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校長通信

再び自然災害の恐ろしさ

 今日7/7は、二十四節気のひとつである「小暑」。暦の上で、本格的な夏に向かう頃と言われています。本校でも、今日は今夏一番の蒸し暑さとなりました。みなさん、熱中症に気をつけて。(7/7はもちろん七夕さんですが、七夕さんは、どちらかというと旧暦のほうが実感できますよね)
 蒸し暑さよりも大変なのが、先日から降り続く大雨により熊本県をはじめ九州各県で大きな被害が出ていることです。各県の河川が氾濫し、浸水等により、多くの尊い人命が失われています。亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、被害に遭った方々に心からお見舞い申し上げます。救助活動ができるだけ速やかに行われてほしいです。コロナウイルス感染症予防対策もあり、避難所運営も厳しいものがあります。1日も早く天候が回復することを祈ります。
 再び自然災害の恐ろしさを突きつけられるにつけ、日本のみならず世界の気候が大きく変動しているのではと思うばかりです。これまでの経験知が通用しない時代になりつつあると思います。みなさんもくれぐれも気をつけて。

 7月に入り、「25周年記念誌」の編集がいよいよラストスパート。編集委員の先生方、お疲れ様です。日々、本校の歴史と格闘だと思います。

 今日はこのへんで。

美術科生徒作品『寵鳥眈々』

梅雨の合間の、晴れ間です。気温や湿度があまり上昇せず、時折心地よい風が吹き抜けたので、蒸し暑かった昨日よりは、過ごしやすい1日でした。
さて、昨日は手芸サークルの紹介、今日は美術科さんの展示作品の紹介をしたいと思います。6/1の学校再開以降、校長室前の廊下パネルには、『授業作品展示』と称して、昨年度末の美術科1年次(現2年次)『構成 デザイン分野』の授業作品が展示されています。『イメージの世界を描く』という課題のようです。
展示の趣意書は、写真のとおり。また、私の気に入った作品を紹介しますが、せっかくなので、本人が実際に作品の下に貼付している「作品についての説明」を付けます。美術科の生徒のみなさんの自己分析力の高さを知っていただきたく、紹介するものです。国語の教員を長くやりましたが、こういう文章を書けるというのは、やはりみなさんは鋭い自己分析力を持っているなあと驚嘆した次第です。また、自分は国語の教員をやってきましたが、国語の時間に何をやってきたのかと、反省するばかりです。

作品についての説明
『 寵 鳥 眈 々 』
 親や周りの親切に甘えて、自分で行動・決断出来なくなっている自分をテーマにした。誰しも皆、誰かの助けがあって生活している。それでもいつかは自立しなければならない。今の私達は子供から大人になる段階だから、親や周りの人に甘えるのではなく、自分でこなしていく必要があるというメッセージを込めた。表情を悲しくさせないで少し明るくしたのは自由から縛られて苦しいけど、確実に与えられる幸せがあるから安心しきっている心情を表現した。明るい絵の方が好まれるけど、暗い部分も現実で、幸せな絵に逃げてほしくないからテーマを重く暗い感じにした。

 

素敵な作品をどんどん描いてほしいなと思います。

今日は、このへんで。

 

 

 

 

文月は、手芸サークルのみなさんの作品でスタート

  7月1日、文月のスタートです。夕方からは本降りになってしまいましたが、日中は上から雨粒が落ちてこない時間が長く続き、本校生徒は体育の時間、元気に外でテニスやソフトボールを楽しんでいました。みなさんの元気な姿がとても頼もしく思えた次第です。体育館でもバレーボール等、活発に楽しんでいるようです。そのうち見学に行きます。
 運動系のみならず、昨日、通信に書いたように、手芸サークルのみなさんが作品を展示してくれました。とてもかわいいものばかりです。写真OKをいただいたので、アップします。ご覧下さい。文化系サークルのみなさんが、こんなふうにどんどんアピールしてくれるとありがたいです。本校ならではの、サークルの楽しみ方を追求しましょう。
 今日は、このへんで。

サークル活動&共通テスト200日前

 6月最終日の6/30です。水無月の晦日は、曇りのち雨の、梅雨らしいお天気となりました。このまま涼しい日が続くのか、蒸し暑い梅雨になるのか、さて、明日からは早くも文月7月です。(早くも令和2年の折り返しです)
 昨日の月曜日から、本校ではサークル活動が認められるようになりました。新型コロナウイルス感染症予防対策のため、約3ヶ月の遅れです。昇降口ホワイトボードには、活動紹介、連絡がたくさん書き込まれるようになりました。手芸サークルさんは、なんと早くも自分たちの手製の作品を昇降口前に展示しています。新入生に対するアピールでしょうか。これは、なかなかすぐれもんです。本人たちの許可がおりたら、写真入りで紹介しましょう。
 外のサークルは、雨天のため、今日は残念でしたが、ぜひ今のうち、球技等に親しんでほしいです。(後期になると、日が暮れるのが早くなります)私も、そのうち参加させてください。よろしく!
 ところで、今日の河北夕刊には、「共通テスト 第2日程選択に校長判断」と大きな見出しが出ていました。確かに本日6/30付けで、大学入試センターから「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」が発表されました。これについては、後日改めて進路部や年次から説明、注意してもらいます。みなさんは、先日書いたように、「情報に右往左往されることなく、日々の学習に打ち込み、第1志望合格に向けて準備を進めてほしいと思います」。
 進路部発行の「進路通信」には、本日6/30で、「共通テスト200日前」(第1日程かな?)とありました。カウントダウンです。気合いを入れ直しましょう。
 今日は、このへんで。 

模試&1年次PTA委員会開催・・・P3団体のみなさんに感謝

6月最後の週末の土曜日、全年次とも、朝から登校して模試に取り組んでいます。1年次は高校入学して初めての模擬試験です。授業がスタートしてから約1カ月のところでの模試ということで、今年はなかなかつらいところがありますが、臨時休業中の家庭学習の成果も含めて、今現在の自分の力を存分に発揮して問題に取り組んでほしいと思います。
 さて、生徒が模試に取り組んでいる間、10時からは、PTA3団体の方々と「令和2年度PTA1年次委員会」を開催しておりました。本来ならばもっと早いところで開催しているものですが、今年は5月末日まで臨時休業のため、今日の開催になったものです。主な内容としては、PTAに手を挙げていただいた1年次の方々にお集まりいただいたわけですが、そこに2・3年次の「PTA」「教育振興会」「放課後活動後援会」の役員の方々が同席して、1年次の方々から、3団体の役員を決めていただき、それぞれの団体で顔合わせをしていただくものです。また研修委員会や会報編集委員会も並行して開催しております。週末のお休みのところ、お集まりいただき、本当にありがとうございます。先ほど1年次の方々の自己紹介をうかがいましたが、今年もパワフルな方々をお迎えできたと思います。2ヶ月遅れとなりましたが、この難局にあっても、ぜひ本校らしいP3団体活動を展開していただきたいと思います。おかげさまで、週明けの月曜日からは、学校の教育環境がまた一段と整備されたものになります。生徒にとって家庭からの応援が何よりの励みとなると思います。本校生徒が、これまで以上に授業や放課後活動に集中し、学校生活を充実したものにすることを期待し、またP3団体のみなさんのご協力、ご支援に心から感謝申し上げます。
 今日は、このへんで。