ブログ

校長通信

1年次総合学科『地域課題講習会』

  夜、外に出ると虫の音が耳に心地よく聞こえてきてくる季節になりました。秋のお彼岸も間近です。やはりだいぶ涼しくなってきましたね。毛布一枚で寝るには、もう無理かも。季節の変わり目の体調管理に注意しましょう。
さて、昨日、1年次の総合学科では、「産業社会と人間」の時間に、「地域課題講習会」と題して、宮城野区役所から3名の講師の先生を招いて、講話をいただきました。先週、宮城大学の石田祐先生を招いて「課題解決ワークショップ」をやってもらいましたが、それに引き続いての「地域未来デザインプロジェクト」の一環です。
宮城野区役所から招いた髙野洋平先生、佐々木貴幸先生、寶森公喜先生は、小学校等で教職の経験のある方々なので、とてもお話が上手です。地域の課題の見つけ方、また課題解決の具体例等、プロジェクタを用いてわかりやすく説明していただきました。下の写真のとおりです。熱心に聞き入る総合学科1年のみなさんにびっくりしたところです。今年は「コロナ禍」の影響で、「学問の世界」や「職業人講話」がなくなってしまい、このように外部から講師の先生を招いての講話はスタートしたばかりです。予防対策をしっかりとりながら、本校なりの学校外との連携を模索していきたいと思います。
さて、大学入試における「総合型選抜」の出願がすでに始まっているところですが、10月になると面接等の本番が始まるため、すでに模擬面接があちこちでスタートしています。小生のところにも割り当てがあり、今日、3年次の生徒が挨拶と打ち合わせにやってきました。その姿勢、勢い、真剣なまなざしにしばし感動。いよいよです。
今日は、このへんで。

大学の総合型選抜⇒出願解禁日・新規高卒者求人数の減少について

早くも9月半ば。本日9/15は、現3年次の生徒が受験できる「2021年度大学入学者選抜」における、「総合型選抜」(旧AO入試)の出願開始日(解禁日)です。昨年度までは、9/1が解禁日だったのが、今年は「コロナ禍」の影響で受験生への配慮のため、大幅に変更したのです。ちなみに地元の宮城大学の「総合型選抜」は、出願期間が9/15~9/23(期間内必着)となっています。一方、東北大学のAO入試(総合型選抜)Ⅱ期の出願期間は10/16~10/22です。これもあってか、本校の調査書発行願いの確認と調査書作成が本格化してきました。先生方みんなが間違いがないかどうかのチェックで大忙しです。これから半年、大学入試があり、また高校入試があります。合格できたときのみんなの笑顔が何よりの励み。みなさんも学習に一層励んでほしいと思います。
さて、進学もあり、就職もあり。それぞれが進路実現に向かって頑張っています。今日、県の高校教育課から届いた「キャリア教育だより」には、気になる数字が掲載されていました。見出しは「令和3年3月新規高卒予定者の求人・求職状況が公開されました」。今年の就職試験解禁は10/16。いつもより1ヶ月後ろ倒しとなりました。これももちろん「コロナ禍」のためです。さて気になるのは、県内ハローワークで受け付けた新規高卒者の県内求人数。7月末現在ですが、前年同月と比べて20.2%の減少。びっくりしました。深刻な数字です。こういうところにも「コロナ禍」の影響がはっきり現れています。進学にしても就職にしても、3年次のみなさんは、本当に厳しい状況の中で進路実現をはからなければなりません。気をひきしめて、一日一日を大切にしてほしいと思います。
今日は、このへんで。

3年共通テスト対策マーク模試・1年次宿泊研修説明会

本日9/12、週末のせっかくの土曜ですが、朝から強い雨が降り続いています。それでも本校3年生は、共通テスト対策のマーク模試に昨日、今日と取り組んでいます。受験生にとって夏場の学習の成果がほしいところですが、もしかしたらまだ早いかもしれません。ここは辛抱です。我慢のしどころです。ぐっとこらえて、秋の深まるところまで自分と闘い、友人らと支え合ってほしいと思います。
 3年次のみなさんが、そうして問題に取り組んでいるさなかですが、11時44分頃、宮城県沖を震源地とする少し強い地震がありました。宮城、岩手で震度4、マグニチュード6.1でした。模擬試験も5分ほど中断し、生徒にケガ等がないことを確認してから、再開しました。ケガや被害がなくてよかったですが、くれぐれも気をつけて。
雨と地震、大変な一日でしたが、16時からは、1年次の保護者の方々に来校いただいて、次年度の宿泊研修について説明会を開催させていただきました。足元の悪いところ、来校していただき、また建設的な御意見もたくさん頂戴し、本当に感謝申し上げます。今後の学校運営の参考にさせていただきます。

今日は、このへんで。

お詫び、9/12(土)学校説明会の中止について

中学3年生及び保護者の皆様、また関係中学校の皆様へ
9/12(土)に本校で予定していた「令和2年度学校説明会」ですが、HPのトップの新着情報のとおり、中止とさせていただきました。楽しみにしていた中学3年生及び保護者の皆様、また、県内中学校の校長先生方、教職員の皆様に深くお詫び申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症の県内外における現在の状況から総合的に検討しまして、皆様の安全を最優先に考えての判断となります。何卒ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 今後につきましては、本校で用意していた説明内容を動画にまとめ、何らかの方法で皆様にご覧いただけるよう、本校で鋭意準備してまいります。もうしばらくお時間をいただけますようお願い申し上げます。
 また、今後とも本校教育にご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
                         校長 遠藤より

定期考査最終日・共通テスト出願説明会実施

 本日は、定期考査最終日。選択の関係で最終的には14:05に終わりますが、一足先に終わった多くの3年次生は、11:30から『大学入学共通テスト』の出願説明会に出席し、今年度1月に初めて実施される共通テストの概要と出願手続きに関する説明を受けました。先ほど、ちょっと体育館(もちろん大きく間隔を空けて座ってもらっています)をのぞいてきましたが、みなさんの顔が、やはり受験生の顔になりつつある、そういう印象を受けました。良い意味での緊張感、そういったものが感じられました。今日も残暑が厳しく、天気予報では34度になるらしく、そういう暑いさなかの出願説明会。この説明会があると、いよいよ受験シーズンだ、そういう気持ちになります。今月中は、この願書書きでも、すごい緊張感があり、担任の先生とのやりとりがあり、受験料の振り込みがあり、もう本当に大変です。こういう作業を平常心で淡々とこなし、学習にきちんと集中してほしいものです。
さて1・2年次のみなさんは、今年初めての定期考査でしたが、手応えはいかがだったでしょうか? 特に1年次のみなさんは、高校入学後、初めての定期考査。中学時代とは、少しばかり違う成績が出てくるかもしれません。良いも悪いもひっくりめて、それをきちんと受け止めて、そこから自分の戦略(短期・長期)をきちんと作り上げる、そうして、定期考査を自分の真の学力向上のきっかけにしてほしいと思います。定期考査は、ゴールでないことをしっかりと再確認。よろしいですか。
さて、今日から、また明日から、サークル活動も再開すると思います。ケガやコロナに注意し、メリハリのある高校生活を送ってください。
今日は、このへんで。

定期考査開始・3大学説明会開催

本日、9/3から本校は、今年度初めての定期考査(第2期)です。本来6月に予定していた第1期定期考査は、6/1に学校が再開したばかりだったので、そこは中止として、今回の第2期が今年度初めての定期考査となります。二コマ目の時間に、1Fの3年次の教室を廊下からのぞいてみましたが、さすが3年次の生徒。真剣そのもので、問題に取り組んでいました。これまでの学習成果が存分に発揮できるよう、全生徒、頑張ってほしいです。
 さて、みなさんの本日の定期考査が終わる頃から、こちらは体育館で「東北大学・宮城教育大学・宮城大学の3大学入試説明会」をやっていました。それぞれの大学から入試担当の先生方にお越しいただき、また県内外から100名を超える高校現場の先生方に参加いただいて、説明会を実施しました。共通テスト等、新たな制度が始まるだけでなく、新型コロナ対策等で、大きな課題が
高校現場にも大学現場にも生じています。そういったところで、受験生それぞれが自分の力をきちんと発揮できるよう、今、対策がいろいろと進められています。ここをみんなが心をひとつにして、乗り越えたい、そう思います。大学の先生方からも、高校現場の先生方からも、ものすごい情熱を感じた次第です。
 今日は、このへんで。

県のコロナ感染防止啓発ポスター採用

今日も厳しい残暑。先週あたりの天気予報では、今週末あたりから暑さが和らぐとありましたが、依然として太平洋高気圧の勢力は弱まっていません。週末もこのまま暑さが続くようです。そうしていたら、安倍首相の辞任のニュースが飛び込んできました。しばらく政治の世界は、混乱が続きそうです。
さて、その新型コロナウイルス感染症予防対策のため、県のスポーツ健康課から「新しい生活様式」をよびかけるポスター作成を美術科が依頼されていたのですが、このほど完成し、スポ健のHPにアップされました。下記のとおりです。県内の小中高校等で広く活用されるとのこと。本校でも来週、校舎内の所々に掲示したいと思います。なお、記者発表もされたので、もしかしたら近々新聞等で報道されるかもしれません。
採用になった5名の美術科の生徒のみなさん、おめでとうございます。また今回、作成していただいた生徒全員に深く感謝申し上げたいと思います。
ところで、来月9/3から定期考査です。考査に向けて週末の有効活用をお願いします。土曜学習会もありますので、校舎内で勉強に励むことも可能です。3年生は土曜講座も開講です。この残暑の中で集中力をきちんと保ち、がんばってほしいです。
 今日は、このへんで。

 

 

 

校長室にて8/24

  8月も残り少なくなってきました。季節が回り始めて、うちのサルスベリは、ピンクの花を咲かせ始めました。サルスベリが咲き始めると、秋の入口かなと思うところです。
さて、先週まで本校は午前授業、午後は実力養成講座でしたが、今日から午後も普通授業となります。ただし、今日、明日と3年次のみなさんは、実力テストです。共通テスト対策の実力テスト。初日の手応えはどうだったでしょうか? なお、公務員志望の生徒は、明日、公務員模試が実施されます。それぞれの進路実現に向けて頑張ってほしいです。
ところで、今日の昼休み、2年次の生徒のみなさんが校長室にやってきました。なにやら相談らしいです。聞いてみると、きっかけは夏休み明けのこちらからの問いかけにあったようです。こんなことを話しました。
「さて2年次のみなさん、25回生のみなさんは現在、本校の中核の年次です。宮城野高校生の主体性、自主性はどこで発揮されるのか、みなさんの知恵が試されるところです。みなさんの「そうぞうりょく」に期待しています。」

みなさんの、その「そうぞうりょく」がとてもたのもしいです。ありがたいです。どうぞ、係の先生に自分たちの思いを話してみてください。

昨日、東北大学の文学部AO入試の小論文問題を読んでいたら、とてもワクワクするような文章に出会いました。
少し紹介したいと思います。みなさんに、私からのプレゼントです。

 『リアルに』想像する・・・・塩原良和

前半 略 ~
ここまでの議論をまとめ、越境的想像力を次のように定義したい。すなわち、それは物理的・象徴的な移動を通じて他者と出会い/なおそうと望むことであり、そうした他者が生きる、自らの共感の範囲を超えたリアリティーを共約不可能性を前提としながら理解しようとし続けることであり、そして、他者たちと場所を共有する共生/共棲の関係を結んでいこうと努めることである。したがって、それは必然的に他者との対話を伴う。そこから示唆されるのは、他者との対話には、他者をその他者が望むあり方になるべく沿って想像する(すなわち、他者を適切に承認する)責任が伴うということである。シンプルにいえば、越境的想像力とは、境界を越えて出会う他者を承認し、共生/共棲するために対話しようとすることなのである。
~ 後半 略

「越境的想像力」がキーワードです。
宮城野の生徒にもいろいろな意味で「越境する」積極性をもっともっと持ってほしいと思います。

今日は、このへんで。8/24  記

 

「JAM通信第1号」発行!

