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校長通信

「金曜日はお天気になるように」

   昨日、うれしいニュースで紹介した岩渕さんですが、書いていたときにバタバタして、書き忘れていたことがありました。今、校長室に飾ってある『古き良き(蚊取り線香器)』ですが、これも岩渕さんが制作したものでした。例の、かわいい「ヤモリ」さん(私が最初、「イモリ」と勘違いしたもの)が乗っかっている、黒電話です。『心のシャッター』と『古き良き(蚊取り線香器)』とでは、相当距離があるような気がするのですが、このように、傾向の極端に異なる2作品をさらりと制作してしまうところに、彼女の抜きんでた才能を感じてしまいます。岩渕さん、改めておめでとうございます。

 後輩のみなさんも、岩渕さんに続いてどんどん活躍してほしいと思います。たとえば、新年度の河北美術展は、作品の大きさの条件が広げられ、また賞も増やすらしいです。若手にもっともっと応募してほしいとのことです。本校生徒がたくさん応募し、また入賞するのを期待しています。

 さて、今日もまずまずの穏やかな天気に恵まれました。グランドには、体育の時間にサッカーで汗を流す生徒が大勢いました。やはり、冬はサッカーですね。うらやましく思いつつ、テレビのスポーツニュースでは、プロ野球が今月2/1からキャンプイン。我が楽天も順調にメニューをこなしているようです。昨シーズンのように、スタートでつまずくことのないよう、頑張ってほしいなと思います。

 明日もお天気は、春を感じさせるような陽気になりそうです。最高気温は今日が6度で、明日の予想は12度。一気に梅のつぼみがふくらみそうです。でも一転週末は真冬に戻り、この冬一番の寒気がやってきそうな天気予報です。考えてみれば、金曜日は前期の合格発表。受験生が凍えないよう、お天気さんにお祈りします。

今日は、このへんで。

 

岩渕さん、おめでとう

2/5、旧正月です。昨日の嵐みたいな強風がおさまり、穏やかな一日でした。久々に登校日ということで、校舎に生徒のにぎやかな声が戻ってきました。

さて、昨日、うれしいニュースが入ってきました。本校美術科3年次の岩渕伶奈さんが、第30回読書感想画中央コンクール(毎日新聞社主催)において、文部科学大臣賞に輝きました。高校生の部で、岩渕さんが全国の第一位となります。岩渕さん、おめでとうございます。

作品名は「心のシャッター」。石川直樹さんの著作「極北へ」(毎日新聞出版)を読んでの読書感想画となります。「入賞のお知らせ」の文書によると、今回のコンクールの応募総数が650,204点。この中から各都道府県の地方審査で厳選された小中高合わせて557点が中央コンクールに送られ、審査されたそうです。来る2/22に東京で表彰式があるとのことです。もちろん、本校では、初の快挙となります。私も早速、某先生のパソコンにあるデータで岩渕さんの作品を拝見しましたが、作品がこちらに浮かび上がってくるような、とても力のある作品で、また細かい部分を実に丁寧に描き分けている作品でした。実際の作品は、新聞発表後に、本校のHPにアップしたいと思います。みなさん、楽しみにしてください。

今日は、このへんで。

 

立春・・・日本代表チーム、「ありがとう」

 本日2/4は、立春。春の到来を予感させるかのように、昨日今日と予想最高気温が10度超え。なんと今朝方、車を走らせたら、外気温を知らせるメーターは9度を示していました。とても暖かく、気持ちよかったのですが、まもなくとても強い風が吹き始めました。これは春一番なのでしょうか? とにかくJRは軒並み遅れや運休。今日、生徒のみなさんは授業なしで、本当によかったです。でも、高校入試に週末が重なったための5連休が今日で終わり。明日からは平常授業です。

また、3年次のみなさんは、私大入試の方も大勢いると思います。みなさん、交通機関等の余計なトラブルに巻き込まれないよう、早め早めに動いてほしいと思います。

 さて、2/1の深夜、サッカーアジアカップの決勝戦。日本は残念ながら負けてしまいました。1-2まで挽回したときに、さあ同点だと思ったのですが、次の1点を相手にとられ、結局カタールが初優勝となりました。悔しいですが、試合をしっかりと分析して、次の大会につなげてほしいと思います。

