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校長通信

土曜学習会 ~ 開催中 ~

 6月16日、今日もすっきりしないお天気です。でも、定期考査の合間の土曜日に、本校では校舎を開放して、土曜学習会が行われています。年次を問わず、3年次から1年次まで、たくさんの生徒が各教室で学習に励んでいます。質問に対応する先生方も各年次、各教科で分担して来てくれています。生徒の努力、教員の支援、それぞれの真剣な姿勢に、本当に頭が下がります。定期考査も残り2日。最後まであきらめず、頑張ってほしいと思います。ご家庭におかれましても、ご協力、よろしくお願いします。

 

教員対象の進路研修会が行われました

6月15日、今日は昨日と打って変わって、どんより曇り空。定期考査2日目です。生徒のみなさんには、梅雨空を吹き飛ばすくらいのパワーで、定期考査にあたってほしいと思います。

さて、昨日6/14の午後、先生方向けの進路研修会が開催されました。これまで本校生徒が受験してきた模試やスタサポの結果をもとにして、各年次の現況と今後の対策のポイントが話し合われました。特に3年次の生徒は、既に6月のマーク模試や公務員模試が終わっているところですが、定期考査終了後は、それぞれの進路実現に向けて臨戦態勢に入ります。先生方も、真剣です。歓喜の栄冠を勝ち取れるように頑張りましょう。

 昨日は、伊勢先生とともに、小論文の研究会にも参加してきました。講師の先生(先日紹介した大堀氏です)がいみじくも語っていました。AIが各分野でどんどん活用されるようになったときに、人間にとって、人間の尊厳を守るための最後の砦。「意味を理解する人になってください」。これは、もちろん、ある大学の小論文入試問題の資料文の一節です。

当然、こんな質問が予想されます。「意味を理解するってなんですか?」。この答えは、先生方にお任せします。今日は、このへんで。

 

 

映画のともしび

 HPで校長通信を始めたところ、早速ある保護者から反響がありました。保護者でもありますが、同窓生でもある方です。「毎日書くんですか?」との質問です。ふう~。できればそうしたいですが、こればかりは、ちゃんと約束はできません。今のところ、不定期で。すみません。相変わらず、いい加減な男です。

 さて、今朝は、映画の話でスタートです。ラジオを聞いていたら、市内の老舗の映画館、セントラルホールが今月いっぱいで閉館するとか。残念です。忍びないですね。小さな映画館が閉館に追い込まれるのは、本当に悲しいことです。そのニュースを聞きながら、20年前の、本校での離任式の挨拶を思い出しました。卒業式を終えた一回生もたくさん来てくれました。確か、自分にとって思い出の映画の話をしゃべったはず。映画といえば、是枝監督がカンヌでパルムドール賞を受賞しました。すごいことです。「万引き家族」、早く見たいです。(「そして父になる」で、小生も父親としての自覚を少し持てたような・・・でも、やはり失格です。すみません。本校PTAの方々にご指南を頂戴したいと思います。)

 最近見た映画では、「ミッドナイト・バス」が印象的でした。これも市内の小さな映画館で見ました。朝ドラでお茶の間の人気者になった葵様が、これまたすごい好演でした。泣けました。映画といえば、遠くで教師をやっている教え子様が、日曜の朝一番に映画を見るのを始めたとか。その方曰く「恋雨、いいですよ」。そう教えられたのですが、なんのことやら、よくわからなかったです。ネットで調べたら、最近封切られた「恋は雨上がりのように」らしく・・・。小生、映画は一人で見るのが趣味ですが、この年になると限界は、「ちはやふる」です。あれは、小倉百人一首かるた専門部の部会長職にあった(名前だけの部会長職)ので、義務感(?)で見ました。よかったです。すず様のかくれファンになりました。 (本校の、小倉百人一首かるたのサークルの復活の可能性は?)

 

 セントラルホールでは、6月最終週に「楢山節考」などを記念上映するそうです。田中絹代様主演のもの。緒方拳さんが出たものは、学生時代に見たような(記憶が混乱)。

 

 いよいよ今日から、今年最初の定期考査が始まりました。始業前の朝早くから、三年次の教室では、先生が生徒の質問に答えていました。ある教室では、足を長く伸ばして、とてもリラックスして教科書を読んでいる生徒も。授業では、きちんと姿勢を正して受けてくださいね。

 一年次の生徒にとっては、高校生活初めての定期考査。これからちょっとみなさんの様子を見にいきます。しっかり頑張って!

 

今日は、梅雨の合間の、すばらしいお天気。生徒のみなさんへ。初日の考査が終わったら、おいしい空気をいっぱい吸って、リフレッシュを。今日はこのへんで。

 

 

 

「小論文 書き方と考え方」について

 今日は、小論文について書きます。先月、「小論文 書き方と考え方」という本が、講談社選書メチエから出版されました。著者の大堀精一氏は、小論文の指導で、全国各地の高校で講演をなさっている方です。この本の序章に書かれてある一節を、本校生徒や教職員、保護者のみなさんに少しばかり紹介したいと思います。

 

     「書く」というのは思っていることに輪郭を与え、他者とコミュニケーションしながら社会に居場所を形づくるための言葉を見つける作業そのものなの

    だ。だから私たちは「書く」。      

     

     そこには、小論文を課すことを通じ、受験生がこれから生きることになる社会のリアルな姿を深く見つめられるかどうか、現実と向き合って感じたことを

    的確に言葉にできるかどうかを試そうとする、大学からのメッセージが込められている。      

   

     書くことをくぐらなければ、自分の思いの核にあたるものを抽き出して把握することはできない。        

 