週末の金曜日、今日も残暑が厳しかったです。そういう中で、夕方から「推薦入試出願説明会」が開催されました。名称を変えることになりますが、「学校推薦型選抜」や「総合型選抜」について、希望をしている生徒や保護者の方々に詳しい説明をするものです。やはり入試制度の改革の時期でもあり、たくさんの出席者がありました。希望する生徒は、志望校の要項をしっかり読んで、間違いのないよう準備をしてほしいと思います。
 また、3年次美術科の卒業制作展の通信第1号が発行、校長室前に掲示されました。題して「JAM通信」。かっこいいです。さすが美術科です。担任様がニコニコして持ってきました。ご覧のとおりです。
今日は、このへんで。

 

清掃について・・・感謝

  昨日に引き続き、日本列島は猛暑です。昨日は浜松で過去最高の41.1度を記録したとニュースでやっていました。40度超えです。信じられません。さて、そう言いながらも、お盆が過ぎたので、季節は間違いなく回っていきます。今朝は、自宅の庭でとんぼさんが飛んでいて、サルスベリの枝先にはピンクの花が咲き始めていました。心なしか、雲が高くなってきたような気もします。でも、残暑はなかなか厳しいもの。天気予報によると、週末は暑さの峠を越すような話ですが、どうなりますか。
昨日に引き続き、午前授業、午後は実力養成講座。お昼休みの時間に清掃となります。こういうときの生徒の動き、案外目につくものです。今日は、体育館清掃のみなさんが、横一列になってモップ掛けをするところを発見。なかなか新鮮に見えました。トイレについても、時々生徒用を使わせてもらいますが、きれいに使ってくれているのがよくわかります。まして今はコロナ対策が必要なところです。本校の生徒のみなさんが清掃についても手を抜くことなく、ふだん自分たちが使っているところを一生懸命磨いてくれるからこそ、校舎が25年経過してもきれいに保たれていると思います。ありがとうございます。

夏休み明け・・・放送による全校集会

本校は、本日8/17に夏休みが明けて、今日から1週間は午前授業、午後は実力養成講座です。コロナの影響で長期の臨時休業を余儀なくされた分、夏休みが短縮され、今日から授業がスタート。みんなの元気な笑顔を見ることができ、安心しました。今のところ休み中、特に大きな事故のニュースも聞いていません。短かったけれども、みなさんがそれぞれに一日一日を大切にしてこの実質9日間の夏休みを過ごしたと信じています。

 さて、本日、放送により全校集会を実施しました。そこで話した内容を下に添付します。聞き漏らしたところがあれば、確認してください。明日も暑いようです。くれぐれも熱中症にも気をつけて。

 

令和2年度夏休み明け 全校集会   校 長 挨 拶
令和2年8月17日
 みなさん、改めましておはようございます。みなさんが今朝方、元気に登校してくる様子を見て、こちらも元気をもらいました。ありがとうございます。宮城野高校開校以来、最も短い夏休み、みなさんはどう過ごされたでしょうか。今年は夏らしい活動をする状況でもなく、自分も遠くに行くことはあきらめました。ただお盆には墓参りだけはしましたが、心なしか墓参りをする家族連れも例年よりは少なかったような気がします。自分としては、少しでも心に弾みをつけようとペルセウス流星群が見られるチャンスと聴き、夜中に起きだして年甲斐もなくチャレンジしてみました。残念ながら老眼のこの目には見つけることはかなわなかったのですが、心の内で願い事だけはしておきました。早くコロナが終息すること。これだけは忘れずに、夏の夜空にお願いしました。
 さて、そのコロナ対策を継続してきちんと実行しつつ、夏休み明け後は、着実に授業の遅れを挽回し、また25周年記念事業と式典もやるべきことはきちんとやっておきたい、そう思います。
 25周年記念のテーマをみなさんは、わかっていますか? 改めてみなさんに伝えます。
「大庭にまこう SOWZOUの種  ――未来に輝く宮城野の花」。
 アルファベットのSOWZOUには、イマジネーションの「想像」も、クリエーションの「創造」も重ねています。今、コロナ禍という厳しい状況だからこそ、想像力を働かして相手のことを思いやってください。いつもならすぐそばについてやって、相手を見守ってやる、そういうことができないからこそ、想像力を働かして、相手のことを思いやってください。逆も同じ。いつもなら自分のそばにいて見守ってくれる人がいるはず。そういう人がそばにいないからこそ、その相手が自分を遠くから応援してくれていると想像して、実は一人でない自分を実感する、そういう想像力を大事にしていきたい、そう思います。また、今までと同じことができないからこそ、そこでダメだとあきらめず、新たな価値、活動の仕方を「創造」する、そういうチャレンジ精神豊かな若者がたくさん出始めています。厳しい状況だからこそ、自分たちにもチャンスがある、宮城野の生徒は、そのようなSOWZOUの種をたくさん持っていると信じています。
 さて今年度は、本来、25周年を祝って体育祭や文化祭も、一段と華やかなものにしたいと思っていました。それが中止になり、甚だ残念なのですが、この秋、コロナ対策をしっかりと講じながら、本校にできることは何なのか、そのあたりをみなさんと検討できればと思っています。なお、25周年記念事業と式典のことに改めてふれておきます。記念事業として、保護者のみなさんに感謝しておかなければならないものとして、みなさんが今使用している個人ロッカー。上級生は以前の細長いものを覚えていると思いますが、あれを今のものに更新してもらいました。新しいロッカーを使えていることは、すべてみなさんのお父さんお母さんのご支援のおかげです。また25周年記念と直接関係はしませんが、今使用している普通教室のエアコンもみなさんのお父さんお母さんのご支援によります。本校の教育環境がみなさんの理解あるお父さんお母さんのご協力のおかげであると改めて感謝してください。
 本題です。25周年記念事業により、食堂前の中庭にタイルアートを作成します。題して「25年目のグラジオラス」。本校の教育方針を象徴するクレーの「グラジオラスの静物」については、みなさんに説明してあると思います。改めて示しますが、これです。よろしいですか。中庭に全校生徒でタイルアートを今年度後半に作成します。みなさんには、一人一人にタイル1枚配ります。好きな色を塗ってもらいます。宮城野の花をイメージして。一人ひとりが宮城野の花をイメージして色を塗ったタイルを、中庭の半円状の突起部分の内側側面に張り付けて、全校生徒の力で「25年目のグラジオラス」を完成させます。よろしいですか。本校にしかできないことをやりましょう。自分は絵心がないと不安に思う人も大丈夫です。私自身がたぶん最も下手です。詳しくは、また後日連絡します。
また式典はもちろん縮小しますが、記念講演として、日本で最もクリエイティブな仕事をしている放送作家、企画会社経営の小山薫堂先生を招きます。みなさんのなじみのものとしては、熊本の人気キャラクターの「くまモン」を生み出した人です。仮題として「しあわせの企画術」。この状況にあって、どんな生き方が自分も含めて一人ひとりに「しあわせ」をもたらすのか、そのあたりを先生から聞くことができたらと思います。
さて、現実に戻ります。8月が終わって9月に入るとすぐに今年度最初の定期考査があります。1年次のみなさんは高校入学後、初めての定期考査です。気合を入れて頑張ってください。また3年次は、その前に来週ですが、実力考査があります。先生方が総力をあげて共通テスト対策の問題を作成しました。ぜひとも本番に向けて弾みをつけてほしいと思います。就職を考えているみなさんはいつもよりひと月後ろ倒しの日程になりますが、間もなく本番です。みなさんの合格を祈っています。さて2年次のみなさん、25回生のみなさんは現在、本校の中核の年次です。宮城野高校生の主体性、自主性はどこで発揮されるのか、みなさんの知恵が試されるところです。みなさんの「そうぞうりょく」に期待しています。今、ひらがなで表現しました。
 ところで、昨年度先生方チームと有志生徒チームとのソフトボールの試合がありました。先生方チームがコテンパンにやられました。川崎先生は昨年度のリベンジを果たそうとたくらんでいます。私もです。楽しみにしています。さて、これから残暑が厳しいところです。みんなで励まし合い、注意し合いながら、実りの秋を迎えられるようにしましょう。以上です。

 

今日はこのへんで。

8/5、今日午後から実力養成講座開始

  三者面談が昨日まででひとまず終了し、今日から本校は午前中が授業で、午後は全年次とも夏季実力養成講座がスタート。この形で8/7まで継続し、8/8から短い夏休みとなります。
 梅雨明けから蒸し暑い日が続き、今日は30度超え。朝から全国的に暑い一日でした。このような暑さの中での授業と実力養成講座です。くれぐれも集中力を失わないよう、また熱中症にならないよう、気をつけて。
 さて、今日から私は中学校訪問。近くの、ふだんお世話になっている中学校を3校ほど訪問させていただきました。市内の中学校も、今夏は、臨時休業のところを挽回すべく、今週中は授業のところが多いようです。中学生も頑張っている夏です。高校生のみなさんも、負けずにこの暑さを乗り切ってほしいと思います。
 今夏は、7月に雨続きだったせいで、セミの鳴き声がまだ聞こえてこないような・・・と思っていたら、今朝方、庭の水まきをやっていたら、羽化したセミを何匹か発見。まもなくうるさく鳴き始めると思います。そして昨夜は8月の満月。少し雲が出ていたので薄ぼんやりとですが、東の空からお月様が昇ってくるのが見えました。今日、8/5は、いつもだったら仙台の花火大会。明日からは仙台の七夕祭り。仙台のみならず、東北全体が夏祭りで盛り上がるところ。そういったものがみんな中止になり、少し寂しい夏ですが、みんなでスクラムを組んでこの試練を乗り切っていきましょう。