 ところで、敗戦後の日本チームです。ネットでも話題になりましたが、ロッカールームをきれいに清掃し、またホワイトボードに3カ国語で「ありがとう」と書いて、試合会場を後にしたと書かれていました。その清掃の仕方が、今風の言葉で表現すると「半端でない」のです。すごいですね。勝敗にかかわらず、「使う前よりもきれいにして帰る」。これは基本中の基本です。そしてまた、自分たちがプレーできるように見えないところで支えてくれた関係の方々に対して、最後にはきちんと感謝の言葉を表して会場を後にする。ネットには、「見習うべき手本」「日本はまたも気品を示した」などと、賞賛の言葉が連ねられています。日本のみならず、世界中のサッカーを愛する人々、スポーツが好きな人々に、大きなメッセージを発信しています。自然にこのような行動がとれるチームに、いずれサッカーの神様が味方についてくれると思います。日本チームの、次の大会での活躍を期待しましょう。

 今日は、このへんで。

 

古谷隆男先生、おめでとうございます

 

 今日から2月。冷え込みが厳しく、早朝、雪が少しばかり舞っていました。でも、週明けには立春を迎えます。この週末に豆まきを行うご家庭も多いと思います。梅のつぼみはまだまだ堅いままですが、ふくらみはじめる日もそう遠くないはず。少しずつ春を迎える準備を始めようと思います。

 さて、先月1/20の河北新報にうれしいニュースが掲載されていました。本校で長く国語科教諭として教鞭をとられ、また進路指導部長として本校進路指導の礎を築かれた古谷隆男先生ですが、このほど「平成30年下期 河北歌壇賞」を受賞されました。古谷先生、おめでとうございます。先生には、国語教師として心すべきことや授業の展開の仕方、また進路指導のイロハや勘所、本校のみならず県全体の進路指導の進むべき方向等、たくさんのことを教えていただきました。本校の進路室で先生と長い時間を過ごし、その夢のような時間の中で、教員としてだけではなく、人生の師として、先生は若輩の私にたくさんのことを授けてくださいました。それは私だけの気持ちではありません。先生の教えを受けた生徒たちは、先生を慕って質問にやってきたり、調べ物や勉強にきたり、とにかく進路室はいつも生徒でいっぱいでした。草創期の本校にあって、学校の核の一人として、先生の存在は本当に大きなものでした。

 せっかくですので、1/20の掲載記事を少しばかり紹介させていただきます。

 

花山多佳子 選

 

願ひ込めその都度そつと近づきし団地のポスト撤去されたり

 

(評)7月1日掲載。「その都度そつと」近づくポスト。そんな思いの対象だったポストが撤去された。奪われたのは単にポストだけではない。作者の歌には何げない心理のひだが掬われていて情感がある。「労られふと老いを知る帰り道遠回りして缶コーヒー飲む」(10月14日)も良かった。

 

受賞の言葉

受賞の知らせにびっくりです。友人や両親の健康を気遣った手紙や河北歌壇への投稿はがきをポストに投函しました。ある日、交差点の角にあるポストが撤去される瞬間に立ち会ったのです。私には高齢化の進む団地の風景を象徴しているように見えました。

 

 

 以上が、古谷先生の受賞の言葉です。プロフィールには、「東日本大震災で教え子を失い歌を詠むなどして、3年前から本格的に歌作を始めた」とあります。教え子を亡くした時、先生の心痛がいかばかりであったかと拝察します。

 

 せっかくなので、先生の他の作品の一部を紹介させていただきます。河北歌壇のみならず、朝日歌壇や、『短歌研究』に掲載された歌です。先生の生の歩みをしっかりと刻んだ作品ばかりです。

 

