧下さい。文化系サークルのみなさんが、こんなふうにどんどんアピールしてくれるとありがたいです。本校ならではの、サークルの楽しみ方を追求しましょう。
 今日は、このへんで。

サークル活動&共通テスト200日前

 6月最終日の6/30です。水無月の晦日は、曇りのち雨の、梅雨らしいお天気となりました。このまま涼しい日が続くのか、蒸し暑い梅雨になるのか、さて、明日からは早くも文月7月です。(早くも令和2年の折り返しです)
 昨日の月曜日から、本校ではサークル活動が認められるようになりました。新型コロナウイルス感染症予防対策のため、約3ヶ月の遅れです。昇降口ホワイトボードには、活動紹介、連絡がたくさん書き込まれるようになりました。手芸サークルさんは、なんと早くも自分たちの手製の作品を昇降口前に展示しています。新入生に対するアピールでしょうか。これは、なかなかすぐれもんです。本人たちの許可がおりたら、写真入りで紹介しましょう。
 外のサークルは、雨天のため、今日は残念でしたが、ぜひ今のうち、球技等に親しんでほしいです。(後期になると、日が暮れるのが早くなります)私も、そのうち参加させてください。よろしく!
 ところで、今日の河北夕刊には、「共通テスト 第2日程選択に校長判断」と大きな見出しが出ていました。確かに本日6/30付けで、大学入試センターから「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」が発表されました。これについては、後日改めて進路部や年次から説明、注意してもらいます。みなさんは、先日書いたように、「情報に右往左往されることなく、日々の学習に打ち込み、第1志望合格に向けて準備を進めてほしいと思います」。
 進路部発行の「進路通信」には、本日6/30で、「共通テスト200日前」(第1日程かな?)とありました。カウントダウンです。気合いを入れ直しましょう。
 今日は、このへんで。 

模試&1年次PTA委員会開催・・・P3団体のみなさんに感謝

6月最後の週末の土曜日、全年次とも、朝から登校して模試に取り組んでいます。1年次は高校入学して初めての模擬試験です。授業がスタートしてから約1カ月のところでの模試ということで、今年はなかなかつらいところがありますが、臨時休業中の家庭学習の成果も含めて、今現在の自分の力を存分に発揮して問題に取り組んでほしいと思います。
 さて、生徒が模試に取り組んでいる間、10時からは、PTA3団体の方々と「令和2年度PTA1年次委員会」を開催しておりました。本来ならばもっと早いところで開催しているものですが、今年は5月末日まで臨時休業のため、今日の開催になったものです。主な内容としては、PTAに手を挙げていただいた1年次の方々にお集まりいただいたわけですが、そこに2・3年次の「PTA」「教育振興会」「放課後活動後援会」の役員の方々が同席して、1年次の方々から、3団体の役員を決めていただき、それぞれの団体で顔合わせをしていただくものです。また研修委員会や会報編集委員会も並行して開催しております。週末のお休みのところ、お集まりいただき、本当にありがとうございます。先ほど1年次の方々の自己紹介をうかがいましたが、今年もパワフルな方々をお迎えできたと思います。2ヶ月遅れとなりましたが、この難局にあっても、ぜひ本校らしいP3団体活動を展開していただきたいと思います。おかげさまで、週明けの月曜日からは、学校の教育環境がまた一段と整備されたものになります。生徒にとって家庭からの応援が何よりの励みとなると思います。本校生徒が、これまで以上に授業や放課後活動に集中し、学校生活を充実したものにすることを期待し、またP3団体のみなさんのご協力、ご支援に心から感謝申し上げます。
 今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

共通テストについて(6/19付け文科省発表)

6/24記述
今週は、今日水曜日になっても梅雨空が続き、あまり気温が上がりません。今朝も霧雨状態で、上着なしの半袖ワイシャツだけでは、涼しすぎるくらいでした。
 さて、6/22記述の続きです。文科省は、6/19付けの通知により、年明けの令和3年1月の共通テストの日程について、「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れや同感染症に罹患した場合等にも対応できる選択肢を確保するため」下記のとおり、日程を設定すると発表しました。