 今日は、このへんで。

梅雨明け・・・PTAのみなさんに感謝

 昨日8/2に南東北の梅雨明けが宣言され、本県にもようやく夏らしい青空が広がりました。今日、8/3月曜日も、昨日に比べたら雲が出た分、さほど気温は高くならなかったですが、梅雨が明けたと実感できる陽気となりました。
 先週、8/1は、PTA研修委員会の方々に、中庭清掃のボランティアをしていただきました。あまり風が通らず、蒸し暑い中の作業となりました。心からお礼申し上げます。みなさまのおかげで、本当にきれいになりました。生徒のみなさんは、PTAのみなさんのおかげで、自分たちの学びの環境が他のどこよりも整備され、美化されていることに、感謝の気持ちをしっかり持って学習に励んでほしいと思います。また、みなさんも、もっともっとボランティア精神をいろいろな場面で発揮してほしいと思います。
 さて、8月に入り、各大学の「令和3年度入学者選抜要項」が出そろったようです。(例年、7月末日までに発表されるものです)今日は、それを持参してお隣の岩手大学の先生が見えられ、貴重な情報交換ができました。現代社会が「デザイン志向」を強めていることを、お互いに納得した次第です。本校生徒生徒も、各自、自分の希望大学のHPを閲覧し、「令和3年度入学者選抜要項」を確認すること。
明日からは、ますます暑くなりそうです。くれぐれも熱中症と、新型コロナウイルス感染症に気をつけて。

今日は、このへんで。

7月最終日、木槿の花

  昨日、今日となんとか雨が降らず、もちこたえて7月が終わろうとしています。しかし、おとといまでの大雨により、お隣の山形では河川氾濫による住宅浸水等の被害が出ました。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
今年は、長梅雨となってしまいましたが、週明けからはようやく日照不足が解消されそうです。三者面談は週明け、8月も続きます。保護者の皆様には、暑いところの面談になるかもしれません。くれぐれもお気をつけてお越し下さい。明日、土曜日には、PTA研修委員会の方々による中庭清掃の奉仕活動も計画されています。お忙しいところ、本当にありがとうございます。
生徒たちは、週明けから、初めて8月の授業となります。熱中症や新型コロナ対策等、気をつけながら、授業や実力養成講座を展開してまいります。ご家庭の協力があってこそだと思います。よろしくお願いします。

 校舎南側の、木槿の花が見頃となっています。
今日は、このへんで。

 

三者面談⇒雨の中、感謝です

 昨日からの雨が、今日7/28火曜日は今朝から強い雨となり、現在(16:50頃)も激しく降り続いています。天気予報では、厚い雨雲が本県に居座ったまま、しばらく梅雨末期の雨が降り続くようです。みなさん、くれぐれも気をつけてください。
 このような大雨の中、昨日から本校では三者面談が始まり、保護者の方々にご来校をお願いしています。このようにお足元の悪い中、みなさまにお越しいただく形となってしまい、大変心苦しく思っております。くれぐれも気をつけてご来校下さい。
 今回は、4月から長く臨時休業が続き、ようやく6/1から学校が再開され、約2ヶ月が経過したところでの面談となります。今年度、まだ定期考査も大きな学校行事も実施できないところでの面談となりますが、ぜひここまでの学校生活や学習において相談したいこと等がありましたら、遠慮なく担任などにお尋ねください。
 早めにいらっしゃった保護者の方々は、食堂前に展示されている美術科生徒の作品を鑑賞なさっているようです。いかがでしょうか。先日、「美術科新入生作品展」を紹介しましたが、「愛鳥週間用ポスター原画コンクール」も新入生の入学前の課題です。できばえは添付の写真のとおりです。どうぞご覧下さい。
 早く梅雨が明けてほしいと願いつつ。
 今日はこのへんで。

某大学の入試問題から

 (7/22記述)

 明日から4連休。それを前にして今日は晴れ間がのぞき、湿度が高かったため、相当蒸し暑くなりました。みなさん、大丈夫だったでしょうか?先の日曜日は久々の30度を超える暑さ。今日も30度を超えるかなと思ったのですが、そこまではいかなかったようです。天気予報によると、梅雨明けはまだ先のよう。平年は25日頃なので、この4連休中にかなと思ったのですが、このままだともしかしたら8月までずれ込むかも。いずれにしても、蒸し暑いのは勘弁してほしいですが、日照不足は、農家の方にとってたいへんな問題です。7月中に梅雨明けがほしいですね。
 さて、昨日は3年次のみなさんは、進路講演会。夏の天王山を前に、心構えを説いてもらったと思います。この夏を計画的に学習に取り組み、希望進路実現に向けて、着実に前進してほしいと思います。なお8/7までは、授業と面談と実力養成講座の組み合わせです。くれぐれも間違いのないように。
 今日、進路室にお邪魔したら、進路室に備えてある赤本・青本の整理中。中に、あこがれの某大学の赤本があったので、借りてきました。この大学は、国語の問題がすごいのです。パッと開いたら、やっぱりありました。
 たとえば、2015年度 国語問題。少し引用します。

大問一 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

       或る日 雨の晴れま
       路に竹の皮の包みが落ち
       なかから つくだにがこぼれ出た
       つくだにの小魚は水たまりにつかったが
       とうとう生きて返らなんだ

     井伏鱒二の小説、『洋之助の気焔』(昭和九年)の冒頭に掲げられた詩なのだが、彼が得意としていたナンセンス・ユーモアの【  ⑴  】たるもの

    がある。

 
     以下 省略


 さて、どうでしょうか。これは当然出典が明記されていて、本文末尾に、安藤宏氏の『太宰治 弱さを演じるということ』と記されています。
もちろん私は、【  ⑴  】に入る四字熟語などをきちんと答えられるように勉強しなさいと言うために、この入試問題を紹介するのではありません。伝統と歴史のある某大学の入試問題において、問題文の冒頭に、井伏氏の小説の冒頭に掲げられた詩がぽーんと出てくるのが、なんとも痛快なのです。自分が授業をやっていたら、絶対授業のまくらに扱いたいところです。

(以下、7/25記述)
 もう少しこの問題文から引用してみます。太宰の研究家安藤宏氏の名文です。

    われわれは人生の役に立つ教訓を得るためだけに小説を読んでいるわけではない。フィクションは単にフィクション(絵空事)であってよいはずだ。絶え

   ず自らの行為に意味づけをしなければ生きていけぬのが人の哀しい性であるとするなら、フィクションからアレゴリーを求めようとするこうした読み方自体

   を風刺し、笑い飛ばしてみせるのもまたフィクションの役割にほかならないのである。たとえば太宰の『晩年』の中に『ロマネスク』(昭和九年)という短

   編が収められているが、その中にさらに「喧嘩次郎兵衛」という小編がある。舞台は江戸時代の東海道三島の宿。鹿問屋という造り酒屋の次男である次郎兵

   衛は、商人根性を嫌って毎日酒を飲み、ならず者扱いされていた。
      

      中略

    

    結末で次郎兵衛は牢の中で次のような歌を哀れな節で口ずさむのであるという。

       岩に囁く
       頬をあからめつつ
       おれは強いのだよ
       岩は答えなかった

     彼のクワダてる荒唐無稽は、〈岩〉、すなわち日常現実世界からむなしくはねかえされてしまう。そしてまさしくこの連戦連敗であるという一点にお

    いて、「ナンセンス」は初めて「センス」に拮抗することができるのである
              (安藤宏 『太宰治 弱さを演じるということ』による)
  
 どうでしょうか。最後の傍線部が付された部分で、この大学は選択肢で問題を作っています。「傍線部の説明としてもっとも適当なものを次の中から選びなさい」というパターンです。おそらく問題作成の先生は受験生に書かせたいのだと思います。書かせたいのですが、さばききれない数の受験生の答案を処理するために、仕方なく選択問題にしていると思います。
 今の、宮城野高校生は、最後の傍線部について、説明しなさいと記述問題が出されたら、どう答えるのでしょうか。とても興味深いところです。

 

 週明けからは、各年次とも、三者面談期間に突入です。保護者の皆様には、お忙しいところ、申し訳ありませんが、ご協力よろしくお願いします。
 (今日、土曜日は、学校で英検実施です。受験生のみなさん、がんばって!)
 

 今日は、このへんで。
 

 

木槿&フェイスシールド

  この1週間は、すっきりした天気にならず、梅雨空が続きました。今日は、ようやく雨はあがりましたが、気温は20度前後のまま。週末も雨模様のようです。
 さて、雨の降らないうちにと思って、本校の敷地南側の木槿の植え込みを写真にとりました。駐輪場からあがってくる所に植えてあるので、教室窓からも見えると思います。雨続きの天気でしたが、いつのまにかピンクと白の木槿の花が咲き始めました。写真のとおりです。登下校の際は、ぜひ心の清涼剤に木槿の花をしばし眺めてほしいと思います。休み時間に教室ベランダからも見えるはずです。

 さて、新型コロナ対策の授業スタイルのひとつが、フェイスシールドを着用しての授業。国語(古典)の時間、本文朗読の際に生徒みんながフェイスシールドを着用していました。しっかりガード。今の状況下では、とても大事なことですね。仙台でも感染者が連続して出ています。くれぐれも気をつけて、この週末を過ごしてください。
 

今日は、このへんで。(先週、原稿アップの際、手元に間違いが生じ、本文の重複がありました。失礼しました。以後、気をつけます。)


       

生徒下校後

  7月になって、あっという間に半分が過ぎました。今日も雨が降ったりやんだり。気温も上がらず、そろそろお天道様が恋しくなってきました。日照時間が少ないと農作物にも悪影響。早く梅雨が明けてほしいです。
 さて、勉強に集中する姿が目立ってきた3年次の生徒。朝の始業前から図書室で勉強する生徒が増えてきました。一方で読書に励む生徒もいるので、とても頼もしいです。今日も、そういう生徒でいっぱいかなと思ったのですが、今朝は、仙石線が動かず、利用生徒のほとんどが足止めとなりました。1時間目はカット。2時間目からスタートとなった次第です。夕刊には、「仙石線2時間不通。朝の足14400人に影響」と出ていました。(100人単位で数字が出ているのがすごいです。)
 ところで、生徒が下校した後の職員室。残った先生方がミニミーティングをできる時間です。先ほどのぞいてみたら、某教科の若手4人がにこやかに立ちながらミーティング。指導の流れを「ああでもない、こうでもない」と議論しているのが、とても頼もしく、思わずパチパチとしたくなりました。30~40代の、アラフォーと言われる世代でしょうか。そう言えば、本校1回生軍団は、今年40歳? 世間一般には「不惑」と言われるところですが、私は、まだまだ悩み多き時代でした。
 今日は、このへんで。

美術科新入生作品展

 今朝方、学校に来てみると、校長室前の廊下に展示してある美術科さんの作品が入れ替え。昨日までは、2年次の作品でしたが、今日からは新入生の作品です。題して『美術科新入生作品展』。課されたテーマは、「宮城野高校美術科に入学した喜びを、自画像で表現してください」。恒例の、美術科入学前実技課題です。入学前ですから、まだ彼ら彼女らは、一切手ほどきは受けていません。入学前の自分だけの力で、合格・入学の喜びを表現しています。表情がとてもナイスですね。一生の記念です。どうぞ、ご覧下さい。

 

 

 

 

 

ところで、明日の土曜日からは3年次の土曜講座スタート。コロナ対策の臨時休業により、いつもよりスタートが遅れましたが、ここからが勝負です。みんな頑張って!