〇この駅もこれが最後と思ひつつ急き立てられて風の中行く

〇皆何か重く背負ひて鴉四つ時雨の畑黙して歩む

〇来るはずの便りもなくて私だけの待合室に風の音聞く

〇窓を打つ未明の風に灯をともし読みかけの詩集開きて眠る

〇どこからか野太き声の自慢げに新造船は孫の名をつけ

〇姪逝きて今日で百日心にも風の道ありて枯葉巻き上ぐ

〇人の世の変化に怯み五種類の大根作る山の畑に

〇雪明り等身大の息を吐く

〇冬越しの玉葱眠る雪原に敵か味方か足跡よぎる

〇旧友の死を告ぐる人なく独り酌む古里の酒空つ風吹く

〇梅の香に捨て来し故郷偲ばれて老梅の幹掌に甦る

〇歌詠めず呑みたくもなき夕暮れは画集引き寄せ砂漠を旅す

〇無農薬貫きし同志またひとり山畑を去る多く語らず

  選者評  山畑で無農薬栽培に取り組んできた「同志」が次々と山畑を去る。情熱と意志を注いできた農法。「多く語らず」にその苦難と挫折の歳月、心残りが見えるようだ。去られる思いがにじむ。

〇気嵐のリアスの海に立ち迷ひ数多の御霊揺るがせていく

〇どこまでも新しき道子供らと過ごしし町を捜しあぐねて

〇松籟の聞こえし家はそこになく海の匂ひに夜の窓浮かぶ

 

以上は、2018年の1月から5月までの新聞や専門誌に掲載された作品です。すごいですね。

6月以降の作品は、また後日、紹介させていただきます。

 

今夜は、アジアカップの決勝戦。もちろん日本を応援しますが、どちらが優勝するにせよ、フェア

プレーをお願いしたいところです。

 

今日は、このへんで。

 

 

前期入試

 

 今日、1/31は、前期入試本番でした。受験生のみなさん、お疲れ様でした。幸い今日は、雪も降らず、冷たい北風もあまり吹かない、まずまずの天気でした。受付開始前の朝早くから、少し緊張した面持ちの受験生が続々と集まり、早速参考書を開く受験生もいました。本当に頼もしいなあと思いました。

 思い返せば、自分が高校受験をした時は、自分の受験校に対して下見なし、行ったことも見たこともありませんでした。中学校から貸し切りのバスに乗せられて、仙台市内の受験先の各高校で降ろされて、初めてその受験先の高校の門をくぐりました。なので当然あがりまくって、最初の国語の試験で、文章が全然頭に入ってこなくて、手がふるえたのを今でも覚えています。今の受験生のみなさんは、どうなのでしょうか? たぶん、私のような者は、化石みたいなものですよね。

 さて、受験生のみなさん、合格発表が本当に楽しみですね。みなさんが輝く笑顔をもって本校に入学してくるのを心から期待しています。

 今日は、このへんで。

 

「人生の転機」

 明日は、1月の末日。平成31年もあっという間に過ぎていきます。改元が予定されているので、平成を使うのもあと3ヶ月ばかり。昭和の時代に生まれて、子ども時代を過ごし、就職後もそのまま昭和の時代を過ごした自分にとって、本当に感無量です。あちこちで言われることですが、平成という時代は、自然災害が日本各地で多く発生したので、今度の元号の時代は、もう少し落ちついてほしいと切に願います。

 さて、私は芝居を観るのが好きです。成井豊という同い年の劇作家と、これまた同い年の西川浩幸という役者をはじめとして元気者の役者がそろっている劇団「キャラメルボックス」のかくれファンです。時々ガス欠状態になると、彼らの書いたものから少しばかり元気をもらっています。

  そのキャラメルの公演パンフから、男性と女性、それぞれが書いたある一節を紹介します。タイトルは「人生の転機」。

             

         人生の転機

 

         初めてレオタードを着て、自分の姿を鏡に映したとき。

         今思えば、私の人生の転機は、4歳ですでに訪れていたのかもしれません。学生時代にダンス部にいた母と、二つ上の姉が通う、近所のカル

         チャーセンターに、私もジャズダンスを習いたいとついていったのは幼稚園の頃。初めて買ってもらったレオタードは青藤色で、今もその色

         を見るとどきどきします。それからずっと私の生活は、学校に通うことと踊ることだけ。洋服は、制服とパジャマとレオタードしかいらない

         毎日でした。

         もし、あのとき、鏡の前に立っていなかったら、おままごとやお人形遊びが好きだった私が、将来、舞台に立つ仕事なんかを選んでいなかっ

         たと思います。文章を書くことが好きで、小学校の頃は童話作家になりたいなと夢見ても、大学で心理学を学んでみても、結局、身体で表現

         することには勝てなかった。青藤色のレオタードを着た鏡の中の自分は、とても小さかった。小柄だったし、周りはお姉さん達ばかりだった。

         でも、だからこそ、身体を誰よりも大きく力いっぱい動かしてみたあのとき。

         4歳で転機を迎えた私の人生は一直線でとても単純です。

 