     思っていることを言うためには、向き合う対象を多面的に見て深く考えることから始め、簡単には言えないという「感じ」を言葉で埋めていかなければな

    らない。それが「書く」ということの意味であり、始まりでもある。      

 

     思っていることを言えないという「感じ」を、私は「異和感」という言葉で表現している(通常は「違和感」と表すのであろうが、私の学生時代はむしろ

   「異和感」と書くほうが一般的だった。以来、ずっとこの字を使ってきたので、本書でも「異和感」と表現する)。

 

     自分を取り巻くできごとや情報、経験、それらから湧き上がってきた自身の思いが、他者に届くような言葉になりきれていないという異和感。「書く」と

    いうことはこの異和感から始まる。

 

     世界への異和感は決して世界の否定ではない。それは、世界を少しでも自由に生きていく行為の根源にあるエトヴァス(何か)なのだ。

 

  大堀さん、すみません。引用することの快感。そういうものを味わいながら、ここまでワープロを打ってしまいました。お詫びしながら、もうひとつだけ、紹介させてください。

 本書の19P『自分の言葉を持つ』に、「 ~ 福島県のある高校で教壇に立ち続けてきたT先生の言葉を紹介したい」とあります。この一節を読んで、お隣の福島県在住の、情熱あふれる指導により、自分にとってまだまだ強烈な印象を残しているT先生のことだと、ピーンときました。福島県の進路指導をリードする素晴らしい先生でした。T先生は、二〇一一年三月十一日、沿岸部にある勤務先の高校で生徒ともに被災しました。以下、大堀氏が紹介しているのは、T先生が東日本大震災から四年あまり後に首都圏の高校で講演されたときの言葉です。

    

    勉強するのは、「知らないこと」で大人から差別を受けないためです。これは一番辛い差別です。それと目の前にある厳しい現実を乗り越えるには、知らな

   いとダメなんです。

 

 「厳しい現実」。それだけでなく「理不尽でさえある現実」。それを乗り越えるために、何が必要か。少なくとも「書く」ことにより「自分の言葉を鍛える」ことで、何かが見えてくるはず。  

 今日は、少し理屈っぽい話になりました。昨日、防災避難訓練をやりながらT先生のことを思い出した次第です。  

 明日、大堀氏と再会できます。また刺激的な話が聞けそうです。楽しみです。校長室から、生徒が体育の授業でグランドを元気に走り回る姿が見えます。こっちもそろそろカラダを動かしたい気分・・・邪魔になるだけですね。校舎玄関前の大木、タブノキの下には、満開のレンゲツツジ。とてもきれいです。今日は、このへんで。    

防災避難訓練が実施されました!

 

こんにちは。本校HPへ、ようこそ。小生は、校長の遠藤吉夫と申します。この4月に本校10代目の校長として着任しました。本校は、小生にとって、開校当初の平成7年から平成10年まで教諭として勤務し、第1回生とともに汗を流した思い出深い学校です。小生は、4月の着任当初の職員会議において、「見える化」を積極的に推進しますと、教職員に向かって宣言しました。以来、2か月余りが経過しました。ちょっと出遅れてしまいましたが、いよいよ学校HPで「校長通信」をスタートさせます。ここでは、本校が展開するたくさんの特色ある取り組みを、いろいろな角度から紹介したいと思います。また、授業を担当できない分、生徒に伝えようと思っても伝えきれない思いも、ここで少しでも伝えることができればと思います。本校では、とても情熱的に活動を展開しているPTA・教育振興会・放後活動後援会のみなさんがいます。学校の良き応援団です。元気なお母さん、お父さんに少しでも追いつきたく、小生も微力ながらこの通信の発行を続けていきたいと思います。よろしくお願いします。

 さて、今日6月12日は県民防災の日。本校でも7校時に防災避難訓練が実施されました。ふだんあんなに元気な生徒たちが「無駄な私語」をなくして、「安全確保→避難→整列→点呼」まで、どういった動きを見せるか、ちょっと不安なところも正直ありました。しかし、それも杞憂でした。観察している中では、無駄な私語等、避難に際してこちらから注意したくなるような気配はほとんどなく、きちんと避難、整列、点呼までをやってのけました。この子たちは、すごいなと思いました。すごい集中力を持っているなと思いました。

今後は、教頭先生が講評で話したように、「備えあれば憂いなし」です。いざという時の備えを、万全に。東日本大震災を経験した私たちの大きな課題です。思い返せば、宮城県沖地震は、ちょうど40年前の1978年。今の生徒たちはもちろん生まれていません。小生は、高校2年の時でした。それから30年余り経って発生したのが、あの東日本大震災。(実は、宮城県沖地震と東日本大震災の間にも、本県は大きな地震に2度見舞われています)生徒には、自分が生きているうちに、再び大きな地震に遭う可能性が大きい、だからこそ、いざというその時にどう対応するか、常に防災意識を高くして、備えをしっかりして生活してほしい、強くそう思います。

 本日の県民防災の日、そして本校の防災避難訓練を機に紹介したいのが、今月初旬に河北新報出版センターから出た「生かされて生きる」。著者は、元石巻西高等学校長の齋藤幸雄先生。震災を語り継ぐ上で、貴重な証言がいっぱい詰まった本です。本校図書館にも置いてもらいます。ぜひ手に取って読んでみてください。

 まもなく第1回目の定期考査。朝早くから下校時まで、一生懸命勉学に励む本校生徒の姿がまぶしいです。校地内のヤマボウシもきれいに咲きそろいました。一回目はこのへんで。