 今日は、このへんで。

 

 

 

サークル登録締切間近

 昨晩からの雨が放課後になってようやくやんだところ。本県もここ数日雨続きで、じめじめした日が続いています。まだ今日は気温がさほど高くならなかったので、なんとかしのげたところ。でも、九州各県に甚大な被害をもたらした大雨が、中部地方にも降り始め、被害が拡大しています。梅雨末期特有の大雨ですが、なんとか早くやんでほしいです。改めてお亡くなりになった方々のご冥福を祈ります。また被害に遭った方々に心からお見舞い申し上げます。
 さて、本校にはスクールカウンセラーの先生がいますが、さらに「心のケア支援員」として勤務をお願いしている先生もいます。支援員の先生には1年次の生徒に対する自己紹介を、帰りのHR後に各ホームで実施してもらっています。少しでも早く支援員の先生の顔を覚えてもらい、相談しやすくするためです。6/8からスタートし、今日7/8、17Hの後半の生徒に自己紹介をしてもらい、これで1年次の全生徒に対する自己紹介が終わりました。生徒のみなさんは、どうぞ遠慮なく相談してみてください。
 ところで、各サークルの新入生勧誘の一環で、昨日、今日とダンスサークルのMDOがお昼休みに体育館でミニライブを行いました。本日、私も少しばかり見学させてもらいましたが、ブランクを感じさせない動きにびっくりしました。サークル登録締切は、7/10(金)。みなさんが積極的に参加、活動することを期待します。今日は、このへんで。

 

再び自然災害の恐ろしさ

 今日7/7は、二十四節気のひとつである「小暑」。暦の上で、本格的な夏に向かう頃と言われています。本校でも、今日は今夏一番の蒸し暑さとなりました。みなさん、熱中症に気をつけて。(7/7はもちろん七夕さんですが、七夕さんは、どちらかというと旧暦のほうが実感できますよね)
 蒸し暑さよりも大変なのが、先日から降り続く大雨により熊本県をはじめ九州各県で大きな被害が出ていることです。各県の河川が氾濫し、浸水等により、多くの尊い人命が失われています。亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、被害に遭った方々に心からお見舞い申し上げます。救助活動ができるだけ速やかに行われてほしいです。コロナウイルス感染症予防対策もあり、避難所運営も厳しいものがあります。1日も早く天候が回復することを祈ります。
 再び自然災害の恐ろしさを突きつけられるにつけ、日本のみならず世界の気候が大きく変動しているのではと思うばかりです。これまでの経験知が通用しない時代になりつつあると思います。みなさんもくれぐれも気をつけて。

 7月に入り、「25周年記念誌」の編集がいよいよラストスパート。編集委員の先生方、お疲れ様です。日々、本校の歴史と格闘だと思います。

 今日はこのへんで。

美術科生徒作品『寵鳥眈々』

梅雨の合間の、晴れ間です。気温や湿度があまり上昇せず、時折心地よい風が吹き抜けたので、蒸し暑かった昨日よりは、過ごしやすい1日でした。
さて、昨日は手芸サークルの紹介、今日は美術科さんの展示作品の紹介をしたいと思います。6/1の学校再開以降、校長室前の廊下パネルには、『授業作品展示』と称して、昨年度末の美術科1年次(現2年次)『構成 デザイン分野』の授業作品が展示されています。『イメージの世界を描く』という課題のようです。
展示の趣意書は、写真のとおり。また、私の気に入った作品を紹介しますが、せっかくなので、本人が実際に作品の下に貼付している「作品についての説明」を付けます。美術科の生徒のみなさんの自己分析力の高さを知っていただきたく、紹介するものです。国語の教員を長くやりましたが、こういう文章を書けるというのは、やはりみなさんは鋭い自己分析力を持っているなあと驚嘆した次第です。また、自分は国語の教員をやってきましたが、国語の時間に何をやってきたのかと、反省するばかりです。

作品についての説明
『 寵 鳥 眈 々 』
 親や周りの親切に甘えて、自分で行動・決断出来なくなっている自分をテーマにした。誰しも皆、誰かの助けがあって生活している。それでもいつかは自立しなければならない。今の私達は子供から大人になる段階だから、親や周りの人に甘えるのではなく、自分でこなしていく必要があるというメッセージを込めた。表情を悲しくさせないで少し明るくしたのは自由から縛られて苦しいけど、確実に与えられる幸せがあるから安心しきっている心情を表現した。明るい絵の方が好まれるけど、暗い部分も現実で、幸せな絵に逃げてほしくないからテーマを重く暗い感じにした。

 

素敵な作品をどんどん描いてほしいなと思います。

今日は、このへんで。

 

 

 

 

文月は、手芸サークルのみなさんの作品でスタート

  7月1日、文月のスタートです。夕方からは本降りになってしまいましたが、日中は上から雨粒が落ちてこない時間が長く続き、本校生徒は体育の時間、元気に外でテニスやソフトボールを楽しんでいました。みなさんの元気な姿がとても頼もしく思えた次第です。体育館でもバレーボール等、活発に楽しんでいるようです。そのうち見学に行きます。
 運動系のみならず、昨日、通信に書いたように、手芸サークルのみなさんが作品を展示してくれました。とてもかわいいものばかりです。写真OKをいただいたので、アップします。ご覧下さい。文化系サークルのみなさんが、こんなふうにどんどんアピールしてくれるとありがたいです。本校ならではの、サークルの楽しみ方を追求しましょう。
 今日は、このへんで。

サークル活動&共通テスト200日前

 6月最終日の6/30です。水無月の晦日は、曇りのち雨の、梅雨らしいお天気となりました。このまま涼しい日が続くのか、蒸し暑い梅雨になるのか、さて、明日からは早くも文月7月です。(早くも令和2年の折り返しです)
 昨日の月曜日から、本校ではサークル活動が認められるようになりました。新型コロナウイルス感染症予防対策のため、約3ヶ月の遅れです。昇降口ホワイトボードには、活動紹介、連絡がたくさん書き込まれるようになりました。手芸サークルさんは、なんと早くも自分たちの手製の作品を昇降口前に展示しています。新入生に対するアピールでしょうか。これは、なかなかすぐれもんです。本人たちの許可がおりたら、写真入りで紹介しましょう。
 外のサークルは、雨天のため、今日は残念でしたが、ぜひ今のうち、球技等に親しんでほしいです。(後期になると、日が暮れるのが早くなります)私も、そのうち参加させてください。よろしく!
 ところで、今日の河北夕刊には、「共通テスト 第2日程選択に校長判断」と大きな見出しが出ていました。確かに本日6/30付けで、大学入試センターから「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」が発表されました。これについては、後日改めて進路部や年次から説明、注意してもらいます。みなさんは、先日書いたように、「情報に右往左往されることなく、日々の学習に打ち込み、第1志望合格に向けて準備を進めてほしいと思います」。
 進路部発行の「進路通信」には、本日6/30で、「共通テスト200日前」(第1日程かな?)とありました。カウントダウンです。気合いを入れ直しましょう。
 今日は、このへんで。 

模試&1年次PTA委員会開催・・・P3団体のみなさんに感謝

6月最後の週末の土曜日、全年次とも、朝から登校して模試に取り組んでいます。1年次は高校入学して初めての模擬試験です。授業がスタートしてから約1カ月のところでの模試ということで、今年はなかなかつらいところがありますが、臨時休業中の家庭学習の成果も含めて、今現在の自分の力を存分に発揮して問題に取り組んでほしいと思います。
 さて、生徒が模試に取り組んでいる間、10時からは、PTA3団体の方々と「令和2年度PTA1年次委員会」を開催しておりました。本来ならばもっと早いところで開催しているものですが、今年は5月末日まで臨時休業のため、今日の開催になったものです。主な内容としては、PTAに手を挙げていただいた1年次の方々にお集まりいただいたわけですが、そこに2・3年次の「PTA」「教育振興会」「放課後活動後援会」の役員の方々が同席して、1年次の方々から、3団体の役員を決めていただき、それぞれの団体で顔合わせをしていただくものです。また研修委員会や会報編集委員会も並行して開催しております。週末のお休みのところ、お集まりいただき、本当にありがとうございます。先ほど1年次の方々の自己紹介をうかがいましたが、今年もパワフルな方々をお迎えできたと思います。2ヶ月遅れとなりましたが、この難局にあっても、ぜひ本校らしいP3団体活動を展開していただきたいと思います。おかげさまで、週明けの月曜日からは、学校の教育環境がまた一段と整備されたものになります。生徒にとって家庭からの応援が何よりの励みとなると思います。本校生徒が、これまで以上に授業や放課後活動に集中し、学校生活を充実したものにすることを期待し、またP3団体のみなさんのご協力、ご支援に心から感謝申し上げます。
 今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

共通テストについて(6/19付け文科省発表)

6/24記述
今週は、今日水曜日になっても梅雨空が続き、あまり気温が上がりません。今朝も霧雨状態で、上着なしの半袖ワイシャツだけでは、涼しすぎるくらいでした。
 さて、6/22記述の続きです。文科省は、6/19付けの通知により、年明けの令和3年1月の共通テストの日程について、「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れや同感染症に罹患した場合等にも対応できる選択肢を確保するため」下記のとおり、日程を設定すると発表しました。