 

         人生の転機

 

         僕は口が達者だ。実家が商売をやっていた関係で、こうなった。どんなに気を遣っても出てしまう喋り方というのが、僕にはある。そして、

         これは短所だ。会う人会う人に「お前は本心から話していない」「口で言っているだけだ」と言われてきた。自分では相手を思いやって言っ

         ているつもりでも、相手にそう受け止めてもらえないのだ。それでは、意味が無い。正直、一時期かなり落ち込んでいた。人間関係が怖くな

         った。人と話をする時に、どう話せばいいのかわからなかった。なぜなら、自分が口を開くと相手を不快にさせるから。しかしある時、初め

         て行ったバイト先で、目茶苦茶誉められた。「こんなにできる人はなかなかいないよ!」と。・・・単にその職場の雰囲気と僕の言葉遣いが

         マッチしただけで誉められたのだった。そこでふと気が付いた。自分の話し方を嫌う人もいれば、良しとしてくれる人もいる。そぐわない場

         所もあれば、そぐう場所もある。言葉遣いなんて、ほんのちょっとしたことかもしれないけれども、そこから僕は自分を認められるようにな

         った。人間の意見というものは、十人十色。自分の周りの世界のみで苦しむのではなく、もっと色んな世界に目を向けよう。一つの意見でマ

         イナス思考になるのはもったいない。自分を100%否定するのはもうやめよう。・・・そんなことを思った23の夏。

 

 

 どうでしょうか。それぞれに舞台役者なので、ほとんどテレビで見る機会がない役者さんたちです。でも、書いている内容が、もしかしたら個性あふれる本校生徒や、「一人ひとりが輝く」本校生徒にマッチする話と思って、そのまま紹介させていただきました。進路を考える際や、ちょっと人間関係で悩んでいる人などは、ぜひ参考にしてほしいと思います。

 今日は、このへんで。

 

「遠い地平、低い視点」

 在校生のみなさんは、明日午前授業ですね。私たちは、前期の高校入試の準備をします。考えてみると、明後日の前期高校入試1/31(木)から2/4(月)まで、在校生はお休みです。間に週末が入るので、なんと5連休です。みなさんは、この期間、どう過ごしますか? 各教科から課題が出されると思いますが、しっかり計画的に勉強を進めてくださいね。もちろん、勉強以外のこともきっちり楽しんでもらってけっこうです。でも、勉強と勉強以外のところを、上手にメリハリをつけて、この休み期間を過ごしてほしいと思います。

 実は、この2月から3月までの使い方、もう少し長く捉えると、2月から6月までの使い方が、みなさんの進路実現のキーだと思います。この時期をなんとなく過ごしてしまうと、アウトです。逆に多くの高校生があまり意識せず、無為に過ごしてしまうこの時期に、早く目覚めた者は、後ですごい伸びを示します。2月から3月までは、次の年次に進む手前の準備期間です。このつなぎの時期に集中力を失うことなく、互いに切磋琢磨して勉学に励んでほしいと思います。

カレンダーをのぞくと、2/4(月)は立春です。休みのうちに、立春を迎えてしまいます。そういえば、最近は夕方五時を過ぎてもまだ薄明るいので、少しずつ日が長くなっているのが実感されます。本当に春が待ち遠しいですね。

 さて、ネットをのぞいたら、作家の橋本治さんが肺炎のため今日の午後、お亡くなりになったと出ていました。まだ70歳。筑摩書房のPR誌「ちくま」に『遠い地平、低い視点』を連載中で、私は毎月楽しみにしていました。その中で闘病中と書いていたので心配していましたが、びっくりしました。まだまだご活躍できる方でした。枕草子や源氏物語、平家物語などを平易な現代語訳にしてくださり、学生時代の私はとても助かりました。硬軟両方の書き分けができる、とても柔軟かつ鋭い知性の持ち主でした。合掌。

  昨夜、サッカーを見ようと遅くまで頑張ったのですが、前半0-0のところで意識を失いました。朝、目が覚めてすぐテレビをつけたら、すごい勝ちっぷりでした。よかった、よかった!