(1)令和3年1月16日・17日
(2)令和3年1月30日・31日
     (1)の追試験としても実施
(3)特例追試験 令和3年2月13日・14日
      ※(2)の追試験として実施

設定された日程は、以上のとおりです。

なお、追加説明として、
(2)については、「学業の遅れを理由に当該日程を選択する者を対象とするとともに、(1)を疾病等の理由で受験できなかった者の追試験として実施することとし、全都道府県に会場を設置する」とあります。
(3)については、「学業の遅れを理由に(2)を選択した入学志願者が疾病等を理由に受験できなかった場合に備え、別途、特例追試験を実施する」とあります。

 さて、日程の選び方については、今後早々に、進路部や年次から、また担任の先生方から学校としての指針が出されると思います。外野からの情報に右往左往されることなく、日々の学習に打ち込み、第1志望合格に向けて準備を進めてほしいと思います。
 今日は、このへんで。

6月第4週目・・・体育では球技開始

6/22記述

 朝からどんより曇り空。気温もさほど上がらず、梅雨らしいお天気でした。今日から6月も第4週目。保健体育では、新型コロナ対策をしっかりと実行しつつ、いよいよ球技がスタート。サッカーやテニス、ソフトボールに卓球・・・梅雨空ではありましたが、みんなが嬉々として球技に親しむのを見て、少しずつ前進していることを実感しました。そういえば、先週、世間ではプロ野球が、無観客ではありますが開幕したのでした。大勢の観客が大歓声をあげてのボールゲームではありませんが、いずれ元通りになることを願いつつ、もう少し辛抱することとします。
 美術科の授業でも、適度な距離を取りつつ、デッサンの授業等が展開されており、みんなの真剣なまなざしに感心したところです。図書館でも、間隔を保ちながら学習や読書に励む生徒が増えてきました。職員室前の質問コーナーにも、朝の始業前や昼休み、放課後などに、先生方に熱心に質問する生徒がいつの間にか増えてきており、授業がどんどん進んでいるのを実感します。
 ところで、6/19付けで文科省から「令和3年度大学入学者選抜実施要項について」が出ました。新聞等の報道にあるとおりです。詳しくは、明日。
 今日は、このへんで。

共通テスト等の日程について

  6月の第三週目スタートです。今日も、朝早くから、当番の先生方が数名、昇降口に出て、「おはようございます」、「検温はしてきましたか?」「検温を忘れてしまった人は、こちらです」「体調が良くない人はいませんか?」などと声をかけていました。お疲れ様です。しばらくは、このような声がけをしながら、新しい生活様式の定着を目指していきたいと思います。ご協力、よろしくお願いします。
さて、先週末6/12(金)の、この校長通信に「今日の新聞には今度の1月の初めての『共通テスト』の日程は、変更なしで実施すると出ていました。」と書きました。小生も、「少し延期するのも一つの案だったと思うのですが、後ろが延ばせないとなると仕方ないかもしれません。いずれにせよ、大きな目標が定まったからには、もうここは覚悟を決めて走り出すしかありません。」と、みなさんに檄を飛ばしたつもりでいたのですが、昨日、日曜日の新聞には、全国の校長先生方の組織である「全高長」が、「大学入試の1ヶ月後ろ倒しを文科省に要望」とありました。まだ予断を許さないようです。3年次のみなさんには、ご迷惑をおかけしました。まだ共通テストの日程は決定ではありません。気をつけて、今後の連絡をよく聞いてください。
今日は、このへんで。