(1)令和3年1月16日・17日
(2)令和3年1月30日・31日
     (1)の追試験としても実施
(3)特例追試験 令和3年2月13日・14日
      ※(2)の追試験として実施

設定された日程は、以上のとおりです。

なお、追加説明として、
(2)については、「学業の遅れを理由に当該日程を選択する者を対象とするとともに、(1)を疾病等の理由で受験できなかった者の追試験として実施することとし、全都道府県に会場を設置する」とあります。
(3)については、「学業の遅れを理由に(2)を選択した入学志願者が疾病等を理由に受験できなかった場合に備え、別途、特例追試験を実施する」とあります。

 さて、日程の選び方については、今後早々に、進路部や年次から、また担任の先生方から学校としての指針が出されると思います。外野からの情報に右往左往されることなく、日々の学習に打ち込み、第1志望合格に向けて準備を進めてほしいと思います。
 今日は、このへんで。

6月第4週目・・・体育では球技開始

6/22記述

 朝からどんより曇り空。気温もさほど上がらず、梅雨らしいお天気でした。今日から6月も第4週目。保健体育では、新型コロナ対策をしっかりと実行しつつ、いよいよ球技がスタート。サッカーやテニス、ソフトボールに卓球・・・梅雨空ではありましたが、みんなが嬉々として球技に親しむのを見て、少しずつ前進していることを実感しました。そういえば、先週、世間ではプロ野球が、無観客ではありますが開幕したのでした。大勢の観客が大歓声をあげてのボールゲームではありませんが、いずれ元通りになることを願いつつ、もう少し辛抱することとします。
 美術科の授業でも、適度な距離を取りつつ、デッサンの授業等が展開されており、みんなの真剣なまなざしに感心したところです。図書館でも、間隔を保ちながら学習や読書に励む生徒が増えてきました。職員室前の質問コーナーにも、朝の始業前や昼休み、放課後などに、先生方に熱心に質問する生徒がいつの間にか増えてきており、授業がどんどん進んでいるのを実感します。
 ところで、6/19付けで文科省から「令和3年度大学入学者選抜実施要項について」が出ました。新聞等の報道にあるとおりです。詳しくは、明日。
 今日は、このへんで。

共通テスト等の日程について

  6月の第三週目スタートです。今日も、朝早くから、当番の先生方が数名、昇降口に出て、「おはようございます」、「検温はしてきましたか?」「検温を忘れてしまった人は、こちらです」「体調が良くない人はいませんか?」などと声をかけていました。お疲れ様です。しばらくは、このような声がけをしながら、新しい生活様式の定着を目指していきたいと思います。ご協力、よろしくお願いします。
さて、先週末6/12(金)の、この校長通信に「今日の新聞には今度の1月の初めての『共通テスト』の日程は、変更なしで実施すると出ていました。」と書きました。小生も、「少し延期するのも一つの案だったと思うのですが、後ろが延ばせないとなると仕方ないかもしれません。いずれにせよ、大きな目標が定まったからには、もうここは覚悟を決めて走り出すしかありません。」と、みなさんに檄を飛ばしたつもりでいたのですが、昨日、日曜日の新聞には、全国の校長先生方の組織である「全高長」が、「大学入試の1ヶ月後ろ倒しを文科省に要望」とありました。まだ予断を許さないようです。3年次のみなさんには、ご迷惑をおかけしました。まだ共通テストの日程は決定ではありません。気をつけて、今後の連絡をよく聞いてください。
今日は、このへんで。

学校再開、2週間経過・・・梅雨入り、アジサイの季節

 学校が再開して2週間が過ぎました。最初の1週間はそれほどの暑さを感じなかったのですが、今週の2週目に入ったあたりから徐々に蒸し暑さが増し、昨日は宮城県も梅雨入りし、今日は不快指数もうなぎ登り。暑かったです。
その中にあって、3年次のみなさんは、今日、明日と共通テスト模試です。受験生は暑さとも戦わなければなりません。くれぐれも気をつけて。
今日明日のものは、本来なら5月末の実施でしたが、臨時休業によりここまで延期になっていたものです。みなさんどうだったでしょうか? 夏休み前は、この6月マークと7月の記述がドッキング判定だと思います。臨時休業のため、学習の遅れが懸念されるところですが、宮城野のみなさんには、ぜひこのピンチをチャンスに変えて頑張ってほしいと思います。
大学入試といえば、今日の新聞には今度の1月の初めての『共通テスト』の日程は、変更なしで実施すると出ていました。少し延期するのも一つの案だったと思うのですが、後ろが延ばせないとなると仕方ないかもしれません。いずれにせよ、大きな目標が定まったからには、もうここは覚悟を決めて走り出すしかありません。みなさんの今後の踏ん張りを大いに期待したいと思います。
なお民間の就職日程については、1ヶ月後ろ倒しにすることが発表になったようです。民間就職を希望する生徒のみなさんは、今後の情報に注意してください。
校長室からは、生徒のみなさんが体育の授業に励む様子がよくわかります。先週から一歩進んで、体操もダンスを取り入れて動きがだんだん活発になってきました。健康な汗をかけるみなさんがうらやましいです。しかし、念のため、熱中症にくれぐれも注意してください。
ところで、この時期、いつもだと鎌倉の明月院のアジサイが見頃となる季節です。お寺のHPによると、ちょうどこの週末が見頃のようです。でも、このコロナウイルス感染症予防対策のため、平日のみの開門となっていました。仕方ありません。ネットやTVニュース等を通じての鑑賞で、今年は我慢することにします。
みなさん、そろそろ疲れがたまる頃です。リフレッシュを上手にして、よい週末を。

今日はこのへんで。

 

最初の1週間、お疲れ様でした

 学校が再開して最初の1週間が終わろうとしています。新入生のみなさんは、もちろん高校生としてスタートしたばかり。各教科科目の最初の時間は、高校の授業のあり方、心がまえ等について、たくさん教えていただいたと思います。高校は義務教育とは違うわけですから、みなさん一人ひとりの強い自覚のもと、予習を前提にした授業が行われると思います。この2ヶ月をどう過ごしていたかも、相当影響が出てくるはずです。とまどうところが多いかもしれません。わからないところがあったら、そのままにせず、先生方を上手に活用してください。2年次、3年次は、それぞれの課題が新入生よりは明確になっているはずです。「より高みへ!」。今回の新型コロナウイルスにより、自分たちの文明の基盤の脆弱さを感じ取ったはずです。今後、自分の人生を切り拓く上で、狭く浅い学びでは、通用しないことも思い知ったかもしれません。知的好奇心をフル回転させ、一層広く深い学びへ転換できるよう、みなさんの踏ん張りを期待したいと思います。
 ところで、今日は二十四節気の「芒種」。夕刊には「稲や麦など先にとげのような突起がある穀物の種をまくころ(実際の種まきはもう少し早く行われるようです)」と解説がありました。梅の実が青から黄色に。次第に梅雨めいて、五月雨の季節に入る頃。私にとって梅雨入り前の、まだじめじめしないこの季節も大好きな時期です。もう一つの話題は「ストロベリームーン」。教え子の卒業生から教えてもらいました。 今夜の満月は、とてもロマンチックな名前で呼ばれているようです。「ストロベリームーンを好きな人と一緒に見るとその人と結ばれる」とか。残念ながら今、本校から見える東のほうのお空には、厚い雲が・・・。日付が変わる頃を期待しましょう。
今日は、敷地内の「ヤマボウシ」を撮ってきました。ごらんのとおりです。駐車場脇に植えてあります。
 今日は、このへんで。最初の1週間、お疲れ様でした。

「ベニバナハナミズキ」

 再開して三日目、昨日よりも暑さが幾分増したように感じます。今日から保健体育科では、グランドでの体育の授業をスタート。今日は、久しぶりの体育ということで、ソーシャルディスタンスを確保しながら、入念にストレッチ等を行っていました。きれいに映える芝生の上で、生徒は気持ちよさそうにからだを動かしておりました。感染症予防対策のため、まだまだ制限はありますが、みなさんの笑顔を見ていると、こちらもなまったからだを動かしたくなります。まずは気をつけて慣らし運転を。
 昨日、グランドの写真を撮っていたら、正門脇の「ベニバナハナミズキ」が満開になっているのに気づきました。写真のとおりです。
 生徒のみなさんは、登下校の際、ぜひ見てほしいと思います。たくさんの樹木に囲まれた本校です。今年は本来の入学式の季節に、「ハナモモ」がきれいに咲いておりました。ちょっと前には校木の「ハナミズキ」も満開でした。ぜひ、季節の花を楽しむ心のゆとりを。
今日は、このへんで。

 

芝のグランド

 本格スタートして2日目。早朝、雨がぱらつきましたが、すぐお天気になり、梅雨入り前の、爽やかな初夏の陽気になりました。昨日、式辞の序論のところでふれましたが、学校の周囲の水田は田植えが終わったばかりで、きれいに植え付けられた苗が朝日に輝くのを眺めながら学校到着。「さあ、今日もがんばるか」とスイッチオンになります。
 さて、昨日伝えたように今日から食堂がスタート。調理場で働くみなさんに挨拶して今日6/2がスタートしました。コロナ対策で少し席が少なくなりましたが、ちょっと我慢してみんなで仲良く利用してください。
 体育が本格スタートする前に、天気がよくなったので、技師の方々が芝刈りの仕上げに入りました。写真のとおりです。一年のうちで、これからが芝が最も映える時期かと思います。グランドの東端まで歩いてみましたが、広々として本当に気持ちのよい芝のグランドです。みなさん、体育でこれまた気持ちのよい汗をかけると最高ですね。
 今日は、このへんで。

入学式、無事挙行!

本日、延期になっていた新入生の入学式を、挙行することができました。すでに4/8に入学許可になっているわけですが、こうしてなんとか入学式をできたこと、感慨深いものがあります。ズーム映像と放送により行い、新入生それぞれが各教室の自席で視聴する形をとりました。準備いただいた先生方にも感謝ですが、新入生のみなさんは、それぞれに新しいスーツに身を包み、とてもりっぱに大人に見えました。改めまして、おめでとうございます。なお、親御さん、ご家族のみなさんにもいろいろと心配をおかけし、本当に申し訳ありませんでした。みなさんと手を取り合い、今後の学校生活を充実したものになるよう、努めてまいりたいと存じます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

 在校生も無事学校生活が再開できました。授業スタート。売店スタート。明日からは食堂も再開です。楽しみですね。感染症対策も万全に。
今日は、このへんで。

明日6/1は、入学式

 明日、6/1に本校26回目の入学式を挙行いたします。延期を余儀なくされていましたが、ようやく実施できることを思うと感無量です。一番喜んでいるのは、もちろん新入生のみなさんであり、また親御さんや家族の方々だと思います。本格的に始まる高校生活に、本校26回生として、誇りをもって日々大切に過ごしてください。みなさんのご活躍を心より期待します。
校長より

シャリンバイ

今週は、今日火曜日から登校日が設定されており、今日から4日間、各年次が2回ずつ登校となります。今日は2年次のみ。今日も元気に登校してくれた2年次の生徒に感謝です。昇降口前のロータリーの植え込みに「シャリンバイ」が植えてあります。白い花が咲き始めました。
今日は、このへんで。

6/1訂正。先にこのページで、写真の花を「ムラサキシキブ」と書きましたが、「シャリンバイ」の間違いでした。訂正して、お詫び申し上げます。

 

3年次生が登校!