今日は、このへんで。

 

神対応

 早くも1月最終週。今週1/31には、いよいよ前期の高校入試です。宮城県の高校入試は来年から制度が変わるので、前期入試実施は、今回が最後となります。受験生が一番大変だと思いますが、実施する我々も緊張します。まずはインフルエンザ等にかからないよう、受験生はくれぐれも気をつけてほしいし、迎える我々もインフルエンザにかからないよう、気をつけます。

また、今日からいよいよ国公立大学の出願が始まりました。2/6までとなります。昨日の日曜日も生徒保護者と担任の先生との面談が各クラスで行われていました。今日も、担任の先生とデータを調べていた生徒がいました。もちろん、他の受験生の出足を見た上で、出願先を最終決定する方法もあるのですが、あまり遅くならないよう気をつけてほしいです。また、前期と後期(中期がある大学もあり)一緒に出願なので、そこは間違いがないように。後期の出願日程が後にあるわけではありません。こういうところは、何度も言われていると思いますが、念のため。

さて、風邪をひかないように、そろそろ帰ります。みなさん、気をつけて。嵐のみなさんが、突然の〇〇宣言。記者会見を少しばかり見ましたが、みんなすごいですね。チームワークが抜群です。記者の質問に対して、本当に神対応でした。

今日は、このへんで。

 

PTA三団体合同役員会・・・ご出席、ありがとうございます

 (1/26記)昨日は、午後から出張が入り、通信はお休みでした。今日、土曜は午前中に県高校美術展を見学しました。本校生徒の作品の紹介は、週明けにします。美術館のギャラリー入口だけ、写真で紹介します。明日は、表彰式ですね。みなさん、おめでとうございます。

 午後からは学校に戻って、PTA三団体合同役員会に出席しました。PTA三団体の役員のみなさま、お休みのところ、出席をいただき、ありがとうございました。三年次においては、出願先決定のための3者面談等が行われていました。保護者のみなさま、受験生にあたたかいアドバイスをお願いします。

 今日は、このへんで。

 

 

県高校美術展開幕 

 「さえる発想 光る技術  県高校美術展開幕 27日まで」。今朝の河北新報県内版の見出しです。

平成30年度の「第71回県高校美術展」が、昨日23日に県美術館の県民ギャラリーで開幕しました。「県内74校の509点を展示している、27日まで」と記事には紹介されています。今度の日曜日までの開催ですね。丹羽先生によると最終日の日曜日に来るなら、午前中に来てほしいとのこと。午後は講評会とか、表彰式、搬出となります。私は、土曜日も25周年の会議等で厳しいので、日曜日の午前中に駆けつけます。よろしく。

 ということで、今年度の県高校美術展には、本校から優秀賞に渡部マリア、吾妻楓子、竹沢千陽、末永莉央、近藤緋呂、以上の5名、奨励賞に、佐藤あい、阿部真愛の2名、合計7名が入賞しました。みなさん、本当におめでとうございます。日頃の努力の成果が見事に結実したものと思います。また、この美術展は各校11名の出品制限があるので、今回残念ながら校内選考で漏れてしまった方にも、すばらしい作品があったと思います。入賞された方も残念ながら入賞できなかった方も、本当にお疲れさまでした。相当厳しい日程の中で、今回作品制作に励んだと聞きました。どんな作品に出会えるのでしょうか。河北展もそうでしたが、作品を見るのが本当に楽しみです。

 さて、先週の1/19に一、二年次は、進研模試を受験したわけですが、新テストスタートの年に大学受験となる一年次生の問題は、見事に新傾向となっています。国語の現代文の大問一は、鷲田清一様氏と山極寿一氏の対談集から問題文が採用されていました。対談の文章は、基本的に話し言葉なので、平易な言葉遣いになっているはずなのですが、意外と読みにくいですよね。しんどいです。漢字の問題を見たら、一問目が「ソキュウ」。いったい誰が書けるのかなと、ちょっと疑問でした。前後の文脈から類推すれば、なんとかなりそうですが、このような語彙をもし話し言葉で使われたら、私はうんざりです。すみません。鷲田様も山極様も、大好きな方ですが、問題作成者に対して今日は少しばかりクレーマーになって終わります。

 今日は、このへんで。