学校再開、2週間経過・・・梅雨入り、アジサイの季節

 学校が再開して2週間が過ぎました。最初の1週間はそれほどの暑さを感じなかったのですが、今週の2週目に入ったあたりから徐々に蒸し暑さが増し、昨日は宮城県も梅雨入りし、今日は不快指数もうなぎ登り。暑かったです。
その中にあって、3年次のみなさんは、今日、明日と共通テスト模試です。受験生は暑さとも戦わなければなりません。くれぐれも気をつけて。
今日明日のものは、本来なら5月末の実施でしたが、臨時休業によりここまで延期になっていたものです。みなさんどうだったでしょうか? 夏休み前は、この6月マークと7月の記述がドッキング判定だと思います。臨時休業のため、学習の遅れが懸念されるところですが、宮城野のみなさんには、ぜひこのピンチをチャンスに変えて頑張ってほしいと思います。
大学入試といえば、今日の新聞には今度の1月の初めての『共通テスト』の日程は、変更なしで実施すると出ていました。少し延期するのも一つの案だったと思うのですが、後ろが延ばせないとなると仕方ないかもしれません。いずれにせよ、大きな目標が定まったからには、もうここは覚悟を決めて走り出すしかありません。みなさんの今後の踏ん張りを大いに期待したいと思います。
なお民間の就職日程については、1ヶ月後ろ倒しにすることが発表になったようです。民間就職を希望する生徒のみなさんは、今後の情報に注意してください。
校長室からは、生徒のみなさんが体育の授業に励む様子がよくわかります。先週から一歩進んで、体操もダンスを取り入れて動きがだんだん活発になってきました。健康な汗をかけるみなさんがうらやましいです。しかし、念のため、熱中症にくれぐれも注意してください。
ところで、この時期、いつもだと鎌倉の明月院のアジサイが見頃となる季節です。お寺のHPによると、ちょうどこの週末が見頃のようです。でも、このコロナウイルス感染症予防対策のため、平日のみの開門となっていました。仕方ありません。ネットやTVニュース等を通じての鑑賞で、今年は我慢することにします。
みなさん、そろそろ疲れがたまる頃です。リフレッシュを上手にして、よい週末を。

今日はこのへんで。

 

最初の1週間、お疲れ様でした

 学校が再開して最初の1週間が終わろうとしています。新入生のみなさんは、もちろん高校生としてスタートしたばかり。各教科科目の最初の時間は、高校の授業のあり方、心がまえ等について、たくさん教えていただいたと思います。高校は義務教育とは違うわけですから、みなさん一人ひとりの強い自覚のもと、予習を前提にした授業が行われると思います。この2ヶ月をどう過ごしていたかも、相当影響が出てくるはずです。とまどうところが多いかもしれません。わからないところがあったら、そのままにせず、先生方を上手に活用してください。2年次、3年次は、それぞれの課題が新入生よりは明確になっているはずです。「より高みへ!」。今回の新型コロナウイルスにより、自分たちの文明の基盤の脆弱さを感じ取ったはずです。今後、自分の人生を切り拓く上で、狭く浅い学びでは、通用しないことも思い知ったかもしれません。知的好奇心をフル回転させ、一層広く深い学びへ転換できるよう、みなさんの踏ん張りを期待したいと思います。
 ところで、今日は二十四節気の「芒種」。夕刊には「稲や麦など先にとげのような突起がある穀物の種をまくころ(実際の種まきはもう少し早く行われるようです)」と解説がありました。梅の実が青から黄色に。次第に梅雨めいて、五月雨の季節に入る頃。私にとって梅雨入り前の、まだじめじめしないこの季節も大好きな時期です。もう一つの話題は「ストロベリームーン」。教え子の卒業生から教えてもらいました。 今夜の満月は、とてもロマンチックな名前で呼ばれているようです。「ストロベリームーンを好きな人と一緒に見るとその人と結ばれる」とか。残念ながら今、本校から見える東のほうのお空には、厚い雲が・・・。日付が変わる頃を期待しましょう。
今日は、敷地内の「ヤマボウシ」を撮ってきました。ごらんのとおりです。駐車場脇に植えてあります。
 今日は、このへんで。最初の1週間、お疲れ様でした。