 今日5/20、久々に校舎に明るい生徒の声が戻りました。今週は、臨時休業中にあって登校日を一日設定が可能な週ですが、本校は今日から三日間を各年次に割り振り、生徒登校日を設定しました。本日5/20(水)は3年次の登校日で、3年次の生徒にとっては、4月の副教材受け取り(4/16~4/17)以来の登校となりました。
 3年次のみなさん、久々の学校は、いかがだったでしょうか? 友達の笑顔を見ることができて、安心したでしょうか? まだ臨時休業中なので、半日だけでしたが、みなさんが問題に必死に取り組んでいる姿が、とても頼もしく見えました。少し大人びて見えたのは、気のせいでしょうか? 新年度に入っているわけですから、みなさんは最高年次の3年次。当然、少しずつ大人になっているわけです。次の登校日は、来週に。今日も学習課題をたくさん渡されたかもしれませんが、へこむことなく、二ヶ月遅れをここから挽回するぞという意気込みをぜひ見せてほしい、そう心から思います。
 今日は、二十四節気の一つ、「小満」。「草木が成長して天地に満ち始める頃」という意味らしく、私はそういうお天気を期待していましたが、残念ながら、今日は昨日から降り続いている雨が残り(久々に雨男復活です)、草木の成長にはとてもおぼつかない、肌寒いくらいの、しとしとと雨が降る一日。明日も、あまり気温が上がらないようです。明日は2年次の生徒の登校日。生徒のみなさん、しっかりと寒さ対策を!
 今日は、このへんで。

着実に一歩ずつ前進

 今週、本校の登校日は、3年次が5/20(水)、2年次が翌日5/21(木)、1年次は5/22(金)に設定しました。これは、先週連絡したとおりです。時間や内容等については、メールで確認してください。他校さんでは、今日、登校日を設定したところもあるようです。あせらずしっかり自宅での学習等に励んでください。今はなかなか一緒に同じ空間で勉強できませんが、お互いの想像力により、確実に気持ちでつながりたいと思います。
なお、始業式・入学式の日程等については、今週中に連絡できるようにします。
着実に一歩ずつ前に進んでいることが実感できています。油断せず、気をつけて準備に心を入れたいと思います。
 今日は、このへんで。

引き続き感染防止に強い自覚を!

5月もそろそろ、半分が過ぎようとしています。今日も五月晴れ。しかし生徒のみなさんの声が校舎から響いてこないのは、なんとも寂しい限りです。
さて、本日、国からの発表で、本県も含めて39県で緊急事態宣言が解除になりました。これを受けて県からの方針が明日発表になるようです。もし学校の対応に変更等がある場合は速やかにメール等で連絡しますので、確認を忘れずにしてください。また朝夕の連絡メールに対する返信も忘れずにお願いします。
 なお、感染防止のために、引き続き強い自覚を持った生活を送るよう、よろしくお願いします。
今日は、このへんで。

校木のハナミズキが満開

 本校正門前の両側に、校木のハナミズキが植えられていますが、今ちょうど満開を迎えています。臨時休業中のため、生徒のみなさんは見ることがなかなかできませんが、せっかくなので、このHPでアップします。どうぞ、保護者のみなさまもご覧下さい。なお、本日5/8に、一斉メールにより、今後の臨時休業中の登校日について、各年次ごとに連絡をしましたのでご確認願います。
 また本日、全年次へ連絡文書やPTA三団体の総会資料等を郵送しております。1・2年次は学習課題も入っております。3年次の学習課題は、5/11に発送予定です。届きましたら、内容等についてご確認願います。
感染症予防対策を練り上げつつ、少しずつではありますが、学校再開に向けて準備を進めております。ご理解とご協力をお願いします。
今日は、このへんで。

5/11以降の詳細は明日5/8に連絡

  連休中に、県立学校の臨時休業が5/31まで延期との通知がありました。これを受けて、今、本校では改めて臨時休業中の動きをどうするか検討しています。詳細は明日5/8にメール等で連絡します。臨時休業が再び延期となり、生徒保護者のみなさんの中には、不安に思う人も少なくないと思います。学校としても、今、一生懸命、次の手を考えています。生徒のみなさんは、引き続き、これまでの学習課題を活用し、自宅学習を続けてください。なお、今日からeメッセージにより、朝と帰りのSHRの時間に合わせて、各年次よりメールを発信しています。確認できたら、返信をお願いします。(自宅におけるみなさんの生活を、学校再開に向けてならしていく目的もあります。1年次は、今朝のメールに返信機能がついていなかったとのこと。失礼しました。)
 ところで、みなさんは、このGWをどのように過ごしたでしょうか? 良い天気が続いたので、本来ならばお出かけ日和なのですが、今年はとても残念です。私は、ふだんなかなか読めない本読みに時間を費やしました。また、好きな音楽を、比較的長い時間、たっぷりと聞けました。できるだけ「文化」という言葉にあてはまる行為を続けようと思いました。たぶん、いつものGWならば、できなかったことです。おかげで、「心の洗濯」をしっかりできました。「洗濯」の一方で、庭の草むしりも徹底してやることができました。合間に、昔の教え子たちとメールのやりとりをすることもできました。子育て等に忙しい彼ら彼女らは、今が一番大変です。あっという間のGWでした。今日のお月様は、満月です。天気が良いので、東の空に大きなお月様がきれいに見えています。早くこのコロナウイルス感染症が終息することを祈ります。
今日は、このへんで。

今こそ「自立した学び」を!

本日、4月の最終日を迎えたところです。生徒のみなさんには、昨日一斉メールで連絡したところですが、臨時休業を5/10(日)まで延長することになりました。現在の厳しい状況からして、仕方のないところと考えます。本校の再開は5/11(月)以降となります。5/11(月)以降の詳細については、後日改めてメール等により連絡します。毎日、確認するようお願いします。なお、引き続き感染予防に努めてください。また、日々の自宅学習については、指示されている課題等を活用し、計画的に進めてください。もちろん、学校から指示されたものだけでなく、自分で学びの課題を見つけ、深い学びにつなげていく工夫や努力も必要です。長い小説を読むこともりっぱな学びです。今こそ「自立した学び」の必要な時です。みなさんとともに、この難局を乗り越えていきたいと思います。宮城野高生の強い自覚を改めてお願いします。(何か心配なことや、相談したいことがあれば、遠慮なく学校に相談してください。)

今日は、このへんで。

 

作文、頼もしいです。

電話による面談の二日目です。先生方によると、臨時休業中の生活を前向きに送っている生徒が予想以上に多いとのこと。とても心強く思いました。今こそ「自立した学び」が必要かと思います。生活のリズムをきちんと整えて、この臨時休業中を送るようお願いします。「メッセージ」にも書きましたが、「終息後」のことを深く考えて、一日一日を大事に送ること。終息後に「よーいドン」と鳴ったときに、既に勝負はついている。そう思って「深い学び」を実践してください。
また、今、新入生に課した作文を読み、簡単なコメントをつけている最中です。今回、なぜこのように感染が拡大してしまったのか、自分自身も含めて、日本人の考え方や行動の冷静な分析はもちろんのこと、それぞれにとても熱い思いを持って「自分が40歳になったときに、もし同じような感染症が流行したら、①予防策を徹底する、②情報の真偽を見極め、冷静に落ち着いて行動する」など、基本対策をしっかりおさえていると感じました。特に、「自分が感染しているかもしれないと自覚し、他人に感染させないよう注意して行動する」など、鋭い視点をもって書いている生徒もいました。もちろん、40歳の自分が持っているかもしれない家族を守るための行動にもたくさんの生徒がふれていました。頼もしい限りです。これからもっともっと読み進めます。まだ見ぬ新入生のみなさん、ありがとうございます。2・3年次のみなさんで、挑戦したい人はぜひ。みなさんの意欲あふれる挑戦を待っています。

今日は、このへんで。

 

 

電話による面談がスタート

  終日雨が降り続き、少し肌寒く感じる一日でした。本校では、電話による担任と生徒との面談が今日4/20から始まりました。職員室などから、担任の先生方が生徒から近況を聞き取ったり、生活や学習上で困っている点を尋ねたりと、さかんに生徒のみなさんと電話を通じてコミュニケーションを交わしていました。新入生のみなさんは、まだ担任の先生方の顔も知らず、少し緊張したかと思いますが、どうぞ遠慮なく、困っている点などがあったら、聞いてほしいと思います。在校生は、知っている先生にあたったり、初めての先生であったり、これまたいろいろだと思いますが、1年とか2年とか、本校での生活を経てきているわけですから、どうぞこれまた遠慮なく相談してほしいと思います。この電話による面談は23日まで続きます。ご家庭におかれましても、協力をよろしくお願いします。
今日は、このへんで。

校長から宮城野高生へのメッセージ(4/15)


「未来からの呼びかけに応えよう」
みなさん、おはようございます。本日、本来ならば予定より1週間遅れの入学式や始業式を行う予定でした。しかし、再び年度初めの大切な式の延期を余儀なくされています。新入生も含めて、宮城野高生全員にこのメッセージを伝えることで、みなさんと思いを一つにして、この危機的な状況を乗り越えたいと思います。
 新型コロナウイルス感染症により、この日本のみならず世界中が混乱の極みにあります。この状況下で、私たちは、どのように考え、どのように行動すればよいのでしょうか。
 実はここ数日、どんどん厳しくなる状況にあって、学校内で心強く思ったことがあります。それは本校の先生方がそれぞれの分掌や年次、教科で自主的に一丸となって、みなさんに様々なメッセージを作り始めているということです。実際に、「ことばの力」で、みなさんとつながろうとしている。それを自分はとても心強く思いました。そしてまた、ああ、これはまた自分たちがこれまでたどってきたことだ、9年前のあれに似ているなと実感しました。
 ふりかえってみれば、私たちは、東日本大震災でたくさんの大事なものを失いました。そこから人と人とのきずなを大切にして、それを支えにして一歩一歩、少しずつ少しずつ前を向いて歩いてきました。大きな危機にあって、何が大事で、大切なのか、みなさんは、それぞれの経験をとおして確実にわかっているはずです。たとえば、涙が枯れはててしまうほどの辛い場面を自分自身が経験したり、そういう人のそばに自分が寄り添ったり、それぞれに厳しい状況を乗り越えてきたと思います。あの時、たくさんのものを失った私たちは、「ことばの力」にどれだけ励まされてきたか、お互いにつながろうとしたか、ふりかえってほしいと思います。
今、私たちは、何が正しくて、正しくないのか、判断に迷うほど本当に厳しいところにあります。これからもっともっとしんどい状況になるかもしれません。そういう難局を強い自覚をもってみんなで乗り越えていこう、そういうスクラムを宮城野高校として共有したい、そう思ってみなさんに呼びかけます。
さて、みなさんに最初にお願いすることです。今回の状況に陥ってから、いろいろな局面で本校は進む方向を選択してきたし、これからも選択します。判断の最終的な責任は私にあります。最終的な舵取りは私が決めます。ただし、みなさんに呼びかけたいのは、その選択が正しかったのか正しくなかったのか、それを決めるのは「未来」のあなた方です。よろしいでしょうか。本校は開校以来「未来」という合言葉を大切にしてきました。初代の校長先生は集会のたびにみなさんの先輩方にこう訴えました。「未来からの呼びかけに応えなさい」。これまでのみなさん、今現在のみなさん、そしてこれからのみなさんの思いと行動が、みなさんの「未来」、そしてこの地球社会の「未来」をつくっていく、そう心してほしいと思います。
お願いの2番目です。先に私は「ことばの力」を大事にしなさいと訴えました。「ことば」は人間に許された大事な能力のひとつです。人間には、もう一つ大事な能力があります。それは「想像力」です。人の大切な思いや喜怒哀楽を共有できる「想像力」です。このようなときこそ「想像力」を支えにしてこの難局をみんなで乗り越えたいと思います。今、私たちは新型コロナウイルスによって分断されようとしています。よく言われる「3密」を避けなさい、それは物理的に他人と距離をとることです。極端に言えば分断です。寄り添うことがすごく心地よいことなのに、私たちは分断されかかっています。でも、どんなに離れていても、大切な人、遠くにいることを余儀なくされている人のことを、想像力の力で、ぐっと近くに寄せてその人のことを思う、痛みを分かち合うことはできるはず。考えてみれば本校25周年のテーマは「sowzoU」です。このアルファベットの「sowzoU」には、様々な「そうぞう」の意味が託されています。もちろんひとを思いやる「想像力」も入っています。「想像力」の力で、やっていいことと、いけないこと、それをきちんと自覚するとともに、どんなに離れていても「ことばの力」や「想像力」で他人(ひと)に寄り添える、そうしてこの危機的な状況を乗り越えたいと思います。
さて、三つ目のお願いです。建設的に考える、建設的に行動する、そうして自他の未来を改めて組み立てなおす、そういうことをお願いしておきます。
たとえば、これから再びしばらくは臨時休業となりますが、自宅でもできること、これを一生懸命に考える、行動に移す。これを様々な分野の一流人に学んでほしいと思います。プロは、やはり予防に徹底することはもちろんのこと、一生懸命終息後のことを考えています。終息後に「よーいドン」となったときにすでに勝負がついている、そう思って今を送っています。人は、厳しい状況のときこそ何を考え、やっているか、そこが問われます。もちろん、「自他の命を守る」、そのことが最優先で、自分の命も他人(ひと)の命も守る、この日本社会、世界をどうにかしないといけない、その自他の命を守ることと、自他の未来を築いていくこと、そこのところをきちんと両立すること、そういう難しいところがみんなに課せられていまたす。でも深く考えてみれば、それはふだん、常に我々に問われていることです。お互いの命を守りながら、命の存続ということに一番配慮しながら、それぞれが自分も含めて人間社会の未来を築いていくこと、それは、いつどこでも同じです。ひととして、それぞれの生き方に責任を持つ、そこを忘れない。いいですか。責任を持つとは、自他の命を守る行動をとることです。しっかり強く自覚してこれからの臨時休業中の生活を送ってください。
改めて、私から注意したいことです。
① ネットやSNSで絶対やってはいけないことを強く自覚すること。人を攻撃しないこと。尊敬するお医者さんが話していましたが、「うつされるかもしれない」と考えるより、自分が「うつしてしまうかもしれない」と考えて、自分の行動に責任を持つこと。
② 今後の急な変更に柔軟に対応すること。情報に右往左往せず、やるべきことに集中すること。やるべきこととは、当然「学び」です。「学び」とはふだんの学習のことはもちろんのこと、意味を深くとって実践してください。この地球社会の「未来」を作り直すためには、あなたがたの「深い学び」が必要です。もちろんそれは自分勝手な学びではなく、人のことばに謙虚に耳を傾ける姿勢、そして「未来からの呼びかけ」に謙虚に応える姿勢であってほしいと思います。
③ リフレッシュを上手に実践すること。危機的な状況のときの、文化芸術の力を改めて深く自覚し、読書や美術、音楽その他もろもろの美しいものにできるだけふれて、心を耕すこと。震災の時、みなさんは、文化芸術の力がいかに大事であるか、実感してきたはずです。
 
最後に。3/24の終業式の際、私から何を伝えたか覚えていますか。新入生は初めて聞きますが、ごめんなさい。先輩にこのような言葉を伝えました。改めてみなさんに伝えます。
宮澤賢治の言葉です。
『世界がぜんたい幸福にならないうちは、 個人の幸福はあり得ない』。
みなさんと、5/7に新年度をスタートできることを心から祈念して、みなさんへのメッセージとします。拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
令和2年4月15日  
校長 遠 藤 吉 夫

以上のメッセージを、4/15~4/17の期間に、副教材等の受け渡しの際に、校長の私から宮城野高生へのメッセージということで、みなさんに届けました。自宅学習の合間にぜひ読んでください。また、ぜひ親御さんにも渡していただき、思いを共有していただけたら幸いです。(最後のセンテンス「みなさんと、5/7に新年度をスタートできることを心から祈念して」の箇所ですが、配布した用紙には、「5/6」となっていました。正しくは「5/7」です。失礼しました)
今日はこのへんで。

5/20
配布した用紙に誤りがありました。以下、訂正です。
誤⇒「収束」  正⇒「終息」。この通信の該当箇所は訂正済みです。失礼しました。

美しいものに

 本日4/16、本校では2・3年次に対して副教材等の受け渡しを行いました。(昨日、来校できなかった新入生も対象)在校生が対象なので、当然先生方に、マスク越しではありますが、近況を報告する生徒もいて、とても心強く思ったところです。明日も同じように行います。今日は昨日と比べるとあまり気温が上がらず、明日も同じように花冷えの天気のようです。明日、受け取りに来るみなさんは、寒さ対策をきちんとして、来校してください。
 また、校長の私から課した作文ですが、新入生の分、受け取りました。2年次・3年次のチャレンジしてくれた生徒の分も受け取りました。試しにいくつか読んでみましたが、みなさんが一生懸命、今回の問題を考えて書いてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。これから学校再開まで、みんなの気持ちを受け止めて、これからの学校運営に生かしたいと思います。ありがとうございます。

 敷地内のしだれ桜とムスカリです。このような時こそ、美しいものに目を向けたいものです。
 今日は、このへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校長から宮城野高生へのメッセージ
「未来からの呼びかけに応えよう」

みなさん、おはようございます。本日、本来ならば予定より1週間遅れの入学式や始業式を行う予定でした。しかし、再び年度初めの大切な式の延期を余儀なくされています。新入生も含めて、宮城野高生全員にこのメッセージを伝えることで、みなさんと思いを一つにして、この危機的な状況を乗り越えたいと思います。
 新型コロナウイルス感染症により、この日本のみならず世界中が混乱の極みにあります。この状況下で、私たちは、どのように考え、どのように行動すればよいのでしょうか。
 実はここ数日、どんどん厳しくなる状況にあって、学校内で心強く思ったことがあります。それは本校の先生方がそれぞれの分掌や年次、教科で自主的に一丸となって、みなさんに様々なメッセージを作り始めているということです。実際に、「ことばの力」で、みなさんとつながろうとしている。それを自分はとても心強く思いました。そしてまた、ああ、これはまた自分たちがこれまでたどってきたことだ、9年前のあれに似ているなと実感しました。
 ふりかえってみれば、私たちは、東日本大震災でたくさんの大事なものを失いました。そこから人と人とのきずなを大切にして、それを支えにして一歩一歩、少しずつ少しずつ前を向いて歩いてきました。大きな危機にあって、何が大事で、大切なのか、みなさんは、それぞれの経験をとおして確実にわかっているはずです。たとえば、涙が枯れはててしまうほどの辛い場面を自分自身が経験したり、そういう人のそばに自分が寄り添ったり、それぞれに厳しい状況を乗り越えてきたと思います。あの時、たくさんのものを失った私たちは、「ことばの力」にどれだけ励まされてきたか、お互いにつながろうとしたか、ふりかえってほしいと思います。
今、私たちは、何が正しくて、正しくないのか、判断に迷うほど本当に厳しいところにあります。これからもっともっとしんどい状況になるかもしれません。そういう難局を強い自覚をもってみんなで乗り越えていこう、そういうスクラムを宮城野高校として共有したい、そう思ってみなさんに呼びかけます。
さて、みなさんに最初にお願いすることです。今回の状況に陥ってから、いろいろな局面で本校は進む方向を選択してきたし、これからも選択します。判断の最終的な責任は私にあります。最終的な舵取りは私が決めます。ただし、みなさんに呼びかけたいのは、その選択が正しかったのか正しくなかったのか、それを決めるのは「未来」のあなた方です。よろしいでしょうか。本校は開校以来「未来」という合言葉を大切にしてきました。初代の校長先生は集会のたびにみなさんの先輩方にこう訴えました。「未来からの呼びかけに応えなさい」。これまでのみなさん、今現在のみなさん、そしてこれからのみなさんの思いと行動が、みなさんの「未来」、そしてこの地球社会の「未来」をつくっていく、そう心してほしいと思います。
お願いの2番目です。先に私は「ことばの力」を大事にしなさいと訴えました。「ことば」は人間に許された大事な能力のひとつです。人間には、もう一つ大事な能力があります。それは「想像力」です。人の大切な思いや喜怒哀楽を共有できる「想像力」です。このようなときこそ「想像力」を支えにしてこの難局をみんなで乗り越えたいと思います。今、私たちは新型コロナウイルスによって分断されようとしています。よく言われる「3密」を避けなさい、それは物理的に他人と距離をとることです。極端に言えば分断です。寄り添うことがすごく心地よいことなのに、私たちは分断されかかっています。でも、どんなに離れていても、大切な人、遠くにいることを余儀なくされている人のことを、想像力の力で、ぐっと近くに寄せてその人のことを思う、痛みを分かち合うことはできるはず。考えてみれば本校25周年のテーマは「sowzoU」です。このアルファベットの「sowzoU」には、様々な「そうぞう」の意味が託されています。もちろんひとを思いやる「想像力」も入っています。「想像力」の力で、やっていいことと、いけないこと、それをきちんと自覚するとともに、どんなに離れていても「ことばの力」や「想像力」で他人(ひと)に寄り添える、そうしてこの危機的な状況を乗り越えたいと思います。
さて、三つ目のお願いです。建設的に考える、建設的に行動する、そうして自他の未来を改めて組み立てなおす、そういうことをお願いしておきます。
たとえば、これから再びしばらくは臨時休業となりますが、自宅でもできること、これを一生懸命に考える、行動に移す。これを様々な分野の一流人に学んでほしいと思います。プロは、やはり予防に徹底することはもちろんのこと、一生懸命終息後のことを考えています。終息後に「よーいドン」となったときにすでに勝負がついている、そう思って今を送っています。人は、厳しい状況のときこそ何を考え、やっているか、そこが問われます。もちろん、「自他の命を守る」、そのことが最優先で、自分の命も他人(ひと)の命も守る、この日本社会、世界をどうにかしないといけない、その自他の命を守ることと、自他の未来を築いていくこと、そこのところをきちんと両立すること、そういう難しいところがみんなに課せられていまたす。でも深く考えてみれば、それはふだん、常に我々に問われていることです。お互いの命を守りながら、命の存続ということに一番配慮しながら、それぞれが自分も含めて人間社会の未来を築いていくこと、それは、いつどこでも同じです。ひととして、それぞれの生き方に責任を持つ、そこを忘れない。いいですか。責任を持つとは、自他の命を守る行動をとることです。しっかり強く自覚してこれからの臨時休業中の生活を送ってください。

改めて、私から注意したいことです。
① ネットやSNSで絶対やってはいけないことを強く自覚すること。人を攻撃しないこと。尊敬するお医者さんが話していましたが、「うつされるかもしれない」と考えるより、自分が「うつしてしまうかもしれない」と考えて、自分の行動に責任を持つこと。
② 今後の急な変更に柔軟に対応すること。情報に右往左往せず、やるべきことに集中すること。やるべきこととは、当然「学び」です。「学び」とはふだんの学習のことはもちろんのこと、意味を深くとって実践してください。この地球社会の「未来」を作り直すためには、あなたがたの「深い学び」が必要です。もちろんそれは自分勝手な学びではなく、人のことばに謙虚に耳を傾ける姿勢、そして「未来からの呼びかけ」に謙虚に応える姿勢であってほしいと思います。
③ リフレッシュを上手に実践すること。危機的な状況のときの、文化芸術の力を改めて深く自覚し、読書や美術、音楽その他もろもろの美しいものにできるだけふれて、心を耕すこと。震災の時、みなさんは、文化芸術の力がいかに大事であるか、実感してきたはずです。
 
最後に。3/24の終業式の際、私から何を伝えたか覚えていますか。新入生は初めて聞きますが、ごめんなさい。先輩にこのような言葉を伝えました。改めてみなさんに伝えます。
宮澤賢治の言葉です。
『世界がぜんたい幸福にならないうちは、 個人の幸福はあり得ない』。

みなさんと、5/7に新年度をスタートできることを心から祈念して、みなさんへのメッセージとします。拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
令和2年4月15日  
校長 遠 藤 吉 夫


以上のメッセージを、4/15~4/17の期間に、副教材等の受け渡しの際に、校長の私から宮城野高生へのメッセージということで、みなさんに届けました。自宅学習の合間にぜひ読んでください。また、ぜひ親御さんにも渡していただき、思いを共有していただけたら幸いです。(最後のセンテンス「みなさんと、5/7に新年度をスタートできることを心から祈念して」の箇所ですが、配布した用紙には、「5/6」となっていました。正しくは「5/7」です。失礼しました)
今日はこのへんで。

 

5/20

以下、訂正です。

誤⇒「収束」  正⇒「終息」。本文中の該当箇所は訂正済みです。失礼しました。

副教材等の受け取り、ありがとうございます。

 本来ならば、本日4/15(水)に延期していた入学式や始業式を実施するところでしたが、メールやこのHPで連絡をさしあげているとおり、感染症予防のため、再び延期を余儀なくされました。楽しみにしていた新入生や保護者の皆様、そして在校生のみなさんに、改めてお詫び申し上げます。
県立の臨時休業については、報道されているとおり、5/6までとなっております。再開は5/7となりますが、入学式や始業式の日程については、改めて後日メールやこのHPで連絡を差し上げます。ご確認をお願いします。
また、これもメールやHPで既に連絡しているとおりですが、臨時休業中に自宅学習をきちんと進められるよう、本日から4/17まで、学校において副教材等と回収物の受け渡しを行っております。感染症予防のため、受け渡しの場所についても、不便をおかけしているところではありますが、厳しい状況下であり、ご理解とご協力をお願いします。
ところで、入学式や始業式における校長からの式辞については、それぞれの式の時にみなさんにお伝えしたいと思いますが、学校再開まで日があることから、受け渡しの際に、新入生はもちろんのこと、在校生のみなさんにも「校長からのメッセージ」を配布させていただきます。少し長くなりましたが、昨晩遅くまでと今朝早くに起きて書き上げた、みなさんへのメッセージです。ぜひ読んでいただければと思います。この「校長通信」には4/17にアップします。
新入生のみなさんには、先日、作文の課題を出しておきました。今日、受け渡しに来校しているみなさんは、きちんと提出しているようです。本日夕方には私の手元に届くと思いますが、とても楽しみです。みなさんにコメントをつけて返すことができるよう、頑張りたいと思います。
2年次、3年次のみなさんに対しては、この作文の課題は任意の提出になりますが、チャレンジする者がたくさん出ることを期待しています。
ところで、4/10に尊敬する映画監督の大林宣彦氏が肺がんのため亡くなりました。82歳でした。監督の映画はもちろんのこと、その著作にどれだけ励まされたことか。監督の映画と言葉は小生にとって大事な宝物でした。若い頃に実際に講演を聴きに出かけたこともありました。監督が自分の映画の主演女優に残した言葉が「未来はきみにまかせたよ」だったそうです。本校の合言葉も「未来」です。今日、副教材等を受け取りに来校した、たくさんの新入生の背中にそっと同じ言葉をかけさせていただきました。
今日は、このへんで。

作文の課題を出しました

 感染症の防止対策のため1週間の臨時休業となり、週末を迎えます。新入生も含めて、生徒のみなさんにお願いしたいのは、自他の命を守るために強い自覚を持って日常生活を送ることです。これは我々教職員ももちろん同じです。また、みなさんは現在、高校生です。まだまだ学びが必要です。学校が臨時休業を余儀なくされている今だからこそ、みなさんには「自立した学習者」であることを望みたいと思います。もちろんみなさんにはホームページやメール等によって学習課題を提示します。しかし、それ以上に自立した学習者であってほしい。強くそう思います。そう思って作文の課題を出しました。新入生は必須です。2年次、3年次のみなさんもぜひチャレンジしてください。

お願い・連絡

4/8の水曜日。本来ならば本日始業式・入学式等を実施するところでしたが、おととい、連絡をさしあげたとおり、4/15に延期させていただきました。現下の厳しい状況を鑑み、新入生、在校生の安全等を総合的に判断し、このように決めさせていただいた次第です。改めてご理解とご協力をよろしくお願いします。
 なお、本日のメール連絡を確認していただいたと思いますが、就学支援金関係書類について、提出をお願いしております。詳しいところは緊急連絡メールをご覧下さい。厳しい状況にあってこのようなお願いをするのは、甚だ心苦しいところではありますが、これもまたご理解とご協力を重ねてよろしくお願いします。
 また生徒のみなさんに伝えます。みなさんの学習が1週間遅れることをたいへん心配しているところです。みなさんになんとか自宅学習を続けてもらいたく、先生方に学習課題を出してもらうようお願いしました。これまた、緊急連絡メールで送信したとおりです。小生の作文課題も(新入生必須、2・3年次希望者のみ)加えました。高校生として、学び続ける者として、みなさんの強い自立心を期待するところです。またくれぐれも強い自覚をもって気をつけて生活するよう、お願いします。
 今日は、このへんで。

始業式・入学式の日程変更について

週明け、月曜日。年度初めの職員会議があり、本校では、県の通知を受けて、コロナウイルス感染予防対策として4/8に予定していた「新任式・始業式・入学式」を4/15(水)に1週間延期することに決めました。詳しくは緊急連絡メールで発信したとおりです。入学予定生徒のみなさん、保護者のみなさんには、いろいろとご心配をおかけすることとなりましたが、この厳しい状況下にあって安全を第一に考えました。ご了解願います。なお、保護者のみなさんの参加について、ご遠慮いただくことに変更はありません。これもまたご理解願います。在校生のみなさんも、新年度の授業開始が遅れることになります。春季休業中の課題はもちろんのこと、新年度学習予定の予習等、自分でやるべきことをきちんと積み上げ、着実に学力向上に努めてください。また家庭のお手伝いや読書など、もしかしてふだんあまりやれなかったことをやってみるなど、家庭生活に創意工夫をお願いします。
 なお、変更等があるかもしれません。連絡メールを確実に見るようにしてください。
今日は、このへんで。

令和2年度がスタート

令和2年度がスタートしました。感染症対策等のため、とても厳しい状況が続く中での船出となりましたが、とても頼りになる先生方、そして事務室のみなさんをお迎えしました。本校で正真正銘フレッシュな方々は、15名となります。よろしくお願いします。朝方、グランド南側の植え込みには、レンギョウとユキヤナギがきれいに咲き誇っていました。せっかくなので、写真に取り込んでおきました。ご覧いただければと思います。朝方の着任式では、レンギョウは「希望や期待」、ユキヤナギは「愛情」、それぞれの花言葉を紹介させていただきました。「みなさんのご活躍を大いに期待するし、希望します。また愛情をもって生徒に接してください」とお願いしたところです。
 明日は、正式に全職員に紹介するかたちとなります。よろしくお願いします。今日は、このへんで。